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日本代表が良かった試合は、
何度も分析したくなる(苦笑) ということで、 今回はカタール側からカタール戦を分析してみたいと思います。 記事を読む前に、 ◎ サッカー人気blogランキング ◎ ○ サッカー FC2 Blog Ranking ○ へのクリックをお願い致します
○ 注意すべき選手の誤認
この試合、カタールの敗因は4つ程あると思うのですが、その1つが「注意すべき選手の誤認」であったと思います。それは何かと言えば、この試合では、注意すべき選手は俊輔ではなく、長谷部であったということですね。俊輔に関しては、俊輔自身のコンディションの悪さもありましたし、カタールとしても注意していたので、プラン通り思うようなプレーをさせなかったと思いますが、長谷部に関しては、全くノーマークであったと言えると思います。ところが、この試合では、守備も然ることながら、攻撃の起点となっていたのは長谷部で、長谷部がボールを持った時に、囲んでもボールを奪うことができず、更に、反撃時にも長谷部がカウンターの起点となっていたのですが、それも最後までケアすることができませんでした。 そして、2つの得点シーンでは、長谷部が前に攻撃参加してきた時に、その長谷部の3列目から上がってくる動きに、誰もケアして動くことができず、その長谷部の動きとプレーを完全に見失っていました。俊輔と長谷部、カタールにしてみれば、この「注意すべき選手の誤認」、これは敗因として大きかったと思います。 ○ 高い位置を取らない遠藤とSB 試合前の会見で、ブルーノ・メツは、「日本が強いといっても、弱点がないわけではない」、「いくつか日本に勝つためのポイントは理解している」、と自信満々に語っていた訳ですが、それはおそらく、これまでの日本代表の戦いを見る中で、日本にはボランチとSBの守備に、致命的な弱点があり、日本の攻撃時には、そこが高い位置取りをしてくるので、そこをカタールが得意としているカウンターで突くこと、それが日本に勝つ為のポイントであり、それで勝てるという余裕があったように思います。 しかし、いざ試合が始まってみると、日本の守備ゾーンはいつもより低く、遠藤とSBも無理して高い位置に上がることもなく、しっかりとした守備ブロックを形勢してきましたので、日本の弱点と考えていた、日本に勝つ為のポイントと考えていた、そのプランが見事なまでに崩れてしまったと言えます。 こうなってくると、セバスチャンにロングボールを当ててもセカンドボールを思うように確保できないし、ファルファンなどドリブルを得意としている選手が個の力で突破を試みても囲まれて防がれてしまうので、カタールの攻撃としては、成す術無し、という感じになってしまいました。これはブルーノ・メツにとって、予想できなかった難しさになったように思います。 ○ カタールの不安が完全に出てしまった。 そして、カタールの守備面で不安があったのは、若い選手を起用していたCBであり、それは試合前から指摘されていた訳ですが、その若い2人のCB、これが玉田と田中達也という2人に、完全にパフォーマンスで上回られてしまいました。 日本の2トップであった達也と玉田は、攻撃面では、幅広く動き回って、フリーでボールを受けてドリブルしたり、ポストプレーをしたり、また、守備面では、その若いCBに厳しいプレスをかけたりと、攻守両面で、完全にカタールCBを追い詰めていました。この状態は、カタールにとって、かなり苦しいことであったと思います。中盤に俊輔が入ってきてボールをこねくり回すということもなく、速いタイミングで玉田と達也にボールを渡し、その2人のパフォーマンスも高かったので、カタールとしては、予定していた、そこでボールを奪ってカウンターという形が作れなかったこと、これもまた大きな敗因の1であろうと思います。 ○ 守備意識の高い俊輔と大久保 そして最後に、カタールにとって、敗因として大きかったのは、俊輔と大久保という攻撃を得意としている2人のSHが、攻守の切り替えを速くして、守備に力を注いでいた、ということであったと思います。寺田のミスから高い位置でボールを奪い、狙い通りのカウンターになったシーンもありましたが、そこに俊輔が素早く戻ってきてセバスチャンを潰したり、中盤で良い形でボールを持っても、遠藤、長谷部に加えて、大久保と俊輔も素早く囲みにくるので、それでことごとくチャンスを潰されていました。 これまでの日本代表を見る限りでは、ここまで俊輔や大久保などのSHが守備に献身的にプレーするとは、予想できなかったように思います。カウンターを得意としているカタールにとっては、日本の守備がここまで良いと、攻撃は全く機能しなくなる、そうならば、当然苦しくなる、そのような試合であったように思います。 ○ カタールが悪かったのではなく日本が良かったカタール戦。 結局、日本側からではなく、カタール側から、この試合を見てみると、カタールが悪かったのではなく、日本が良かった、ということが解かります。日本は、これまでに露呈してきた守備の弱点を完全に修正してきて、更に、田中達也、玉田、長谷部、この3人のパフォーマンスが予想以上に高く、これまでの日本の持病であった決定力不足ということも、この試合では見られませんでした。そして最後、試合を閉めにかかるところでも、交代出場で入った選手が、やらなければならないこと、しっかり身体を張ってボールキープ、前線からの守備、時間稼ぎ、その役割を全うしました。 そうなってくれば、つまり、日本が自滅しなければ、アジアの中で日本代表というチームは実力上位の国でありますから、カタールとしては、いかに悪く無いサッカーをしたとしても、そして、いかにカタールにホームアドバンテージがあったとしても、なかなか勝つことは難しくなる、それが、この試合であったように思います。 このブログは皆様の応援で継続されています。 記事の内容が「興味深い、賛同できる」と思いましたら、 ◎ サッカー人気ブログランキング ◎ ○ サッカー FC2 Blog Ranking ○ への応援クリック投票をポチッと宜しくお願い致します。 |
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nozさん、コメントありがとうございます。
やはり、どうしても、その結果に対する要因や原因というものは、判断が難しいところがあると思うのですが、しかし、両方の立場から、そして、中立の立場から、という複数の視点で見れば、大きくは間違わない、その結果に対する要因や原因というのは見えてくるように思いますので、そういう意味で、私の個人的な見方からすれば、この試合に関しては、カタールが悪かったというよりも、日本が良かった、そのように考えています。 そうですね
これまでの日本の弱点は明確で、分かっていても直せないように見えました。 メツ氏にしてみれば、日本はアウェーとはいえ引き分け狙いではなく勝ちに来ると考えていただろうし、SBの高い位置でのプレーを予想し、その裏を突くだけでも、一点先制というプランだっただろうと思います。先制されても同点に追いつくだけでもSB・ボランチは上がってくると考えていたものと思います。組織的な守備さえ奪えば、あとは、高い位置にいるSB・ボランチの横パス交換を狙いに行くとか、個人での仕掛けだけでも充分点が取れると考えていたでしょうね。同点以上ならSBのカバリングの悪さも目立ってましたから、得意のカウンターがより生きる展開になっていたでしょう。カウンターでしか上がってこないSBと遠藤が残るためボランチの裏にも穴がない。 その意味で、メツ氏のコメントにもありましたが、玉田の2点目で万策尽きたと発言しているのではないでしょうか? あれだけ連動した守備をされれば、ドリブル突破やセカンドボールを拾うのは厳しいし、良い位置でのセットプレーかロングボールをダイレクトで決める以外チャンスは無い。ミスに付け込もうにも押し上げて攻撃に人数掛けられるほどの守備力はない。結果、格上に対抗する為の作戦・手段も無くなった。カタールにしてみれば悔しいけど完敗といった感じではないでしょうか? 連携で崩せるほどカタールはまだ成熟してませんからね。日本も前の試合まではそんな感じでしたが・・・ いつも長くて済みません。 |
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