イングランド戦 「方向性は正しく修正されつつあると思う。後は少しの修正を加えて、落ち着いて自信を持ってプレーする事」
試合 :国際親善試合
場所 :グラーツ(オーストリア)
開催日:2010年5月30日
結果 :イングランド勝利
スコア:「1-2」
得点者:闘莉王 OG×2

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○ 戦評・雑感

FW:岡崎
MF:大久保 本田
MF:遠藤 阿部 長谷部
DF:長友 闘莉王 中澤 今野
GK:川島


ピークをW杯本番に合わせていく余裕があり、まずは怪我をしないという事を強く念頭に置いていたと思いますから、イングランドの本気度的には50%程度という感じでしたが、例えそうであっても、日本はまずまず良く戦ったと言えるのではないかと思います。セルビア戦と韓国戦で、日本はガタガタになっていましたからね。それを普通の状態にまでは戻せてこれたかなとは思います。

そして、その要因は、システム変更と戦術変更にありますよね。岡田監督は「4-1-2-3」と言っていたようですが、メンバー的に見れば「4-3-2-1」と言えると思います。やはり日本の場合には、ダブルボランチ、つまり2枚で中盤の底を守るというのはキツイし、また常識的に考えても、アンカーを置かないというのはキツイですよね。

2枚にすると言う事は、1人1人が中央とサイドの両方のゾーンを守らなくてはならなくりますが、3枚にすれば、1人1人が、左、右、中央、と1つだけのゾーンを守る事に専念できますし、更には、そこのゾーンの配置的なバランスが取れますから、どこかにエアポケットを作ってしまう事も無くなり、この試合では、恒常的に弱点となっていた中盤の左サイドのゾーン、そこが穴にはならないで済んでいましたよね。

と言う事で、路線的にはこれで正しいと私は思う訳です。こうやって4+3でしっかり守備ブロックを作っていけば、そう簡単には良い攻撃をさせない事が可能だと思う訳です。但し、まだまだ改善点はあります。まずは守備からなんですが、1つは、サイドの守備に本田と大久保が下がり過ぎている、と言う事ですね。これをやってしまうと、実質的には「4-5-0-1」という形になってしまい、確かに守備には厚みが出ますが、攻撃になった時はキツイですよね。

もちろん、意図というのは解かります。本田と大久保が開いて、攻撃になった時にはその2人にボールを預けてサイドで起点を作り、遠藤と長谷部が中を上がってきて攻撃する、という事だったと思います。しかし、このやり方だと、運動量的にキツイですよね。本田と大久保は、サイドの低い位置まで守備に戻り、そこから高い位置に上がって起点となり、更にゴール前まで入っていくという、かなりの長い距離を走り続ける運動をしないとダメになってしまう訳です。

また、遠藤と長谷部にしても、大久保と本田が開いて守備(プレス)に行ってしまいますから、例えば相手のCBやボランチに対しては、遠藤と長谷部がFWの位置ぐらいまで上がってプレスに行かなければならなくなり、またそこからDFラインの前まで戻って守備をする、と言う事を繰り返さなくてはならなくなりますよね。つまり、このようなやり方であると、とても非効率になる、と言う事であります。

ではどのように変えるべきだと私が考えているのかと言うと、サイドの守備には長谷部と遠藤が行って、その時、中央は2枚で守る、と言う事ですね。そして、もし2枚だと不安だと言うならば、長谷部や遠藤がサイドが出て行ったスペースを、本田か大久保が下がってきて埋めて3枚にする、と言う事であります。また、本田と大久保はサイドに開いてプレスに行かず、相手のCBやボランチ、つまり相手の中央の選手をケアする、と言う事であります。

こうする事で、長谷部と遠藤は、基本的には、守備の時には横移動だけ、攻撃になったら縦移動だけ、と言う事になるので、移動距離が短くなりますし、また、本田と大久保も、基本的には下がり過ぎないで良くなるので、相対的に移動距離が短くなり、移動距離が短くなるという事は、それだけ運動量を必要としなくなる、と言う事ですよね。

じゃあ相手のSBがボールを持った時のプレスはどうするのか? と言う事なんですが、低い位置でボールを持っている時には、プレスに行かなくて良い訳です。それよりも、そこからロングボールや中央に入れてくるパスに対してケアしていればOKである訳です。そして、SBがボールを持って高い位置に上がってきたら、長谷部や遠藤が出て行ってプレスをかければ良い訳ですね。

結局、何事も取捨選択が重要である、と言う事だと私は思う訳です。中央も人数をかけて守りたい、サイドも人数をかけて守りたい、と言う事をやれば、「4-5-0-1」や「5ー4-0-1」という形になるしか無い訳で、それは状況によっては良い訳ですが、例えば、1点リードして残りの少ない時間を守り切りたい、と言う場合などは良い訳ですが、やはり攻撃にも威力を残しておかないと、この試合のように長い時間を守り切るというのは厳しいですよね。従ってサイドと言うのは、自陣の深い所以外では、ある程度捨てないと、この試合のように、90分間スタミナが持続しない、と言う事に当然なると私は思う訳です。

そして、守備面で言うともう1つには、遠藤ですね。前述の通り、この試合のようなやり方をするならば尚更、サイドボランチの選手には運動量が必要とされてきて、仮にこれを私が言うようなやり方に変えたとしても、やはりサイドボランチには運動量が必要とされてくる訳ですね。この試合、松井が交代選手として出てきた時に、遠藤と交代してくれればなぁ、と思ったのですが、大久保と交代してしまいました。その少し前から、全体的に運動量は落ち始めていたのですが、特に遠藤の運動量が大きく落ちていたと私は思う訳です。

1失点目のシーン。解説の人は、中盤の選手が前から行けなくなって、DFラインが下がり過ぎてきたからやられた、という事を言って訳ですが、これはちょっと違うと私は思っていて、前に行けなくなったのではなく、前に行って戻れなくなったからやられたと、私は思う訳です。

つまり、この少し前あたりの時間から、全体的な運動量が落ちてきて、運動量が落ちてくると、粘り強い守備をするのがキツクなるので、ついつい飛び込んでしまう守備対応をしてしまうんですね。粘り強く対応しながら、少しづつ相手の攻撃を遅らせながら、スペースを埋めながら、という守備をしていれば良かったのですが、ついつい体力的にキツイので飛び込んでしまう守備対応をしてしまう、つまり、一発狙いの守備をしてしまう、と言う事で、それをかわされると、裏にスペースができてしまい、サイドにも対応が遅れてしまい、突破を許して良いセンタリングを上げさせてしまう、と言う事が原因であったと私は思う訳です。

従って特にサイドボランチのところには、運動量が豊富な選手を起用しておかなければならないし、もし遠藤をスタメンで起用するのであれば、遠藤の運動量という事をよく注意して見ておいて、少しでも落ちてきたと感じたらすぐ交代する、そういう事が必要じゃないかと私は思う訳です。そしてこれは、本田や俊輔あたりにも同じ事が言えると思います。日本にはスーパーサブ的な交代カードは無い訳で、そうであるならば、日本の生命線は運動量であるとしているのですから、交代はそれを保つ為に使う、それで良いのではないかと私は思う訳です。

そして、次に攻撃面なんですが、韓国戦などと比べても、明らかに、岡崎をシンプルに使っていこうという意図が見られた、これは良い方向性だと私は思っています。岡崎はやはりフィフティーフィフティーのボールをマイボールにできる巧みさや強さを持っていますよね。イングランドDFの本気度が50%程度だったとは言え、10本あれば1~2本は競り勝てる可能性は感じますよね。やはり森本に比べても、その辺りは岡崎の方が巧みだし強いと感じました。従って、こういう岡崎をシンプルに使った攻撃と言うのは、これからも続けていって欲しいし、残りの時間は少ないですが、その形を少しでも高めていって欲しいなと思います。

更に、今度は大久保と本田についてなんですが、まずは前述したように、サイドの守備に下がり過ぎない、と言う事ですね。そして、2人が両者共にサイドに開かない、と言う事もやって欲しいと思います。つまり、1人がサイドに開いたら1人は中、と言う事をやって欲しいと言う事ですね。

この試合では、イングランドの本気度が低かったので、岡崎1枚でも何とかポストプレーができていて、前線で起点となれていたから良かったですが、やはり本番の試合で岡崎1枚というのは厳しいですよね。やはりそこにもう1枚、この試合ならば大久保か本田が近くにいないと厳しい、場合によっては大久保も本田も近くにいないと厳しい、と言う事になると思いますから、必ず、起点を作ろうとする1つの局面には2人以上いるようにして欲しい、そのように思う訳です。特に中央で起点をつくろうとする場合にはそうですね。

だから私は、「4-3-3」ではなく「4-3-(2-1)(1-2)」が良いと提案する訳で、前線の3枚がフラットな横並びになるのではなく、トライアングルを作ると言う事、これが必要だと思う訳です。日本には個人でサイドを突破していけるような選手はいない、1人でポストプレーをこなしてしまうような選手もいない、そして、ショートパスやダイレクトパスによる攻撃をしようとする場合には、3枚による小さなトライアングルを作る事が必要である訳ですから、そのことをもう1度、確認してもらいたいなぁと思います。

と言う事で、結果的には、先制しながらも「1-2」で逆転負け、OGによる2失点という痛い敗戦ではありましたが、もし本番のオランダ戦でこの結果だったら、悪く無い結果ですよね。初戦のカメルーンに勝つか引き分ける事ができれば、最小得失点差の負けはデンマーク戦に望みを繋ぐ事ができます。

後は落ち着きですね。闘莉王のOGも、中澤のOGも、そして、岡崎のシュートも、森本のシュートも、落ち着いて対応しクリアすれば、落ち着いてゴールの枠にシュートを飛ばせば、防げたかもしれないし、シュートが決ったかもしれないと、私は思う訳です。残りの時間でやれる事は少ない訳ですが、方向性は修正されつつあると思いましたし、後一歩修正を加えて、後は自信を持って落ち着いたプレーをする事、大人のプレーをする事、それで少しは良い結果の可能性が高まってくるのではないかと思います。


○ 選手評価(10点満点)

岡崎:5点

やはりこういうシンプルに使っていく攻撃の方が、
岡崎の良さがでますよね。
岡崎は裏に抜け出して突っ込んでいくしか能が無い、
ポストプレーもできないし前線で起点も作れない、
みたいな事を言う人もいますが、
確かにそれが世界レベルとは言えませんが、
ある程度はできますよね。
そしてどちらにしても、
今は岡崎が実績的に言っても一番な訳で、
速攻による速い攻撃に活路を見い出すしか無い訳ですから、
岡崎の特徴や武器をフルに活かした攻撃をする、
つまりはこの試合のような攻撃をする、
と言う事が一番だと思います。

本田:4点

もっとシンプルなプレーでいいですね。
ボールが来る前から、
パスをするのか、
シュートをするのか、
ドリブルをするのか、
それをハッキリ決めておいて、
とにかくそれを速くやるという事、
それが必要だと思います。
ちんたらボールをキープして考えてる時間は無いし、
迷っていたらすぐに寄せられて囲まれてしまいますから、
とにかくシンプルに速くプレーするという事、
常に頭で次のプレーをシミュレーションしておくという事、
それが必要かなと思います。

大久保:5点

本田以上に守備に頑張っていたし、
守備に貢献していました。
但し、やはりそれと引き換えに、
ゴール前でのプレーはできなくなるし、
シュートを撃つ事もできなくなりますよね。
守備をするな、とか、
守備に戻るな、とか、
そういう事ではなく、
判断という部分ですよね。
後ろに7枚がしっかり揃っているなら、
必ずしも守備に戻る事は無いし、
逆に例えば長友や遠藤が前に出てしまったなら、
この試合のように意欲的に守備戻り穴を埋めてカバーする、
そういうプレーができれば最高かなと思います。
但し1つだけ、
気迫は良いですが、
退場だけは勘弁して下さいね。

長谷部:5点

左にまで守備に行く事はないですね。
特に3ボランチ気味にしましたから、
左は左のサイドボランチの選手に任せて良いと思います。
いくら運動量のある長谷部とは言え、
そこまで広い範囲をカバーしていたらスタミナが続かないと思います。
そこまで守備に力を使うのであれば、
その分の守備の力を攻撃に振り分けた方が、
攻撃力が増すだけでなく、
結局は守備をも増す事になると思います。
後は、
攻撃の時のプレーとして、
ゲームを組み立てようとするよりは、
シンプルにボールを前の選手やサイドの選手に預けて、
前に走った方が良いかなと思います。

遠藤:4点

スタミナがある内は良かったんですが、
やはり2ボランチでも3ボランチでも、
遠藤のボランチ起用は厳しいですよね。
そこが走れなくなってしまうと、
攻守において威力が落ちてしまうので、
個人的には別の選手が良いかなと思います。
SBには内田か駒野を使って、
遠藤のところに今野というのを試して欲しいなぁと思います。

阿部:4点

ちょっと厳しいですが、
4点ですね。
アンカーを入れた効果というのはハッキリ出ていて、
それは良かったですし、
阿部もよく守備していたと思いますが、
但し、
攻守の切り替えがまだ遅い部分があって、
そこと、
攻撃への貢献ですね、
そこが物足りなかったかなぁと思います。
ロングフィードを出すのが闘莉王だけだと、
この試合でもそうでしたが、
闘莉王が狙われてしまい、
攻撃でも威力が落ちてしまうし、
守備でも危ない事になりますよね。
だから闘莉王のようなロングフィードを出す選手が、
どうしても、もう1枚必要なので、
アンカーの選手にはそれも個人的には求めたいところです。
阿部ならできるはずだと私は思っています。

今野:5点

今野をSBに使うと、
やはり守備は安定しますね。
長友に比べて高さがあったり、
フィードという部分でも期待が持てます。
だから今野をSBに使うというのは賛成なんですが、
できればそこを内田か駒野に頑張ってもらって、
今野を左のサイドボランチに使う事ができれば、
もっと良くなるような気がします。

長友:5点

韓国戦に引き続き、
強いフィジカルと運動量で、
戦える選手だなぁと強く感じました。
右なのか左なのか、
と言うのは、
相手に合わせてという事なのかなと思います。
但し、フィードがねぇ・・・・。
もっと落ち着いて前を見て繋げば良いと思うんですが、
なぜあんなに焦って闇雲に前に蹴るんでしょうかねぇ・・・。
それをしちゃうと、
せっかく良い守備をしても、
台無しになってしまいますよね・・・。
う~ん、困ったものだ・・・。

中澤:4点

韓国戦に引き続き、
中澤がサイドに出て守備対応する事が多いのですが、
アンカーと今野を入れれば、
とりあえずは大丈夫かなとは思いますが、
個人的には、
そこは他の選手に受け渡して欲しいなぁと思いますね。
中澤の場合にはスピードが無いし、
ドリブルにも弱いので、
サイドに出て行ってもあれかなぁと思いますね。
そして、
OGのシーンですが、
あれは落ち着いてクリアして欲しかった・・・。
ルーニーのプレッシャーを感じていたとか、
グラウンドがスリッピーだったとか、
あるとは思いますが、
あれを本番でやられてしまうと困るなぁと思います。
苦し紛れの何でもないクロスボールだったんでね・・・。

闘莉王:5点

CKからの先制ゴール、
これは素晴らしかったですね。
それから闘莉王が入ると、
やはりロングフィードがあるし、
ボールが前に出てくるようになりますね。
但し、阿部のところにも書きましたが、
それが闘莉王だけという事になると、
相手に狙われてしまいますよね。
OGのシーンに関しては、
あれは仕方なかったかなと思います。

川島:6点

この試合が引き分けや勝ちという結果だったら、
8点でも9点でも良かったと思うぐらい良かったですね。
PKを止めましたが、
本番でも期待したいですね。
もちろん、
PKを取られるようにならない事が一番ですが。
どうでしょうかね?
こういう好調な選手は、
本番でも使っていくべきではないでしょうか?
今の楢崎は特別良いという訳でもありませんし、
川島を使っても良いような気がします。

森本:3点

岡崎と比べても、
ボールが収まらなかったですね。
空中戦の競り合いでも、
上手く競り合えていなかったと思います。
全体的に運動量が落ちてきてから入ったので、
その部分ではあれでしたが、
森本が岡崎のように前線で働けなかった事も、
終盤の苦しさの原因になっていたように思います。
但し、やはり得点への期待感というのはあるので、
とにかく得点という結果が欲しいですね。
それで大きく変わるような気がします。


* 松井と玉田に関しては評価省略。


○ 試合後記

「2009年6月14日 日本代表が現在の日本人選手の能力で結果を求めていくためには『7人によるカテナチオを完成させる』のが良いのではないか?」

「2009年6月15日 7人のカテナチオからどう攻めるのか? 前3枚による攻撃の形と攻守における約束事の明確化が機能性のポイント」

「2010年2月20日 これから先の戦い方についての個人的な提案と、それに付随して、岡田ジャパンの問題点について」

個人的には、
やっと3ボランチにまで、
辿り着いてくれたなぁ、
という感じです。
ここに辿り着くまで、
長かったですね~。
もう言っても仕方ない事ですが、
この形をもっと早く採用して、
長い期間を使って成熟させていたら・・・、
とは思わずにいられません。
但しこれで、
少しは道筋が見えてきたなぁと感じています。
かなり遅いですけどね・・・。
こうなってくると、
次のコートジボワール戦は、
どうしてもこの形での勝利が欲しいですね。
そうすれば、
自信を持ってW杯本番に向かえるような気がします。




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【2010/05/31 11:45】 | 岡田ジャパン試合 | トラックバック(0) | コメント(14) | page top↑
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コメント
二位さん、コメントありがとうございます。

できれば、少ないボールタッチ数で、縦に速く、
グラウンダーで繋いでいきたいですね。
また、できればサイドで起点を作りたいところです。
そして、裏を狙っていきたいところです。
高さで競り勝つというのは、どの選手でも厳しいのかなぁと思います。


アマチュア評論家さん、コメントありがとうございます。

俊輔はコンディションがねぇ・・・。
彼が絶好調なら、
もっと期待感が持てるのですが・・・。
川島がアトランタ五輪の時の川口にようになってくれたら嬉しいですね。
とりあえず、
コンディションが良い選手を、
優先的に使って欲しいですよね。
【2010/06/02 23:34】 URL | 管理者jube #-[ 編集] | page top↑
日本3点入れました?
毎回お疲れ様です。イングランドの出来は酷かったですね。テストとはいえ本番決勝まで行けるのか?カペッロさんよ。まあ強国の心配より日本ということで簡単に2点だけコメントを。一つ目はなんと言っても川島です。気迫が前面に出てましたね。大久保の気迫はなんかムカつきますが彼はいいです。こんなGK日本にもいたんだってくらい驚きです。よく飛んでました。やはりGKは最後尾から恐喝、じゃなくて恫喝するぐらいじゃないと。「中沢もっとスピードだせ!」とか「闘莉王ちんたら戻ってんじゃねえ!」とか「遠藤今存在してねえぞ!」とか彼ならズンズン言ってくれそうです。楢崎は奥手だし本番は川島で行きましょう。二つ目は攻撃陣の迫力の無さ。前を向いてボール持っても一切ワクワクしませんねえ。やはり中田ヒデは偉大だったなあ。あのクラスの選手はいつ出てくるのやら。個人的には攻撃のタクトは永久修理中の中村俊より中村憲に期待したい。岡田監督英断しないかなあ。メガネが曇らない限り無理だろうなあ。
【2010/06/02 21:52】 URL | アマチュア評論家 #-[ 編集] | page top↑
あそこまで引くならワントップの位置にロングボールに競れる選手を置きたいですね。
(前田がいないので!)矢野か本田になるんでしょうか。
【2010/06/02 02:24】 URL | 二位 #-[ 編集] | page top↑
123さん、コメントありがとうございます。

そうなったら、どうにもならないでしょうね。
セットプレーで得点が取れることを期待するしかないですね。


kkenji1さん、コメントありがとうございます。

今いる戦力でどれだけやれるか、
その戦力でのベストを選択できるか、
それが重要かなと思います。


sonさん、コメントありがとうございます。

攻撃ではミスを恐れずチャレンジしていく事が大切ですが、
守備ではミスをしない事が大切ですからね。
守備でミスを連発するようだと、
日本がW杯で良い結果を残す事はかなり難しいですよね。


qooさん、コメントありがとうございます。

心は熱く、しかし、頭は冷静に、と言う事ですよね。
周囲の選手のプレーにカッカするのではなく、
それができないならどうするのか?
それならばこうしていこう、
という知恵を働かせる事が重要ですよね。


antさん、コメントありがとうございます。

常識的に考えれば、
コートジボワール戦では、
控え選手を試していくというのが普通なんだと思いますが、
ハッキリ言って今の日本代表にはそういう余裕が無い、
主力の形さえハッキリ決っていないので、
それを考えると、
コートジボワール戦では主力で戦って、
少しでもその形を成熟させて欲しいなぁと私は考えています。


nozさん、コメントありがとうございます。

強豪国と比べれば、
当然個人の力差はありますので、
走らされたり攻めさせられたり、
相手の術中に嵌ったら100%アウトですよね。
しかしこちらのペースに持っていけば(支配していくことではない)、
可能性というのは高まりますよね。
今の日本代表が取りうる最善の手段と言うのは、
相手に焦らせるなど、
精神的なプレッシャーを与えていく事だと思いますので、
それをやるための最善の戦い方を研ぎ澄ましていく事、
それだけに全精力を尽くして欲しいですよね。
【2010/06/01 19:07】 URL | 管理者jube #-[ 編集] | page top↑
 何度もビデオ見てしまいました。
後半の運動量低下は、オランダ戦の様な自滅では無くカペッロにやられたものだと思いますので、前回とは意味が違いますよね。jubeさんのご指摘どおりで、攻撃時は4-1-2-3的に(実質4-3-2-1)守備時4-1-4-1(実質4-5-0-1)という形でしたので、攻守の切り替えでかなり走らされていました。特に後半ジェラート・ランパートの縦関係のセントラルMFで、2CB・1ボランチを作り、両サイドを上げ、阿部に一人ぶつけ、一人はフリー。結果、本田・大久保の位置の選手がサイドで守備するのが必須になってしまった。失点直前までその形だったためかなり消耗した。結果論ですが、早めに守備も4-4-1-1or4-3-2-1の形に修正すべきだったと思う。
 しかし、簡単に戦略的にシステムを作れるイングランド(調整段階でも)に対し、日本は少しでもバランスを崩すと危ない。このあたりが強豪国とのギャップ、力の差なのかと感じます。
 短期決戦には、ラッキーボーイが必要なため、川島を生かしたいですね。実力が上の楢崎も前後の動きには不安がありますし。
 今年、岡田監督の最高の采配は、長谷部にキャプテンマークを渡したことだと思います。しかし、阿部を本気使うつもりなら、次戦彼に渡して欲しい。稲本・今野やシステム変更におびえまだ本来の力を出していない。信頼と責任によって力を出すタイプだと思います。
 時間は無いが期待できる方向を向いただけですが、良かった。先制点は偉大ですね。
 
【2010/06/01 12:09】 URL | noz #-[ 編集] | page top↑
ちょっこっと観戦
1本田は本田であり俊輔ではない。
俊輔の代わりをやらせてもうまく行かない。
2阿部を入れて守備の人数が増えたので守れる様に見えた。
ただ足が止まるとやられてしまうのは変わらない。
それにしても守備の約束事が、今この時になっても見えてこないって、どう言う事なのだろう。
まだありますが、キリもないのでこの辺で。
個人的には、本田を使うならトップ下ではないかと。
ただ周りで汗をかく選手がいないと、彼は生きない気がします。
左SHは大久保で良さそうですが、問題は右SH。
俊輔は無理そうで、矢野は???。
あとは長谷部しか思い当たらない。
内田のコンディションが良ければSHに上げ、SBは今野ってのも手ですけど。
そうなるとDHは阿部、稲本、遠藤、憲剛の組み合わせ。
何はともあれ、動ける人間だけでチームを作ると形にはなる、と再確認できました。
最後に、コートジボアール戦では、憲剛、岩政、矢野等、試合に出ていない選手をぜひ使ってほしいです。
W杯予選リーグは短期決戦。
23人全員で戦う総力戦にしないと、3試合目がどうなっちゃうのか不安でしょうがありません
【2010/06/01 11:39】 URL | ant #-[ 編集] | page top↑
石川がいれば、ガラッと流れが変わってたかも、もう無理やな!!

それでは大久保選手に一言、私の息子は高校でRUGBYをやっています。
いつも息子に言う一言を彼に
(根性でサカーしたらアカン!もう1人の自分でサッカーしよ。)もっとええ~動きができるはずや。
【2010/06/01 11:11】 URL | qoo #-[ 編集] | page top↑
方針転換しすぎ
久しぶりになります。

がらりと戦術が変わりましたね。

不必要にまえから守備を行わなくなりました。

あとひと試合で本番ですから、攻撃の形をなんとか作っていきたい。と監督も思っているはず。

ただ、選手選考の幅の狭さによって、監督は自分の首を絞めている気がしますが。

3センターという提案に対しては、僕から見て、この試合、本田と大久保がサイドの守備をさぼらずにお行っていて好印象でした。ですのでサイドにあらかじめ人を割いておくのは、ワールドカップで対戦する強豪相手には必要なのではと思います。
まあ、僕が守備重視の傾向にあるからかもしれません。

あと失点シーンは、ハエのようにたかるという悪い癖と、前線の前からプレッシャーをかけようとする意図とディフェンスラインの後ろで守ろうとする意図とがかみ合わなくなるという恒例のパターンたったとおもいます。
イングランド相手では、一瞬のミスが失点につながるんのだと痛感しました。
【2010/06/01 01:21】 URL | son #-[ 編集] | page top↑
アンカー置いたので最悪な状態は脱したようですが、攻めに全く迫力がない(涙)

中田英が如何に偉大だったか思い知らされました。

川島6 唯一のワールドクラス
長友5 クロスの精度が・・・
ツリオ5.5 ナイスゴール
中沢5 衰えか?
今野5 虐殺回避要因?
阿部5.5 役得?
遠藤4.5 遅いし怖くない
長谷部5 今の日本では安定しているが普通の選手の普通の出来
大久保4.5 守備だけ頑張る。攻めは期待できない・・・
本田4.5 完全に浮いている。
サイドバックと絡めずFWも不在。内に絞ったほうがいいかも。
岡崎4 宇宙開発。1トップはつらいか。つらいだろう。
森本4 なじめず。ろくなクロスもスルーパスもありえない状況でなにをしろと?
松井4 キープ力はある。森本にアーリークロスを突っ込ませろ

岡田5 中村をうまいこと切ったのは評価できる。ただ連れて行った選手が微妙すぎる。

必要な選手
CBの代わり、SBの代わり、CFの代わり、ボランチの代わり、宇佐美、香川

川島に期待します。
【2010/06/01 00:47】 URL | kkenji1 #-[ 編集] | page top↑
カウンター
堅守速攻 しかし、ほとんどが堅守遅攻

になるとおもわれます。 どうするでしょうか?

われらが日本。
【2010/05/31 22:30】 URL | 123 #-[ 編集] | page top↑
サムライ7さん、コメントありがとうございます。

ほんとに、やっとやってくれたなぁ、という感じなんですが、
この形を1年かけてやってきてくれれば、という感じです。
今野に関して言うと、走力はある選手だと思うのですが、
3バック的になることも想定しているようですし、
完全に守備的な役割を与えられて起用されているので、
意図してあまり上がらないのだと思います。
そして、阿部のSH起用に関してなのですが、
もし阿部がSHでも使えるとなれば、
ホントに良いですよね。
もちろんSBでも良いですよね。
但し個人的には、
内田には期待しているので、
頑張って欲しいんですよね。
内田が攻守にレベルの高いSBに成長してくれれば、
それで大きく変わるんですよね。
若いので大会期間中にも大きく成長する可能性はあると思いますので、
そこに期待して起用したいなぁと考えています。
とにかく、あとはこの路線で結果を出せば、
それでノッていけると思いますので、
次のコートジボワール戦では結果を出して欲しいと思います。


蒼龍さん、コメントありがとうございます。

ハイプレスとポゼッションに拘った戦い方よりも、
やはりこちらの方が、
勝てるんじゃないか?
という期待感を抱かせてくれますよね。
ホントに、やっと少し希望が見えてきたのかな、という感じです。
次のコートジボワール戦に勝利できれば、
また更なる弾みや自信になっていくと思いますので、
ぜひ結果が欲しいところですね。


shiitaさん、コメントありがとうございます。

はじめまして。
岡田監督のその発言、指示、
ホントにガッカリしてしまいますよね。
次のエントリーでもそのことについて少し書きましたので、
お読み頂けると嬉しいです。
【2010/05/31 21:57】 URL | 管理者jube #-[ 編集] | page top↑
はじめまして。

岡田監督が「親善試合で守りきってどうする」というような
趣旨の発言をしていたと思うのですが、
日本代表には1点をリードした後に守りきる力が
既に備わっているということなのでしょうか?
あの発言の意図がよくわかりません。
【2010/05/31 21:17】 URL | shiita #-[ 編集] | page top↑
やっと少し希望が見えてきましたね!!
まともに見たのはCKで先制した直後からですが、日本代表の試合で久々に興奮しました。
自分としては去年のオランダ戦のようにゴールショーを見せられてしまうのではないかと心配していましたが嬉しい誤算でした。
超格上のイングランドからまた得点を取れて多少なりとも自信がつくと思います。
やはりこの位レベル差があると、カウンターやセットプレーでの一撃が重要ですよね。
この試合一番の収穫はjubeさんもべた褒めされていた川島です。
後半運動量が落ちて守備がルーズになるまで主導権を握られなかったのは、彼の働きによるところが大きいと思います。コンディションの良くない中村を使わなかったことが評価できると思います。
最後のOGはいただけないですがこれがもしかつてjubeさんがおっしゃったように岡田監督の作戦通りの負けであるなら(本当は、2点目は崩されて失点のはずだった)本大会への布石としては、自信もつきましたし申し分ないものだと思います。
本当にそうだったら超がつくほどの奇策ですけどね。
まだまだ課題がありますがこのまま成熟して行けば、アウェー開催での初勝利への期待ができるようなので嬉しい限りだと感じました。
【2010/05/31 21:06】 URL | 蒼龍 #-[ 編集] | page top↑
ほんとやっとって感じですね。予選終わってすぐにこの選択をしてりゃW杯始まるのがもっと楽しみだったでしょうね

長友はいいとしてどちらかのSBに守備は合格点で、攻撃時にフォローに行ける走力のある選手が欲しかったです。今野のディフェンス力、足元の技術はSBとして素晴らしいんですが、如何せん走力不足で本田が可哀想でした

そしてjubeさんが懸念した通りISHは長谷部以外に積極的な選択肢は無さそうです。阿部を一つ上げて稲本を入れるいう選択肢もあると思うんですけどどうでしょう?千葉時代、最近の浦和でのプレーぶりなら任せても面白そうですが、如何せん代表では無難なプレーに終始しますからねぇ。昨日の試合は役割をはっきりさせたので良かったですが色々な事を要求するISHではまた凡庸になってしまうかも。今野のSBである程度上手く行ってる以上阿部にISHをやって貰えたらなぁ

長谷部もばてるの早くて調子悪そうでした。長谷部が出れない、バテて使い物に成らんくなると日本はかなりキツいですね
やっぱりポゼッションサッカーじゃ無いと遠藤のよさが出ないですね。彼自身のプレーはまずまずでもSBの上がりが遅い、近くの人数が少ないと良さが出ないです

大久保が調子よさそうなのは良い事ですが、その分チーム全体が上手く行かない、守備に忙殺されるとラフになるので心配です
逆に松井はコンディション悪いですね。松井は良い時と悪い時がはっきりしてますね(笑)悪い時はドリブル、トリックプレーをする位置&成功率が低いですから

岡崎に関しては相手の両CBの出来を差し引いても良かったと思います。岡崎に単純に当てて、落として裏って攻撃を前半の途中でしてましたけどあれでいいですよね。
本田は能動的にプレーするのは得意でも組織の一員としてプレーするには回りと連携が取れて無さすぎですね

両CBはよくやったと思いますがあれが現状でしょう。前には強くても2次元3次元には弱いですから

川島は素晴らしかったです。僕は日本人で唯一ビッグセーブを期待していいGKだと思います。U-20の時も一人目立ってましたから。楢崎の安定感も捨て固いですが、賭けで川島というのも僕はアリだと思います

何本かあった決定的なシュートを決めきれないとやはりこういう結果になりますよね。
もう時間も無いし前の戦術用の人選も変えれないので、かなり厳しいですが何とか今のやり方をものにして欲しいと思います
【2010/05/31 19:08】 URL | サムライ7 #-[ 編集] | page top↑
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