J磐田vsG大阪 「ガンバが必勝パターンで逆転勝利」
試合 :08’天皇杯5回戦
開催日:2008年11月26日
結果 :ガンバ大阪勝利
スコア:「1−3」
得点者:西 佐々木 山口 山崎

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○ ジュビロ磐田 「とにかく守備の強化が必要」

FW:中山
MF:西 名波 太田
MF:成岡 河村
DF:森下 大井 茶野 山本
GK:松井

Jリーグ第32節から、10人メンバーを入れ替えると宣言し、また犬飼会長に文句を言われた、そういう意味でも注目の試合でしたが、ちなみに、Jリーグ第32節、柏レイソル戦のスタメンは、川口、鈴木、茶野、岡田、村井、駒野、犬塚、松浦、ロドリゴ、ジウシーニョ、前田、でしたから、本当に10人を入れ替えてきたことになりました。
しかし、実際のところ、このメンバーを見て、これが戦力を落としたメンバーだと、果たして言えるのかどうか、疑問でもありますよね。そして、このメンバーで、天皇杯を軽視してきたと言えるのかどうか、それも一概には言えないように思います。要するに、結局、どの選手でメンバーを組むことがベストメンバーになるのか、それは、それぞれの主観に依存しますから、通称ベストメンバー規定なる、基準の曖昧な規定自体が、全く理不尽で、意味の無いものであると言えると思いますね。
さて、試合の方ですが、開始0分にいきなり磐田が先制ゴール。名波から右サイドをオーバーラップしてきた山本修斗にパスが出て、そのセンタリングに中山がニアに飛び込み、その後ろからゴール前に入ってきた西がゴールを決めるという、美しいゴールでした。
しかし、今季のジュビロの悪さというのは、オフトに代わる前、開幕からずっと同じで、とにかく守備が組織としても個人としても甘く、少しの時間帯、コンパクトで寄せの鋭いプレスを見せることはあっても、トータル的には圧倒的に組織としても個人としても守備が悪く甘い時間帯が多くて、結局失点が多くなるということであり、それがこの試合でも同様であったと思います。1失点目の佐々木、2失点目の山口、3失点目の山崎、どの失点も、しっかり厳しく守備対応にいけていない、そのような失点でありましたよね。
アジウソン、内山、と監督が代わる中で、守備組織というものをしっかり作り上げて来なかった、そして、若い選手の守備能力も含めた基礎体力や技術をしっかり育てて来なかった、これは、いかにオフトに監督が代わっても、いきなり向上する部分ではありませんから、これは降格するかしないかに関わらず、時間をかけて地道に強化する必要があり、それをしないと、再び黄金期のようなチームになることは、難しいのではないかと思いますね。


○ ガンバ大阪 「順当に勝ち進む」

FW:ルーカス 播戸 
MF:倉田 佐々木
MF:明神 橋本
DF:安田 山口 中澤 加地
GK:藤ヶ谷

いきなり試合開始早々に先制点を奪われて、をっと、どうなるのか? という感じでしたが、やはり最近の佐々木は絶好調ですね。自陣から一人でドリブルで磐田のゴール前までボールを持ち込み、素晴らしいミドルシュート、このゴールは見事でした。まあ、この時の磐田の方の守備対応が、ちょっと悪過ぎた訳でもありますが・・・。
そして後半、CKから山口のヘディングゴールで逆転、これは、もうガンバの1つの大きな得点パターン、得点源になっていますから、そういうものを持っているチームというのは、やはり勝負強さがありますよね。更に、これもパターンの1つと言えると思いますが、途中交代で入ってきた山崎が突き放す3点目を奪い、終わってみれば、ガンバの完勝という試合になりました。
しかし、その中で、播戸の状態というのは気になりますね。この試合でも、ほとんど見せ場は無く、明らかに身体のキレを失っているように感じます。プレーの1つ1つにも迷いがあるような感じで、流れに乗れていない、そのように見えました。
それから、安田の守備対応に関しても、不安を感じました。開始早々の先制点を奪われたシーンでもそうでしたし、その他にも、太田に対して安易に飛び込むような守備対応を見せて、簡単にかわされてしまうシーンもありました。この辺りの安田の守備対応、もっと質を高めてもらわないと、CWCもありますし、日本代表でも期待されている訳でありますから、強く御願いしたいところです。粘り強い守備を期待したいですね。
最近、日本人選手の個の守備能力ということ、特に若い世代の守備能力ということ、それがとても気になっています。この試合でも、ジュビロ、ガンバ、どちらのチームにも共通して気になりました。現在の若い選手の守備に対する育成ということ、どのように実行されているのか、詳しいことは分かりませんが、もう一度、見直しが必要なのではないでしょうか? そのように私は思います。


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