順位表を見ながら2006Jリーグを総括してみる 後編
前回の続きです。今日は12月31日の大晦日。しっかり今年のJリーグクラブを振り返ろうと思います。そして、来年もまた「こだひまサッカー情報発信部」の応援よろしくお願い致します。今年はありがとうございました。来年も頑張ります!!

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2006年順位表

        勝点  勝  分   敗 得点 失点 得失点差  
1  浦和R  72  22  6   6  67  28  +39
2  川崎F  67  20  7   7  84  55  +29
3  G大阪  66  20  6   8  80  48  +32
4  清水S  60  18  6  10  60  41  +19
5  J磐田  58  17  7  10  68  51  +17
6  鹿島A  58  18  4  12  62  53  +9
7  名古G  48  13  9  12  51  49  +2
8  大分T  47  13  8  13  47  45  +2
9  横浜M  45  13  6  15  49  43  +6
10 S広島  45  13  6  15  50  56  −6
11 J千葉  44  13  5  16  57  58  −1
12 大宮A  44  13  5  16  43  55  −12
13 F東京  43  13  4  17  56  65  −9
14 A新潟  42  12  6  16  46  65  −19
15 V甲府  42  12  6  16  42  64  −22
16 A福岡  27   5  12 17  32  56  −24
17 C大阪  27   6   9 19  44  70  −26
18 京都P  22   4  10 20  38  74  −36

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サンフレッチェ広島

順位表のデータを見てもらえれば判りますが、9位の横浜とほとんど変わりません。ではどこが違うのかと言うと、失点のところです。今季は最終ラインからのビルドアップを意識して、DFに本来ボランチや攻撃的MFである選手を起用しました。しかし、データを見る限りでは、効果的であったとは言えないと思います。人材的に優秀な選手が揃っているとは言い難い広島が、このような高等戦術を用いるのは厳しいのではないかと思います。まずはポジションごとの役割を徹底させ、そこに人材を揃え、育成を行なうということが大事だと思います。

ジェフユナイテッド千葉

イビチャ・オシムがW杯後に日本の代表監督へ就任したので、そこからは息子のアマル・オシムが指揮を採りました。6人が代表に選ばれながら成績は11位。ナビスコ杯は優勝しましたが、厳しシーズンとなりました。基本的には親子でサッカーに大きな違いはないと思う。よく走り、全員で守備も攻撃もして、リスクを背負った攻撃を仕掛ける。というのがオシム家のサッカー。来季はどうなるのだろうか? このオシム家のサッカーはある程度の成果を上げているが、優勝までは辿り着いていない。オシムの目指すサッカーは浸透してきているので、来季はどうやって優勝するのか、というところを考える必要に迫られそうだ。

大宮アルティージャ

得点が少ないですね。かと言って、すごく失点が少ないということもない。まあ、大宮は12位ですが、ここから下は下位チームになるわけで、得点が少なく失点が多いから下位なわけで、当然と言えば当然なわけですが・・・。小林大悟と小林慶行が加入して中盤の組み立てという部分では良くなったような気がしますが、やはり最後のところ、FWとDFの部分ですよね。日本代表と同じ悩みです(笑) 即戦力を求めるなら、やはりFWとDFに優秀な外国籍選手を持ってくるのが一番早いと思います。

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FC東京

若手に優秀な人材が多く、チームとしてもなかなか面白いサッカーをする魅力的なクラブなのですが、なかなか成績が上がってこないですね・・・。問題は誰が見ても一目瞭然。守備力ですよね。センターバックの守備が軽く、ボランチの守備力にも軽さがあり、全体的に守備での粘り強さが感じられません。今のFC東京には、守備をしっかり教えられる指導者が必要なのだと思います。

アルビレックス新潟

地元では大人気のアルビですが、正直今シーズンはそれほど見る機会もなく、魅力的にいま一つといった感じでした。反町監督時代と比べると、チームとしてどのようなサッカースタイルで戦うのか中途半端になってしまった感じがします。あまり見ていないチームをあれこれ言うのは危険なので、来季は頑張ってほしいということだけ書いておくことにします(笑) アルビに詳しい方がいたらコメントください。

ヴァンフォーレ甲府

絶対絶命の財政危機から立ち直り、クラブも残留を果たしたことで、今季は良いシーズンだったと思います。「4−3−3」というシステムを最も浸透させているクラブで、下位クラブながら、なかなか面白いチームだと思います。攻撃の軸であったバレーが退団してしまい、かなり不安な部分がありますが、来季はさらに優秀な選手を集めて頑張ってほしいと思います。「目指せバルセロナ!!」てことで(笑)

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アビスパ福岡

入替戦で敗れJ2降格ですが、問題はただ一点。得点力。これに尽きます。得点32は最低得点数です。左の古賀、右の久藤、そして中村北斗と中盤の人材的には問題なかった(もちろん選手層という意味では問題ありますが・・・)のですが、ストライカーが不在でしたね。どれだけ守っても、どれだけゴール前にパスを送っても、最後決め切る力が無ければ、結局勝つことはできず、降格にまで落ちてしまうことがよくわかる今シーズンでした。

セレッソ大阪

大久保が復帰し、名波を獲得して生き残りを図りましたが、残念ながら降格となりました。2005年には最終節まで優勝争いをしていたのですが、2006年は一転して降格です。天皇杯優勝しながらJ2降格した東京ヴェルディ1969と似た感じです。2005年を支えた2人の外国籍選手が退団したり調子を落したりしただけで降格してしまうとは、誰も想像できなかったことでしょう。勝負の厳しさを感じました。来季はJ2で、選手の気持ちを鍛え直すことが必要だと思います。組織も大切、個人も大切、精神力も大切、環境も大切、ということだと思います。

京都パープルサンガ

フロントサイドに問題がありそうです。柱谷幸一監督を更迭したのは判断として正しかったのか疑問が残ります。そして、J2降格が決まってから、秋田や森岡など経験豊富なベテランDFを獲得したようですが、遅しに期した気がします。秋田や森岡はシーズン途中からレギュラーメンバーではありませんでしたから、獲得するチャンスはいくらでもあったと思います。熱意さえ示せば、シーズン中であっても、彼らは喜んで京都の力になってくれたことでしょう。もちろん彼らが加われば絶対降格を免れたということではありませんが、降格しない為にやれることは全てやるべきだったと思います。フロントがこの調子ではJ2でも厳しいのではないでしょうか・・・。

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以上、2回に渡っての「順位表を見ながら2006Jリーグを総括してみる」を終わります。順位表と数字的なデータから見えないこともありますが、よく判ることもあったと思います。先に進むにはまず過去の分析と総括から。そしてそれをしっかり消化したら、後は過去を振り返らず進むだけ。良かったクラブも悪かったクラブも、そういう事務的な作業もしっかりとこなして来季に向けて頑張ってほしいですね。

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【2006/12/31 14:52】 | Jリーグの話題全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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