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試合 :親善試合
場所 :ホームズスタジアム神戸 開催日:2008年11月13日 結果 :日本代表勝利 スコア:「3−1」 得点者:長友 玉田 大久保 アルジノ(PK) 記事を読む前に、 ◎ サッカー人気ブログランキング ◎ ○ サッカー FC2 Blog Ranking ○ へのクリックをお願い致します。
○ 日本代表分析
FW:玉田 FW:田中達 MF:大久保 岡崎 MF:阿部 憲剛 DF:長友 闘莉王 寺田 内田 GK:川口 シリアの守備は、まるで豆腐のようでしたね。しかも、シリアの右サイドの選手は、存在していないと同じようでしたから、これだったら、日本の大学生チームと練習試合をした方が、なんぼかマシだったのではないかなぁ、という感じでした。 シリアの攻撃が日本の守備を苦しめるシーンは無かったですし、このような試合、つまり、日本のSBが守備に追われることなく、自由にガンガン攻撃参加できるならば、また、ボランチの位置などに相手の厳しいプレスが来ないならば、これは日本が最も優勢に戦える展開でありますから、いかに日本が3点奪ったとは言え、評価できることは少ないなぁ、という感じです。失点もしてしまいましたしね。 そして、後半は、ハッキリ言ってグダグダの試合。日本は後半、多くの選手を入れ替えましたが、その選手たちを試せるような後半になったのかと言えば、シリアもGKを入れ替えたりして、勝利に真剣な姿勢やモチベーションではなかったので、厳しさはなく、その中で日本選手たちにも高いモチベーションは感じられず、残念な感じだったかなと思いますね。 う〜ん・・・、かなり厳しい試合が予想される、予選突破ということに重要な試合となるであろうアウェイでのカタール戦の前の試合としては、微妙な空気が全体的に流れた試合であったこと、否定できないのかなと思います。 但し、せっかく勝った訳でもありますし、ネガティブなことばかりを言っていてもあれなので、ポジティブに考えられる要素を挙げるとすれば、それはやはり、長友の復帰とそのパフォーマンスではなかったかと思います。長友が離脱し、怪我から復帰しても状態が上がらなかった時には、左SBには阿部を起用していた訳ですが、どうしてもそのパフォーマンス的には厳しいところが大きかったと思いますので、FC東京でも左SBとして高いパフォーマンスを見せている長友が、この試合で、左SBとして高いパフォーマンスを見せてくれたこと、これはカタール戦に向けて、1つポジティブな要素になったかなと思います。 しかしそれでも、中澤の怪我とか、闘莉王の状態とか、海外組の状態とか、不安材料は多いですし、この試合が質の高いシュミレーションには程遠く、そこに海外組の多くが直前に加わって、果たしてウズベキスタン戦よりも高いチーム状態に成り得るのか、不安も不安、という感じは拭えないですね・・・。 期待できるとすれば、ACLを優勝したガンバ大阪の選手たちでありますが、ACL優勝という一区切りが付いて、果たしてフィジカル的にもモチベーション的にもどうなのか、心配が無いという訳ではないので、カタール戦に向けて、曇り空は晴れないなぁ、という感じです。 ○ 選手評価(10点満点) 玉田:5点 一応これで2試合連続得点ということになりましたが、パフォーマンスとしては、悪くも無く、良くも無く、という感じかなと思います。SHが俊輔や松井であったり、パートナーが大久保であったりした場合は、また担う役割とか動き方とかが異なってくると思いますし、この試合での評価としては、何とも言えない感じです。但し、どのようなメンバーになろうと、個人としての形というものは変わらないはずですし、また、それが必要であろうと思いますので、その部分では物足りない感じはします。一度左SHで起用してみて欲しいのですが・・・。 達也:5点 達也の良い部分というのは、豊富な運動量とスピードで、サイドへ流れたり、裏へ走ったりしてボールを受けることと、ゴール前でのストライカー的な仕事であり、玉田程ポストプレーが板に付いてきている訳でも無し、大久保程展開のパスを出すプレーをしない選手でもありますから、この試合のような前4枚であれば、1トップのトップ下よりも、1トップであった方が良かったかなと思います。パフォーマンスとしては悪くなかったと思いますが、ゴール前での仕事が少なかったので、それも原因かなと思いますね。 大久保:5点 左に入った場合の大久保というのは、縦への突破というものが少なくなりますので、どうしても下がった位置から、中に向かってドリブルしたり、逆サイドへ展開したり、そのようなプレーが多くなり、大久保のパス出しやボールキープ力という部分は活かされるものの、縦への突破やゴール前での仕事という部分では少なくなるので、私としては、やはり右SHが良いかなぁと感じます。 岡崎:5点 確かに岡崎という選手は、運動量豊富でスピードがあり、献身的に守備を厭わない選手でありますから、SHというポジションにも適性はあると思いますが、エスパルスでのプレーを見ている限りでは、FWであった方が活きるのかなと思います。ボールを収めるのが上手いという訳ではありませんが、前線でボールに絡んでいくことで起点となれる選手ですし、幅広く動いた方が持ち味が発揮できると思いますので、FWの方が良いのかなと思います。 憲剛:5点 攻撃面では、ボランチとして、遠藤や長谷部と同等かそれ以上の活躍が見込めると思いますが、どうしても守備面では、フィジカル的なことも技術的なことも含めて、対人守備に難があり、サボることもありますので、不安は拭えないですね。この試合でも、シリアの攻撃は弱かったですが、それでも守備に不安を覗かせるシーンがありましたので、そこがどうしても気になります。 阿部:5点 どこのポジションに入っても、今のパフォーマンスでは、無難にこなしている、それ以上の印象は持てない感じです。やはり身体的にも精神的にもコンディションが落ちているのかなぁと思います。もっと守備にも攻撃にも積極的になって欲しいですね。チャンスでもピンチでも中盤でのプレスでも、ボールのあるところに積極的に顔を出していき、ボールサイドではない時には、ポジショニングをサボらず常に修正し、周囲にも指示を出していく、そのような姿を見たいと思います。 内田:5点 最近の試合を見ていてハッキリしてきたのは、内田の課題は、中へ絞っての守備、つまり、ボールが反対サイドにある時の守備、そこにあるということですね。同サイドにおいて、1対1で仕掛けられた場合の守備対応に関しては、まずまず上手い方だと思うのですが、中に絞っての守備やボールが反対サイドにある時の守備に関しては、代表クラスとしては危ない感じが強くします。SBというポジションが担う役割として、その守備はかなり重要な部分でありますので、ちょっと重点的に強化して欲しいなと思いますね。 長友:6点 今までは、内田と長友が両SBに入った場合、右に俊輔がいることもあって、内田の方が攻撃的、長友の方が守備的、というバランスになっていましたが、この試合では逆になっていましたね。先制点などは、左SBながら右利きというプラス面が出た、良いゴールだったように思います。まあ、シリアの守備が・・・というのもありましたが・・・。運動量は折り紙つきで、阿部よりは断然左SBというポジションでの高いパフォーマンスが見込めますから、これは今の岡田ジャパンにとってプラス材料になったと思います。但し、長友も内田と同様、守備に危ういところがあり、ビルドアップなどにも雑さがありますので、それがカタール戦では出なければ良いなぁと思います。 寺田:5点 解説のセルジオさんも指摘していましたが、何でも無いところでファールになってしまう部分、これは修正していかないといけないかなと思います。その1つのファールで与えてしまったセットプレーで流れが変わってしまう、場合によっては得点を奪われてしまう、そういうことがW杯予選の試合では命取りになってしまうことも多いので、その辺りの対人守備の技術というもの、高めて欲しいと思います。身体能力の部分ではないので、年齢とは関係無しに高められるものだと思いますからね。 闘莉王:5点 阿部もそうですが、闘莉王も、できるなら、ある程度の期間の休養が必要な選手なのかなと感じますね。もともと気迫溢れる選手なので、怪我などがあっても、攻撃でも守備でも、精力的にプレーする姿を見せてくれますが、表情などを見ていると辛そうでありますし、ちょっとした判断ミスやプレーのミスなども起きてきているような気がします。しかし、中澤も怪我となると、CBで頼りになるのは闘莉王だけなので、何とかカタール戦は頑張って欲しいですね。 川口:5点 代表では久々の出場であっても、ジュビロでは毎試合出ている訳で、代表経験も長いので、特に問題は無いと思いますが、後は、川口に神が舞い降りてくれることを願うだけですね(苦笑) もしその逆になってしまった場合には、恐ろしい訳ですが・・・(苦笑) 香川:5点 結局、岡田監督としては、香川をどう活かしたいのか、どう育てたいのか、それが気になるところですね。左サイドで縦へ突破させつつゴールを狙わせたいのか、トップ下のようなところでボールを配給させつつゴールを狙わせたいのか、更に、スタメンとして起用したいと考えているのか、とりあえず今はスーパーサブ的にと考えているのか、それが明確に伝わってこないところがあります。もう少し明確な意図を持ってピッチに出さないと、輝きと成長は見込めないのかなと思います。 今野:5点 啓太が不在の現状、今野もしくは阿部、この辺りの選手がアンカーとして高いパフォーマンスを見せてくれないと、結構厳しいのですよね。もちろん、青木や明神という選手もいますし、そちらを試してみても良いかなと思います。アンカータイプの選手が活躍を見せてくれれば、遠藤と長谷部というダブルボランチにすることも、流石に岡田監督も無いように思いますし、早くトップパフォーマンスに戻って欲しいですね。今野は、アテネ五輪代表で、啓太を押し退けて選ばれた選手でありましたし、今の状態には、ちょっとガッカリしている部分もありますね。 寿人:4点 選ばれたり選ばれなかったり、出場機会にもなかなか恵まれない選手ではありますが、しかし、代表に参加している回数や期間は決して短くは無いので、そろそろブレークを期待したいところですね。何か武田を思い起こさせる感じです。そう考えると、代表という1つ高いレベルで、長い期間の連携を高め難い代表というチームで、普段通りの結果を出す為には、もう1ランク上の工夫、技術、アイデア、それが必要なのかなと思います。 * 高木と巻と駒野の評価は省略。 ○ 試合後記 カタール戦に向けて、対戦相手としては、そのデキ的にも、仮想カタールとしても、残念ながら強化試合としての価値は限りなくゼロに近い試合でした。しかし、カタールにはどう戦うのか、そのプランを、相手がどうであろうと実行してみる、それはできたと思うのですが、それは全く感じられませんでしたね。岡田監督としては、情報を相手に与えない、相手がどこであっても自分たちのサッカーで戦うだけ、主力と考えている海外組が不在なので、選手を試す場にした、そのようなこともあったのだと思いますが、何か1つぐらいは、カタール戦に向けて、なるほど、と感じられるようなことを、この試合で見せて欲しかったように思います。 しかし、私は思うのですが、仮想カタールということであれば、中東ならサウジアラビアのようなチーム、そうでなければ、南米のチーム、そちらを強化相手として選んだ方が、適切であったように思います。この辺りの協会のプランの浅さというのか、いい加減さというのか、力の無さというのか、中東ならば中東のチームであればどこでもという安直さというのか、それが残念な感じですね。 このブログは皆様の応援で継続されています。 記事の内容が「興味深い、賛同できる」と思いましたら、 ◎ サッカー人気ブログランキング ◎ ○ サッカー FC2 Blog Ranking ○ への応援クリック投票をポチッと宜しくお願い致します。 |
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るぅさん、コメントありがとうございます。
日本の場合、攻撃でも守備でも中盤での組み立てでも、そこは個々のアイデアに任せる、ということが難しいので、約束事を徹底させる必要があると思うのですが、それが高まってきているという印象は薄いかなと思いますね。 るぅ
>その当の本人たる選手たちのコンディションもあるとは思いますが、オシムの時よりは、選手がピッチで迷っている
そうですよね 迷ってますよね オシムの頃の選手たちはオシムのいうサッカーをピッチで懸命に表現しようと「思考」していたのですが 岡田サッカーでの選手はどうしたらいいのか「迷走」している感じです 常々思っていることですが岡田監督にはどうやって点を取るかという発想が全く無いのではないでしょうか? ロベルトさん、コメントありがとうございます。
その当の本人たる選手たちのコンディションもあるとは思いますが、オシムの時よりは、選手がピッチで迷っている、それが多いように感じますね。 G.Gさん、コメントありがとうございます。 私としては、どちらの方法でも良いと思うのですが、重要なのは、どちらの方法でも、その方法論が質の高い完成されたものである、ということですよね。そして、実際のところ、その2つの方法論を、場合によって、使い分けしながら、1つの完成した姿を生み出していくのだと思いますから、それを見せて欲しい訳ですよね。 確かに価値が無いに等しい試合、同感です。
同じアラブ人ってだけでしょう。 かませ犬なんでしょうかね? 岡田監督のビジョンが見えないですね〜それと西野さんは、まだまだ早いです。(ガンバ応援してますので)。 そうですね、代表は寄せ集めですから、適応力に秀でた選手が理想ですが、まだまだ少ないですねえ。ルール(戦術)創りにも、2種類有りまして、演繹法と帰納法。選手選びが帰納法的なんですよね岡田さん。適応力に劣る訳だから、まず確固とした芯を持ち、その上で演繹法的に選手を選ばなきゃ。バラバラで最小公約数なレベルのチームしか出来ないと思うんですよね。それが証明されているよな昨日の試合だと思います。 オシム時代に活躍した選手達が今のチームに全然フィットしなくなったのはなぜでしょうか?監督の力量不足に協会はいつまで目をつむっているのか?
ガンバ大阪ルーカスなしVS岡田日本代表どっちが勝つか?トップ下の遠藤、代表でもこのポジションを。動きがいいだけであまり得点のにおいのしない今のメンバーに見せてほしいですね。得点の絡み方を。がんばれ!日本 nozさん、コメントありがとうございます。
そうですね、私もそう思います。相手のパフォーマンスがパフォーマンスだったので、仕方ない部分も大いにありますが、しかし、そこでも何か、見ている我々が感じるものがあるように、コンセプトなりプランなりを示した試合を見せてもらえると、もう少し盛り上がるのですがね・・・。 おそらく、松井のコンディションが悪い場合には、大久保を左SHで起用するのだと思いますが、俊輔もコンディションが悪かった場合には、右SHに岡崎を使うのでしょうか? そして、ボランチにスタメンで阿部や今野を起用することもあるのでしょうか? その辺りが明確に分からないような試合でした。それならそれで、その場合にはどのような形で攻めたり守ったりするのか、それがよく分かりませんでしたね。どうも、何となく選手を試した感じだったように思います。 西野監督に関しては、ACL優勝という結果も出しましたし、候補として名前には挙がってきても良いかなと思いますが、もう1つ2つぐらい、何か推すようなことがあれば、という感じかなと思います。 最終予選の日本代表とは別チームのようでしたね。本来FWの選手を4人先発。これはこれで面白いのですが、攻撃のレベルは下がってるように感じました。守備もやられる時の感じがずっと変わらないですね。相手のミスに助けられてました。
岡田監督の言う「コンセプト」ってどういうものなのでしょうか?一度ちゃんと聞いてみたいです。選手が変わっても一貫したコンセプトでやるということでしたが、明らかにシステム・攻撃の形・守備の形が違っているようでしたが・・・。プレスの位置はなんとなく一致しているようには思いましたが、はっきりしませんでした。相手がランキング120位以下ですので、しょうがないとは思いましたが・・・。 良かった点は、カタールが日本の意図を測れないだろうということですかね。 ただ、日本は岡田監督に代わってから、上積みというか成熟というかそういったものを全く感じないのは私だけでしょうか?フレンドリーマッチとはいえ、貴重な代表相手の試合です。せめて、欧州組が入った時を仮定して、ポジションを組んで欲しかったなと思います。やはり、レギュラーとサブその役割をある程度明確にしないと、連携やチームは成熟しないのでは?その上で、オプションや個性を生かした先発の入れ替えや途中交代が生きるものと考えます。 現状、好みの選手を集めて、「こんな感じで好きにやれ」とやらせて、その都度指示してるように見えます。それが可能なのは、世界トップクラスの個を抱えている国だけだとおもうのです。 批判的な方もいると思いますが、個人的には、アトランタ以来ずっと、日本人代表監督という意味では、西野監督を注目しております。ACL優勝という事で、そろそろどうでしょうか? |
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