V神戸vs鹿島A 「勝敗を分けたのは個々の局面における1つ1つのプレーの質」
試合 :第23節
開催日:2008年8月27日
結果 :鹿島アントラーズ勝利
スコア:「1−2」
得点者:大久保 マルキーニョス 興梠

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○ ヴィッセル神戸分析 「1人1人のプレーの質が課題」

「4−2−2−2」

FW:大久保 レアンドロ
MF:栗原 馬場
MF:ボッティ 松岡
DF:鈴木 北本 小林 内山
GK:徳重

MF4枚+DF4枚で守備ゾーンを作り、主に左サイドでレアンドロが起点となって、そのレアンドロのチャンスメイクから大久保や栗原へ展開する、というカウンター攻撃が神戸の戦い方でしたが、栗原の動きが良かったですね。大久保の得点をアシストしたシーンでもそうでしたし、そのシーン以外にも同じようなシーンがありましたが、レアンドロが左サイドで起点となるので、そのぶん栗原が中へ入り、2列目の位置からDFラインの裏へ縦へ走る動きは、鹿島のDFも付いていけていませんでした。大久保の得点も、99%、栗原の得点であったと言えると思います。栗原は守備でも献身的に頑張っていましたし、35歳ですが、貢献度は高いですね。攻撃面で言えば、後は最後の崩しのところの精度だけで、カウンターから大久保とレアンドロの2トップが起点となって、後ろから攻撃参加してくる選手と1つ2つ、精度の高いパスが繋がるか、そして、最後をきっちり決められるか、それが攻撃力のポイントになってくるように思います。
一方、守備面では、1人1人のプレーの質ですよね。同点にされたシーンでは、右SB内山のダニーロに対する守備、その対応が悪く、簡単に抜かれてフリーでセンタリングを上げさせてしまいましたし、ゴール前でも、マルキーニョスの動きに神戸のDFは対応できていませんでした。そして、逆転されたシーンでは、GK徳重は前半からそういうシーンがありましたが、センタリングに対する対応、パンチングにいくとしてもキャッチングにいくにしても、きっちりできていませんでしたよね。ちょっと不安定さが目立ちました。全体としては悪く無い守備をしていても、1人1人の選手のプレーの質、これが悪いと、結局はこの試合のようになってしまうと思いますね。

大久:4点:動きがもう少し欲しい。
レア:5点:攻撃の起点となるがゴールは遠かった。
栗原:6点:良いプレーでチームを牽引。アシストも。
馬場:4点:目立たず。
ボッ:5点:攻撃意欲はあったが・・・。
松岡:5点:攻守に悪く無い。
内田:4点:攻撃では良い面を見せたが守備ではイマイチ。
鈴木:4点:FKで見せ場あったが攻守にイマイチ。
北本:4点:まずまず。
小林:4点:まずまず。
徳重:2点:ミス多く失点招く。

* 交代選手は評価無し。


○ 鹿島アントラーズ分析 「全体的に高いパフォーマンス」

「4−2ー2−2」

FW:興梠 マルキーニョス
MF:マルシーニョ 本山
MF:青木 小笠原
DF:新井場 中田 岩政 内田
GK:曽ヶ端

マルシーニョという選手を初めて見ましたが、守備でも献身的にプレーしていますし、良く動いていましたから、ダニーロよりはスタメン向きの選手なのかもしれませんね。
アントラーズの場合は、チームの基礎的な部分は、もう確立されていますので、選手のパフォーマンスさえ低調にならなければ、大崩することはないですよね。この試合でも、マルキーニョスと興梠の調子は良さそうでしたし、マルシーニョも献身的にプレーして、本山と小笠原は地味ながら守備をサボらず、攻撃では要所要所で効果的なパスや仕掛けなどを見せ、青木はとてもアグレッシブに動いて攻守に効いていました。新井場、中田、岩政、内田、のDFラインも安定していましたし、GK曽ヶ端は素晴らしい飛び出しでピンチ防ぐなど、全体的に良いデキであったように思います。但し1つだけ、栗原の動きにだけは、ちょっと対応できていませんでしたので、中盤から飛び出してくる選手に対して、誰がどのように対応するのか、そこは確認する必要があるかなと思います。

興梠:6点:好調。
マル:6点:決定力は流石。
マル:5点:献身的に動く。
本山:5点:攻守に貢献。
小笠:5点:効果的なプレー見せる。
青木:6点:アグレッシブ。アシストも。
内田:5点:疲労を感じさせない。
新井:5点:無難。
岩政:5点:安定。
中田:5点:特に問題無し。
曽ヶ:6点:好セーブと飛び出しでピンチ防ぐ。
ダニ:6点:切り札健在。

* その他の交代選手は評価無し。


○ 試合後記

どちらもスタイルと言うのか、形としては、ある程度完成されていると思うのですが、アントラーズとヴィッセル、その差、この試合の勝敗を分けたのは、やはり、個々の局面における、1つ1つのプレーの質、そこでありますよね。アントラーズの選手の方が、1つ1つのシーンで、ヴィッセルの選手よりも質の高いプレーをしていましたから、それが結局は逆転勝利に繋がったように思います。


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【2008/08/28 11:45】 | J1リーグ試合分析08 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
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コメント
神戸×鹿島戦は、最近では珍しいくらい判定に問題ありの試合で、誤審問題にも触れて欲しい気がします。審判によって、選手もサポーターも落胆させられた、ある意味、最悪の試合だったと思います。
【2008/08/28 14:14】 URL | 誤審 #-[ 編集] | page top↑
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