横浜Fマリノス 勝負弱さを生んでいる3つの原因。
現在第20節を終了した時点で6勝7敗7分の第11位。
近年はなかなか上位争いができないでいるマリノスですが、
今季はその原因がどこにあるのか、
それを考えてみたいと思います。

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横浜Fマリノスは、第20節終了時点で、得点27、失点23、ということになっています。失点23は、鹿島、新潟、浦和、に続く第4番目の少なさであり、得点27は、川崎、広島、G大阪、磐田、鹿島、F東京、に次ぐ7番目の多さということになっています。
つまり、得点や失点の結果から考えれば、だいたい4位から6位ぐらいにはいてもおかしくないと思うのですが、実際は現在11位ということで、6勝7敗7分、その原因は何であるのか、それを考えてみたいと思います。

そこで注目したいのが、ここまでの全20試合のスコアと結果なのですが、「0-0」という引き分けが3回、「1-1」という引き分けも3回、そして、「1-2」という敗戦が4回ある、ということであります。
つまり、要するにこれが何を示しているのかと言えば、勝負弱い、ということであると私は思う訳です。チームとして、あと1点を取る力があれば、または、あと1点を守れる力があれば、負けが引き分けとなり、引き分けが勝ちとなり、ということではある訳ですが、しかし、その総合的な得点力や守備力というものよりも、スコアはいくつであれ、試合に勝つということ、勝点を積み重ねるということ、その勝負強さというものが、今のマリノスには大きく欠けている、そのように私は思う訳ですね。

そして、その勝負強さというものが、なぜ今のマリノスには無いのか、と言う事なのですが、個人的に考えているその原因は3つ程ありまして、それは、

(1) ゲームプランの未熟さ
(2) 狩野、兵藤、長谷川、の未本格化
(3) 主導権を握る為の守備力の弱さ

ということであります。

まず(1)についてでありますが、要するに、どのようにその試合に勝つのか、どのようなスタイルで戦うのか、ということであります。今のマリノスの場合、中盤や前線の選手に機動力タイプの選手が多いこともあって、ハイプレス型の戦い方をしていると思いますが、実際のところハイプレス型のサッカーをより機能させる為には、機動力に優れた選手が揃っているだけではダメで、そこには、前線でボールを収めることが出来て時間を作れるような選手と、中盤でボールを収めることが出来て試合をコントロールできるような選手、この2人のタイプの選手の存在が必要であり、それが存在していない場合、これはやや今の日本代表とも被りますが、どうしてもそのハイプレスが最後まで持続しない、ということになる訳であります。
そして実際のところ、そのような選手が不在であり、機動力型の選手ばかりである場合には、そのようなハイプレス型よりも、カウンターサッカーの方が適している、ということであります。もしかしたら、木村監督は、前線でボールを収めることが出来て時間を作れるような選手としてキム・クナンを考えており、そのキム・クナンを起用した形というものを今は構築しようとしているのかなとも思いますが、もしそうであれば、その方向性の方が正しいのかもしれないと個人的には思います。

次に(2)についてでありますが、これは(1)とも密接に関係していますが、ゲームプランの明確な試合をやる為には、チームとしてどのようなスタイルで戦うのか、ということと同時に、それを実現できる個々の選手の能力というものも必要で、(1)の中で挙げた「中盤でボールを収めることが出来て試合をコントロールできるような選手」、その存在にならなくてはならないのが、狩野、兵藤、長谷川、というマリノス期待のMFの若手選手であると思う訳です。
しかし、現在のところ、私が見る限りでは、この3名の選手は、まだまだ本格化していない、まだ未本格化の状態であり、それが現在のマリノスの勝負弱さということにも、大きな影響を与えていると私は感じる訳であります。ポジションはボランチであれ攻撃的なMFであれ、彼らの中の1人でも「中盤でボールを収めることが出来て試合をコントロールできるような選手」として本格化してくれれば、それでマリノスのチームとしての強さは確実に1ランクアップ、そのように私は思うところです。

最後に(3)についてですが、これは冒頭にも書きましたが、マリノスの失点はJ1全18クラブ中4番目に少ない、しかし、それがここぞという勝負時の守備の強さとは必ずしも関係していないことも多く、結局、そのここぞという時の、勝敗を左右するような守備の強さ、つまり、主導権を握る為の守備力、それが弱いと、いくら総合的な失点が少なくても、なかなか競り合いの試合を良い結果に導けない、ということであります。
そして、そのここぞという時の守備力ということに関して、現在のマリノスで気になるのは、サイド攻撃に対する守備の弱さ、ということであります。3バックの時には、当然のそのシステムの特性から、どうしてもサイドが弱点になる、ということがあって、おそらくそのためではないかと思いますが、最近は4バックにシステムを変更した訳ですが、それでもまだ、サイド攻撃に対する守備対応の悪さというのは感じられるところで、そこをどう守備陣の連携、特にSBとボランチとSHの関係性、そこの連携で高めていくのか、また、個人としてのSBの守備対応の強化、それで高めていくのか、それが今のマリノスの場合には、1つの大きな守備における課題になっている、そのように私は思う訳であります。
結局、そのように、主導権を握る為の守備力、それが高まってくれば、当然、攻守というのは表裏一体でありますから、必然的に攻撃力も高まってくる、つまり、守備組織がしっかりしていれば、後ろの守備がしっかりしていれば、攻撃的な選手はより攻撃に力を残し発揮することができるし、後方の選手も思い切って攻撃参加していくことが出来る、ということであります。大事なのは総合的な失点の少なさではなく、いざという時の守備力、つまり、主導権を握る為の守備力、であるということであります。


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