J1各クラブを前後半別得失点率データで分析。
今回は、
前後半別得失点率データを基に、
J1各クラブの傾向を分析してみたいと思います。

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○ 前後半別得点(得点率)

川崎F 得点:59 前半:28(0.474) 後半:31(0.525) 
鹿島A 得点:54 前半:24(0.444) 後半:30(0.555)
浦和R 得点:49 前半:15(0.306) 後半:34(0.693)
F東京 得点:47 前半:21(0.446) 後半:26(0.553)
柏R  得点:46 前半:23(0.500) 後半:23(0.500)
名古G 得点:45 前半:20(0.444) 後半:25(0.555)
清水S 得点:44 前半:22(0.500) 後半:22(0.500)
G大阪 得点:43 前半:25(0.581) 後半:18(0.418)
J磐田 得点:40 前半:23(0.575) 後半:17(0.425)
V神戸 得点:39 前半:11(0.282) 後半:28(0.717)
東京V 得点:38 前半:17(0.447) 後半:21(0.552)
C札幌 得点:35 前半:20(0.571) 後半:15(0.428)
京都S 得点:35 前半:16(0.457) 後半:19(0.542)
横浜M 得点:35 前半:10(0.282) 後半:25(0.714)
大宮A 得点:34 前半:17(0.500) 後半:17(0.500)
大分T 得点:31 前半:15(0.483) 後半:16(0.516)
J千葉 得点:30 前半:11(0.366) 後半:19(0.633)
A新潟 得点:29 前半:12(0.413) 後半:17(0.586)

○ 前後半別失点(失点率)

川崎F 失点:42 前半:22(0.523) 後半:20(0.476) 
鹿島A 失点:30 前半: 9(0.300) 後半:21(0.700)
浦和R 失点:35 前半:19(0.542) 後半:16(0.457)
F東京 失点:42 前半:17(0.404) 後半:25(0.595)
柏R  失点:43 前半:21(0.488) 後半:22(0.511)
名古G 失点:34 前半:16(0.470) 後半:18(0.529)
清水S 失点:39 前半:16(0.410) 後半:23(0.589)
G大阪 失点:46 前半:23(0.500) 後半:23(0.500)
J磐田 失点:46 前半:15(0.326) 後半:31(0.673)
V神戸 失点:32 前半:14(0.437) 後半:18(0.562)
東京V 失点:46 前半:18(0.391) 後半:28(0.608)
C札幌 失点:66 前半:28(0.424) 後半:38(0.575)
京都S 失点:42 前半:22(0.523) 後半:20(0.476)
横浜M 失点:31 前半:14(0.451) 後半:17(0.548)
大宮A 失点:44 前半:22(0.500) 後半:22(0.500)
大分T 失点:24 前半:11(0.458) 後半:13(0.541)
J千葉 失点:48 前半:21(0.437) 後半:27(0.562)
A新潟 失点:43 前半:22(0.511) 後半:21(0.488)


前半得点型のチームは特に無いように思います。強いて言えば、G大阪(0.581)、J磐田(0.575)、C札幌(0.571)、この3チームが前半得点型のチームであったように思いますが、際立ってそうであった訳では無さそうです。
しかし、後半得点型のチームは4チームありました。V神戸(0.717)、横浜FM(0.714)、浦和R(0.693)、J千葉(0.633)、の4チームですね。これは、この4チームが、前半は守備的に入る戦い方をしているということでしょうか? ということで、今度は失点率を見てみると、この4チームの前半失点率は、神戸(0.437)、横浜(0.451)、浦和(0.542)、千葉(0.437)、ということになり、浦和だけが異なりますが、その他の3チームは、前半の方が後半よりも失点が少ないということで、神戸、横浜、千葉、この3チームは、前半は守備的に入り、後半勝負するようなチームであることが、データからは見て取れます。

ちなみに、浦和は、前半は得点率が低く失点率も高い、後半は得点率が高く失点率も低い、ということですから、前半がダメダメで、後半にエンジンがかかってくる、そのようなチームであったことが分かりますね。

そして、前回比較分析した鹿島と名古屋ですが、このデータを見ると、鹿島は後半の失点率が高いことが分かります。何と後半の失点率は18チームの中で最も悪くなっています。ということはつまり、現在鹿島は首位に立っていますが、ここまで今季のJが混戦になっている、鹿島が独走できなかった、その理由の1つが、ここにありそうですね。
一方、名古屋の方は、得点率も失点率も、前後半で大差無いことが分かります。但し、多少ですが、得点率も失点率も後半の方が高くなっていますので、どちらかと言えば、後半に試合が動く、そのような試合をしているのかなと思います。

さて、後半の失点率が最も高かったのは鹿島ということで、これは意外でしたが、その他に後半の失点率が高いチームを見てみると、磐田(0.673)、東京V(0.608)、F東京(0.595)、清水(0.589)、という感じになっています。そして、この4チームの後半得点率を見てみると、磐田(0.425)、東京V(0.552)、F東京(0.553)、清水(0.500)、ということで、磐田に関しては、前半は攻撃も守備も良いが、後半は攻撃も守備も悪い、という、浦和とは正反対のチームであることが分かりますね。
ちなみに、前半失点率が最も高いのは、浦和(0.542)であり、その次からが、川崎(0.523)と京都(0.523)、新潟(0.511)、という感じになっています。浦和は前述したように、前半がダメダメで、後半にエンジンがかかってくる、そのようなチームであった訳ですが、川崎、京都、新潟、この3チームにも、浦和程には極端な傾向としては出ている訳ではないですが、多少その傾向があるようですね。

ということで、今回は、前後半別得失点率のデータから、J1各クラブの傾向のようなものを分析してみた訳ですが、このデータからも、何となく各クラブがどのようなチームであったのか、そして、今季はどのような戦いをしてきたのか、それが推測できるような気がします。しかし、大宮は、前後半得点率も(0.500)、前後半失点率も(0.500)、ということで、ある意味、90分間安定しているとも言えるような気がしますが、これは、果たしてどうなのでしょうか? (苦笑)


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【2008/11/28 11:45】 | J1クラブ分析08 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
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コメント
プーアールさん、コメントありがとうございます。

わ、私のデータ分析、マニアックですか・・・?(苦笑) 結局、データ分析をすると、試合を観た感覚だけでは見えなかったことが見えてきますよね。私はデータ分析をする時に、結果を想定したり仮定したり、自分の言ってきたことが正しいのか正しくないのか、それを証明する為にデータを引っ張り出してきたりとか、そのようなことをせず、全く先入観無しに最後まで純粋にそのデータを分析してみるので、意外な結果が見え、自分でも楽しい感じです。データというのは参考資料ですが、プーアールさんが言われるように、最も優れたモノサシの1つでもあり、また、データ把握をした上で臨むゲーム観戦は2倍愉しめる、そのように私も感じています。
【2008/11/28 22:05】 URL | 管理者jube #-[ 編集] | page top↑
昨日、今日と非常に興味深いデータ分析ですね。
明確に各チームの特徴が浮き彫りになりますね。

できれば、今度は各チームのホームとアウェイでのそれぞれの勝ち点獲得率も比較してみてください。
私は第30節終了時点で、そのデータ分析をしてみたのですが、特に現在の5強チームについては色濃く特徴が出ていて面白いですよ。^^

鹿島は上位チームとしては同点も含めた1点差以内のゲームの勝ち点獲得率があまり高くないというデータがあります。
これは今シーズンはあまり多く競り勝つ事ができなかったという事なのですが、後半の失点率の高さはまさにこの特徴を説明するには合点のいくデータですね。
また、名古屋は逆に同点も含めた1点差以内のゲームの勝ち点獲得率がそこそこ高く、ホームよりもアウェイでの勝ち点獲得率が高いという興味深いデータがあります。
これは今シーズンの名古屋が逆境に強く、競ったゲームでも結果を出してきたという事なのですが、シュート数よりも被シュート数の方が多いという事からも彼らの今シーズンのストイックな闘いぶりが表れているように想います。

大分のホームでの異常な程の勝ち点獲得率に対して、鹿島の接戦やアウェイをそれほど得意にしていない特徴からも、先日の直接対決は大分有利なデータが揃っておりました。
それだけに、1−0で鹿島が競り勝ったあのゲームはまさに今シーズンのクライマックスであり、突き抜けた強さのなかった鹿島が勝負どころで王者となるべきチームの底力を見せたなと感じました。

私はデータ分析を特徴を把握するには最も優れたモノサシの1つだと想っております。
それと同時に、サッカーはデータで測り知れない出来事が多く起こるスポーツだとも想っております。
個人的には、データ把握をした上で臨むゲーム観戦は2倍愉しめると想っているので、今後もjubeさんのマニアックなデータ分析シリーズには期待をし続けますので、頑張ってくださいね。^^
【2008/11/28 17:52】 URL | プーアール #-[ 編集] | page top↑
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