試合 :国際親善試合
場所 :長居スタジアム(大阪) 開催日:2010年4月7日 結果 :セルビア勝利 スコア:「0-3」 得点者:ムルジャ×2 トミッチ(FK) 記事を読む前に、 ◎ サッカー人気blogランキング ◎ ○ にほんブログ村 サッカーブログ ○ ○ サッカー FC2 Blog Ranking ○ 上記3ヶ所への応援クリックを宜しくお願い致します。
○ 戦評・雑感
FW:興梠 MF:岡崎 遠藤 俊輔 MF:稲本 阿部 DF:長友 中澤 栗原 徳永 GK:楢崎 日本代表には、こういう戦い方をして欲しい、という戦い方をセルビアが見事にやってみせてくれました。日本代表が、どんなにボールを回してても、どんなにポゼッションしてても、守備ブロックをしっかり作って崩さない。そして、その守備ブロックでボールを奪ったら、縦に速いカウンター攻撃で得点を奪ってしまう。セルビアは素晴らしかったですね。 では逆に日本代表の方はどうだったのか? まあ、簡単に言ってしまえば、相変わらずの戦い方で、正直、こういう試合はもう見飽きたなぁ、という感じです。相手の守備を少しも揺さ振れないパス回しを繰り返し、前にスペースがあるからという事で両SBが高い位置に上がってしまい、強引な縦パスや仕掛けをしてボールを奪われ、相手の単純なカウンター攻撃で失点。中央もサイドも破られて、おまけにFKまで決められて、スコア「0-3」という惨敗でありました。 失点の原因は栗原のパフォーマンスにある訳ではなくて、ただ単純に、相手の術中に嵌っただけなんですね。8枚で堅固な守備ブロックを作り、相手の守備の選手を釣り出しておいて、ボールを奪ったら、縦に速い攻撃や個人技やパスワークで相手のプレスを掻い潜り、というシンプルかつ教科書的なサッカーの前に、日本代表は手も足も出せずに終った、と言うだけであります。 2失点をしてから、日本代表は、前に、遠藤、岡崎、興梠、中盤に、俊輔、稲本、阿部、という「4-1-2-3」に変へ、後半開始からは栗原に代へ石川、興梠に代へ玉田を入れて、前に、玉田、岡崎、石川、中盤に、俊輔、稲本、遠藤、という「4-1-2-3」にした訳ですが、いくらシステムやメンバーを変えても、相手の守備を崩すアイデアやセオリーを、または、正しい守備の仕方と戦い方を、組織としても個人としても持たなければ、別に何も変わらない、と言う事ですよね。 前半3分、日本が中盤でプレスをかけてボールを奪いに行きますが、結局、取り切る事ができず、一発の縦パスで裏に抜けられてしまい、これは最後、楢崎が何とかシュートを手に当てて防ぎましたが、前半14分、中盤でパスをカットされて、一発の縦パスで中央の裏に抜けられてしまい、これは失点という事になりました。Jリーグレベルなら、その縦パスの精度が悪かったり、ゴール前へドリブルしていくスピード無かったりドリブルが下手だったり、最後のシュートを外してくれたりする訳ですが、FIFAランク15位の相手はそこにしっかりとした能力を有している訳で、これが現実であり、世界の強豪国との歴然とした差である訳ですよね。 前半22分、これも同じように日本の攻撃がカットされ、縦に速い繋ぎでサイドに展開され、簡単にサイドからセンタリングを入れられてしまい、失点という事になりました。結局、このシーンの最後のところがオフサイドかそうで無かったかはどうでもよくて、同じ事の繰り返しで再び失点してしまった事自体が、どうにもならないと言う事ですよね。 攻撃の時に2バックになってしまう戦い方など、日本はバルサでも何でも無いのだから無理だし、人数をかけてプレスに行けば高い確率でボールを奪えてしまう訳でも無いし、日本の攻撃は仕掛けていけば高い確率でシュートまで至る、と言う事も無い訳ですから、こんなリスクマネージメントの低い戦い方をしていたら、こういう結果になるのは火を見るよりも明らかでありますよね。 もしこういう戦い方をW杯でもするならば、この試合と同じような結果になる3試合が待っていると思いますし、松井や本田や長谷部が入れば、おそらくもう少しはまともな試合が出来るようにはなると思いますが、それでも、「0-3」が「0-2」になったり、「0-3」が「1-3」になったりするだけで、勝敗という結果の部分は変わらないのではないかと思います。 「入浴する前には服を脱がなければならない」でしたっけ? 相手の監督がそのような言葉を言っていたらしいですが、要するに何事も事前準備が重要で、戦いというのは戦いの前から勝敗が決っているモノ。勝負は時の運、やってみないと判らない、本番になって奇跡が起きたり、急に変わり身して鬼神のようなパフォーマンスを選手が見せたり、そういう事を期待して戦いに挑むと言うのは、まさに滑稽である、と言う事ですよね。 ○ 選手評価(10点満点) 岡崎:3点 布石も無しに、 岡崎に得点を期待しても無駄ですよね。 岡崎にどうやって得点を取らせたいのか、 または岡崎にどういうプレーをして欲しいのか、 チームとしても個人としても、 全く見えない試合でした。 いつものメンバーではない選手が多くて連携が悪かった? そんな事ではないように思います。 興梠:4点 緩急を使って、 右サイドを得意のスピードで突破したプレーは良かったですが、 後にも先にもそこだけでしたね。 センターで使おうとサイドで使おうと、 興梠に求める、 期待するプレーというのは変わらない訳で、 ならばそれをどんどん狙っていくしかない、 そのように私は思うのですが・・・。 俊輔:3点 俊輔が中でプレーしてしまう、 低い位置に下がってプレーしてしまう、 しかし長谷部と内田がいないならば、 右サイドでの起点や攻撃はどうするのか? やはり阿部や徳永がそれをすれば良いのか? いや、俊輔が右サイドの高い位置で仕事をすれば良いのではないか? 私はそう思う訳であります。 もしくは「4-3-2-1」に変えれば良いのではないか? そのように私は思う訳であります。 遠藤:2点 明らかに不調であると思います。 おそらく岡田監督の頭の中では、 この位置は本田で確定という事になっていると思うので、 そのイメージとしての遠藤のこの位置での起用であると思いますし、 それは憲剛をこの位置で使うのと同じイメージでもあったと思う訳ですが、 何にしてもパフォーマンスが悪ければ、 機能性が云々という話ではなくなる訳ですよね。 阿部:3点 最近は浦和でのパフォーマンスが良くて、 この試合でも同じようなプレーを見せようとしていた訳ですが、 それ自体は悪くない事であるし、 むしろ良い事であると思う訳ですが、 相手のレベルが上がってくれば、 それに比例して、 攻守のチャンスとピンチの見極めのレベルも高くならないとダメな訳で、 そういう頭脳の部分の成長が、 阿部にとっても課題であるように思います。 稲本:4点 稲本に関しても、 阿部と同様ですね。 川崎フロンターレで見せているような、 同じようなプレーを見せていたとは思いますが、 とにかく相手のレベルが違うので、 Jでやっているようには上手くいかない訳ですよね。 少しでも隙を作ればやられてしまうし、 少しでもズレれば攻められなくなってしまうし、 Jの感覚でやっていると、 あれ? おかしいなぁ? と言う感じになってしまうように思います。 まあ、難しい部分ですが・・・。 長友:3点 前にスペースがあるからと言って、 どんどん前に上がってしまう事は、 相手の思うツボですよね。 これは長友の個人的な判断ではなく、 チームとしての判断と言うか、 岡田監督の指示があってそうしていると思うので、 長友だけが悪いという事ではありませんが、 そこは反対サイドのSBなり、 CBやボランチなりとの関係を計りながら、 そして相手の戦い方を見極めながら、 ベストを判断していくと言う事が必要であると思います。 徳永:2点 3列目ぐらいの位置で無理なドリブルをしてボールを奪われる、 単純なパスミスでボールを奪われる、 SBなり守備的な位置の選手が、 絶対にやってはならないプレーですよね。 それならば、 強引にでも縦に仕掛けていってしまった方が、 まだ守備面でピンチを作らずに済むと思います。 とにかく判断にしてもプレーにしても、 ミスをもっともっともっと無くしていかない事には、 W杯で使える選手にはならないと思いますね。 中澤:3点 中澤の場合には、 世界レベルの攻撃陣を相手にした時には、 裏を取られてしまったら終わり、 と言う事は明白なので、 しかしそれを解決するために、 自分だけが頑張っていてもダメな訳で、 ボランチとかSBとか、 もっと自分が活きるようにプレーさせる、 そういう守備におけるリーダーシップが必要であると思います。 前や高さに対する強さをどう発揮していくのか、 もう一度周囲のポジションの選手と共に、 考えて確認して欲しいと思います。 栗原:3点 代表初スタメンとしては、 厳しい相手と、 厳しい状態の代表でのプレーになってしまったかなと思います。 栗原ではなく闘莉王だったら違ったのか? 私はそうは思いません。 問題はCBのパフォーマンスにあった訳ではないと思います。 この試合の3失点、 特に最初の2失点と言うのは、 チームの戦い方の問題であると私は思います。 楢崎:3点 前半3分のピンチの場面では、 決定的な1つの失点を防ぎました。 そして2つの失点も、 GKとしては仕方ないと思います。 但しFKでの失点に関しては、 確かに素晴らしい弾道のFKではありましたが、 防いで欲しかったなぁと思います。 玉田:3点 ちょっとプレーが空回りしてたかな、 という印象でした。 気合は伝わりましたが、 もう少し冷静にプレーして欲しいと思いますし、 ゴールを狙う動きの時に、 タイミングが速すぎて、 前に入り込み過ぎていたかなと思います。 ゴールに背を向けるような状態でボールを受けても、 玉田はシュートにいける選手ではなく、 前を向いてボールを受けてなんぼの選手ですから、 タイミングをもっと考えて欲しいなと思います。 石川:4点 石川のプレー自体は、 悪くなかったと思います。 オフサイドに引っ掛からず裏に抜け出して、 何度か決定的なチャンスを作っていましたし、 右サイドの突破も石川によって生まれていました。 後は結果さえ出せていれば、 23人の中に残った可能性が高かったのになぁと思います。 * 矢野と山瀬と槙野に関しては評価省略。 ○ 試合後記 攻撃面で気になった事を1つ。 とにかく全員が、 早いタイミングで前に行き過ぎですね。 攻撃に人数をかけていこう、 相手の守備ブロックの隙間に入っていこう、 という意図は解かりますが、 ゴールに背を向けた状態であったり、 足を止めている状態であったり、 そういう選手がいくらゴール前に集まったとしても、 相手の守備を崩して得点を奪う事はできないと思います。 攻撃に人数をかけていこう、 相手の守備ブロックの隙間に入っていこう、 しかしそれはタイミングの良い走り込み、 長い距離を走っての飛び込み、 ダイアゴナルやU字のオフザボールの動き、 そういうプレーでの、 攻撃に人数をかけていこう、 相手の守備ブロックの隙間に入っていこう、 と言うプレーでなければ、 全く効果的なものではないと思います。 最後に一言、 結果も内容も、 とても残念すぎる試合でありました。 あの、泣いてもいいですか? このブログは皆様の応援で継続されています。 記事の内容が「興味深い、賛同できる」と思いましたら、 ◎ サッカー人気ブログランキング ◎ ○ にほんブログ村 サッカーブログ ○ ○ サッカー FC2 Blog Ranking ○ 上記3ヶ所への応援クリックを宜しくお願い致します。
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sonさん、コメントありがとうございます。
どうも、はじめまして。 全ては1つ1つの積み重ねで、 その結果がこれで、 しかもそれは大方の日本のサッカーファンの思った通りと言う事で、 これほど残念な事は無いですよね。 岡田監督が何を思っているか、 怖くて考えたくないです・・・。 サムライ7さん、コメントありがとうございます。 まあ、 岡田監督の扱われ方は、 北京五輪の時の反町監督と一緒、 と言う事ですよね。 限界が見えた時にどうするのか? いつまでたっても変わらない、 強くならない、 そういう時はどうするのか? 代表は監督の育成の場ではないので、 当然その時点で代えるべき、 という話ですよね。 選手も監督もファンも可哀想な話です。 yoccさん、コメントありがとうございます。 日本人の気質でしょうね~。 ことなかれ主義、 責任回避や責任転嫁主義、 保身主義、 それが如実に出ているのではないかと思います。 antさん、コメントありがとうございます。 「試したい選手であったなら、ハーフタイムで問題点を指摘して、後半も使うべきでしょ」これはまさにその通りですね。「セルビア代表チームには感謝。はるばる極東のド僻地までやって来て、手加減無しで叩きのめしてくれて、本当にありがたい」そしてこれも同感ですね。現実というものは、やはりシビアなものですね。積み重ねてきたプロセスが、やはり如実に出る訳ですよね。 いつもの光景
守備ブロックの中にボールを持って入れる、ボールを持てる選手がいないと話になりません。
守備ブロックの外でボールをいくら回しても、得点の匂いの欠片すらありません。 苦労してサイドを突破してクロスを上げても、FWに高さ、強さが無いのでDFに跳ね返されてオシマイ。 昨日の新聞を読み返している様な、お馴染みの試合内容でした。 以下選手に関して。 栗原は気の毒。 試したい選手であったなら、ハーフタイムで問題点を指摘して、後半も使うべきでしょ。 守備の約束事の徹底は監督の仕事でしょ。 石川はいい。 やはり一対一は勝負しないと。 体調不良、故障持ちをなんで使うのかな~? コンディションが上がってないからポテンシャルを発揮できず、結果低質なプレーに終始し批判される選手が気の毒です。 セルビア代表チームには感謝。 はるばる極東のド僻地までやって来て、手加減無しで叩きのめしてくれて、本当にありがたい。 精神力がどうのとかは言いたくないが、百%の気持ちで向かって来る相手に、70%、80%で向かって勝てる程勝負は甘くない。 古い言い回して申し訳ないが、ふんどし絞め直すにはいい機会であった。 目を覚ますには遅すぎたかもしれないが、今が底と考えれば、あとは這い上がるのみ。 (目が覚めてりゃいいんだけど) >選手には、もっと反発して欲しいですね
同感なんですが、岡田監督はサッカーに関して無能である一方、部下を掌握するという方向では大変有能なんではないかと思いますね。 それが選手選考権というある種の絶対権力によるものではあるにせよ。 この代表チームでは、たとえば本田圭介が反町監督に造反したようなことは極めて起こりにくいのではないか。 そして同時に、そういった支配が行き届いてしまっていることが、このチームの自主性の薄さ、漂う閉塞間といったものにつながっている印象があります。 EURO2008のスペインも最近のブラジルもSBはまず守備からであんなにガンガン上がらないし、日本みたいな弱小チーム2CB+ボランチになるなんて論外。+1SBでも少ないくらいやのに。この事一つとっても日本代表に戦術なんてものは無いし、韓国戦から変わってない所をみると岡田監督には修正する力も無い事が分かりますよね。
途中から悲しいとか怒りを通り越して笑いながら見てました。自分達の技術の許容範囲を超えたパス回しによるパスミス・トラップミスの嵐、変わらない奪われ方、相手が狙ったとこで簡単に取られる、それにびびってその外側でボールを回して無駄に支配率が高い、意図のないだだキープする為だけのパス、相手を翻弄出来ない安全第一のボール回し、コンタクトプレーと攻守共々1対1の弱さ、SBの無謀なオーバーラップ、カウンターに脆い、ディフェンスがザルと言うか筒(笑)。ま~何も変わってない(笑) と言うかネット上の産経新聞のトップページにあった3失点目の壁の写真が今の日本代表を如実に表していると思いました。誰とは言いませんが完全に避けてるんですよね。海外では頭で弾きに行く事もあるのに。あの場面で失点したら終わりやのに、顔面当たったら儲けもんと思う選手に壁に入ってもらいたいし試合に出て貰いたい。そこは技術云々とか以前に代表戦にでる以上必要なことじゃないのかなと。痛いの嫌なら選手なんか辞めて評論家に成ればと そんな事だからやり方は間違ってないとか言えるし、そんな奴が中心選手やから同じような試合展開と失点シーンになるのかなと。FIFAランク上と言えど2軍以下の相手に負けて悔しないんかとか、国背負ってる気持ちあんのかっていうのもそうやし、中心選手として、自分が入ったのに韓国戦と同じようにやられてるのを、いつまでたってもいつも通り攻撃が全然ダメなのを恥ずかしいと思わないの?と。どうしても上手く行かない時もあるけど、中心選手ならそういう時こそせめて身を挺してゴールを守ってやるくらいの気概は見せて欲しかったなと。 もはや岡田さんが可哀想に思えて来ました。戦術的に何か教えられる引き出しなんて無いし、問題を修正する力も無い。かと言って今自分で腹を切ると無責任、逃げたと言われる。ただ協会は自分達に本格的に矛先が向けられるのが嫌なので解任はしない。で結局3連敗して責任取るのは岡田さん。岡田さんをここまでズタボロにする権利が協会にあるんですかね? はじめまして
僕も泣きたい。
前半4分のシーンで、選手たちは(監督も)いつも通りではやられる、ということをわかってほしかった。 ワールドカップまであと2ヶ月ちょっとという時期なのに、攻撃に人数をかけすぎて、守備の準備をしている選手がだれもいないというチーム状態というのは絶望的です。 いままで、試合内容が一向に変わっていかないというのも気がかりです。 ただ単純に選手が変わっただけでは、結果は変わらない。というのはその通りだと思います。 最後の最後のキリンチャレンジカップでこういったガチな相手がきて、日ごろ「強い相手とやりたい」と言ってきた岡田監督はどう感じているのでしょうか。 興味深いです。 sh-jさん、コメントありがとうございます。
セオリーが無いと、 このブログでも散々書いてきましたが、 セオリーって何なのか、 と言う事は、 この試合のセルビアの戦い方を見れば、 よく理解できますよね。 この試合の内容と結果を見て、 愚痴の1つでもこぼさない人は、 逆におかしいと思いますね~。 nozさん、コメントありがとうございます。 「今はチャレンジする人が報われない時代。 だからこそ、スポーツでは、チャレンジした人が報われるのを見せたい」 だそうですが、 それでこんな試合を見せられたら、 もっとガッカリしてしまう、 という話ですよね。 カッコ付けや理想を語る前に、 とりあえずもっと見ていて楽しめるチームを作って欲しいなと思います。 アマチュア批評家さん、コメントありがとうございます。 選手には、 もっと反発して欲しいですね。 そしてそうしたからには、 結果をきちんと出していく、 そういう気持ちでプレーして欲しいです。 次の監督、 誰になるのかなぁ~。 もうそっちの話題に切り替えた方が、 楽しいかもしれませんね(苦笑) 最低な試合
お疲れさまです。私は呆れて泣くどころか笑いたくなりました。昨日の覇気のないプレーを見ていると、選手たちが岡田を見限りはじめているのかなと感じました。この監督ではダメだ、世論の流れは選手達にも微妙に影響を及ぼしているのではないか?そうでなければもっと悲惨ですが。反対にセルビア3軍は守備の堅いカウンター主体のいいチームでした。日本は全く点が入る気がしません。最後は相手にGKまで代えられて笑えます。まあJリーグのレベルの低さがよくわかりましたわ。残り二ヶ月で守備はボロボロ、攻撃はヘナヘナ。さて岡田はどう建て直しますか。最近は中村も遠藤もかなり状態がヤバイですし。考える以上に悲惨な結果がW杯で待っているような…。さてさて次期監督は誰かなあ。
戦術の上乗せ、再度マイナスへ突入
泣いても良いですよ。こちらも涙にくれるてます。
今でも「自分たちのサッカーが出来れば」なんて思ってるんじゃないですかね(涙) そもそも、そんなもの無いのに。 実況が「チャレンジ」と言うたびに腹が立ちました。チャレンジとは無策・無謀・無準備ということではないと・・・ 何故?ということが多すぎる。 相手をなめているのかのっけから全開で前掛かり。両SBが上がりすぎ、ボランチまでも(涙) 最前線は、ゴール前に仕事場がないのでサイドに開き、交通渋滞。トップ下はボランチの後ろまで、ボールを受けにくる。2バックなので中盤が上がりきれなくなり・・・。挙げだしたらきりがない・・・今まで指摘した悪い面てんこ盛りの負の連鎖。選手を集めて、さあやれという状態だと、必ず陥るパターン。選手を変えても、主力が出ても同じなのでしょう。一番の何故?は同じ失敗を繰り返すのか? 相手がどんな戦い方をしてくるという事前準備が無いのは先発メンバーの起用で良くわかる。岡崎の左SHというのは、カウンターを仕掛けるときには使えますが、この試合の場合、この起用は無駄。ボールを持つタイプではない岡崎となると、SBorトップ下がサイドの起点をしなければならない。もしくは、近くでフォロー。そこで個人的に思う試合をぶち壊したA級戦犯(岡田監督を除く)は今回は遠藤。最悪サイドに流れて起点になれば良いものを、下がってきて、稲本・阿部の仕事を奪い、前線中央に人数がいないため、結局SBはさらに上がる。本田・平山のように、前を向けなくてもワントップのそばで、中央から動かないだけでも機能するのに、遠藤としてのトップ下をやってしまった。適性があると思われる山瀬が入るころには、既にゲームもチームも壊れていた。 局面での個の力としては、むしろ今回のセルビアより日本の方が上だったと見ました。石川の飛びだし方などは、この試合の中では異次元でした。こんな戦い方・準備では、たとえトップにメッシが入っても勝てなかったのではないかと思います。 セルビアは、仮想デンマークとして絶好の相手だったと思うのですが、こんな戦い方をするつもりだったのでしょうか?もしそうなら、今からでも監督コーチ陣は一新すべきですね。 この試合で、テスト・適性を確認された当落線上の選手はかわいそうです。 遠藤・中村俊では本田の代わりが効かないことが分かったので、今のJのパフォーマンスを期待して、小野をみたいですね。もう無理かもしれないけれど。 余談ですが、日本のパスコースに主審が入っていることが多かった。見やすい位置に来ていただけだろうが、主審だけでなく、インターセプトを狙う相手チームにも予測しやすそうでしたね。(セルビアにそのように誘導されたのでしょうけど) 終焉
日本が目指すべきサッカーをセルビアがやってて、滑稽でした。
俊輔か遠藤から出される、縦パス1本に好調の田中達也と森本が猛スピードでゴールに切り込んでいく。 後方から本田がフリーでゴール前に駆け込んでおり、ミドルもあるかも!と期待しちゃいます。 もしボールを取られても、7人が守備をがっちり固めているので、これで点取られたらまぁしょうがないな、という感じ・・。 つまり戦い方が間違っているのです。 弱い国には弱い国なりの戦い方があるのです。 横パスを回すことは相手に守備ブロックを整えさせる時間を与えます。日本を相手するときは、そうしてパスを回させ、フィジカルを生かしたカウンターだけを狙えばいいのです。 フィニッシュの精度が高い選手を前線に2枚配置すれば、バーレーンでも確実に日本に勝てます。 愚痴が過ぎました・・、すいません。 |
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