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EURO2008のスペイン代表が「4−4−2」であったのか「4−2−3−1」であったのか「4−1−4−1」であったのか、それはどれであったと確定的には言えないところですが、つまりそれがなぜなのかと言えば、ビジャとシャビ、この2人の選手の動きが、FWであったりMFであったり、オフェンシブなMFであったりディフェンシブなMFであったり、幅広い役割と動きを担っていたからであると思います。
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従って、まず日本代表が、EURO2008のスペイン代表を目指そうとする場合には、そこに、その2人のような活躍ができる選手を求めなければならないと思いますが、さて、そのような選手が果たしているでしょうか? 個人的に言えば、ビジャ的な役割を期待しているのが、松井と山瀬であり、シャビ的な役割を期待しているのが、長谷部と小笠原であります。例えば、
MF:田中達(玉田) 松井(山瀬) 大久保(小川) MF:鈴木(青木) 長谷部(小笠原) このような感じが、メンバー的には、EURO2008のスペイン代表に近いのではないかと、私は考えています。問題は、前述したように、松井・山瀬、長谷部・小笠原、ここがいかに高いパフォーマンスを発揮できるか、そこに中盤から上の攻守について、7割8割を握っているということですね。松井・山瀬が、いかに1トップを孤立させず、自らも得点を取り、守備でも頑張れるか、そして、長谷部・小笠原が、いかにゲームをコントロールし、攻守のバランスを整え、チームを統率できるのか、それが機能性の大部分を担うことになります。 そこでは、やはり個の力を組織で補う、ということはできないわけですね。1トップはとにかくストライカーに専念し(もちろんポストプレーをしないということではない)、アンカーは守備に専念する、その他のポジションの選手も、それぞれの役割を全うする、ということでありますが、このトップ下とレジスタ的な役割を担う選手というのは、やはり高い個の能力を持っていないと、相手に勝つことは難しいであろうと、私は考えています。 北京五輪の決勝、ナイジェリア対アルゼンチンを観た人も多いことだと思いますが、やはり、メッシとリケルメ、この2人の選手の個はズバ抜けていましたよね。この2人のズバ抜けた個があったからこそ、アルゼンチンは絶対的に強かったし、優勝することができたと、私は感じました。そして、この2人のズバ抜けた個の力が、周囲の選手をより活かしていたと思います。 個ではなく組織で勝負するとは言っても、その組織には、その組織の機能性を握る核となる選手が絶対的に存在して、その選手の個が強いからこそ、周囲の個の力が相手より劣っているかもしれない選手を押し上げることができる、それが組織であると、私は思います。ポルトガルにはデコとC・ロナウドが、ロシアにはアルシャフィンが、トルコにはニハトとアルティントップが、ドイツにはポドルスキーとシュバインシュタイガーとバラックが、そこには、個の力で世界と対等かそれ以上の選手がいたということ、重要なことであると思います。そして、EUROで予選グループを敗退したチームには、そういう選手がいなかったこと、もしくは、かつてはそうであっても今はもう個の力が劣ってしまっていた選手が軸であったこと、それがあったように思います。 11人対11人、数的同数で戦うのですから、そこに1人2人、相手を上回れる強い個がいることで圧倒的に有利であるのは当然でありますし、もし、いわゆるスター選手が不在であるのに、圧倒的に強い個が不在であるのに、強いチームがあるとしたら、それは、目には見え難くても、その11人がほんの少しづつ微妙なところで、相手よりも個の力が強いからに他ならないと、私は思います。長所と短所がある選手の、長所だけがなるべくピッチで発揮できるようにし、短所が出ないように全員で補い合う、それが組織的ということであるとは思いますが、しかし、その長所が無かったり、また、その長所が世界に通じるレベルの武器ではなかった場合には、現実として、強いチームになることは難しい、そのように思います。 これは、つまらない結論かもしれません。個の力が弱いのをどうやってカバーして勝てる組織を作るのか、それを考えるのが知恵者だ、と思うかもしれません。しかし、残念ながらそれは桃源郷のようなもので、理想の地はあくまで理想の地であり、空想の世界にしか存在しないものであります。 圧倒的に強い1人か2人の個で周囲を押し上げるチームを作る。 全員の個の力がほんの少しづつ相手よりも高いチームを作る。 このどちらかの方法でしか、強いチームを作る方法は無いのではないかと、私は考えています。システムや戦術というのは、すぐにでも真似したり取り入れることが可能です。実際、トレンドたるシステムや戦術というのは、すぐに世界に広まっていきますよね。今のJリーグを見てもそうだと思います。しかし、同じシステムや戦術を使っていても、そこに差は生まれてきます。それは何かと言えば、それはもう、個の差でしかないわけですね。日本が、世界にまだ誕生していない、新たな素晴らしく強い画期的なシステムなり戦術を生み出して、それがまだ世界に浸透する前に戦っていくならば、個の力が弱くても組織力で勝つことができるかもしれませんが、それは無いわけですから、日本のサッカーが強くなる為には、やはり、個の能力を伸ばす以外にない、それが現実であろうと思います。 繰り返しになりますが、これは、つまらない結論かもしれません。個の力が弱いのをどうやってカバーして勝てる組織を作るのか、それを考えるのが知恵者だ、と思うかもしれません。しかし、残念ながらそれは桃源郷のようなもので、理想の地はあくまで理想の地であり、空想の世界にしか存在しないものである、そのように思います。 このブログは皆様の応援で継続されています。 記事の内容が「興味深い、賛同できる」と思いましたら、 ◎ サッカー人気ブログランキング ◎ ○ サッカー FC2 Blog Ranking ○ への応援クリック投票をポチッと宜しくお願い致します。 |
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そうですか・・・
賛同しているのは私とセルジオ越後さんくらいかもしれませんね。 しゅうらんさん、コメントありがとうございます。
「ただ、やりすぎは注意です」と言われていますが、その案そのものに「やりすぎ」な感じがして、私的には無しですね(苦笑) 極端な話は、話としては面白いかもしれませんが、私はあまり好きではありません。 構造改革、Jの規制緩和は個の強化なり
こんばんは、いつも拝読しております。
この辺のテーマがないか探していたのですが、やっと近いものを見つけましたので投稿させていただきました、ぜひご一読を。 では、いざ!主張開始 仰るとおり「組織で世界と戦う」といっても本大会では早々に「組織も個も強いチーム」と戦うことになり、組織強化に偏ると後で後悔することになりかねません。個を強くすることから逃れられない現実がそこにあるということです。では、どうするか? まず、中田英寿や中村俊輔がなぜ海外を目指したかを考えてみます。 それは、彼らの主張から分かるように「レベルの高いリーグに身を置き、自らを高めるため」です。ここが出発点となります。 しかしお呼びがかからないと海外には行けませんねw そこで次に考えること。 海外に行かずに国内でレベルを上げる、そうですJリーグの強化です。 例えば、外国人枠の撤廃なんかどうでしょう? そうですね、スタメン11人中、日本人が2人、ブラジル人が5人、フランス人が2人、ガーナ人が2人。(う〜んいい感じw) いかがでしょうか、海外で活躍する日本人が望む環境がそこにはあります。(近い環境ということでw) しかも高校卒業時からその恩恵を受けることが可能となり、成長の幅からいっても効果が期待できます。(競争に勝つことの出来る高い逸材はということで) では助っ人の実力はどうかというと、今更いうことでもありませんね、残念ながら日本人より優れた結果を出す可能性が高い。 と、いうことで、もし実施されれば、よほどいい日本人の選手以外はJ2へ、さらに淘汰されJFLへ・・・選手には気の毒ですが、思い切った改革には痛みをともなうのです!「小泉氏ではありませんよw」 この「よほどいい選手」で構成された代表チームで一度本大会を戦わせてみたいものです。 改革後にもしメンバーの出身国の配分が日本人>外国人となれば成功です、 目標到達レベルはフランスリーグ(目標は高いほうがいいでしょう) もしかしたら玉田がアネルカのレベルへ・・・希望的観測・・・w ただ、やりすぎは注意です、サッカーがまだ文化とはなっていない日本に国内リーグの外国化は集客力の減少を招く結果も・・・ チームの台所事情なんかも配慮が必要です、この辺は留意すべき点ですね。 あとALCへも波及しますので、アジア各国のサッカー協会との連携が必要不可欠です。(うまくいけばアジアごとレベルアップが可能) 個人的にはワクワクする話だと思うのですが、いかがでしょう? カニオさん、コメントありがとうございます。
そうですね、以前、このブログで「我々は彼らを何かしらの方法で驚かす準備をしよう」という記事を書いたのですが、おそらくそこに書かれていること、カニオさんが言われていることと、ピッタリあてはまるのではないかと思います。日本人の中にある、正々堂々と戦って負けたのなら仕方ないじゃないか、という発想、美学と言うのかもしれませんが、それが根強い内は、なかなか難しいことなのかもしれませんね。そういう意味でも、勝負に徹するような監督に、日本代表の監督になって欲しいと思うところはありますね。 はじめまして。カニオともうします。
オリンピックでの男子サッカーのやるせない結果にいろいろなニュースやらブログを閲覧していて、貴ブログにたどりつきました。 過去ログもつらつらと拝読させていただきましたが、特に反町さんの手腕に対する分析・指摘の鋭さには思わずうなるところが多々ありました。 さて、今回の記事でおっしゃる"個の力が弱いから組織力で勝つ"とは、文字通り”勝つ”ではなく、優れた選手を有するチームに”内容的に互角以上のゲームをする”ということを指している。。。と解釈するならば、おっしゃるとおり、それは空想の世界なのかもしれません。 ですが、運や偶然の助けも必要だとは思いますが、個の力で劣っていても、内容はともかく結果として"勝つ"(もしくは負けない)確立を上げる組織の作り方(というより戦術・戦略といったほうがあってる気がします。。。)はあるような気がします。というより弱者は常に考えざるをえないことかと。。。 強豪チームからすると”理不尽”な、弱小チームからすれば”してやったり”なゲームが、わりとちょくちょく起こっちゃうのが、サッカーの大きな魅力だとも思うので。 論点ずれてしまうので申し訳ないのですが、Jリーグでいえば、ようやくJ1にあがったあたりで、どうやってトップの浦和や鹿島と引き分けようか・・・日本は国際的にはまだまだそんな立場じゃないかと思うんですよね。 (っていうか、今の状態はWC予選突破もちょっと不安なカンジだし。。) 突出した個の力も現日本には存在しないわけで、桃源郷的な戦術を思い描くのと結果は同じ。ならば、ひくつなまでに現実的に結果だけにこだわるのも悪くないと思うんですよ。 マイアミでブラジルに勝っちゃった時、私は素直に喜んだけど、あの内容ではむしろ勝ってはいけなかった。恥ずかしい。。。とか思うお侍さん的日本人な方は多いのかなぁ・・・。 |
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