第32節終了時点での鹿島Aと名古屋Gを比較
第32節まで終了して首位と第2位、
この2チームは第5節まで終了した時点でも比較分析しましたので、
今回もその鹿島と名古屋をデータで比較してみたいと思います。

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鹿島A  勝点57 32試合16勝7敗9分 54得30失 得失差+24

シュート :401
被シュート:373
CK:155
FK :591
PK:5(2)
被PK:3(2)
ファール:589
イエロー:43
レッド:

名古屋G 勝点55 32試合16勝9敗7分 45得34失 得失差+11

シュート:362
被シュート:410
CK:195
FK:540
PK:5(4)
被PK:3(1)
ファール:558
イエロー::59
レッド:0


開幕当初、第5節を終えた時点でも、この2チームが首位と第2位でありましたので、「鹿島Aと名古屋Gを比較」、こちらで、この2チームの比較分析をしたのですが、第32節まできて、やはりこの2チームが首位と第2位になっていますから、今回も、この時点での比較分析を書いてみたいと思います。

鹿島の失点数は「30」、名古屋の失点数は「34」、ということで、やはり大きな差はありません。鹿島の失点数の少なさは第2位、名古屋の失点数の少なさは、横浜Fマリノスの「31」、ヴィッセル神戸の「32」、それに次ぐ第5位となっています。ちなみに、失点数の少ない第1位は「24」の大分、そして、第6位は浦和「35」、第7位は清水「39」、ここまでが失点数30点台となっています。

得点数は、鹿島が「54」、名古屋が「45」、その差は9点となっています。ちなみに得点数の順位は、第1位川崎フロンターレ「59」、第2位鹿島アントラーズ「54」、第3位浦和レッズ「49」、第4位FC東京「47」、第5位柏レイソル「46」、第6位名古屋グランパス「45」、という感じになっています。

そして、鹿島のシュート決定率は「0.134」、名古屋のシュート決定率は「0.124」、ということで、鹿島は第2位、名古屋は第4位、となっています。ちなみに、余談ですが、シュート決定率の第1位はどこだと思いますか? 実は札幌です。これは、札幌のシュート数が「252」と極端に少なく、シュート数が2番目に少ない大分でも「308」ありますから、シュート数が200台というのは、おそらく札幌だけになるかなと思います。但し、札幌の被シュート数「509」は最多で、失点数「66」も、その下を大きく引き離して最多となっています。この数字データを見ただけでも、札幌がどのようなチームだったのか分かりますね。


攻撃:やはり、第5節までに比較したのと同じように、鹿島が名古屋よりも、得点、シュート数、シュート決定率、全てで上回っていることが分かります。ちなみに、シュート数は、川崎フロンターレが「522」、ガンバ大阪が「472」、横浜Fマリノスが「432」、浦和レッズが「412」、鹿島アントラーズが「401」、ヴィッセル神戸が「398」、東京ヴェルディが「396」、FC東京が「386」、柏レイソルが「374」、大宮アルティージャと名古屋グランパスが「362」、となっていますから、名古屋はシュート数が全体的に比較して少ないことが分かります。このことから分かるのは、鹿島と名古屋を比較した時に、その攻撃力は、総合的に鹿島が上回っているということですね。

守備:そして守備の方ですが、鹿島の被シュート失点率は「0.080」、名古屋の被シュート失点率は「0.082」であり、これも、失点、被シュート数、被シュート失点率、全てで鹿島がの方が少ない、低い、つまり、上回っていることが分かりますね。但し、その差は僅差でありますから、守備力に関しては、鹿島と名古屋、比較してそれ程大きく差は無いと言えると思います。鹿島の失点率は「0.927」、名古屋の失点率は「1.062」で、その差は「0.135」ですから、やはり大きな差であるとは言えません。


そこで注目したいのは、鹿島と名古屋の敗数と引分数ですが、鹿島は7敗9分、名古屋は9敗7分、要するに、これは、鹿島と名古屋の守備力にはそれ程差が無い訳でありますから、この2チームを比較すると、鹿島が名古屋より攻撃力(得点力)が高いことによって、負け試合を引き分け試合にしており、その差が現時点で勝点2の差になっている、ということであります。

さて、この比較分析から分かることは、鹿島が名古屋よりも、攻守に総合力で上回っていますが、それは守備力の差ではなく、攻撃力(得点力)の差であることが分かりました。もちろん、ここまで詳細なデータで分析しなくても、鹿島が54得30失、名古屋が45得34失、ですから、それを見ただけも分かる訳ですが、シュート数、シュート決定率、被シュート数、被シュート失点率、それでも鹿島が上回っている訳ですから、結果だけでなく内容でも鹿島が名古屋を上回っていることが証明できたように思います。

しかし、残り2節、それでも名古屋が逆転優勝することがあるのか、それは、とても興味深いですね。もしそうなれば、その原因や要因はどこにあったのか、それを考えることで、もちろん、川崎など、まだ優勝の可能性があるチームも含めてですが、なぜそのチームが優勝したのか、それが明確に見えてくるように思います。


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【2008/11/27 12:50】 | J1クラブ分析08 | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
<<J1各クラブを前後半別得失点率データで分析。 | ホーム | J磐田vsG大阪 「ガンバが必勝パターンで逆転勝利」>>
コメント
管理人さんへ
完全に私の書き方が悪いですね。
管理人さんの言っている事はしっかりと理解しているつもりです。その上で鹿島以外のチームが優勝した場合という部分を書いたつもりでした。最後の文がかなり誤解を招きましたね。すみません・・・

今年名古屋の試合を10試合ほど見に行ったのですが特にシーズン前半は「後半の失点が極端に少なかった。」というのが印象的でした。それが崩れたからこそ、シーズン後半の苦戦が続いているのもうなずける気がします。失点、もしくは得点の時間というのも分析ポイントとしては面白いのではないか、ふと思いました。
【2008/11/28 08:24】 URL | AZUKI #-[ 編集] | page top↑
AZUKIさん、コメントありがとうございます。

データはあくまで過去のデータですからね。私もこの結果として鹿島が優勝するとは一言も言っていませんよ。但し、もしこれで名古屋や川崎などが優勝した場合には、分析テーマとして、面白いなぁ、ということを感じただけですね。
【2008/11/27 22:41】 URL | 管理者jube #-[ 編集] | page top↑
非常に興味深いデータですね。
内容も吟味すると説得力が大きく増す、とても良いアプローチの仕方だと思います。

ただ最後の部分なのですがもし鹿島以外のチームが優勝した場合、勝ちと直結した部分、つまり勝ち点だと思うのですが、内容が悪くてもいかに勝ち点につなげたか、これに尽きるのではないでしょうか。サッカーは1点でも多ければその試合に勝ち、同じなら引き分けというルールのスポーツですから。
そういった意味ではこの部分もデータ化できると面白いかもしれませんね。

残り2試合なので一年の統計であるデータを当てはめるのはちょっと違う気がします、その上で私はデータに当てはまらない試合を期待したいです。
【2008/11/27 17:40】 URL | AZUKI #-[ 編集] | page top↑
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