技術は衰えていないユングべリ。冴えるネルシーニョ采配。【清水エスパルスvs柏レイソル】
試合 :J1 第32節
開催日:2011年11月20日
結果 :柏レイソル勝利
スコア:「1-2」
得点者:ボスナー 工藤壮人 レアンドロ・ドミンゲス

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○ 清水エスパルス

FW:高原直泰
MF:アレックス ユングベリ 枝村匠馬 大前元紀
MF:ヨン・ア・ピン
DF:太田宏介 ボスナー 岩下敬輔 村松大輔
GK:山本海人

FW:アレックス
MF:高木俊幸 杉山浩太 ユングベリ 大前元紀
MF:ヨン・ア・ピン
DF:太田宏介 ボスナー 岩下敬輔 村松大輔
GK:山本海人

○ 柏レイソル

FW:北嶋秀朗
MF:ジョルジ・ワグネル 工藤壮人 レアンドロ・ドミンゲス
MF:大谷秀和 栗澤僚一
DF:橋本和 近藤直也 パク・ドンヒョク 増嶋竜也
GK:菅野孝憲

FW:田中順也
MF:ジョルジ・ワグネル 澤昌克 レアンドロ・ドミンゲス
MF:大谷秀和 茨田陽生
DF:橋本和 近藤直也 パク・ドンヒョク 増嶋竜也
GK:菅野孝憲


エスパルスは縦をかなりコンパクトにした「4-1-4-1」。守備はその縦のコンパクト性によって縦にスモールフィールドを作り出し、DFラインを高くて、そして、DFラインを上手くコントロールする事で守っていました。攻撃のポイントはユングベリと高原の2人で、高原は幅広く動いてボールを引き出し、ユングベリは中盤でドシッと構えて、ほとんどボールを失わないキープ力から、パスやドリブルで起点となる。エスパルスはそんな感じでした。

ユングべリは、ほぼ守備をしない感じで、また、ゴール前に入って行く事も無く、そのぶん、枝村がダイナモ(バランサー)となって動き回り、守備、そしてゴール前へ、という感じになっていました。ヨン・ア・ピンがアンカーで、アレックスが左から、大前が右から、そして守備では、やはりレアンドロ・ドミンゲスにはタイトに行っていました。

レイソルは「4-2-3-1」という形で、その形をあまり崩さず、まずはバランス重視、という戦い方でした。後ろの「4-2」が守備、前の「3-1」が攻撃、という明確なバランスから、前の選手、特にレアンドロ・ドミンゲスにボールが入ったら攻撃にスイッチが入り、縦に速い攻撃、もしくはどちらかのSBが攻撃参加してのサイド攻撃。という手堅い戦い方でした。

守備のポイントは、高原とユングベリに起点を作らせない、という事でしたが、中央ではともかく、サイドに流れた時の高原を止められていなかった、という事と、特にタイトにマークを付けていなかったので、スピードはありませんが、高い技術力で起点を作るユングべリを止められていなかった、という事と、それによって前半はエスパルスが優勢でした。

そして、前半43分、ユングべリが中盤でボールを受けて、巧みなターンで寄せてきた選手をかわして前にドリブルで仕掛けると、それをレイソルの選手が潰してファール。かなりゴールまでは距離がありましたが、そのFKからボスナーが直接シュートを決めて、エスパルスが先制しました。身体能力は衰えても技術は裏切らない。ユングべリの流石というプレーからの得点でした。

レイソルの攻撃のポイントは、エスパルスと似ていて、北嶋とレアンドロ・ドミンゲス。レアンドロ・ドミンゲスから、左のジョルジ・ワグネル、2トップ気味の北嶋と工藤、更にオーバーラップした右SBの増嶋、そこへのパスでチャンスを作っていました。しかし、最前線にいる北嶋が思うようなポストプレーをさせてもらえず、そこが1つのブレーキになっていました。

という事で後半スタートから、レイソルは選手を代えてきます。北嶋に代えて澤、栗澤に代えて茨田、という交代采配でした。おそらくは、相手の守備方法を考えて、ポストプレーをするタイプよりも裏へ抜け出せるタイプ、それから、1点ビハインドという事もありますし、攻撃的な意図で、レアンドロ・ドミンゲスの他にパスを前に出せる選手をもう1人、という感じだったかなと思います。

そして、この交代采配によって前半よりも攻撃が良くなったレイソルが、後半17分、CK、レアンドロ・ドミンゲスの折り返しを工藤がヘディングで押し込んで同点としました。工藤がDFラインの裏を狙う、そういう攻撃から生まれたCKで、的確な交代采配だったと思います。一方、エスパルスも後半に交代采配を行いましたが、こちらはあまり上手く機能しませんでした。

後半12分、枝村に代えて高木。後半22分、高原に代えて杉山。という交代采配でしたが、これによって少し薄れていたコンパクト性を修正するには到りませんでしたし、また、相手の1トップ気味の選手が前半とは違ってDFラインの裏を狙ってくる、という事に対しての修正が無かったので、かなり苦しくなっていました。更には、高原の代わりに1トップの位置に入れたアレックスが、高原のようには上手くボールを引き出せていなかった、という事もありました。

後半33分には工藤に代えて田中を入れ、勢いを増すレイソル。そして、後半40分、田中のボールキープから、走り込んできたジョルジ・ワグネルが左足で強烈なシュート。GKが弾いたボールをレアンドロ・ドミンゲスがヘディングで押し込んで、とうとうレイソルが逆転となりました。という事で、スコア「1-2」、試合結果はレイソルの逆転勝利、という事になりました。

エスパルスは、ベテラン選手がチームの中心になっている、という事もあって、スピード感はやはりありませんが、高い技術力のある選手が揃っているので、その個の力を使って巧みなサッカーをやっている、とは思いますが、その反面として、スタミナ不足、そして、ベテラン選手&外国籍選手と若手選手、ここがイマイチ噛み合っていないかな、という印象でした。

ベテラン選手&外国籍選手がセントラルでしっかり軸となり、サイドの若手選手がそれに助けられて躍動する。と同時に、ベテラン選手&外国籍選手のスタミナ不足を若手選手が補う。そういう関係がガッチリ構築できれば、来季は面白いチームになりそうだなと思いますね。ユングべリが思った以上に早くJの水に慣れているようなので、やはり楽しみなチームだなと思います。

そして、優勝が見えてきている柏レイソルの方ですが、ジョルジ・ワグネルとレアンドロ・ドミンゲス、この2人の外国籍選手が最後まで高いパフォーマンスを出せるのか? 更には、ネルシーニョ監督の采配が最後まで冴えるのか? そこが優勝できるかどうかのポイントになりそうだなと思います。この試合は勢いに乗れる勝ち方をしましたので、このまま優勝まで期待したいですね。




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