2007年9月8日。
「0-0」、PK戦の末、日本敗れる。 得点者:無 記事を読む前に、 ◎ サッカー人気blogランキング ◎ ○ サッカー FC2 Blog Ranking ○ へのクリックをお願い致します。
○ 試合分析
試合後の大ブーイングがこの試合の全てを物語っていました。日本代表にもオーストリアにも大ブーイングですね。試合分析などありません。 ○ 日本分析 「4-4-2 DB型」 FW :田中達 矢野 OMF:遠藤 俊輔 DMF:鈴木 稲本 DF :駒野 闘莉王 中澤 加地 GK :川口 交代:田中達→松井 稲本→憲剛 矢野→巻 駒野→今野 アジアカップから特に何も変わらず。高原不在で前線の起点が無かったというのもありましたが、オーストリアは「4-5-1」でかなり守備意識が高かったので、FWが中央でポストプレーをするのは厳しかったですね。しかし、それならば、サイドで起点を作り、サイドチェンジで揺さ振りをかけ、数的優位を作る、そういう攻撃の形を作り出さなければいけなかったと思います。俊輔か何度かフィニッシュにいくシーンを作った、憲剛が良いミドルシュートを1本見せた、稲本がアグレッシブな守備を見せた、この試合で良かったのはそこだけですね。後はダメダメだったと思います。 ○ 選手評価(10点満点) 矢野 3点 FWにとって苦しい試合であったことは確かですね。中央でボールを受けるのは厳しい試合だったので、もっとサイドでボールを受ける動きが必要だっと思いますが、矢野が外へ出てしまうと、田中達、遠藤、俊輔、がゴール前では厳しいですからね・・・。そこに稲本や闘莉王が入ってくるなら機能するのかもしれませんが、そこまでの展開にもならず、矢野の評価としては何とも言えないところです。 田中達 4点 達也のプレースタイルからして、もっと動き回って欲しかったと思います。オーストリーは攻撃時には高いDFラインを保っていたとは言え、守備への切り替えが早くて、早々に低い位置へ「4-5」の守備ブロックを形成しますから、達也のような選手は広く動き回ることが必要だったと思います。惜しいシュートもありましたが、まあ、4点ぐらいですね。 遠藤 3点 う~ん・・・。良い展開を作るパスが1本ですか・・・、それでは厳しいですね~。仕事をしたとは言えないです。ミドルシュートが1本も無かったのではないですか? 突破力もありませんし、得点の匂いも感じない・・・。それでいてパスも威力を持たないとなると、オシムがそれほど信頼を与えるような選手かな~、という感じですね。 俊輔 4点 憲剛が入ってから急にパフォーマンスが良くなりました。つまり、ゴール前へ積極的に飛び出すようになりましたし、高い位置でプレーできるようになりました。それは憲剛が入ることによってビルドアップの為に俊輔が低い位置まで戻らなくてよくなった為なのですが、しかし、前半、稲本であった時でも、あそこまで下がってボールを触りに行く必要は無いと思いますね。そして、オーストリーは中がとても堅かったですから、中央に入ってプレーするのも効果的ではなかったですね。3トップのサイドであっても、SHであっても、俊輔にはサイドで起点になってもらいたい、しかもできるだけ高い位置のサイドで起点になってもらいたい、そう思います。中盤で繋いで攻撃するのが無理ならば、闘莉王や稲本からの1本のロングフィードでも良いわけですからね。 稲本 4点 アグレッシブなディフェンスがとても良くて、前半だけなら5~6点つけたいところですが、後半はパスミスが多くなって、ファールも増えましたね・・・。ビルドアップの時も周囲との連携がいまいちだったように思います。オシムの印象としては、コロンビア戦からあまり評価が高まっていないのではないでしょうか・・・? 鈴木 4点 90分尽きないスタミナは相変わらず素晴らしいですが、対人守備の部分で見劣り感がありました。啓太はまだ世界レベルの経験が少ないと思いますから、そこが少し出てしまったかなぁ、という感じです。もっと厳しく、稲本程度に厳しくフィジカルコンタクトにいかないと、世界相手には通用しませんね。繋ぎのパスも、もっと冷静にやらないと、厳しいですね。 駒野 4点 どうしても左だと能力の6~7割しか出せませんね・・・。左右可能だとは言っても、器用な選手ではありませんし、このまま左で起用し続けることは得策とは思えません。高い位置にポジショニングして、左サイド攻撃を仕掛けていましたが、最後センタリングにかかる部分でダメダメでした。 加地 2点 とほほほ・・・(汗) カメルーン戦で少し良くなったと思ったら、またこの感じ・・・(苦笑) ドリブル突破には自信が無いのでしょうね・・・。そして、大怪我の経験もあり、カメルーン戦では激しく削られて痛んだシーンがありましたから、五分五分のボールにアタックするのが怖いのでしょうね・・・。センタリングの精度も低いし、見ている観客をガッカリさせるナンバーワン選手ですな・・・。 中澤 4点 PK外したことは無視して、90分のプレーの評価ですが、とにかくパートナーに闘莉王が復帰して良かったですね、という感じです。中澤が前に出て越されても、さらに高さに強い闘莉王がカバーリングしてくれるので、中澤のミスも闘莉王が消してくれます。ベテランDFとしては、もう少し適確な判断力というものを見せて欲しかったと思います。オーストリーの攻撃がボロかったので無難にこなしたと言えますが、ここ最近の試合の中では、パフォーマンスが最も低かったですね。 闘莉王 6点 かなり良かったですね。効いてますね~、この男(笑) 高さと強さは言うまでもなく、ロングフィードでチャンスを何度も演出していました。3バックでも4バックでも違和感なくプレーできますし、いつの間にこんな良い選手になったのか? という感じです。デビュー当時に見た頃はヘタな選手でしたが、水戸、浦和、と出世魚のように成長していきますね。心強いです。 川口 5点 5点評価は、いわゆる何も活躍するシーンが無かったということですね。しかし、オーストリーは攻撃力がナッシングですな。若い期待の星と言われていたオーストリー選手が入ってきて、いきなりドリブルで仕掛けてきたときは「を?」と思いましたが、すぐに怪我で交代してしまいましたしね・・・(苦笑) まあ、GKが活躍しない試合というのは良い事です。 松井 5点 久々にちゃんと松井のプレーする姿を見ましたが、一回り身体が大きくなっていますね。特に胸板が厚くなったような気がします。それによって以前より重みのあるドリブルを見せていましたが、スピード感が落ちたような気も・・・? やはりまだオシムジャパンに馴染んでいない感じも否めず、もう2~3試合見てみないとよくわかりませんね。 憲剛 5点 ミドルシュートは良かったですね。オシムジャパンとしても、憲剛が入った形の方が慣れていますから、交代投入で攻撃の流れを良くしたと思います。ダイナモタイプの稲本か、レジスタタイプの憲剛か、これは試合展開や相手によって変えるのがベストかなと思います。稲本が先で憲剛が後という、この試合のような形が良いような気もします。 巻 4点 まあ、いつも通りの巻だったと思います。良くも悪くも。但し、もっと自分からボールを要求するようなプレーをしないとダメですね。ただ良いセンタリングが上がってくるのを待っているのではなく、高原のように、「ここに出せ!」、的な要求をしないとタイミングは合わないし、巻のところにセンタリングが上がってこないと思います。 今野 評価無し ○ 試合後記 日本代表もオーストリー代表も、どっこいどっこい、攻撃に威力が無いチームで、面白味に欠けるチームですね。オーストリーの観客も、どっちでもいいから得点しろ! 盛り上がるプレーを見せてくれ! そんな感じでした(笑) この試合をやったのが日本ではなくて本当に良かったのではないでしょうか・・・。いちおう、日本はアウェイだったという、言い分けができますからね(苦笑) いや~、スイス戦が不安です。。。 少しでも面白いと感じましたら、 ◎ サッカー人気blogランキング ◎ ○ サッカー FC2 Blog Ranking ○ への応援クリック投票をポチッと宜しくお願い致します。
|
RRさん、コメントありがとうございます。
日本代表、堕ちたものだ。 RRさんの言葉はいつも鮮烈なのであれですが(苦笑)、まあ、面白くない試合をしてしまったことは確かですね。 矢野は万能型で、実は中央ではるより動き回らせた方が機能する 私もそう思います。そういう意味で高原に近い選手かなと思いますから、代表でも、もっと自由に動いて欲しいと思いますね。 最終予選、でれますかね?? アジアの中では上位のレベルにあると思いますから、大丈夫だとは思いますが、W杯に出場できるかと尋ねられれば、今の段階ではギリギリといった感じでしょうか・・・(汗) 日本代表、堕ちたものだ。
あー、アルビサポから言わしてもらうと、矢野は万能型で、実は中央ではるより動き回らせた方が機能するんですよ。だから、オシムジャパンでは無理なんだけど、動かせてあげたいですね。俊輔が下がってくるのはそうしないといつまでたってもボールが回ってこないからでしょうね。 両SBには相変わらず以上に負担がかかりすぎ。速遅両方で攻めてに欠けばこの結果は当然か。 最終予選、でれますかね?? |
|
| ホーム |
|