東京Vvs京都S 「柳沢とフェルナンジーニョのコンビ冴える」
試合 :第16節
開催日:2008年7月12日
結果 :京都サンガFC勝利
スコア:「0−1」
得点者:柳沢

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○ 東京ヴェルディ 「もっと冷静に戦うべし」

「4−3−1−2」

FW:平本 フッキ
MF:河野
MF:福西 菅原 レアンドロ
DF:服部 那須 土屋 富澤
GK:土肥

しかし、ヴェルディというチームは、DFの裏を突かれると弱いですね。そこは中断前から変わっていないようです。失点したのは、CKからのカウンターでしたが、失点シーン以外でも、柳沢やフェルナンジーニョに何度も裏を突かれてピンチを招いていました。運が悪ければ、2失点、3失点、していてもおかしくなかったと思います。DFラインの選手を見れば、それほど裏への対応に難があるようなメンバーではないので、そのことから考えても、また、試合を観ていても、問題は中盤や前線の守備力にあるような気がしますね。
そして、その中盤や前線での守備ということにも関係してきますが、この試合のヴェルディは、攻守において、全体的にプレーが雑だったように思います。京都の方が、様々なことをキッチリキッチリプレーしていたので、その比較としてそう感じたのかもしれませんが、ヴェルディの選手たちは、勝ちたいという気持ちが空回りしていたように見えました。全体的に、攻守にわたって、もっと冷静に、1つ1つのプレーを丁寧にしっかりしないと、京都のような守備を組織的にしてくるチームを崩すことはできないと思いますね。ヴェルディの選手は、個々の感覚だけで試合をしている、そのようにも感じました。
また、フッキという存在についてですが、この試合ではフッキが完全にマークされていて、フッキにボールが渡ると、ゴリゴリ厳しく守備されていましたが、今後もこのような試合というのは続くと思いますので、その対策に対する対策というものを構築しないと、厳しいかなと思います。例えば、フッキを囮として使うような攻撃、そのような形を作ることが必要かなと思います。
そして、京都とか浦和のようなスタイルのチームと戦う時の鉄則でありますが、中央に人数を揃えていて、中央の守備はかなり堅いですから、とにかくピッチを広く使わないと、その守備を崩せないと思いますね。球離れを速くして、「くさび」を入れたら、とにかく右へ左へボールを動かして、相手の守備の塊を左右へ揺さ振ること、そして、その繰り返しの中で、最後はサイドからの速いクロスボールで決める、そのような攻撃が必要であったと思います。冷静さを失わず、1つ1つを丁寧にプレーして、柔道の組み手のように、まずは相手の体勢を崩すこと、その考え方が必要であったかなと思います。

平本:4点:キレはあるがフィット感が薄い。
フッ:4点:心は熱く頭は冷静にプレーするべし。
河野:5点:個人としては高い技術を見せた。
福西:4点:攻守に機能していない。
レア:4点:ダイヤモンド型のSHとしては守備が課題か?
菅原:5点:仕事はこなしている。
服部:4点:もう少しコンパクトにしたい。
富澤:3点:プレーが雑。
那須:4点:柳沢をもっと捕まえておくべきだった。
土屋:4点:柳沢をもっと捕まえておくべきだった。
土肥:4点:飛び出しの判断が悪い。


○ 京都サンガFC 「柳沢とフェルナンジーニョのコンビ冴える」

「4−3−3」

FW:フェルナンジーニョ 柳沢 渡邊
MF:中谷 シジクレイ 佐藤
DF:角田 水本 大久保 増嶋
GK:水谷

基本的には、DFとMFの「4−3」が縦にも横にもコンパクトな守備ブロックを形成しながら守っているので、中央の守備、相手の単調な攻撃には、かなり強さを持っていますね。但し、これは中断前からそうなのですが、なぜかセットプレーでの守備に難があるように感じるのですが、なぜなのでしょうか? DF4枚には高さがありますし、シジクレイも含めて、高さということでは難は無いはずなのですが、いつもマークがズレているように感じます。ゾーンで守っているということでしょうか? それも少し判らない感じですので、もう少しセットプレーでの守備を重点的に練習しても良いかなと思います。
しかし、そのセットプレーでの守備とは異なり、戦い方は、かなりカッチリしている感じですね。雰囲気としては、3トップというより、渡邊が少し下がり気味であることが多く、柳沢とフェルナンジーニョの変則2トップのような感じで、堅守から縦に速いカウンター攻撃が主体、待望のパスが出せるフェルナンジーニョが加わって、柳沢のスタイルと噛み合い、形がハッキリと見える感じでした。但し、もう少し、SHの中谷と佐藤、この2人が攻撃の時に縦に速く出ていけると良いかなと思います。

柳沢:6点:柳沢が最も活きる攻撃。
フェ:6点:攻撃の起点となる。
渡邊:5点:右はどうなのかやや微妙。
中谷:5点:攻撃の時に縦へ速く。
佐藤:5点:攻撃の時に縦へ速く。
シジ:5点:中盤の底でドッシリ。
角田:5点:役割こなす。
増嶋:5点:役割こなす。
大久:5点:役割こなす。
水本:5点:五輪の中核と考えればもう少し。
水谷:5点:安定。


○ 試合後記

かなり対照的な2チームの対戦だったかなと思います。但し、どちらに高いポテンシャルを感じるのかと言えば、負けたとは言え、ヴェルディの方かなと思います。今のヴェルディは、能力を持っている選手が雑多に集まっているという感じなので、柱谷監督がそれをどう活かしていくのか、それによってチームは石にも宝石にもなるかなという感じですね。戦術やスタイル、ポジションの配置、役割の精査、ということはもちろんですが、選手のモチベーションなど精神面でのコントロール、一体感を生む雰囲気作り、それも重要になってくるかなと思いますね。


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【2008/07/14 11:45】 | J1リーグ試合分析08 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
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コメント
プーアールさん、コメントありがとうございます。

柳沢はヘタ上手な感じですが(苦笑)、ボールを受ける動きというものは、多くの選手に学んで欲しいですよね。前田も、ダイジェストで見る限りでは、活躍していたようなので、代表復帰を望みたいところです。中田浩二は、とりあえず、守備固め要員としてボランチで使われていましたね。大黒もそうですが、活躍して代表に戻ってきて欲しいですね。
【2008/07/14 22:54】 URL | 管理者jube #-[ 編集] | page top↑
京都はフェルナンジーニョと柳沢の2人で好機を量産していましたね。
特に柳沢のオフザボールでの動き出しは素晴らしかったです。

復帰した前田遼一もコンディションはまだまだでしたが、視野の広さと動き出しの良さは流石でしたね。

代表FWにも彼らのような動きをしてほしいですね。

前田遼一・中田浩二(・柏木)とポジティブな要素が見てとれた良い週末でした。^^
【2008/07/14 15:19】 URL | プーアール #-[ 編集] | page top↑
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