試合 :南アフリカW杯 1次リーグ グループE 第2戦
開催日:2010年6月19日 結果 :オランダ勝利 スコア:「0-1」 得点者:スナイデル 記事を読む前に、 ◎ サッカー人気blogランキング ◎ ○ にほんブログ村 サッカーブログ ○ ○ サッカー FC2 Blog Ranking ○ 上記3ヶ所への応援クリックを宜しくお願い致します。 ○ 戦評・雑感 FW:本田 MF:大久保 松井(俊輔) MF:遠藤 阿部 長谷部 DF:長友 闘莉王 中澤 駒野 GK:川島 FW:本田 MF:大久保(玉田) 俊輔 MF:遠藤 阿部 長谷部(岡崎) DF:駒野 闘莉王 中澤 長友 GK:川島 FW:本田 MF:岡崎 玉田 俊輔 MF:遠藤 阿部 DF:駒野 闘莉王 中澤 長友 GK:川島 FW:ファンペルシー(フンテラール) MF:ファンデルファールト(エリア) スナイデル(アフェライ) カイト MF:デヨング ファンボメル DF:ファンブロンクホルスト マタイセン ハイティンハ ファンデルフィール GK:ステケレンブルフ 個人的には、オランダは試合開始からガンガンくるだろうと思っていましたが、様子を伺うような慎重な立ち上がりでした。親善試合で戦った時のイメージがあって、オランダ相手にはそういう戦い方をしてくるかもしれない、しかし一方では、カメルーン戦では堅守カウンターサッカーに変わっていた、という状況の中で、日本がどちらの戦い方でくるのか、迷いがあったのかもしれませんね。 そして、私が感じたのは、オランダが、日本のカウンターを予想以上に警戒していたな、という事でした。フランス、イングランド、ドイツ、スペイン、イタリア、欧州の優勝候補と呼ばれている国が、軒並み苦戦をしいられている事、それが、よりオランダを慎重にさせたのかもしれない、そのようには感じました。 しかし、そういう事があったにせよ、前半の日本というのは、良い戦いをした、特に、守備面では完璧に近い戦いを見せた、そのように評価できると思います。日本の守備は、イングランド戦、コートジボワール戦でも手応えを掴んでいましたが、カメルーン戦において結果が出た事で、更にそこに自信というものが生まれ、このオランダ戦では、また更に良くなっていたように思います。 では、何が更に良くなっていたのかと言えば、バランス、であると私は思う訳です。別の言い方をすれば、距離感、であります。そして、その距離感とは、味方同士の距離感と、もう1つ、相手選手との距離感、という事ですね。ただ闇雲に追い掛け回すだけでは、相手は個人技の高い選手たちですから、ボールを奪う事はできないし、逆に多くのスペースを作ってしまう事になる。しかし、距離を開けすぎれば、相手にプレーを自由にやらせてしまう、と言う事で、そこの距離感という部分が、オランダのような強豪と戦う時には重要であった訳ですが、特に日本の前半の守備と言うのは、それが完璧に近い形で実行できていて、つまり、とてもバランスが良く、結果、前半はオランダにほとんど良い攻撃をさせる事無く、スコアレスというプラン通りの展開で終える事ができました。 但し、やはり、後半、試合開始からオランダが少しギアを入れてきて、それに対して日本が完全に守勢に回ってしまった、と言う事で、失点にまで繋がってしまいました。その立ち上がりの15分ぐらいを、たとえ完全に守勢に回ってしまったとしても、その守るべき時間帯に守り切れていれば、川島がビッグセーブでスナイデルのシュートを防いでいれば、また展開は変わったのかなと思いますが、やはり今の日本にはそこまでの守備力は無いですから、大きな幸運に味方されなければ、オランダの攻撃力と言うのは高いですから、完全に守勢に回ってしまう時間が長くなると、失点という事には、残念ながらなってしまいますよね。 従ってやはり、どうしても今の日本の場合には、攻撃にも威力を持っていないと、いくら100%に近い守備を見せても、相手が強ければ、やられてしまいますよね。この試合、やはり、カメルーン戦と比べて、本田がボールを収める事ができませんでしたし、ドリブルで仕掛ける事もなかなかできなくて、攻撃は苦しかったですよね。 但し、この試合の場合は、松井があまりサイドの守備に下がり過ぎる事が無く、その松井が高い位置でボールを収めたり、キレのあるドリブルで仕掛けられていましたので、そこからは攻撃が生まれていて、チャンスも作る事ができていました。だからこの部分に関してだけは、攻撃面でも機能性が生まれていたと思いますので、次の試合も変える事なく続けて欲しいと思っています。 しかし、問題だったのは、遠藤と大久保がいる左サイドの方で、これはどうやら意図的にやっているようなのですが、遠藤がかなり高い位置までプレスに出ていく訳ですが、そうする事によって、大久保が必然的に、その遠藤が空けたスペースを埋めるために下がらざるを得なくなって、まるで遠藤が前の左、大久保が左のサイドボランチ、みたいな形になってしまう事が多く、結果として、大久保が松井のように高い位置を取れなくなってしまい、攻撃面での機能性というのは失われてしまっていますよね。 この試合は、左サイドで起点を作り、右サイドに大きく展開して、オランダの左SBのファンブロンクホルストのところを狙う、と言う事が有効であったと思うのですが、それが出来ていませんでした。これだったら、左サイドボランチには今野なり稲本なりを起用し、左前に遠藤を起用する、最初からそういう配置にしておいた方が、まだ機能性を有したのではないかと、私は思います。 ただそれよりも、起用する選手や配置の問題よりも、遠藤が相手のCBの所にプレスを掛けていくという今のやり方、そこを変えた方が良いと私は思いますね。相手のCBには大久保が行って、サイドには遠藤がプレスに行く、そのやり方でも守備面では大きく変わらないし、逆に攻撃面ではプラスに作用すると思いますので、次の試合までにはそこを修正してきて欲しいなと思います。 後半、日本はリードを奪われました。リードする展開になると、オランダはやや守備的になって、攻撃に多くの人数をかけてこなくなる、と言う事は事前に判っていましたので、先制点を奪われる展開になってしまった時点で、もう勝点を取るというのは厳しくなっていたと思います。それでも攻撃的な交代カードを早めに使い、2点目、3点目、を奪われる可能性が高かったピンチを川島の良いプレーで防ぎ、闘痢王を最前線の上げて、パワープレイから、もう少しで岡崎が同点ゴールを奪いそうになる、そういうシーンは作りました。 従って、敗戦ではありましたが、私は、この試合は、今の日本代表ができる精一杯の結果を出せた、そのように思っています。「0-1」での敗戦は、決して落ち込むような敗戦ではない。そして、その「0-1」という敗戦でも、オランダという強豪相手との試合での敗戦であっても、悔しいと感じる試合をする事ができた、それは、価値ある事なのではないかと、私は強く感じています。 ○ 選手評価(10点満点) 本田:5点 本職のCFであっても、 孤立してしまいがちな今の1トップシステムでは、 オランダの守備陣を相手にして、 ボールを収める事は難しかったと思いますから、 まあ、仕方ない事だったと思います。 また、確かに球離れが遅いと感じたシーン、 もっとシンプルにボールを叩いて欲しかった、 と感じたシーンはありましたが、 但し、自分がタメを作らないといけない、 という気持ちを強く持ってプレーしていたと思うので、 それも仕方ないところかなぁとは思います。 しかし、従って個人的には、1トップに、 ポストプレーでボールを収めるようなタイプの選手ではなく、 岡崎や森本のようなタイプの選手を使い、 タイミング次第で、 一発で裏に抜け出していける選手、 そういう選手を起用した方が良かったのではないかとは思っている訳です。 オランダの守備陣は高さや前には強いが、 スピードに難点があって裏には弱い、 と言う事は分かっていた訳でもありますしね。 大久保:6点 今の大久保は、 かなり身体がキレていますね。 運動量もありますし、 長い距離も走れますし、 強く競り合ってもいける。 また、ドリブルのキレもありましたし、 なかなか良いシュートにはなりませんでしたが、 よくシュートも撃てていました。 但し、上記でも指摘したように、 遠藤との兼ね合いのなかで、 大久保に大きな守備における負担がかかっていて、 もし今の大久保が攻撃にもっと力を使えていたら、 そう強く感じています。 しかし、シュートは撃つものの、決らないし、 あまり際どいところにも飛ばないなぁ~・・・。 松井:6点 大久保と松井のパフォーマンスが高い事が、 今の攻撃の機能性が薄いやり方の中で、 まだ攻撃性を生み出せている要因になっていて、 これは岡田監督としては救われているなぁと思います。 ただ松井の場合は、 大久保よりは守備面での負担を背負っていないので、 もう少しスタミナが持続して欲しいかなぁと思います。 この試合で見た限り、 まだ俊輔のパフォーマンスは上がっていないようだったので、 松井が落ちてしまうと、 ちょっと攻撃が厳しくなってしまうなぁと思います。 遠藤:6点 遠藤個人のパフォーマンスに関しては、 高いように感じますが、 問題は、上記で指摘したように、 チームとしてのやり方の問題ですね。 遠藤は上下動がそれほどできる選手ではないし、 また、パスを配給するのが遠藤の持ち味で、 ゴール前でも云々という選手ではありませんから、 守備面では貢献していますが、 攻撃面では、その良さが、 遠藤自身のパフォーマンスの高さの割には、 チームとして有効活用されておらず、 発揮されていませんよね。 そして、今の日本代表の場合には、 遠藤の位置に必要とされている能力は、 クリエイティブなパスを出せる能力ではなく、 高い守備力と運動量なので、 そこに気が付いて欲しいなぁと強く思います。 長谷部:6点 遠藤とのバランスの兼ね合いから、 かなり守備面に気を配っていて、 バランスを取っていますから、 目立たないですが、 かなり守備面で効いていますよね。 但しその分だけ、 やはり攻撃になった時に前に出ていけない。 せっかく松井のパフォーマンスが高くて、 右サイドからの攻撃はできているのに、 それが攻撃面の機能性を落としているように感じます。 阿部だけを残して、 遠藤と長谷部が攻撃に参加していくという事は、 やはり難しいですから、 岡田監督には、 そこのバランスを更により良く調整して欲しいなと思います。 阿部:7点 特に前半は、 スナイデルをよく封じていましたね。 前半はほぼ完璧にスナイデルを封じていたと思います。 しかし、後半、やられてしまいましたね~。 もちろん阿部はスナイデルにマンマークで付いていた訳ではありませんから、 あの失点は阿部だけの責任ではありませんが、 バイタルエリアでは、 スナイデルをフリーにしないで欲しかったなと思います。 あの失点さえなければ、 この試合の個人的なマンオブザマッチは、 阿部になっていたかもしれない、 そのように思います。 しかし、3ボランチは守備面でよく機能していますし、 阿部がその中央に入ってアンカー的な仕事をこなす、 それも高いレベルで出来ていますから、 阿部はこの2試合の良い守備の原動力にはなっているかなと思います。 長友:7点 カイト、ファンデルファールト、エリア、 よく封じていました。 初戦ではエトーを封じ、 これは、 移籍話もあるようですが、 かなり高い評価を得られているのではないでしょうか。 どのチームもサイドには良い選手を揃えていますから、 SBの長友が守備にこれだけの高いパフォーマンスを発揮している、 と言う事は、 本当にありがたい事です。 サイドがけちょんけちょんにやられていたら、 いくら中央を固めていても厳しいですからね。 次のデンマーク戦でも期待しています。 駒野:6点 カメルーン戦よりも、 守備面で安定感が増してきたかな、 とは思いますが、 やはりなんだか不安を感じますね・・・。 まあ、長友のパフォーマンスが高いので、 そう感じる部分もあるのだとは思いますが・・・。 また、やはり松井が機能しているという部分で、 駒野の攻撃参加というのも、 攻撃面でのポイントになってきていますから 、 もう少し、頑張って欲しいなぁという気持でいます。 内田はやはり、起用できる状態に無いのでしょうかね・・・? 中澤:6点 守備面では、 悪く無いパフォーマンスを続けていると思いますが、 どうしても中澤がボールを持った時に、 怖さを感じてしまいますよね。 闘莉王みたいに、 ロングフィード能力があればあれなんですが、 それが無いので近い距離の選手へのパスだけになってしまい、 そこを狙われますよね。 闘莉王:8点 いや~、闘莉王の高さと言うのが、 守備面でもかなり大きいし、 攻撃面でも武器になっていますよね。 クロスボールに対して、 ことごとく闘莉王が弾き返していて、 その存在の大きさを感じました。 特に今のような守備のやり方をする時には、 闘莉王がCBにいるという事が、 かなり機能性を押し上げているなぁと感じました。 そういう面でも、 闘莉王の能力をフルに発揮させるという意味でも、 今のシステムや守備のやり方というのは、 適しているなぁと思います。 川島:7点 スナイデルのシュート、 反応してパンチングしたんですけどね~。 やはりジャブラニの影響でしょうか? しかしJリーグでは使用している訳ですから、 素直にスナイデルのシュートが凄かった、 と言う事にしておきたいと思います。 日本が攻撃的になってから、 2回の決定的なピンチがあって、 それを防いで「0-1」で終らせてくれた、 これは大きいですよね。 俊輔:2点 う~ん・・・。 このパフォーマンスでは、 ハッキリ言ってダメですね~。 使える状態にないですね~。 切り札になって欲しいんだけどなぁ・・・。 それから、俊輔のプレーを見る限りでは、 俊輔は、1点を取りに行こうという意識よりも、 これ以上失点しないようにしたい、 という意識の方が強かったのかなぁと感じました。 これは、岡田監督がどのような指示を出して俊輔をピッチに送り出したのか、 ちょっと気になるところですね。 但し、その俊輔の消極的なプレーが、 逆にピンチを作っていたところもありましたから、 結果論でもありますが、最悪に近いパフォーマンスだったかなと思います。 * 岡崎と玉田に関しては評価省略 ○ 試合後記 デンマーク対カメルーンの結果は、スコア「2-1」で、デンマークの勝利となりました。これでオランダの決勝トーナメント進出が決定し、2位争いは日本とデンマークという事になって、日本は得失点差±0、デンマークは得失点差-1、でありますから、日本はデンマークに引き分け以上で決勝トーナメントに進出できる、と言う事になりました。 従って、勝ちにいかなければならないデンマークは攻撃的に戦わざるを得なくなり、日本は堅守カウンターで戦う事ができる、と言う事ですよね。そして、デンマークなんですが、やはり守備陣はアジリティに乏しい感じがしましたから、例えば、日本は前3枚の選手を、玉田、大久保、松井、という3枚にしてみるのも、もしかしたら有効かもしれないと感じました。 このブログは皆様の応援で継続されています。 記事の内容が「興味深い、賛同できる」と思いましたら、 ◎ サッカー人気ブログランキング ◎ ○ にほんブログ村 サッカーブログ ○ ○ サッカー FC2 Blog Ranking ○ 上記3ヶ所への応援クリックを宜しくお願い致します。
|
antさん、コメントありがとうございます。
やはり守備に関しては、 選手が随分自信を持ってきたなぁと感じます。 オランダは無理にでも追加点を奪いにきたという感じではなく、 慎重な戦い振りで、 勝点ということに現実的でしたよね。 俊輔に関しては、 もう少し重いプレーをして欲しかったですね。 事情があって
やっと録画を見れました。
う~ん。 結果を知らないで見りゃもっと良かった、残念。 カメルーン戦より守備が更に良くなっていました。 特にDFラインが以前より大分高くなっているのにはびっくり。 SBがバカみたいに上がらず、アンカー(スイーパー?)置いただけで随分変わるものだなと。 後半ギアを上げたオランダにやられましたが、失点後に試合を決めに来られた所で踏ん張れたのは素晴らしい。 それが終わり近くの攻勢に繋がっていると見るのは穿ち過ぎでしょうか? 25~30分あたりからオランダは無理をしなくなり、結構ボールが持てる様になったと感じます。 最後は攻めていましたが、オランダもマークを外さず守っていましたので、点を取れる雰囲気はあまりしませんでした。 やはり強豪と言われるチームは守備を全くさぼりません、さすが。 最後に俊輔。 あちこちのブログ等では散々に言われている様でしたが、言うほど悪い様には見えませんでした。 ただチームコンセプトが堅守速攻に変わってしまい、何とかそれに合わそうとしている様に見えましたが、ちょっと・・・ アレじゃあ憲剛の方がフィットするんじゃないかなぁ。 ドイツ大会の時と違い、三戦目まで夢を見ていられる事の素晴らしさ。 代表チームには感謝です。 でも半年早く路線変更してりゃ・・・(ブツブツ) 3敗さん、コメントありがとうございます。
交代カードに、 これといったカードが無いというのは、 日本の弱味でもありますよね。 そういう意味では、 俊輔なんかがその切り札になってくれると、 また更に良い戦いが望めるのですが、 とても厳しい感じのパフォーマンスでした。 次は大事な大事なデンマーク戦。 良い結果を期待したいですね。 アルシンドさん、コメントありがとうございます。 やはり岡田監督は、 第3戦のことも考えて、 このオランダ戦も戦ったと思います。 第3戦のことを考えて、 オランダ戦は捨てるべきだとか、 主力を温存するべきだとか、 そういう意見もありましたが、 やはりオランダ戦は主力で戦い、 こういう結果を出す事が最善であったと私は思います。 そして、個人的には、 第3戦も「4-3-2-1」で、 同じような戦い方をするべきだと考えています。 引き分けでも良いので、 攻撃的に戦う必要は全く無いですからね。 但し、前3枚に起用する選手に関しては、 変えて欲しいなと思うところはあります。 サムライ7さん、コメントありがとうございます。 強豪国との差、 これはやはりありますよね。 日本の守備選手の個々の能力が、 もっと高ければ、 もう少し攻撃的に戦う事ができますし、 日本の攻撃選手の個々の能力が、 もっと高ければ、 もう少し良い結果が出せるのだと思います。 しかし、今はこれが精一杯で、 それでも決勝T進出の可能性を残す戦いができているというのは、 素直に評価できると思います。 俊輔に関しては、 とにかく肉体的にも精神的にも、 コンディションの問題ですよね。 もし日本が今以上の戦いをできるとしたら、 それは俊輔が鍵を握っているかもしれない、 そのようにも感じます。 蒼龍さん、コメントありがとうございます。 そうですね、 複合的な要素があったと思いますが、 オランダは少しナーバスになっていたかなと思います。 個人的には、岡田監督の交代采配自体は、 それほど間違っていたとは思っていなくて、 問題は、 それをピッチに立っていた選手がどう受け止めたのか、 という部分と、 俊輔のパフォーマンスが想像以上に悪過ぎた、 という事かなと思います。 デンマーク戦では更に良い修正を行い、 良い結果と内容を期待したいですよね。 アマチュア批評家さん、コメントありがとうございます。 逆戻りと言うよりは、 日本サッカーの進歩が、 他の国の進歩よりも上回っていけなかったので、 結果として立ち止まっている、 という感じなのかなと思います。 従って、このW杯の結果がどのようなものになるにせよ、 より優れた監督を次の監督に就任させるという事は、 絶対必要ですよね。 ナエトルさん、コメントありがとうございます。 守備を構築するのが精一杯でしたし、 そもそも岡田監督というのは、 良い攻撃を構築できる監督ではないので、 これがホントに精一杯だなぁと思います。 デンマークは必ず勝ちにきますから、 そこで日本がカウンターで得点を奪う事ができたら、 最高の試合になるかなと思います。 期待したいですね。 psycoroさん、コメントありがとうございます。 速さ、裏、サイドチェンジ、 それが攻撃では鍵になってきますよね。 デンマーク戦では、 それに特化した選手起用をする事も、 有りなのではないかと考えています。 けんぼーパパさん、コメントありがとうございます。 ホントに、 結果的に2失点を防げた事は、 大きかったなぁと思います。 しかしその辺りの選手の考え方、 もっと日本の選手は、 老獪にならないといけないあぁと思います。 shiitaさん、コメントありがとうございます。 ついつい欲が出てしまうし、 我慢しきれないところがあるのでしょうね(苦笑) でも現場で戦っている選手や監督には、 そうならないで欲しいと思います。 海外の反応として、 カメルーン戦では批判も多かったですが、 オランダ戦では良い評価をしてくれるところが増えていますから、 今の戦い方を信じて、 デンマーク戦でも戦って欲しいと思います。 nozさん、コメントありがとうございます。 遠藤のポジションには、 高い守備力と運動量が必要で、 それを遠藤に求めるよりは、 それができる選手を起用した方が手っ取り早いですよね。 あとは、そこの選手が相手のCBにプレスを掛けていくという方法は、 あまり意味が無いので止めた方が良いですよね。 デンマーク戦、 守っているばかりでは良い結果は望めない、 しかしだからと言ってそれは、 攻撃的に戦えという事とは違う訳で、 なかなか言葉で上手く表現するのは難しいですが、 その辺りのさじ加減を上手くやって戦って欲しいですよね。 結果として最高
興奮してみていました。
W杯開幕までは、3連敗が妥当だと思っていましたし、それを回避するためにいろいろ頭をひねってコメント欄にお邪魔してました。 そういう意味では、日本がGL突破の為の最高のシュミレーションどうりになっています。素直にうれしい。得点1のままGL突破という離れ業をやってのけてしまうかもしれません。 オランダが前半の前半で勝負を決めにきて得点を奪われるという展開が一番嫌だったし、そうなると思っていましたが、外れて嬉しい。実際は思っている以上に日本の守備ブロックに隙が無い様に見えたのでしょう。ショートパスによる崩しや個人の中央突破といった最も嫌なプレーをしてこなかった(させなかった)。守備陣はしっかり仕事をし、攻撃陣は個人レベルの攻撃でしたが、仕掛ける意欲がありオランダに恐怖を与えていた。去年とはかなり差があります。日本選手全員が素晴らしいパフォーマンスを見せている。 そのうえでの苦言ですが、後半の入り方が微妙でしたね。一部の選手(主に主力)が1点取れればという意欲が溢れ出ていました。それは良いことではありますが、足並みが乱れ、綻びが見え隠れしていました。細かい話は次回に。 そして、ご指摘の通り、3ボランチの遠藤は修正が必要ですよね。組織への貢献度低い。周囲のサポートでなんとか出来てはいますが、周囲が疲弊します。あそこに本田を入れて前向きにプレーさせ、ミドルシュート・パスと守備をさせた方がまだ可能性を感じます(やれという意味ではなく本来は今野)。大久保は、C大阪時代のプレーが戻ってきている位若返りましたね。あの頃はちゃんと決めていましたが・・・。松井はもうちょっと持続して欲しい。確かにハイプレスを捨てた代償として、この二人にかかる運動量の負担が大きすぎるというのもあります(サイドボランチがサイドの守備へと修正できたとしても)。交代の選手起用を有効にしたいですね。あと長谷部が心配です。プレッシャーからか高地対応か気候・食事か解りませんが、顔にブツブツが出来ていた。苦しいでしょうが彼がいないと本当に困る。頑張ってほしい。 とにかくカメルーン戦より良くなっています。継続して良くして欲しい。 ただし、最後の方で日本が攻撃的に出ていけたのは、前半の頑張りが効いて、オランダが疲れていたのと、リスクを負わずに点を狙っていただけで、あの展開を90分出来るなどとは勘違いしないで欲しいです。デンマーク戦で前から行けるなんて勘違いが出たら、折角のアドバンテージをなくす羽目になります。意思統一と我慢が大事ですね。悔しいと思えたことがホントに嬉しいなんて思ってもみなかったです。 精一杯の結果
「ほぼ精一杯の結果」というのには大賛成です。
むしろ、上出来すぎだったとさえ思えました。 しかし、カメルーン戦で勝利したものの、攻撃的に物足りなく欲が出たのか、 メディアはより攻撃的な日本を期待し、オランダ戦の解説者は「もっと前半か ら攻撃的に行くべきだった」と発言していました。 現状に満足しないという姿勢は必要だとは思いますが、 このような期待や発言にはどうしても違和感を覚えてしまいます。 なぜなら、本大会前の連敗で学んだ結果が今の戦い方であり、 日本の現段階で変えられない個の実力を考えた上での最善の 戦い方だと考えるからです。 試合前のオランダ監督の「日本は攻撃的にくると思う」という発言も 「日本に攻撃的に来てほしい」という期待にしか聞こえませんでした。 本当に日本はベストを尽くしたと思います。 負けたにせよ、応援してよかったと心から思える夜でした。 カメルーンとデンマークの試合が先だったら、また違った進め方があったのかもしれませんが、闘莉王を前に出したのはとてつもないギャンブルでしたね。
得失点差をマイナスにしてしまえば、2試合終了時の単独2位になれないことは確定で、2位がカメルーンであれば他力本願、デンマークであれば引き分けではダメ、もしくは引き分け抽選もありえた状況になってましたから。 岡崎のシュートは闘利王がポイントとなって作った最高のチャンスでした。でもあれを逆サイドに向けて転がせるのが真のストライカーですよ。個人的にはこの試合で、もっともトップレベルとの差を感じたシーンでした。 オランダからして見れば、1点取れば勝ち点3は取れると踏んでいたと思います。ロッペンに無理させて出す展開でもなければ、最終的にはスナイデルも下げています。でも日本の出方によってはカウンターを仕掛けるのに必要なスピードを、交代等で前線は維持していました。日本が終了間際のピンチ2回を防いだのは結果論で、そこで失点しなかったのは川島さまさまです(笑) ちなみに、もし日本が決勝トーナメントに進めたら、負けたとはいえ、オランダ戦の最後の5分をしのいだことが最大の要因になると思いますね。 デンマークのキープレーヤーとして、ロンダメールが突如クローズアップされてますが、確か日韓大会のフランス戦(ジダンがケガを押して出場した試合)でもゴールを挙げてるんですよね。右から切れ込んだりするプレーは、石川(FC東京)タイプを感じさせます。ということは、練習で慣れているチームメイトの長友は、マーク役としては一番適しているといえるかもしれません。 いつも採点お疲れ様です。
デンマーク戦の攻撃は仰るとおり前線のスピードだと思います。後は、ショートカウンターがあるなら、それも使いたいですけどね…。そこまでの錬度はないでしょうかね。 岡崎は、最後のチャンスで、最低でも枠に行かなきゃ使う理由は極端に下がりますね。ずっと走ってきて後半あのプレイってわけじゃなく、交代選手ですから。親善試合でも、ああいう形ではずしている所を見ると、そこまでの技術が無いという証明でしょうしね。 俊さんは…今のスタイルなら、彼も中心ではないので、やるべき仕事を限定させてあげるべきでしょう。どのような指示で送り出したのか気になります。ただ、日本にはFKのみの要員は必要ないという事はみんなが理解しています。個人的に応援はしています。 攻撃に関しては、大久保と遠藤…その通りかと思います。大久保は極端に視野が狭いのに、MFの動きですから、どうしたってフィニッシュまでの力が無い。個人的には、大久保はシュートするなと思ってしまったくらいです。 本田は逆にチャンスメイクしようと必死で、キープとドリブルとパスしか選択肢が無いように見えました。真面目な性格が起因しているのでしょうが、彼こそエゴイスティックにプレイしてもらいたいです。 サイドチェンジ…代表では禁止事項なんでしょうかね…。サイドチェンジがあるだけで、もっと攻撃のオプションが増えて、立体的な試合が作れると思うんですけど…。 攻撃面では前半の長友のシュートはかなり好みです。ああいった所に人数がかけられるなら、理想ですね。ただ、全体的にペナルティエリアでの勝負が少なかったのが不満です。アーリーでも良いので、もっと怖い攻撃をしてもらいたいです。 これまでの代表強化のダサダサ感を思うと、オランダ戦はいい試合でしたね。ホント「ほぼ精一杯の結果」でした。
でも、代表強化でもっと準備ができたはず!と思うと、やりきれませんが・・・ さて、私が注文した3点―――①DFとMFの2つのラインでしっかり守る。②選手交代はスピーディに。③カウンターは早さが勝負―――については、①だけ合格でしょうか? ②は、俊輔を選択する時点でどうかと思いますが、まぁ恐らく俊輔の代表最後の試合に花道をつくったということなのでしょう。初戦カメルーン戦や決戦デンマーク戦では、使えないのは誰の目にも明らかですし。 ③については急造感が否めないので、やはり「精一杯」なのでしょう。終盤の岡崎の惜しいプレイを責めるつもりはありませんが、やはり「持ってる」のは本田なのでしょうか・・・ ともあれ、決戦デンマーク戦です。引き続き、注文の3点を期待したいです! デンマーク戦楽しみです。
お疲れさまです。オランダ戦の総評としては98年に逆戻りかなあと。強豪相手の1失点で守備は良くできました。では攻撃は?当時から日本には攻撃における哲学のようなものがうかがえません。堅守速攻ならぬ専守防衛。世界的には弱小チームであり、ドリブルやスピードのある選手も稀有な中で、どうやって効果的な攻撃を構築するのか?進歩してない印象です。先発した選手達はよく頑張っていました。それだけに彼らに別の力を与えられる有能な指揮官の登場が待たれます。最後にオシムのコメントは的確ですね。日本の解説者は反省してください。元選手含めオマエが偉そうに言うな!って人結構いますね。特に無様に崩壊したドイツの2006年組。微妙ですよアナタ達。
日本の出来よりオランダがナーバスになっていた。
そんな感じを強く受けました。
オランダが慎重にプレーをした為にカウンターの威力が半減した形になったと思いました。 後は控えの使い方は確かに気になりましたね。 俊輔に求められたのは、FWやサイドの選手に勝負させる攻撃的なパスだと思うんですよね。 あの出来なら森本を使った方が本田などの攻撃的な選手を活かせたのではないかと思うと残念でならなりません。 内田のコンディションがよければ切り札と言わないまでも攻撃するというメッセージは、ピッチに伝わるような気がするんですがね~。 まあ岡田監督が、次を見据えて失点を増やさないようにしたかなと考えても結果的にいい采配とはいえませんでした ヨーロッパの方では評価されてますけどどちらかというとオランダ作戦勝ちのような気がします。 ただ1失点だったことで決勝トーナメント進出に期待が残っていることは評価出来ますよね。 デンマーク戦が楽しみになりました。 悔し過ぎる敗戦
昨日のオランダには勝てたし、最低でも引き分けに持ち込まないといけませんでした
やはりオランダレベルでも例え相手が日本レベルだったとしてもしっかりと守られると点は取れないですね。スイスはスペインに勝ちましたし。やはり日本代表がポゼッションサッカーに拘るのはまだまだ早そうです。 オランダを見ていると対アジアで苦戦する日本のようでした。しかし、やはりファン・ペルシー、スナイデルと怖い選手がいる事に加え、チームとしての経験の差であの時間にやられてしまいましたね。 チャンスの数と言う意味では負けて無かったですけど、枠外、キーパー真っ正面、力の無いシュートじゃ失点シーンのようなアクシデントは起こりようが無いですよね。 そういう小さい精度の差が壁を越えられなかった要因で、悪くても勝ちきる強豪との差は試合で感じた差より大きいですよね 本田はどうやらカメルーン戦の善戦で何か勘違いしたようですが、彼はCFのプレーより、もっと自由なプレーをするべき。それに合わせて前線はもっと流動的にやるべきで、その為にも大久保と遠藤のプレスのかけ方を変えるべきですね。 大久保のシュートシーンは確かにシュートでも良かったんですが、あれだけ時間が掛かったならパスでも良かったんじゃ無いかなと思います。 しかしこんなにディフェンス陣が検討するとは思いませんでしたね(苦笑)一つ拠り所が出来たのは自信になるし良かったと思います。 ただそのせいでかなりオフェンスは犠牲になっています。確かに守備に体力を使う事も必要ですが、攻撃時にもっと運動量が欲しいです。長谷部、遠藤、両SBがもっとリスクを犯して勝負をすることによって試合を優位に進める事が出来るようになると思うんですけどね。 そして何より交代組のパフォーマンスには大いに不満です。 岡崎はあれを外してたら出れない、選ばれ無かった選手が余りに不憫です。 玉田には全く覇気を感じなかった。 そして中村はもうホントダメですね。もはやそれよりあの局面で中村を入れた采配の方が問題。あの時の日本代表は言わば残り時間わすがなのにダウン奪われたボクサーみたいなものだから、ノーガードでハイテンポに攻める事はあってものらりくらりしてる場合じゃ無いのに中村じゃアップテンポには出来ないでしょ。しかも中村にボールキープはもはや無理なのは岡田監督以外のちょっとサッカー知ってる人はみんなわかってる事だと思うんですけどね。 岡田監督は、第1戦が終わった後、第3戦も含めて第2戦を戦ったのかもしれません。
私が予想する第3戦のメンバーは、コンディションは分かりませんが ・駒野→内田(今野) ・阿部→今野(稲本) ・遠藤→森本 のフレッシュなメンバーで4-2-3-1が良いかなと思います。引き分け狙いができるチームではありませんので、本当の岡田監督の目指してきたサッカーをここで表現して欲しいです。 交代選手の試合の入り方の難しさ
私も交代選手の出来には失望しています。
なかなかああいった雰囲気で、途中交代で入っていきなりトップギアに入れることの難しさもあるでしょうが、特に俊輔・玉田には魂を感じなかったですね。何が何でもボールを奪う、ゴールにいれる!そういった気迫が微塵も感じられませんでした。 チーム全体として戦うのであれば、交代選手の働きは大変重要だと思います。そういった意味も理解し、チームに貢献できる交代選手は誰なのか。監督には慎重に判断してほしいと思います。 とはいえ、全体的な戦いぶりには満足ですね。結果としてこの1-0の敗戦は引き分けと同じ価値を示すことになりました。次のデンマーク戦に期待しましょう! |
|
| ホーム |
|