トップ下というポジション(役割)の重要性について。【コスタリカvsボリビア】
試合 :コパアメリカ2011 グループA 第2戦
開催日:2011年7月8日
結果 :コスタリカ代表勝利
スコア:「2-0」
得点者:マルティネス キャンベル

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○ コスタリカ

FW:キャンベル マルティネス
MF:マドリガル モラ
MF:グスマン
DF:レアル カルボ アコスタ ドゥアルテ サルバティエラ
GK:モレイラ

FW:マルティネス
MF:キャンベル ゲバラ モラ
MF:グスマン
DF:レアル カルボ アコスタ ドゥアルテ サルバティエラ
GK:モレイラ

FW:エリソンド
MF:キャンベル ゲバラ クベロ
MF:グスマン
DF:レアル カルボ アコスタ ドゥアルテ サルバティエラ
GK:モレイラ

○ ボリビア

FW:エジバルド マルティンス
MF:カンポス アルセ
MF:ワルテル ロブレス
DF:グティエレス リベロ ラルデス アルバレス
GK:アリアス

FW:マルティンス
MF:ペーニャ アルセ
MF:ガルシア
DF:グティエレス チャベス ラルデス アルバレス
GK:アリアス


コスタリカは5バックで、中盤は1ボランチ+2OMF、そして、2トップなんですが、2枚のOMFはワイドにポジショニングしてサイドアタッカーのようにプレーし、また、2トップは1枚がCF、もう1枚がサイドに流れてプレーする、という感じなので、2列目の中央のところがポッカリ空いているんですよね。

前半からそこが気になっていて、OMFの2人がサイドからそこのスペースに入って行ってパスを受ける、もしくは、2トップの内の1枚がそこのスペースに下がって行ってパスを受ける、そういう動きは約束事になっていないのかな? という事を考えていましたが、どうやら約束事にはなっていなかったようですね。

しかし、やはりそのスペースでプレーする選手が必要だ、という事はコスタリカの監督も思ったようで、後半からはマドリガルに代えてゲバラを入れ、そのゲバラをトップ下、キャンベルを左、1トップにマルティネス、という形に変えてきました。「5-1-2(ワイド)-2」から「5-1-3-1」に変えたという事ですね。

そして、後半15分、左のキャンベルがドリブルで中央へ切り込み、ゲバラがシュート。そのこぼれ球をマルティネスが押し込んで、コスタリカが先制という事になりました。その後はボリビアが2人の退場者を出し、コスタリカが追加点を奪って、スコア「2-0」、コスタリカの勝利という結果になりました。

ザックジャパンの場合でも、「3-4-3」でトップ下の位置に誰もいない、という事が1つのポイントになっていたと思いますが、その場合には、誰かがトップ下のポジション(役割)を兼ねなければ機能性というのは生まれなくて、もしそれができないようであれば、最初からトップ下に選手を置いておいた方が機能するかなと思います。

例えば「4-4-2 ダブルボランチ(ボックス)型」だったら、FWの1枚、SHの1枚、ボランチの1枚、誰かがトップ下のポジションも兼ねるか、その3枚が代わる代わるトップ下のポジションを兼ねるか、そういう事が必要になってきますよね。

FWの1枚であれば「4-2-3-1」に近くなるし、SHの1枚であれば「4-3-1-2」に近くなるし、ボランチの1枚であれば「4-1-3-2」に近くなる、という事ですね。そして、その3枚が代わる代わるトップ下のポジションを兼ねるやり方であれば、高い柔軟性が生まれてくる、という事になりますよね。

但し、2つのポジション(役割)を兼ねるという事になれば、その選手には高い能力(ポリバレント)が必要になってくるし、複数の選手が2つのポジション(役割)を兼ねるという事になれば、その複数の選手には高い能力(ポリバレント)が必要になってくるだけではなく、全体としての連動性も高くなければならない、という事になってくるので、その分だけ難しさは出てくる事になりますよね。

そこが、ザックジャパンで「3-4-3 ダブルボランチ(ボックス)型」をやる場合でもそうですし、また、コスタリカの「5-1-2(ワイド)-2」の場合でもそうなんですが、どういう方法でトップ下のところのポジション(役割)を埋めて行くのか少し不明瞭なところがあるなと思います。

もし、トップ下に選手はいらない、という事であれば、機能性というのは生まれてこないと思います。もし、そこは流動性をもってやる、という事であるならば、もっと明確な約束事というのが必要になってくると思います。しかし、一番簡単なのは、最初からトップ下に選手を置く、という事になると思います。

サイドを起点にするんだ、FWを起点にするんだ、とは言っても、バイタルエリアのところに人がいないと相手にとっては守り易くなってしまうし、最後のところでの攻撃の厚みというのも薄くなってしまうので、ここは重要なポイントかなと思います。

と言う事で、一方のボリビアの方はと言うと、前半はかなり優勢に試合を進めていたのですが、コスタリカの5枚の守備を崩す事ができませんでした。そして後半、コスタリカがシステムを変えてきた事に対して上手く対応できず、結局は2人の退場者を出すに至ってしまい、敗戦という事になってしまいました。やはりボリビアとしては、前半の内に得点を取れなかった事、そして、後半になって相手が変わったきた事に対して何も対応策を採らなかった事、その2つが悔やまれるところかなと思います。

さて、これでグループAは、勝点4でコロンビア、勝点3でコスタリカ、勝点2でアルゼンチン、勝点1でボリビア、という事になりましたから、アルゼンチンは第3戦でコスタリカに勝利しないと、2位以内での決勝T進出というのは無くなる、という事になりました。




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