今度はJリーグを盛り上げなければならない。Jリーグの人気衰退は日本サッカーの危機だ。日本のサッカー関係者はその事に強い意識を持つべき。
日本代表の人気は回復しました。南アフリカW杯で結果を出し、海外で活躍するような選手が増え、彼らのプレーが見られる日本代表の試合というのは、観客数も視聴率も回復しました。また、ザッケローニという、話題性も有り、日本代表をもっと強くしてくれるだろう、という将来への期待感を抱かせてくれる監督が就任した事も、日本代表人気の回復にプラスに作用していると思います。

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但し、その一方で、日本代表の立て直しという事には成功した一方で、ここ数年のJリーグというは、日本のサッカーファンの関心から、かなり遠ざかっている、それを強く感じる訳です。こんな小さな小さなブログでさえも、その傾向というのは顕著に出ていて、日本代表関連の記事を書いた時と、Jリーグ関連の記事を書いた時の、訪問者数やコメント数の落差というのは、相当なものがあります。
今の日本のサッカーファンの関心というのは、日本代表の動向と、海外で活躍している選手の動向と、欧州主要リーグのビッグクラブの動向と、そこに集中していて、Jリーグに対する関心は相当薄い、そのように強く感じます。しかし、ここで絶対に勘違いしてもらいたくないのは、私が強くここで主張したい事は、そういう日本のサッカーファンに対して、もっとJリーグに興味を持つべきだ、という苦言を呈したい訳ではない、という事であります。そうではなく、私がここで強く主張したい事は、日本のサッカー関係者の方が、もっともっと今のJリーグの状態について、強い危機感を持ち、日本代表の人気を回復させたように、Jリーグの人気も回復させなければならない、そうしなければ、いくら日本代表の人気だけ高くても、それは日本サッカーの崩壊に繋がる、という事であります。

では、具体的な話として、
どうやってJリーグの人気を回復させれば良いのか?
という事なんですが、それは、

① Jリーグのクラブを強くする。
② 人気選手を獲得する。
③ 地元やそのクラブの下部組織出身の選手を人気選手に育てそのクラブで活躍させる。

という3つ方法しかない、そのように私は考えています。


① Jリーグのクラブを強くする。

これは単純な話で、日本代表が強くなったからこそ、日本代表が結果を出せるようになったからこそ、その代表人気が回復したように、やはり強くない、結果を出せない、そういうクラブへの興味というのは当然沸かない訳です。少し前までのJリーグは、浦和レッズやガンバ大阪がACLで優勝し、クラブワールドカップに出場するなどして、やはり盛り上がっていました。当然そうなれば、そういうクラブがJリーグでもどうなのかというのは、サッカーファンの大きな関心事になる訳ですよね。
しかし、近年のJリーグのクラブは、ACLでの早々の敗退、不甲斐無い戦いというのを続けていて、また、日本開催ではなくなったので、クラブワールドカップへの出場権も得られず、一時はJリーグのクラブも世界へ近づいた、と感じられていたものが、また遠ざかってしまっていると感じます。これはやはり強い危機感を抱かなければならない問題で、こういう状態がこの先も続くようであれば、当然、Jリーグの人気というのは回復せず、やがては、日本サッカーの衰退というところまで至ってしまうと思う訳です。
日本というのは特殊な事情や土壌から、日本代表というのがサッカー人気を牽引していて、それはそれで悪い事ではない訳ですが、やはり国内サッカー、Jリーグ、それが活性化しない事には、その日本代表の強化という事にも繋がらないというのは絶対である訳ですから、もっと日本のサッカー関係者というのは、日本代表を強くするという事だけではなく、Jリーグのクラブを強くするという事に、尽力しなければならないと強く思う訳です。


② 人気選手を獲得する。

なんだかんだと言っても、やはり客を呼べるのは人気選手であります。かつてのJリーグブームの背景には、ストイコビッチとか、ジーコとか、リトバルスキーとか、ブッフバルトとか、レオナルドとか、ドゥンガとか、サンパイオとか、ジョルジーニョとか、ストイチコフとか、ラウドルップとか、マッサーロとか、スキラッチとか、とにかく他にも、世界でも人気があるような選手を多く呼んできていた事、それが大きかった訳であります。
ところが今は、南アフリカW杯で活躍した選手と言えば、オーストラリア代表のケネディぐらいしかいないし、そのケネディにしても、レギュラークラスだったとは言えない訳で、しかも南アフリカW杯が終った後にも、そこに出場していた選手を少しでもJリーグに呼ぼう、という動きすら感じられない訳です。なにもスナイデルとかメッシとか、エジルとかフォルランとか、そういうクラスの選手を呼んでくるべきだ、という無茶な事を言っている訳ではない訳で、しかしそういうクラスの選手ではなくても、他にも地味ながら活躍していた選手というのは大勢いた訳で、特に南米系や北中米カリブ系、欧州中堅国系やアフリカ系にはそういう選手が大勢いた訳で、そういう選手を少しでもJリーグに呼ぼうという努力は、やって然るべきだと思うし、何人かはできるはずだと思う訳です。
そういう質は高くても地味な選手だと、ライトなサッカーファンの興味は呼べないとは思いますが、常にサッカーに強い関心を持っているサッカーファンの興味は、やはり少しでも取り戻す事ができると思う訳です。そしてこれは、「① Jリーグのクラブを強くする。」、という事にも繋がる訳で、そういう努力を怠っているJリーグに対して、私は強い憤りを感じている訳です。資金が無い? 先行投資しなければ、絶対に儲かりませんよね。それで客を呼べれば、それでクラブが強くなって人気になれば、今よりも、もっと儲かるようになると思います。
また、Jリーグの人気低下の背景には、日本人の人気選手の海外への流出、という事もあるとは思いますが、そもそも人気選手というのは、海外へ流出するものですし、それが悪い事とは思わない訳で、むしろ日本のサッカーがもっともっとレベルアップするためには、どんどんそういう選手が増えていってくれる事が望ましい訳で、その事を懸念するよりも、ならば逆にJリーグは海外のそういう選手を獲得すれば良い訳で、更には、これは、「③ 地元やそのクラブの下部組織出身の選手を人気選手に育てそのクラブで活躍させる。」、という事にも繋がってきますが、そういう選手が海外へ流出しても、まだJリーグには優秀な活躍できる若手選手がいるんだ、という状態を作れば良い訳ですよね。
そもそも、仮に、本田とか香川とか長友とか内田とかが、Jリーグに残っていたとしても、今みたいに日本の多くのサッカーファンの関心事にはならなかったと思う訳です。日本のサッカーのファンの多くが、どうして彼らに強い興味を持つのかと言えば、そのプレーを見たい、知りたい、と強く欲望するのかと言えば、それは彼らが海外のクラブでプレーしているからで、海外のクラブで活躍しているからですよね。そして、海外のサッカーファンも、日本の選手がどういうプレーをするのか、日本の選手がどういう活躍をしてくれるのか、そこにも関心があって見てる訳で、そこには異質なモノに対する興味というのがある訳ですから、当然、Jリーグでも、そういうものをビジネスモデルとして作り上げなければならないと思う訳です。
更には、選手だけではなく、監督というのもそうですよね。私はジェフのファンではありませんが、オシムが監督の時はジェフというクラブに強い興味を持っていましたし、また、私は特にレアル・マドリードのファンという訳ではありませんが、今はモウリーニョが監督になったので、レアル・マドリードの試合に強い興味を持ち、毎試合、欠かさず観ています。正直、C・ロナウドがいても、カカがいても、その前の監督の時には、レアル・マドリードにそんな強い興味を抱いていませんでした。
ハッキリ言って、今のJリーグは、そういう努力を怠っていると思う訳です。少しでも人気のある選手、少しでも人気のある監督、また、人気や関心を呼び起しそうな選手や監督、そういう選手や監督を少しでも呼んで来ようという努力を怠っていると思う訳です。今回、日本代表は、そういう努力をし、それが成功しました。従って、Jリーグの各クラブでも、そういう努力はできるはずだと思う訳です。W杯で活躍した選手で、また、優秀な監督で、Jリーグでやりたい、Jリーグでやってもいい、そう思っている人は少なくない数いると思いますから、ぜひそういう努力を怠らないで欲しいなと思いますね。


③ 地元やそのクラブの下部組織出身の選手を人気選手に育てそのクラブで活躍させる。

そして最後には、これですよね。やはりクラブ人気というのは、ただ人気選手を呼び集めるだけでも、人気にならない訳ですよね。人気選手を獲得する、という事の一方で、両輪として、地元やそのクラブの下部組織出身の選手を育て、活躍させ、人気選手にする、という事が必要である訳ですよね。なぜならば、それが地元のファンの活性化に繋がるし、その地元のサッカー選手を目指す子供たちに夢と希望を与えるからで、それがクラブ人気の揺るがない土台になる訳ですよね。
また、若手選手を育てて、そのクラブで活躍させたら、高いお金でビッグクラブに売る、そしてまた、その資金で若手選手を育て、人気選手を獲得する、そういうビジネスモデルのサイクルを作る事が、そのクラブの揺るがない人気を作る訳ですよね。スポンサーを獲得する、それは確かに重要で、まずはそれがなければクラブ経営は成り立ちませんが、しかしそこから、地元市民による寄付で成り立つような、また、自己で資金を生み出せるようなビジネスモデルのサイクルを作り上げ、それで成り立つような、半自立的なクラブ経営になっていかなければ、50年、100年、と続く人気クラブにはなっていけないと思う訳です。
そしてこれは、残念ながら、そのビジネスモデルを作る事に成功しているクラブというのは、まだJリーグにはありません。大分トリニータなどが、一時期、そういうクラブへの先駆けになりそうな気配はありましたが、やはり上手くはいかず、資金難になったこともあって、J2へ降格してしまいました。もうすぐJリーグも発足してから20年になりますし、そろそろ、そういうビジネスモデルを成功させたクラブというのが、出てきても良いはずだと思う訳です。正直言って、まだまだJリーグのクラブというのは、そういう経営感覚が足りていないのかな、という事を強く思うところであります。




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【2010/11/12 11:45】 | Jリーグの話題全般 | トラックバック(0) | コメント(6) | page top↑
<<香川、動きで相手を制す。これができれば鬼に金棒。ドルトムントのビルドアップが素晴らしかった。 | ホーム | マレーシア戦 「マレーシアの個の能力の弱さという事はあったが、内容も結果も上々の勝利」>>
コメント
国内組代表をアジアトップクラスに
私は、親善試合や某飲料メーカーが主催する国際Aマッチなどは、海外組は呼ばずJリーグの選手を使い、国内組で編成する代表での試合をもっと増やせば良いのではないかと思います。
国内組代表の注目度が上がれば、Jリーグの発展にもつながるしJリーガーの励みにもなると思います。
最終的にはブラジルのように
 国内組代表 ⇒ アジアトップクラス
 海外組含む代表 ⇒ ワールドクラス
となり、「何人”元セレソン”いるんだよ?!」くらいの組織になれば良いと思います。

また②の”人気選手”ですが、往年の外国人名選手を呼ぶくらいであれば、海外で活躍した日本人選手を呼び戻し人気につなげてほしいです。松井選手や阿部選手はそろそろ京都・千葉に戻ってサポーターに質の高いプレーを見せても良いのではないでしょうか?
(そのうち香川選手もC大阪に長谷部選手も浦和にカムバックするなど。)
昨年の観客動員数の伸び率トップは優勝した
名古屋だったのですが、2位はなんとマリノスだったそうです。そこは中村俊輔選手の影響が大きかったと思いますし、自分自身も俊輔選手のプレーを見るのが楽しみで日産スタに足を運んでいます。

③はその通りだと思います
【2011/07/29 10:50】 URL | マリさぽ #YeFwB4VE[ 編集] | page top↑
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【2010/11/14 04:10】 | #[ 編集] | page top↑
ナカムーさん、コメントありがとうございます。

今のJリーグについて、
メディアが取り上げる軸を欠いている、
サッカーファンが関心を持つ軸を欠いている、
という事はやはりありますよね。
ビッグクラブが存在していないというのも、
やはりそういう事になりますよね。
そして問題は、
そういうビッグクラブというものを、
自然発生的に生まれてくるまで待つのか、
それをクラブ側の努力だけに任せておくのか、
それとも意図して作ってしまうのか、
という事ですよね。
個人的には、ナカムーさんと同じように、
意図して作ってしまうというのも有りだと思っています。
どこのクラブを選ぶのかとか、
FCニッポンのようなクラブを作るとしても、
どこに本拠地を置き、
Jリーグの理念とどう整合性を取るのかとか、
様々な問題はあると思いますが、
惰性的に今のJリーグを続けていくよりは、
そういう思い切った改革案を実行してみるというのも、
やはり必要かなと思います。
何にしても、何か注目を集めるような事をしていくというのは、
やはり必要ですよね。


どらぐらさん、コメントありがとうございます。

衰退しているとは本文にも書いていないと思いますが、
あまり盛り上がっていないなぁ、
日本のサッカーファンの関心を強く惹いていないなぁ、
という事を感じているという事ですね。
そして、これからはやはり、
もっとネットなどを活用したメディア戦略というものを練っていく、
その必要というのはあると私も思います。
ただその前には、
本文で書いたような事をやっていく、
それが無いとメディア戦略を練っても、
あまり効果的にはならないかなぁとは思います。
【2010/11/14 03:05】 URL | 管理者jube #-[ 編集] | page top↑
普段Jリーグを観ている者として、その現状については危機感というか、なんとかしないといけないという思いがあるので、今回の記事を興味深く読ませていただきました。

Jリーグの人気が「衰退」していると言われていますが、Jリーグ公式サイトでJ1の平均入場者数の推移を見ると、必ずしも「衰退」はしてないと思うんですよね。
(J2に関しては、クラブが新規参入してきているので評価が難しい)
2009年こそ微減ですが、2008年までは増加傾向。
もちろん、それだけで人気が「上昇」していると言うつもりはなく、「停滞」と言うほうが的確なのかなと。

①に関しては、全くその通りでしょう。
そのためには必要なことはいろいろあると思いますが、ベストメンバー規定はいち早く撤廃すべきですね。
今のチェアマンに期待したいです。

②に関しては、なかなか難しいと思います。
今はむしろ、Jリーグを通過点としてさらにステップアップできそうな選手(例:フッキ)をいかに見つけてくるかが重要になってくるのではないでしょうか。
③で指摘されている部分と被りますが、「選手を育てて、そのクラブで活躍させたら、高いお金で欧州のクラブに売る」というビジネスモデルを確立すべきでしょう。

最後に、Jリーグの人気をさらに上げるためには、メディア対策も必要だと思います。
今のメディアはサッカーを取り上げても、代表中心ですからね。
既存のメディアにもっとJを扱ってもらうように頼むのか、それともインターネットを活用していくのか・・・。
少なくとも後者に関しては、まだまだ努力が足りないと思ってます。
【2010/11/13 17:26】 URL | どらぐら #OeRJ.efk[ 編集] | page top↑
昔の代表ー=東京ベルディみたいなもの
こんにちわ、初コメです。
長文になりますし字汚いですが読んでください。

結局はビッグクラブがないからだと思うんですよね、Jリーグの中心がない。
これが強化の弊害になってる。
人は強烈なブランドに惹かれるものだと思うので、ビッグクラブを作ればいいと思うわけです。
そして日本ではそれは代表しかないと思います。
だから代表をJリーグに組み込むしかないと思います。

1、サッカー協会が一つのJのクラブと提携する、もしくは既存のJのクラブを買収する。
2、そのクラブの監督と代表監督を一人の優秀なコーチとそのグループに兼任させる。
3、金をつぎ込む
4、ユース以下のコーチも基本同じ形にする、フロントも協力する

こんな感じですかね、リアルウイイレの世界ですが。
要は代表の強化を一つのクラブですることです。
日本の各年代のスター選手、優秀なコーチを一つのクラブに集めてくるわけです。
そして代表とクラブを兼任させて、リーグ戦とカップ戦を戦っていく。
モデルはドイツリーグのバイエルン派閥です。
世界のトレンドがクラブと代表を100%とはいわずとも。50~70%統合するとゆう流れになってる気がします。
W杯のスペイン代表はバルセロナの選手が中心でしたし、ドイツ代表は長年バイエルンが代表の強化の中心を担ってきたと思いますし。
レアルのモウリーニョ監督がポルトガル代表を兼任するとゆう話も出ました。
EUではレアルとゆうクラブの権力が代表より強いので、兼任しませんでしたが日本ではそれができると思います、なぜなら日本サッカー界ではサッカー協会が一番権力を持っていると思うので。
「Jリーグじゃなくて代表の話になってるじゃないか」と思っているでしょうが、このシステムでやればJりーぐはある程度注目度が回復するんじゃないでしょうか。
スポンサーもついてくると思いますし、メディアの報道も増えるでしょうし。

それだけ、日本においては日本代表ブランドが強いと感じています。
それなら、これを利用すればいいと思うわけです。
儲かると思うんですけどねー。

昔にもあったんですよね、この話。
詳しくは知らないのですが、ナベツネさんの「FCニッポン」とゆう案だったと思います。
川渕会長がはねつけたんですけど。
私は、そのFCニッポンが中心でJリーグが発展して来ていたら現在どんな状況になってるか非常に興味深いんですよね。

妄想ですが、2006W杯の日本代表の黄金の中盤が海外から帰ってきて、FCニッポンで一緒にプレイしているような状況になってたんじゃないかなと。
華があるし、なにより儲かったと思います。

もうちょっとアイデアあるんですが、長文になってるししんどいのでこのへんで。
返信か感想くれたらうれしいっす。
【2010/11/13 15:17】 URL | ナカムー #-[ 編集] | page top↑
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【2010/11/13 13:52】 | #[ 編集] | page top↑
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