ブラジルとアルゼンチンをすぐにでも復活させられる魔法の言葉。【ブラジルvsパラグアイ】
試合 :コパアメリカ2011 決勝T 準々決勝
開催日:2011年7月18日
結果 :パラグアイ代表勝利
スコア:「0-0(0PK2)」
得点者:無し

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FW:パト フレッジ ロビーニョ
MF:ガンソ
MF:ラミレス ルーカス・レイヴァ
DF:アンドレ・サントス チアゴ・シウヴァ ルシオ マイコン
GK:ジュリオ・セザール

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MF:ラミレス エラーノ
DF:アンドレ・サントス チアゴ・シウヴァ ルシオ マイコン
GK:ジュリオ・セザール

○ パラグアイ

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MF:リベロス ビクトル・カセレス
DF:マレコス アルカラス ダ・シルバ ベロン
GK:ビジャール

FW:バルデス
MF:
MF:エスティガリビア リベロス ビクトル・カセレス ペレス
DF:マレコス ベロン ダ・シルバ バレート
GK:ビジャール


この試合に限って言えば、パラグアイの守備が良かった、パラグアイのGKビジャールが神懸っていた、という事は大きかったと思いますが、今大会のブラジルの印象というのは、「遅い」、「雑」、というものでした。個々のプレーにおいて、判断力の遅さからプレースピードが遅い。また、サポートの遅さから攻撃の時のスピードが遅い。そんな印象でした。

そして、「雑」、というのは、チーム作りが「雑」だったような気がする、という事ですね。ドゥンガが作った、規律重視、守備的、というチームが相当嫌われたようで、その正反対みたいなチーム作りを求められ、それをメネゼスはやっているようですが、何かその感じというのは、日本代表で言えば、トルシエからジーコ、という流れの時と似ているような感じがします。

それでも、このチームは日本代表ではなくブラジル代表ですから、攻撃は選手の自由に任せる、攻撃は選手の創造性に任せる、という事でもチームは機能するのかな、と思いましたが、結果論で言えば、そうはならなかったようです。やはり、サッカーそのものがもう昔とは違うので、守備における組織性を高いレベルで備えるチームが増えてきたので、攻撃にも規律を持たないと、高い攻撃力というのは生まれてこなくなっているのかな、という気がします。

そういう意味では、アルゼンチンもブラジルも、回顧主義、かつての栄光、それに苦しんでいるのかな、という気がします。アルゼンチンにはマラドーナの代わりにメッシ。そして、ブラジルにしても、やはり個々の能力というのは高く、1人でも、2人だけの関係でも、得点を取れてしまう試合というのはありますし、決定的なチャンスも作り出せます。しかし、ならば、いったい何が変わったのかと言えば、それは、相手のレベルが変わった、という事かなと思います。

今までは、それでもやはりアルゼンチンはアルゼンチンで、それでもやはりブラジルはブラジルでした。いまいちチームが上手く機能していないな、内容的にはあまり良くないな、という事であっても、それでも結果だけは出す事ができました。しかし、今回のコパ・アメリカでは、アルゼンチンは4試合で1勝2分1敗、ブラジルも同じく4試合で1勝2分1敗。もし日本代表がアジアカップでこの成績だったら・・・。それを考えれば散々な結果だったとも言えると思います。

ドゥンガのチームは岩みたいなチームで、とても堅い強さがありました。しかし、一方では、岩みたいなチームであったがために、柔軟性というものが無く、一回突き崩されてしまうと修復が難しいという脆さも抱えていました。逆に、今回のチームのイメージというのは、小石が集まって山を作っているような感じで、もちろんその小石はとても質の良い小石で、宝石のような小石ではありますが、すぐにポロポロとその小石が山から抜け落ちてしまう、という脆さを感じました。

理想はやはり、水のようなチーム、しかも、粘り気のある水のようなチーム、つまり、アメーバのようなチームだと思います。もしくは、ゴムまりのようなチームだと思います。何かそういう、柔軟性、変幻自在性、弾力性、みたいなものが、今のアルゼンチンとブラジルには欠けているなと思います。そしてそうなってしまっている原因が、回顧主義、かつての栄光、そこにあるような気がしています。

今のアルゼンチンとブラジルというのは、よく相手が見えていない。相手がよく見えていないから、自分たちもよく見えていない。答えはすぐそこにあるのに、相手の中にあるのに、その答えをずっと自分たちの家の中だけで探している。自分たちの家の中だけで見つけようとしている。そして、見つからない、見つからない、と家族で喧嘩している。もしくは、答えは過去にある、そう思い込んでいる。そんな印象を受けます。

過信や慢心というよりも、上手く行っていない焦りが視野を狭くさせ、過去の栄光にすがる、という事になっているように思います。黄金のカルテットの時代は終わりました。3Rの時代も終りました。それは既に過去のもの。今のブラジルというのは、それに代わる新たなブラジルを作らなければならなくて、そしてその答えは、自分たちにではなく相手にある、そのように思います。

そして、なぜこのような抽象的な話になるのかと言えば、アルゼンチンとブラジルが今抱えている問題というのが、戦術とかシステムとか、そういう事よりも、意識の方に強くあると思うからですね。しかもその意識の問題は選手にではなく、サポーターや国民、そちらの方によりあるのではないかなと感じています。もう過去の栄光は忘れよう。それがブラジルとアルゼンチンをすぐにでも復活させられる魔法の言葉になるような気がしています。




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【2011/07/20 11:45】 | コパアメリカ2011 | トラックバック(1) | コメント(2) | page top↑
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コメント
復活の呪文は簡単で、

プライドを捨てて欧州で名将と言われてる
監督に率いてもらうこと。

選手の多くは欧州でプレイしてるので
サッカー的に問題はないでしょうが、
その他の問題で無理でしょうかね・・・
【2011/07/20 16:53】 URL | kt #JalddpaA[ 編集] | page top↑
確かにそう思います。
特にアルゼンチンは、そのように感じました。

メッシは、マラドーナに成れないというより成る必要がないなぜなら優れたフィニッシャーがほかにいる為です。

だから今のままで最高のドリフトを持つチャンスメイカーで良い。

そしてアルゼンチン代表が目指すのは、バルセロナのサッカーである必要がない。
ということに気付かなければいけないと思います。
【2011/07/20 16:49】 URL | 蒼龍 #-[ 編集] | page top↑
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