名古屋Gvs川崎F 「チームとしての完成度に差。川崎フロンターレが快勝」
試合 :第21節
開催日:2009年8月15日
結果 :川崎フロンターレ勝利
スコア:「0-2」
得点者:ジュニーニョ×2

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○ 名古屋グランパス 「新戦力の加入でチームが機能せず」

FW:ケネディ
MF:マギヌン ブルザノビッチ 玉田
MF:小川 中村
DF:三都主 吉田 パヤリッツァ 竹内
GK:楢崎

名古屋のスタメンの配置は上記のようでありましたが、前半途中でも、玉田がトップに入り、ブルザノビッチが右SHの位置に入ったり、更には、今度はそのブルザノビッチがボランチに入り、小川が右SHの位置に入ったり、とにかくチームとして一番流れがスムーズになる配置はどうであるのか、それを試合の中で探っているような状態でした。
失点の方は、前半12分、ボランチの小川のところで囲まれてボールを奪われると、そのままジュニーニョがドリブルで持ち上がりゴールを決めました。そして、2失点目は後半28分、憲剛からのスルーパスに抜け出したジュニーニョがシュートし、そのGKに弾かれたボールがジュニーニョのところに返ってしまい、再びジュニーニョがヘディングでゴールを決めました。
1失点目は、川崎の鋭いプレスに押されてボランチのところでボールを奪われてしまったのが原因であった訳ですが、名古屋の方のその辺りでのパス回しというのが完全に川崎の方に読まれていて、この試合を象徴するようなシーンでありましたし、また、2失点目も、憲剛が5~6秒ぐらいの長い間ボールを保持して完全にスルーパスを狙っていたにも関わらず、そこに対して名古屋の選手は誰1人として寄せていかないという状態で、この失点シーンも、この試合を象徴するようでありました。
攻撃に関しても、しっかり堅固な2ラインの守備ボックスを形成する川崎の守備に対して、単調にケネディに放り込むという攻撃に終始し、更には、特にワンツーパスのプレーでミスが目立つなど、マギヌンのパフォーマンスが悪く、ブルザノビッチもチームに馴染んでいないことは明々白々で、左SBの三都主もクロスの精度を著しく欠いていたり、ドリブルで仕掛けても抜いていけないなど、試合勘の戻らなさなのか、そのパフォーマンスの悪さが際立っていました。
名古屋の場合、ダヴィからケネディに代わったことによって、昨年、ヨンセンがいた頃と同じようなサッカーに戻りつつあり、それによってチームとしては好調さを取り戻しつつあったと思いますが、しかし、ケネディに加えて、ブルザノビッチと三都主という新戦力が入ってきて、彼らのパフォーマンスがまだ高く無い上に、やはりまだチームへのフィット感というものが低いなかで、好調の川崎相手にこの結果というのは仕方ないところなのかなぁと感じました。
ケネディをワントップに据えて、玉田、マギヌン、ブルザノビッチ、小川、この選手たちをどのように配置し、どのような攻撃の形を作っていくのか、そして、守備ゾーンの形成や誰がどのような守備の役割を担って連携力のあるプレスを仕掛けていくのか、それを明確にしてビシッと再度チームを作り直さないと、なかなか良い試合というのは出来ないのではないか、そのように思います。
そしてやはり、個人的に気になるのはボランチのところで、この試合を見る限りでは、小川はボランチもやることがあるとは言え、中村直志とのコンビでは守備に不安を拭えないところで、チームにとって守備に卓越したアンカーの存在というのはとても大きいですから、そこをどうしていくのか、そのことはこれからも欠かせない大きな課題となるような気がします。


○ 川崎フロンターレ 「堅守カウンタースタイルの完成度高まる」

FW:チョン・テセ ジュニーニョ
MF:山岸 谷口 寺田 憲剛
DF:村上 伊藤 菊池 森
GK:川嶋

一方、川崎の方の戦い方はシンプルであり、その完成度が高まってきているなと感じます。関塚監督は、昨年、休養する前の開幕数試合を観てもそうでしたし、今季復帰してからもそうですが、完全にイケイケのサッカースタイルから堅守カウンターのサッカースタイルへと川崎を変化させており、それがここにきて完成度を高めてきたなと感じました。
守備面では不安のあった憲剛と谷口のボランチのところを、憲剛を1つ前に上げ、そこに寺田を起用することで中盤の底の部分での守備の強さを生み出し、中盤のもう1枚も、守備に期待できなかったブラジル人選手をベンチに置いて、献身的な守備にも期待できる山岸を起用することで、MF4+DF4枚による2ラインの堅固な守備ボックスを作り上げることが出来ていました。
更には、2トップにも以前より守備のタスクをきっちりこなしてもらい、どちらか1人は必ず中盤での守備に積極的に参加するような形を採っており、特にこの試合では、ジュニーニョがまるで鹿島のマルキーニョスのように守備に積極的であったのが印象的でした。
そしてこのことは、ジュニーニョの活躍、そのパフォーマンスの向上にも一役買っているようにも感じられ、つまり、中盤に下がってプレスに積極的に参加することによって、必然的に動き回る量が増える訳ですから、相手にとってはマークに付き難くなる、更には、1.5列目的な位置や2列目的な位置からプレーが始まることによって、裏にも飛び出しやすくなるし、前に長い距離とスペースがあることによって、ジュニーニョのスピードを活かしたドリブルも効果的になってくる、そのように感じられました。
おそらく現状の川崎というチームの場合には、この布陣と戦い方が最も結果を残せるのではないかと思いますので、そういう意味では、ACLでの活躍、それに強く期待したいところです。これで更にもう少し、攻撃面では左SHの山岸が得点に絡んできたり、右SBの森が攻撃参加で高いパフォーマンスを見せたり、守備面ではアタックとカバーの連携が高まってくれば、かなり完成度の高い強いチームがそこに生まれるのではないかと思います。


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