イングランド戦後の岡田監督と選手のコメントから、
日本人選手の能力をシビアに考えれば、 本田と大久保の位置の選手がサイドに下がらされたらアウト、 まだ意識改革で遅れている選手がいる、 と言う事について。 記事を読む前に、 ◎ サッカー人気blogランキング ◎ ○ にほんブログ村 サッカーブログ ○ ○ サッカー FC2 Blog Ranking ○ 上記3ヶ所への応援クリックを宜しくお願い致します。 ○ 岡田監督 「今日の試合、イングランドということで、2つのポイント(がありました)。1つはディフェンスにおいてプレッシャーをどこまで掛けられて、裏をやられないかということ。もう1つは、この相手にボールを回して攻めていけるかということ。ディフェンスはそこそこ計算できるんですけど、後半になって、今のコンディションではしょうがないと思うんですけど、真ん中がちょっと下がり過ぎたかなと。攻撃は、前半はまあまあ行けたんですが、もっとできると思います。コンディションが上がってくれば、もう少しできるようになるんじゃないかと。ある意味、(ワールドカップ=W杯)初戦に向けた道筋は見える試合をやらないといけないと思ったんですけど、まあ見えてきたかなと思っています。選手は最後まで、本当によく頑張ってくれたと思います」 この2つのポイントと言うのは、今更試す必要が無いと思いますね。もう今更試さなくても、どれだけ前にプレスに行けて、どれだけ裏を取られない為には下がらないとダメなのか、また、どれだけボールを回して攻めて行けるのか、と言うのは、もう充分、今までの経験から推測可能であると思います。従って、今やるべきことは、そんなことを今更確認する事ではなくて、もうそういうことを明確に決めて、その精度を高めていく事であると、私は強く思いますね。しかし、日本人の監督は試すのが、テストするのが好きですよね~。いつまで経ってもテストテスト。結局最後まで戦い方もメンバーも迷って、明確に決められず、という有りがちなパターンになるのかと思うと、ガッカリしますね。試合というのは状況によっても相手によっても様々変わってきますから、いつまでもテストをやっていたら切りが無いですよ。 そして、「真ん中がちょっと下がり過ぎたかなと」、と言っていますが、どういう事ですかね? 遠藤と長谷部がもっともっと前からプレスを掛けていかないと、と言う事ですかね? まあ岡田監督は「4-1-2-3」のつもりだと言っていますから、そういう事なのでしょう。しかし、現実を見れば、この試合でもそうであったように、それは無理ですね。コンディションの問題ではなく、能力的に言って無理だと思います。遠藤と長谷部はイニエスタやシャビではないですよ。本田と大久保はメッシやアンリ(ペドロ)ではないですよ。もっと選手の能力をシビアに判断して、やれる事とやれない事をシビアに判断して、ベストな戦い方を目指すようにして欲しいですね。まあ、しかし、いくら岡田監督が「4-1-2-3」のつもりでも、実際の試合では「4-3-2-1」のようにならざるを得ないと思いますから、そこの部分は選手に期待しておきたいですね。 「4-1-2-3のつもりなんですけど、両サイドが下がってくるとどうしても4-1-4-1になるんですけど、相手が1トップでトップ下を2枚の場合だと、やっぱり4-2-3-1の方がベターかなと思います。ただ相手がトップ下1枚なら、4-1-2-3も十分にあるのかなと思っています」 「4-1-4-1」ではなく、カペッロは「9-1」と表現していたようですが、実際は「4-5-0-1」と言う事ですね。まあ、それは良いとしても、相手が1トップ+2トップ下ならば「4-2-3-1」がベターで、相手が1トップ+1トップ下ならば「4-1-2-3」も十分にある、と言うのはどういう事なのでしょうかね? 3なら4で、2なら3で、それで守れるという事でしょうか? 実際は数合わせの問題だけではなく、スペースの問題もあるので、そんな単純な事ではないと私は思いますね。個人的には、相手の枚数が何枚であろうと、日本の場合は中央に4枚ないし5枚が必要であると思います。それでスペースを作らない守備をしないと、守り切る事はできないと思います。岡田監督は日本人選手の能力を、随分高く評価しているようですね。そう言えばジーコもそうでしたが、その結果がどうなったのかと言うのを、よく考えて欲しいなと思いますね。選手を信じてる? それで勝てるなら誰も苦労しないですよね。 「前半のうちは中盤で何回か、もう少しできると思ったんですけど、それでもボールをシンプルに動かしてサイドバックが上がっていくという形があったんですけど、後半に押し込まれて、遠藤とか長谷部がコンディションが良くなくてへばってきたら、なかなか前への推進力が出なかったなと。これがコンディションが上がってきて、そこでタメができれば、サイドバックが上がっていく形ができるんじゃないかなと思っています」 なぜ長谷部と遠藤に起点を作らせようとするのか、それが疑問ですね。しかも前に上がって起点を作れと言うのは、守備も攻撃も遠藤と長谷部の位置の選手に多くを負担させるつもりですかね? 何度も言いますが、遠藤と長谷部はイニエスタやシャビではないんですよ。本田と大久保はメッシやアンリ(ペドロ)ではないんですよ。だから、あれもやれこれもやれと言っても、できないものはできないんですよ。コンディションの問題ではなく、能力的に無理な訳です。理想を追うのは止めて、現実を直視して欲しいですね。 「コンディションが上がってくれば、あれだけ中盤の横にスペースがあったので、われわれの方でもボールをつなげられると思うんですが、ただそれが最後まで持つかどうか、その保証は誰にも分からないと思います。やっぱり自分たちの(ボールを)持つ時間を長くしないと、守り切るなら守り切るで、稲本を入れたりとかもあったと思うんですが、ハーフタイムで「今日は1-0を守り切ってどうするつもりだ。もう1点取りにいけ」と言ったんだけど出られなかった。 遠藤、長谷部がへばっていて、今、この試合でそれに代わるくらいのコンディション、それからあのポジションでのプレーができると思える選手が今回はいなかったので、最後まで引っ張りました」 「分からない」、じゃあ困るんですよね。続かないと想定して戦い方を考える事が、指揮官の仕事ですよね。また、「やっぱり自分たちの(ボールを)持つ時間を長くしないと」、と言っても、それができるなら何も困る事は無い訳で、それができなくても勝てるような戦い方を考える事が、指揮官の仕事ですよね。実際、最後までもたないと思うし、自分たちのボールを持つ時間を長くする事は、かなり難しいと思います。まだそんな事を言っているのかと、かなり残念な感じですね・・・。 そして、この会見の発言で最もガッカリさせられたのは、「ハーフタイムで『今日は1-0を守り切ってどうするつもりだ。もう1点取りにいけ』と言った」、という部分ですね。もうW杯の本番を想定した戦い方をしなけれなならない状況なのに、何を言ってるんだ、という感じです。守りに入ると負けるという根拠の無い迷信はもう止めてもらいたいし、攻撃的に戦えば何でもOKという間違った認識は、今すぐにでも改めて欲しいと思います。守備の文化が無い、まさに然りなんでしょうね・・・。そんな考え方をしているのは日本サッカー界だけですよ。溜息です・・・。 ○ 本田圭佑 「下がろうと思って下がっていたわけじゃない。下がらされていたという言い方が正しいんじゃないかと思います。いつもだったらランパートがいるところにプレッシャーを掛けていたらいい形で取れるとか、びびってバックパスを出すとかするけど、今日の相手は全然びびっていないし、クサビに当てにきたりする余裕を見ることができた。どうしてもボランチがそこで下がらないといけない。そうなると両ワイドも下がってサンドしにいかないといけない。必然的にそうなった感じですね。点になった2本なんかさすがだなと。あれは必然的にオウンゴールになったし。 ディフェンスは良かったけど、攻撃ですね。チャンスが少ない。おれとかがまだキープしていいと思うし、何本かいい形でキープしているんですけど、その半分くらいは取られているんで。やればやるだけ良くなってきているけど、良くなっただけじゃ勝てないし、良くならなくても勝てるやり方があるのかもしれない。勝たないといけないんで、そういう意味では、収穫はありましたけど結果は出ていないですよね。 このプレッシャーをあんまり経験したことがなかったので、何回かシンプルにミスするケースが前半はあった。徐々にプレッシャーにも慣れてきて、向こうもバテたってのもあるし、後半に入ってからはある程度、自分のリズムでサッカーができた。でも、もう一歩前へ行きたいなって感じはします。もう少し危険なエリアでね。シュートも1本しか打っていないし、それはチームとして解決していかないといけない部分でもある。チームとして、いいところでおれやモリ(森本)、オカ(岡崎)に入ったりすれば、前に行ったときにはチャンスになっていた。でも前に行けないってところが問題ですね」 試合戦評のところでも書きましたが、本田と大久保の位置の選手は、下がらされてはいけないんですね。特にサイドの低い位置に下がらされたらアウトな訳です。そこから攻撃していくには、相当な走力と運動量が必要であって、トップスピードでも巧みなボールコントロールができる、それだけの能力が無いと無理な訳です。そして、大久保ならばまだしも、本田にはスピードも運動量も無い訳ですから、サイドの低い位置に下がらされたら完全にアウトだと思います。だから本田の場合には、2トップのつもりでプレーすれば良いと思います。守備は、相手のCBやボランチにプレスをかけるだけで良いと思います。ハッキリ言って、この試合のような守備をしていたら、攻撃は機能しないと思いますね。 そして、本田は「良くならなくても勝てるやり方があるのかもしれない」、と言っていますが、まさにその考え方が重要で、正確に言えば、良くならなくてもではなく、試合を支配していなくても勝てるやり方があるかもしれない、と言う事だと思います。ボールを支配しなくても、守って守ってというリズムでペースを掴む事も、主導権を握る事になる訳ですよね。この試合の前半なんかは、完全に日本のペースだったと言えると思います。個人的には、オランダ戦の前半よりも勝てる可能性を感じさせる前半でした。オランダ戦は、これは後半になったら一気にペースダウンしてやられるな、と言うのが目に見えていましたからね。 ○ 阿部勇樹 「役割がはっきりしていたので、後ろもしゃべってやりやすいというのはあった。結果が出せればいいんですが、本大会で結果が出ないと意味がない。結果がすごい大事だし、ついてくるように頑張りたい。(1点取った後に)ズルズルと、最終ラインは下がっていないんですが、前が下がってきていたとは思う。(まだまだ)もう1点取りにいけると思うし。先に取った点を大事にするということで少しずつ下がったのかもしれませんが、こういう相手にもう1点取りにいって決めないと、サッカーは何があるか分からない。失点してしまったことはもったいなかったですね」 「(1点取った後に)ズルズルと、最終ラインは下がっていないんですが、前が下がってきていたとは思う」と言う事なんですが、相手がペースを握って攻撃してきている時には、下がってしまって仕方ないんですね。そういう時は相手のペースが落ちるまで、下がって守って良い訳ですよね。つまり、守るべき時間は守る事が大事という事ですよね。オシムも「最後まで耐え抜く意志だ」と言っていたようですが、守るべき時に守れる、攻めるべき時に攻めれる、それが勝てるチームですよね。いつでも攻め続けられるチーム、いつまでも前でプレスをし続けられるチームなんて、どこにも存在しない訳です。例え今のバルセロナであってもそうですよね。 そこでなんですが、闘莉王が「システムとかじゃなくて、相手がクロスを入れるときに2人、3人と中に入ってくる。そういうのを繰り返すしかない」と言っていますが、これが然りですよね。前に行けない時は無理して前に行こうとせず、中央に固まって下がれば良い訳です。サイドの対応にはSBの選手だけが行って、後の6人はPA内に壁を作ってしまえば良い訳です。もうそれでやられてしまった場合には、諦めるしかありません。とにかく粘って耐え抜く力、それが今の日本代表の生命線であると思います。 ○ 大久保嘉人 「この前(韓国戦)よりはディフェンスは良くなりましたね。ブロックを作ってやれていたんで、良かったと思いますけど、ただ(ボールを)取ったときが難しかったですね。こういうときに限って前に前に行っちゃうから。アジアでやるときは行かないのに、こういうときは行くから、逆に取られる。(前半は強引にシュートを打ったが)ああいうときは追い越すしかない。前に岡崎しかいないと難しい。ミドルシュートくらいしかないですよね。ゴール前でもチャンスがないしね。 (イングランドは)結構(激しく)来ていましたよ。ボールが足についていない選手はいたけど。こっちがブロックを作っているときは何もできなかったんで、それはそれで良かったけど、攻撃ですよね。厚みがないし、ボールを持ったときは1人しかいないし、うーん。ゴール前でチャンスっていうのはほとんどないし。ミドルシュートしかないから。守備意識は強かったですけどね。それはそれでいいけど、ボールを取ったときに急いで前に行こうとするから取られる。どこかでつないでDFに戻してもいいから、つないで、つないでやっていけばいいと思うけど。体力的にもきついしね。 (今後に向けては)攻撃になったときは落ち着いてもっと周りを見てほしいっていうのはあります。試合中も言ってたんですけど、びびっちゃうんでしょうね。そういうのは練習から言っていくし、(試合が)終わっても言ったし。中盤の落ち着きどころもなかった。あそこで落ち着いて持って、空いているところに出すことも大事ですね」 大久保こう言ってますが、前に前に行っちゃって構わない訳です。但し、この試合のように大久保と本田がサイドの守備に下がり過ぎてしまうと攻撃が機能しなくなってしまう訳ですよね。また、「アジアやるときは行かないのに」、と言ってますが、それは行かなくても良いからで、ポゼッション可能であるからである訳です。しかし、脱アジアレベルの相手には、そうはいかない。ゆったりボールを回していたり、後ろから上がってくる選手を待っていたら、相手の守備は完全に整ってしまう訳です。そして、取られても良い訳です。粘り強く守備をしながら、そういう速い攻撃を何度も何度も繰り返し、それで1点でも2点でも奪えれば良い訳ですよね。俊輔もそうですが、このあたりは大久保にも意識改革が必要かなと思います。 ボールを持った時に1人しかいないのは、前の3枚がフラットな横並びの3枚になっているからですね。だからそれだと厳しいので、前の3枚は近くにいた方が良い訳です。それで3枚だけで攻め切れる時は攻め切ってしまって良いし、それで速い攻撃で攻め切れなかった時は、後ろのからのサポートを待って遅攻に入れば良い訳ですよね。また、サイドを広く使うという意図であっても、それは前3枚がワイドに広がっている方法ではなくて、3枚で1つのサイドで起点を作り、逆サイドにはサイドボランチの選手やSBが上がってくれば良い訳です。これが数的優位を作る方法でもありますよね。 大久保はFWの選手ですから、自分の動きをよく見ていてくれ、落ち着いて自分のところにパスを出してくれ、サポートを速くしてくれ、と主張するのは解りますが、相手が強ければそんな余裕が無くなってしまうのは当然なので、できれば個人でやる、もしくは、少ない人数で攻める、そういう事を考えてプレーして欲しいですね。そしてルーズボールを狙う意識ですね、これも重要だと思います。そんなにピタリピタリと正確にはパスが来ませんから、そういう想定外の事も想定してプレーすると言う事、つまり頭脳や感覚やセンスという部分ですが、それが無いと厳しいかなと思います。 このブログは皆様の応援で継続されています。 記事の内容が「興味深い、賛同できる」と思いましたら、 ◎ サッカー人気ブログランキング ◎ ○ にほんブログ村 サッカーブログ ○ ○ サッカー FC2 Blog Ranking ○ 上記3ヶ所への応援クリックを宜しくお願い致します。
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psycoroさん、コメントありがとうございます。
皆様への質問のエントリーの方にも、 コメントを頂き、ありがとうございました。 個人的には、今の日本代表というのは、 どれだけ欲を出さないか、 実直なサッカーを我慢して続けられるか、 そこが生命線になるんだろうと考えています。 世界との個人的な能力における差というのは、 もうこの時点では埋めようが無い訳ですから、 残念ながら日本は弱者の戦い方をするしかないと思いますので、 世界との差を見誤る事なく、 W杯本番の3戦に挑んで欲しいですよね。 こんにちは。
スポナビから飛んできました。 過去ログ拝見させて頂き、とても洗練された内容に、非常に楽しませていただきました。 イングランドの前半。上手くはいきませんでしたが、セオへのサイドチェンジはとても良かったと思います。逆に、長友が素晴らしすぎたといっても良いと…。 さらに、後半では、流動的に動き、攻撃で、常に1人以上の余りを作り、そこを軸として、(特にJ・コールとジェラードの動きが秀逸)ワイドに展開していましたね。あと、パススピードと、スペースへの展開ですか…。 やはり、真似る部分は真似るべきだと思います。大久保にしても、サイドチェンジを視野に入れれば、十分に溜めを作る事は可能であると感じますし、一度落として展開と言う方法もあったと思います。あと、全員ですが、トラップしっかり…。 でも、ビルドを1からではなく、フィードという方法が、押し込まれてた事もあって、多かった事はプラスだと思います。 前回記事で仰られていたように、1人への負担、特に、前線は大きかったと思います。そこがシンプルにできるならかなり期待できそうな気がします。 やはり、コメにもあるように、守るなら守る、攻めるなら攻める(どう攻めるかも)を徹底させる必要は感じました。 恐らく、ポゼス狙いなら、それはそれでそれなりに機能するとは思います。今まで積み重ねた部分が反映されなければ、何のための23名で、何のための4年間だったか訳が分からなくなると思います。遅い組み立てと速い組み立てを使いこなす事で、スタミナ面での不安、それと、積み重ねた事を発揮する場という2つの事が達成できるのではないかと感じます。 コートジボアールは、前線のタレントが世界有数という事もあり、非常に楽しみなゲームですね。最後のテスト。悔いのないよう頑張って欲しいと思います。 拙文申し訳ございません。長文失礼しました。 サムライ7さん、コメントありがとうございます。
45分×3の変則マッチですか・・・。 最後の最後まで、 誰をスタメンで使うのか、 テストしたいみたいですね~。 そりゃあ好調の選手を見極めて使って欲しいですが、 そういう選手をただ並べれば良い戦い方ができる訳でもなく、 守備や攻撃の形を少しでも成熟させる事の方が、 今の日本代表には必要な事だと思うので、 どうなんだろうなぁ、という感じですよね・・・。 意識改革が遅れている選手も、まだいますしね・・・。 そして、守備やプレスの効率性、と言う事は、 日本人選手の大きな課題ですよね。 それを運動量を増やしてカバーしようというのは、 かなり無理がありますよね。 nozさん、コメントありがとうございます。 岡田監督の頭の中からは、 バルセロナのような、 と言う事が消えないようですね。 そして大久保は、 柔軟性に欠き、意識の切り替えが遅く、 俊輔に関しては、 自分が活きる形はポゼッションサッカーにしか無いと考えているので、 それに固執するのでしょうね。 サッカーと言うのは、 技術や身体能力だけでやるのではなく、 頭もそれと同じぐらい使っていかなければダメだという事を、 日本サッカー界も重要視していく必要がありますよね。 イングランド戦後上記以外にも選手のコメントが出ておりますが、大変がっかりです。
結局、岡田ジャパンがやろうとしていたのは今までと同じハイプレス。イングランドのプレッシャーに負けて、良いバランスになっただけ、システムの都合と一部の選手が気づいて調整しただけだったのですね。オプションとして時間を決めての前線からプレスはとても有効だとは思いますがね・・・。 「2点取ろう」はありだとは思います。日本は失点すると気落ちし運動量も落ちる。1点は取られてもいいとすることにより、得点0は負け、得点1なら引き分け、2得点なら勝てるというチーム作りはありだと思います(気持ちの上で)。ただし、オランダ戦をテストしたのなら、全く意味が違う。やってることと目標に酷い乖離がある。無茶苦茶なだけでチャレンジでは無い。 攻撃に人数をかけず、相手を走らせ、焦らせ、前掛かりの所を、高速カウンターでとどめをさす狡猾さが必要。 また、次戦では、4-2-3-1を改めてテストするとのことでしたが、もし本当にやるとしてもアンカーを置かないのは無しです。外れるのは阿部では無く遠藤。それこそ大好きなテストの教訓が全く生かされない。 あとは大久保。強引なミドル・突破・飛びだしと起点。期待しているプレーである訳ですが、この2年間無い。彼の頭の中にはハイプレスとポゼッションしかないのであろう。攻撃に厚みが無いのも攻められないのも自分のせいであることを認識して欲しい。コメントだけでも本田の方に期待してしまう。 攻められている時間が長くとも、しっかりしたブロックで守り、良い形で奪えれば、それなりに攻撃出来るということをイングランド戦で学んだものだと思っていたが、それは一部の選手だけで、監督と岡田ジャパンの主力は違った考えなのだろう。つくづく残念だ。 本戦に向けて、愚痴になるコメントはやめようと思っていたのですが・・・・。 ダメだこりゃ(笑)
どうも次の試合は4-2-3-1で行くそうです
なんでイングランド戦で即席の割りにはまずまずの出来だった4-3-2-1の熟成度を上げようとしないで、それなりに使ってきたのに上手くいかなかった4-2-3-1をまた使うのか意味がわかりません。もし4-3-2-1にある程度使える目処がたったと思ってるならメガネ変えた方がよさそうですね また、サポートメンバー含めて今更全員使う様にするみたいです。たかが135分で何が出来るんでしょう?ころころメンバーが変わって選手の見極めなんか出来ませんよね? 何かほんと泣きたくなる・・・ 後、守備のやり方は言われる通りだと思いますけど、岡崎のディフェンス時の動きは不満です。キーパーに積極的にプレスに行く意味がわかりません。仮にGKが蹴ったボールを後ろの選手が跳ね返せても、後ろの選手が取れても、FWがオフサイドじゃやれる事限られますよね?ああいうのを頭を使わない運動量って言うんだと思います。 大久保に関しての話しはその通りで、少ない人数でカウンターを成功させれるように組織を作っていくべき。少ない人数のカウンターが失敗して点がとれないなら残念だけど平時に得点する事は諦めるくらいの気持ちでいいと思います。 あと試合後のインタビュー繋がりなんですが、韓国戦後の俊輔と長谷部の言ってる事が真反対で、俊輔が未だに今までのサッカーをやろうとしているのにはガッカリしました。 トップコンディションの俊輔はまだまだやれる選手である可能性はありますが、考え方を変えない限りは能力があっても前線のポジションでは使えないと思います よしやさん、コメントありがとうございます。
狙いをハッキリする、と言う事がとにかく重要ですよね。 戦い方はリアクションサッカーでも、 攻守において、日本が先手を取る、これが重要ですよね。 その為には、狙いをハッキリして、 こう攻めるんだ、こうプレスするんだ、こう守るんだ、 そしてそれがダメだったらこうするんだ、 と言う事をハッキリさせておく、 そうする事で少なくとも惨めな試合にはならないんだろうと思います。 岡田監督の掲げたコンセプトの全てが間違っている訳ではなく、 問題はそれをやろうとする時のアプローチの仕方が対強豪としては甘い、 そのように私は感じています。 但し、その部分は選手が判断して変えていっても良いはずですから、 とにかく選手が戦いながら考えていって欲しいですよね。 蒼龍さん、コメントありがとうございます。 現実を直視すれば、3敗が最も可能性が高いですよね。 攻めも守りもアジアレベルを出ていない訳ですからね。 しかしその3敗の可能性を少しでも低くした戦い方を見せてくれれば、 将来にも希望が生まれてくると思いますので、 個人的にはそこを見せて欲しいんですよね。 次の監督、誰になるんでしょうねぇ。 ただただ優秀な監督が来てくれることを願うばかりです。 アマチュア評論家さん、コメントありがとうございます。 まさにその通りですよね。 弱さを謙虚に認める、 まずはそこからがスタートですよね。 まあ、アジアの中にいて、勘違いしてしまうという、 難しさもあるんでしょうけどね・・・。 そういう意味では、 客観的に日本も世界も見られる我々のようないちサッカーファンの方が、 現実を捉えられるのかもしれませんね。 コメントがなんだかなあ。
お疲れさまです。岡田監督は何を考えているのか。本番前にしかも格上相手に1点を守りきる貴重なテストができたはずなのに。これは日本の最も苦手とするテストです。ここでもう1点取りに行けってアンタそりゃ??でしょ。あの貧弱な攻撃陣で1点取れただけでも運がよかったのに。どうも岡田監督はやれることとやれないことの違いが認識できていない。選手への期待値がデカすぎるのか。システム云々よりも、まず全員で懸命に守れ。攻撃は2~3人でよし。これが強国相手の現状に合わせたやり方でしょう。日本代表の弱さを謙虚に認めましょう。強くなるのはそれからですよ岡田監督。
攻撃することも出来ない。
しかし守り切る実力も・・・
実力が拮抗しているこういう時には、セオリー通り攻撃の意識が全くないと確かに押し込まれてしまうでしょうけど、
今の日本には、まともにリスクを背負って攻めれば結果は火を見るより明らかだと思います。 ということは攻めの形また、タイミングを見極めるということですよね。 セットプレーのように3~4本のパターンのカウンターを熟成させなければただ攻めても効果的な攻撃、例えば決まらなくもシュートまでいかなければただカウンターを食うために、スペースを空けるだけなのですから。 話しは、変わりますが次の監督は、ベニテスなどの名前あがっているようですがそんな有名どころを連れてくる力が協会にあるでしょうか。ベニテスらにとってそこまでの魅力はない気がするのですが。 オシムように途中で病気になることはないでしょうが、魅力的オファーがあれば他に移ることも考えなければね。 以上長文失礼しました。 僕も、管理人さんが前回の記事で言っていた様に2ボランチが時には岡崎の横にまでプレスに上がるのは異常だと思っていました。なので、岡田監督が彼らの疲労を、コンディショニングの問題で片付けているのには不安を感じてしまいますよね。
ま、日本の実力を考えたら、こう言う451も逃げ切り時以外でも全然有りとは思います。ただ、ボランチの中央へのプレスの開始場所をもっと低くするべきですが。 そして、岡崎もDFが余裕を持ってボール保持している時やGKへのチェイシングを抑える。敵DFラインにはボールを持たせる位の感覚でやり、できれば外に仕向けさせる程度。その代わり、ボランチとかを後ろから挟み込むチャンスはしっかり狙う。日本のフォアチェックにはもっと、仕掛ける状況かどうかを判断する力を期待したいです。 そのパターンの時の攻撃ですが、イングランド戦で何回か有った、岡崎がポストに降りてボールを戻し、裏にサイドFWかボランチが走りこむ形は個人的には良かったと思います。 管理人さんはイングランドが真剣じゃなかったからポストができた、とおっしゃられていました。それも一理あるとは思いますが、彼のやっていたポストは踏ん張ってキープするタイプじゃなくて、下がってきた時に動きながらボールを引き出してワンタッチで叩くタイプ。そこまでフィジカルは関係無いので、相手が余程中央に人数をかけていなければ使えるパターンだと思います。その前に執拗に裏を狙っていれば降りる岡崎への対応も遅くなるし。 で、足の遅い本田の代わりに矢野。 岡崎が下がる事に敵が神経質になれば、逆に一発での裏は狙いやすくなる。 日本の守備力を考えれば、落ち着かせる為にもせめて前半はこう言うドン引き縦ポンをデフォルトにした方が良いのでは無いでしょうか? もちろん全試合で、そう戦うべきとも思いません。管理人さんの言う様に、サイドFWを高めに取って、敵のサイド攻撃はボランチが横にずれて対策というのも有効だと思いますし。こうすれば、前の人数も増えるし。 |
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