清水エスパルス vs 川崎フロンターレ 【 まずはサイドを起点にするサッカーと個々の選手のミス 】
試合 :J1リーグ 第17節
開催日:2012年7月7日
結果 :引き分け
スコア:「0-0」
得点者:無し

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○ 清水エスパルス

FW:河井陽介 アレックス 大前元紀
MF:小野伸二 杉山浩太
MF:村松大輔
DF:李記帝 ヨン ア ピン 岩下敬輔 吉田豊
GK:林彰洋

FW:高木俊幸 高原直泰 大前元紀
MF:アレックス 小林大悟
MF:河井陽介
DF:李記帝 ヨン ア ピン 村松大輔 吉田豊
GK:林彰洋

アレックス、小野、この2人のところで、もう少し「ため」を作れれば、というのが前半の印象でした。まずはサイドを起点にする。その狙いは良いと思いますが、そこからもう1回中央へボールを渡し、アレックス、小野、杉山、村松、このダイヤモンドで「ため」を作り、特にバイタルエリアのところで「ため」を作り、1回中央に相手を引き寄せてから再びサイドへ展開。そういう崩しが欲しかったかなと思います。

それでも、相手の左サイドの守備が少し弱かった事もあって、左から右へ展開するような形で、大前と吉田の右サイドでチャンスは作れていましたが、やはりアタッキングサードに入ってから、もう少し相手の守備を中央に引き寄せられていれば、より決定的なチャンスが作り出せたのではないかなと思います。川崎は稲本の1ボランチ気味だったので、それを考えても、もう少し中央のバイタルエリアを有効に使って欲しかったですね。

後半の途中からは、小野と杉山に代えて高原と高木を入れ、CFに高原、中盤の左にアレックス、という布陣に変えましたが、前半CFだったアレックスよりも高原の方がよくボールが収まっていましたし、また、小野よりも中盤に下がったアレックスの方がよく起点となれていましたので、その方が清水の攻撃は良くなっていました。しかし、残念な事に、高原と大前が決定的なチャンスで決められず、結局は無得点という結果に。

この試合の清水は、全体的に少しコンパクト性を欠いていて、特に前述した中央のダイヤモンドのところは、もう少し縦にも横にもコンパクトにして、より近い距離でプレーした方が良かったかなと思います。まずはサイドを起点にする。そのために中盤の3枚が分散してしまう。という事は起こりがちなのですが、そうならないように、しっかり中盤の3枚でのユニットを意識する。そこがポイントの1つになっていたかなと思います。

そして、もう1つには、この試合の清水は、全体的に少しプレーが雑なところもあって、しっかり丁寧にボールを繋ぐ、縦に仕掛けてダメだったら1回戻して逆サイドへ展開する。また、ドリブルにしても、パスにしても、センタリングにしても、シュートにしても、その精度ですね。技術的な部分よりも、意識として、もう少し1つ1つのプレーを丁寧にやる。そういうサッカーができるようにならないと、なかなか安定感は出て来ないかなと思います。

これから夏場へ入って行く。更には、ここからはリーグ戦が中盤から終盤へと入って行く。そうなってくると、やはり運動量過多で足らない部分を補うようなサッカーは厳しくなってしまうので、いかに効率の良いサッカーをするのか、いかに効率の良いサッカーができるのか、そこを求めて行く必要があると思います。つまり、そのためにも、コンパクト性と丁寧なプレー(精度)、それがもっともっと必要になってくると思います。


○ 川崎フロンターレ

FW:矢島卓郎 小林悠 レナト
MF:楠神順平 中村憲剛
MF:稲本潤一
DF:田中雄大 實藤友紀 井川祐輔 田中裕介
GK:西部洋平

FW:矢島卓郎
MF:田坂祐介 楠神順平 レナト
MF:中村憲剛 稲本潤一
DF:田中淳一 實藤友紀 井川祐輔 田中裕介
GK:西部洋平

スタートは、矢島が左、中央に小林、という配置でした。右のレナトから矢島と小林へ。その時に矢島と小林が流動的になるように。また、ニアに小林、ファーに矢島。更には、守備やサイドでの突破力、という事もあるのかな、という印象でした。そして、前半は、中盤の3枚の構成として、稲本がアンカー(1ボランチ)、楠神がバランサー、憲剛が攻撃的に前へ、という役割分担になっているように感じました。

しかし、川崎も清水と同じように少し全体的なコンパクト性を欠いていて、更には、清水以上に個々の選手のボールコントロールのミスやパスミスが多く、そこが攻守に大きなマイナスになっていたかなと思います。という事で、まずは守備の修正から、という事で、後半は、少しやられていた左サイド、左SBを田中雄大から田中淳一へと代え、更には、田坂を入れて、稲本と憲剛の2ボランチ気味、という形に変えていたかなと思います。

つまり、「4-1-2-3」から、矢島の1トップ、左に田坂、トップ下に楠神、右にレナト、ダブルボランチに憲剛と稲本、という「4-2-3-1」にした、という感じですね。ミスが多く、なかなか狙いとしているショートパスでの攻撃が上手く行かない。また、ビルドアップのところも上手く行かず、そこでボールを奪われてしまう事が多かった。そこを修正するために憲剛をボランチにしてカウンター狙いに切り替えた。おそらくそんな意図だったのかなと思います。

そして、この采配はある程度効果があって、やはり少しビルドアップは良くなりましたし、また、楠神をトップ下にした事で、その楠神が運動量を活かしてゴール前に入って行く、というプレーが多くなり、それによって少し攻撃が活性化されたように思います。更には、田坂を左に入れた事によって、右のレナトからだけではなく、左を起点にした攻撃もやれるようになった、という事もありました。

しかし、どうにもこの試合の川崎は全体的にミスが多く、憲剛からの長いパスがきちんと通らなかったり、レナトの個による仕掛けが不発に終わる事が多かったり、最後のところでボールコントロールをミスしてきちんとシュートが撃てなかったり、という事が最後まで続いてしまって、結局は無得点という結果でした。そういう意味では、攻守にあまり良いパフォーマンスでは無かったので、川崎としては、引き分けで良かった、という感じかなと思います。

清水も川崎も、まずはサイドを起点にする、そういうサッカーをする上において、コンパクト性を欠いてしまう、中央が薄くなってしまう、そうならないようにする、という事が、1つの課題になっているかなと思います。中央というのは、ゴール前よりも、特に中盤の中央のところですね。そしてもう1つには、やはり、個々の選手のミスをもっと減らす事。そうしないと優勝には手が届かないかもしれないなと思います。




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【2012/07/08 11:45】 | Jリーグ2012 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
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コメント
始めまして!
いつも拝見させていただいてます。
私もblogを始めまして、ちょうど清水vs.川崎の試合のことについて書いたので読んでもらえると幸いです(jubeさんみたいに細かくは分析していませんが・・)。
http://soccerblohgon.blog.fc2.com/

清水は、サイドを起点にしていましたが、そこからの逆サイドへの展開が、一度DFラインに戻してそこから逆サイドに展開する形が多いため、どうしても川崎が陣形を整える時間を与えてしまう。
jubeさんの指摘通り、中盤の3枚がユニットを意識して、バイタルエリアを通っての逆サイドへの展開ができれば、うまく川崎を揺さぶれたのかなと思います。


川崎は戦術云々のまえに全体的にミスが目立ちましたね。まずは個人のミスを減らす、jubeさんの言うとおりです。

また、更新したら見させていただくのでこれからも宜しくお願いします!


【2012/07/08 16:43】 URL | ゴン×4 #-[ 編集] | page top↑
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