EURO2012総括 【 3つの大きな印象とベストイレブン 】
スペインの優勝で幕を閉じたEURO2012。
今大会のEUROで感じた3つの大きな印象とは?
そして、個人的に思うベストイレブンとは?
それを書き残してEURO2012の総括としたいと思います。

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○ EURO2012、3つの大きな印象。

今大会のEUROの総合的な印象としては3つ。1つには、シンプルでわかりやすい試合が多かった、という事。システム、スタイル、タクティクス、とても明確であり、そして、勝敗を分けたポイントも、わかりやすい試合が多かったように思います。逆に言えば、意外性に乏しかった、という事でもあるのですが、しかしそれだけに、各国の現状というのが明確に把握できる大会だったかなと思います。

強豪国と言われるチームと、中堅国と言われるチームと、そこにはやはり差があった。決勝トーナメントに進めなかった事が意外だったチームはオランダだけで、しかし、そのグループで決勝トーナメントへ進んだのはドイツとポルトガルでしたから、それほど大きく意外だった訳でもない。他にも、スウェーデンが思った以上に悪かった、という事ぐらいでした。つまり、実力通り、という結果が多かった大会だったかなと思います。

そして、2つには、運動量過多のチームが無く、じっくりと戦うようなチームが多かった事。2008年のEUROを思い返してみると、ヒディンクが率いたロシア、それからクロアチア、この2つのチームは運動量過多の戦い方でグループステージを突破し、ロシアは準決勝まで勝ち進んだ。また、トルコというチームが神がかり的な粘り強さで準決勝まで勝ち進んだ。しかし、今大会に関しては、そういうチームはありませんでした。

むしろ、ドイツ、イタリア、ポルトガル、こういう強豪国のチームがアグレッシブな戦い方をするようになっており、このアグレッシブというのは、攻撃的に、という意味ではなく、どちらかと言えば、アグレッシブな守備をするようになった、という意味で、そこにも、強豪国と言われるチームと、中堅国と言われるチームと、そこに差が大きくなった理由があるような気がします。もちろん、スペインもそうですね。

そして、そこが、3つには、という事にも関連してくるのですが、多くの試合で結果を大きく左右したのは、FWのパフォーマンスと中盤の守備力だったかな、という事ですね。スペインとイタリアは言うまでもなく、ポルトガルも中盤での守備力の高さが、やはり良い結果の要因でした。逆に、オランダは2列目の選手の守備意識の低さで3連敗し、ドイツはイタリアとの準決勝で中盤での守備方法を間違えた。

フランスにしても、準々決勝のスペイン戦では、ナスリとメネズを外してまで、中盤や全体的な守備力を重視する戦い方をしましたが、残念ながらそれでも守備力が足らずに、その作戦は失敗に終わってしまいました。中盤を制する者は世界を制す。それはポゼッション力や展開力という事だけではなく、いかにそこでの守備力を高くするのか、そこが現在のサッカーの大きなトレンドの1つになってきたのかなと思います。

また、FWのパフォーマンス、というのは、特に対照的だったのはイタリアとイングランド。イタリアの2トップであるバロテッリとカッサーノが、ずっと高いパフォーマンスを発揮していたのに対し、イングランドの2トップは、どの選手にしてもイマイチだった。得点は取っていても、イングランドのFWの起点力というのは低かった。もしFWの起点力がもう少しでも高ければ、イングランドも、もう少し守備の設定位置を高くして戦えたのではないかと思います。

他にも、ドイツとポルトガルはCFのパフォーマンスに苦しんだ。得点を取る、という事もそうなのですが、やはりそれと同じぐらい重要となってきているのは起点力ですね。逆にスペインは、ネグレドはイマイチでしたが、なんだかんだと言われながらも、セスクとトーレスはCFとして大きくチームに貢献できていた。つまり、FWのパフォーマンスと中盤の守備力。そこの差がチーム力と結果の差になっていた。そんな大会でもあったように思います。


○ EURO2012、ベストイレブン。

FW:カッサーノ バロテッリ
MF:イニエスタ C・ロナウド
MF:デ・ロッシ ピルロ
DF:ジョルディ・アルバ レスコット テリー ジョアン・ペレイラ
GK:カシージャス

FW:マンジュキッチ
MF:エジル シャビ
MF:R・メイレレス ミゲル・ベローゾ ジェラード
DF:バルザレッティ ぺぺ ピケ S・ラモス
GK:ブッフォン

今大会のベストイレブンを選ぶのは結構難しかったですね。スペインとイタリアの11人がそのままベストイレブンだ、という事でもおかしくないし、また、個人的に思う、結構活躍したな、という選手たちが、FWやDFには少なく、MFの選手に偏っているので、そこも悩み所でした。ブスケツ、シャビ・アロンソ、モントリーボ、マルキジオ、モウチーニョ、パーカー、このあたりの選手を外すのは心苦しい感じがします。

FWは、トーレス、セスク、ベンゼマ、この3人の選手も良かったと思うのですが、インパクトしては、イタリアの2トップであるカッサーノとバロテッリの方が上だったかなと思います。マンジュキッチを選んだのは個人的な嗜好です。今大会は、バロテッリ、ジャゴエフ、ゴメス、マンジュキッチ、C・ロナウド、トーレス、という6人の選手が得点数3で並んで終了しており、飛び抜けて得点を取った選手がいませんでした。

SBは、ジョルディ・アルバは確定かなと思うのですが、他は選ぶのが難しかったですね。右SBはポルトガルのジョアン・ペレイラぐらいしか思い浮かばなかったので、今大会はずっとCBでの起用でしたが、S・ラモスを右SBとして選びました。また、左SBは、イタリアのバルザレッティかキエッリーニか、そこはかなり悩みましたが、とりあえずバルザレッティの方にしてみました。

CBはイングランドのレスコットとテリー、そして、スペインのピケとポルトガルのぺぺ、という4人ですね。イタリアのボヌッチとバルザッリも安定していたとは思うのですが、個人的なインパクトとしては、前者の4人の方が高かったかなと思います。GKはスペインのカシージャスとイタリアのブッフォン。ドイツのノイアーやチェコのチェフも良かったとは思いますが、チームとしての結果や失点数を考えて、という事にしました。




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【2012/07/03 11:45】 | EURO2012 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
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コメント
こんにちは。
いつも拝見しております。

私もユーロを見ていて、いかに中盤を支配するかという点に注目してみていました。おっしゃる通り中盤の守備力はこれからも本当に勝負を左右してくると思いますね。

個人的にはドイツにもっと頑張ってもらいたかったのですが、jubeさんがおっしゃるようにゴメスがもっと起点にならないとエジルだけではどうにもならんですよね。
またレビュー楽しみにしております。
【2012/07/05 00:31】 URL | long #-[ 編集] | page top↑
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