ガンバ大阪 不調の原因とは? 個人的に考える3つの原因。
現在第20節を終了した時点で9勝8敗3分の第8位。
ACLも決勝T第1回戦で敗退し、
西野監督に対する風当たりも厳しくなってきていますが、
今回はそのガンバ大阪がなぜ不調なのかということについて、
簡単にですが個人的な見解を書いてみたいと思います。

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(1) 疲労の蓄積

やはり、今季のガンバの試合を観るなかで最も強く感じるのは、疲労の蓄積、ということであります。昨シーズン、ガンバ大阪はACLで優勝し、CWCにも出場、スコア「3-5」となったマンチェスター・U戦が今でも鮮明に思い出されますが、そのCWCでも、一昨年の浦和レッズに引き続き、第3位という成績で終えました。
そして、今季に入っても、ゼロックススーパーカップから始まり、J1リーグはもちろんのこと、ACLも戦ってきた訳であり(決勝T一回戦敗退)、昨季から今季にかけてのガンバのチームとしての試合数は、かなり多くなっていますよね。
また、その中でも、チームの軸である遠藤は代表でも試合出場を続けており、特に昨季から今季にかけては、W杯アジア地区最終予選という厳しい代表試合を重ねてきた訳ですから、遠藤個人においても、かなりの疲労が蓄積されているものと予想できます。
ACLを最後まで戦い、引き続きCWCにも出場し、チームの軸的な選手が代表でも戦う、そして、その流れが連続するというのは、一昨年から昨年にかけての浦和レッズも同じでしたが、やはりその浦和レッズの昨季を考えてみても、その疲労の蓄積によってかなり苦しんでいましたから、そこは良い成績を残したチームの宿命とは言え、それが今季の不調の原因の1つになっていることは、まず間違い無いだろうと思います。
そして、その疲労の蓄積によって今のガンバに何が起きているのかと言えば、当然、疲労が蓄積すれば、個々の運動量は落ちる訳で、1つには、セカンドボールが拾えないとか、2つには、プレスが弱くなることでチームとして設定した守備ゾーンでの守備力が落ちるとか、3つには、攻守の切り替えが遅くなるとか、そのようなことであると私は感じます。
今季、ガンバはFWに2枚、CBに2枚(パク・ドンヒョクは途中で柏へ移籍)、即戦力的な選手を獲得しましたが、しかし、最も運動量が必要とされるMFには即戦力的な補強は無く、そのなかで、怪我人も出ていましたし、若手選手の成長も芳しくないし、特に個人的な疲労度が最も高いと思われる遠藤の代わりとなれる選手も不在、ということでありますから、なかなかターンオーバー制も上手く出来ていないということ、これは大きな不調の原因であるかなと思うところです。


(2) 中央突破を狙う悪癖

そして、個人的な見解としては、ガンバの攻撃が良い時と悪い時というのは、かなりハッキリしていて、それは何かと言えば、サイド攻撃の意識が高い時、サイド攻撃が機能している時、その時は良くて、しかし一方で、中央突破的な攻撃が多い時、サイド攻撃が機能していない時、その時は悪い、と言うことであります。
もちろん、ガンバの選手というのは技術の高い選手が多いので、強引に中央突破的な攻撃であっても得点を奪うことは可能な訳ではありますが、しかし、今季のガンバというのは、総合的な得点数というのは多くても、J1リーグ20試合の中で1得点以下の試合が10試合もある訳で、これは、その攻撃が機能してハマる時と、そうではない時と、その差がハッキリしている、そしてその原因が、中央突破を狙う悪癖にある、そのように私は感じています。
そしてそのことで1つ気になることは、個人的に、その強引な中央突破的な攻撃を、西野監督自身が意図しているというか、許容しているように感じられることであります。もしこれが、サイド攻撃を機能させるための布石としての中央攻撃による狙いであれば良いのですが、結局そのまま中央中央という攻撃に終始してしまうことも多く、どうもその意図は感じられないということですね。
繰り返しになりますが、ガンバの攻撃が良い時と言うのは、例えば、安田や佐々木やが左右から威力のあるサイド攻撃を見せている時、または、橋本もサイドから攻撃している時、そのような時であると個人的には感じていますので、ぜひ西野監督には、チームが中央偏重の攻撃にならないよう、もっとサイド攻撃を強く意識して攻撃するよう、ガンバの攻撃を構築して欲しい、そのように強く思います。


(3) 悪いポゼッションスタイル

そして最後が、ガンバのスタイルである、ポゼッションということですが、今のガンバというのは、典型的な悪いポゼッションサッカーになっている、そのように私には感じられます。つまりそれは、ポゼッションすることが目的になっている、と言う事で、ポゼッション率が高くても、いくらボールを回せても、ただひたすら相手の守備ラインの前で回しているだけ、もしくは、相手の守備ゾーンの中でボールを回しているだけ、という状態になっていているということですね。
そして、そこから強引に突破を狙い、または、強引にシュートを打っていくことで、シュート数だけは相手を大きく上回ることもあるとは思いますが、しかし、そのような攻撃からはなかなかシュートを決めるまでには至らない。これは、シュート決定力ということにおいて、当然、個人の能力としての決定力というのはある訳ですが、もう1つ決定力ということにおいては、チームの攻撃としてスムーズな形でどれだけシュートまで至っているのか、ということもある訳ですから、そこが今のガンバは上手く機能していない、そのように私には感じられます。
ポゼッションスタイルであれカウンタースタイルであれ、相手のDFラインの裏、そして、サイド、そこを有効的に使っていかなければならないことは変わらない訳で、最終的にどのような形でゴールを決めるのか、そして、その形までどのようにスムーズに至らせていくのか、そこをもう一度チームとして確認し、悪いポゼッションサッカーから抜け出すこと、それが今のガンバ大阪には必要なことなのではないのか、そのように私は思うところであります。


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【2009/08/06 11:45】 | Jリーグ2009 | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
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コメント
その通りです
よく分析してらっしゃいますね。
その通りだと思います。

ジェジンの高さを生かすにはサイド攻撃
なのですが、このチームの悪い時というのは
どうも中央突破偏重になり、窮屈なサッカーをしてしまいます。

解決策としてはやはり監督が戦術を
変えることですね。
ポゼッションが目的ではなくて、ポゼッションからサイド攻撃へ、あるいは中央突破と
臨機応変に戦術をチェンジしてほしいです。
【2009/08/07 00:04】 URL | maz #-[ 編集] | page top↑
ガンバの不調、残念です。今年はACL連覇をして欲しかったですね。アジアと世界との距離が近づいているのかそれとも広がってしまっているのか。もう一度CWCに出ることにがその判断材料のひとつになるかな、と思っていたのですが・・・。

J開幕前の戦力分析の際に、コメントさせて頂いたのですが、やはり遠藤を中心とした中盤への補強がなかったことが全体のバランスを崩す要因になってしまった感は否めないですね。

『FW陣の充実に伴い、ルーカスのポジションが中盤になりそうな2009年ではありますが、遠藤のパフォーマンスが落ちたり、欠場したケースで、チームのリズムそのものが変わってくるところを見ると、中盤のターンオーバーが実はこのチームの一番のポイントなのではないでしょうか?』

このようにコメントさせて頂いたのですが、図らずも当たってしまったカンジです。遠藤の完全離脱という、ここ数年の悪いところまでは行っていませんが。

また現状の流れが、かつてのヴェルディに似ているのも気になります。レベルの高い主力に隠れて、なかなか頭角できてこない素質ある若手達。西野監督の起用を見ていると、そういった選手を使っていこうという部分が見えなくもないですが、成熟しすぎてしまった感のあるチームに組み込むことができないというのが実際のところなんでしょう。

今後の現実的な目標としては、来年のACL出場権(J3位以内)ですかね。ボーダーラインまでの勝ち点差は5ですから、ここであれば数字の上でも十分可能性はあります。監督去就の話も、変更せざるを得ないシーズン当初からの目標に対し有効かどうかという観点で語っていくべきでしょうね。

レアンドロの中東行きはなさそうですが(苦笑)、ここ数年続いている主力の途中離脱はパク・ドンヒョクの柏へ移籍で今年も発生してしまいました。チームマネージメントとして、補強の的確さとともに責任を問われる部分だと思いますが。

お金の無駄遣い。ある意味、それもビッグクラブ特有の現象です(笑)。ということは、ここを改善すれば、チームとしてもっと強固な基盤を築けるハズです。ユースという強みもあるわけですし・・・。
【2009/08/06 13:02】 URL | けんぼーパパ #-[ 編集] | page top↑
全くもって同感です。

昨年からの疲労の蓄積もかなり大きいでしょうが、「自分たちのサッカー(=ポゼッション&中央突破の重視)」への過度なこだわりが自滅につながっているように感じます。

高い技術力をベースにして、中央から仕掛けるガンバのスタイルは、好調時には魅力的に映りますが、一度バランスが崩れると、カウンタサッカーのチームには格好の餌食となりますしね。

日本人は選手も監督も、「自分たちのサッカー」に必要以上に固執しているような気がします。相手や天候、チーム内の状況、等に合わせて、一番効率的なサッカーをするというのが最優先であってもいいと思うのですが。
【2009/08/06 12:48】 URL | デロリ #-[ 編集] | page top↑
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