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これから何回かに分けて、
08年J1監督の総評と評価をしてみたいと思います。 今回はオリヴェイラ監督と高畠監督です。 記事を読む前に、 ◎ サッカー人気blogランキング ◎ ○ サッカー FC2 Blog Ranking ○ へのクリックをお願い致します。
○ オリヴェイラ監督
就任2年目にして2連覇。この結果は素晴らしいとしか言い様がありません。また、その内容に関しても、本人が「フィルター」と称した全体的な守備組織の構築、そして、若手選手の起用と育成、素晴らしい成果であると感じます。ということで、当然、評価としては最高のものである訳ですが、1つだけ、現状のオリヴェイラのサッカーに課題があるとすれば、ACLでアデレードに完敗したように、第33節でジュビロ磐田に苦戦したように、ガッチリゴール前を固め、そこからカウンターを繰り出していくようなスタイル相手には、相性が悪い、ということかなと思います。 個人的には、オリヴェイラ監督はブラジル人ですが、そのスタイルはイタリア的であると考えていますので、つまり、どちらかと言えば、カウンタースタイルである、そのように考えているという訳であります。従って、相手がガッチリゴール前を固め、先行的に攻撃を仕掛けてこない、すなわち、同じようなカウンタースタイルであった場合、オリヴェイラのサッカーは攻撃に苦しむことになり、それならばと先行的に攻撃に出れば、両SBの積極的な攻撃参加もあって、逆にカウンターからピンチを作ることが多い、その傾向は見られるように思います。 浦和の場合もそうであると言えますが、ここまで強さを見せ、結果を出せば、当然、相手がアデレードのような戦い方を選択してくる、それが増えてくると思いますから、そうなった時に、今度は、ボールを支配する中で、どうやって相手の人数を揃える固い守備を崩して得点を挙げていくのか、それが次の課題となっていくこと、然りであると思います。さて、名将オリヴェイラ監督は、この次なる大きな課題をクリアできるでしょうか? もしそれができた場合には、間違いなくACLでも優勝を勝ち取ることができると思いますので、ぜひ大きな期待を抱いていたいと思います。 ○ 高畠監督 来季に向けては、関塚監督が復帰し、高畠監督はヘッドコーチに戻る、それが決定しているようでありますので、来季に向けてどうなのか? ということは言えない訳でありますが、今季の評価をしてみたいと思います。 関塚監督の突然の体調不良を受けて、ヘッドコーチから昇格、監督に就任しました。そして、結果的には第2位という成績で終えましたから、結果としては、当然、高評価されるべきものであると思います。しかし、では、内容の方に目を向けてみると、果たしてどうであったのか? と言うと、それは、個人的には、微妙なところがあると感じています。 高畠監督になって変わったことは、システムを3バックから4バックに変えたこと、そして、攻撃的なポジションに外国籍選手を揃えて、全体的に押し上げる攻撃的なサッカーから、チョン・テセへの放り込みを軸としたカウンター気味のスタイルへと変えた、ということであったと思います。しかし、そのカウンター気味スタイルへの路線変更は、今季の開幕からの数試合を見る限り、関塚監督も同様であったと、私は感じています。つまり、関塚監督も、チョン・テセ、ジュニーニョ、フッキ、という3人に攻撃は任せ、残りの7人の日本人選手で守る、この形を描いていたということであります。但しこれは、ジュニーニョの不調、フッキの不和、そして、チョン・テセの役割の不徹底などで、上手くはいきませんでしたから、その後を受けた高畠監督が、同様にジュニーニョの不調はあったものの、チョン・テセに放り込んで攻撃を展開するという役割を徹底させて、それによって結果的に得点力を取り戻し、勝星を多く挙げるに至りましたから、そこは高畠監督の功績として評価できるところであると思います。 しかし、やはり微妙なのは、その内容が、結果程は良く無い、ということですよね。チョン・テセとジュニーニョに加えて、レナチーニョとヴィトール・ジュニオール、この2人の外国籍選手のパフォーマンスが攻撃面では上々であったが為に、攻撃は彼らに任せきりでも機能した。しかし一方では、その外国籍選手たちの守備意識は低く、前4人と後6人が完全に分断されてしまうということは多く見られ、その時の川崎のサッカーは、例え結果として勝利したとしても、とても魅力的な内容のサッカーをしているとは、言えないところがありました。天皇杯の4回戦で、J2の広島に完敗した試合などは、その象徴とも言えるような試合で、その試合を見てしまうと、なかなかこのサッカーが素晴らしいとは、思えないところがあります。 ということで、来季は再び関塚監督が指揮する訳ですが、果たして関塚監督が、もっと魅力的なチームを作り上げることができるのか、それは1つ川崎にとって、大きなターニングポイントになるような気がします。そして、内容はともかく、結果を出した高畠コーチと、二人三脚で上手くやっていけるのか、それも少し心配なところでもありますね。 このブログは皆様の応援で継続されています。 記事の内容が「興味深い、賛同できる」と思いましたら、 ◎ サッカー人気ブログランキング ◎ ○ サッカー FC2 Blog Ranking ○ への応援クリック投票をポチッと宜しくお願い致します。 UEFA全125試合 |
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