イラク戦選手評価 【 高評価は岡崎と長友と川島。その次に清武。1トップとトップ下は相手によって選手の使い分けが必要か? 】
試合 :2014年ワールドカップ アジア最終予選 第4戦
開催日:2012年9月11日
結果 :日本代表勝利
スコア:「1-0」
得点者:前田遼一

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○ 日本代表選手評価(10点満点)

FW:前田遼一
MF:清武弘嗣 本田圭佑 岡崎慎司
MF:遠藤保仁 長谷部誠
DF:長友佑都 伊野波雅彦 吉田麻也 駒野友一
GK:川島永嗣

FW:ハーフナー・マイク
MF:岡崎慎司 本田圭佑
MF:遠藤保仁 細貝萌 長谷部誠
DF:長友佑都 伊野波雅彦 吉田麻也 駒野友一
GK:川島永嗣


前田遼一:5点
本田圭佑:5点

この2人については、前回のエントリーで詳しく書きましたが、更にもう1つ。前回のエントリーで書いた事は、いわゆる遅攻の時の事だった訳ですが、もう1つというのは、速攻の時の事ですね。速攻の時に、3トップの形となっている場合には、サイドの選手に岡崎とか香川のような選手を起用しているから問題無いのですが、2トップの形となっている場合には、前田と本田だと、あまり威力が出ないかな、という部分ですね。

前田も本田も、ある程度はそれもできるとは言え、基本的にはDFラインの裏へ走ってボールを受けるタイプの選手ではなく、足下にボールを受けて収めるタイプなので、この2人が前残りのカウンターとなった時には、その2人だけでゴールへ、という事が、なかなかできないところがありますよね。そこを考えると、脱アジアレベルとの戦いとなって、日本が守備的に戦わなければならなくなった場合には、やはり問題が出てくるような気がします。

その場合には、森本、李、岡崎、佐藤寿人、または、永井とか、この5人のようなタイプの1トップにする、という事も必要になってくるかなと思いますし、また、1トップのところを前田やハーフナーのような選手から代えないのであれば、その場合には本田ではなく香川をトップ下にする、という事も必要になってくるかなと思います。やはり、カウンターの威力、機能性、というのは重要な要素ですから、そこも1つポイントにしておきたいですね。


清武弘嗣:7点

フレッシュだな、という感じですね。怪我明けから五輪前までの期間は、コンディションがもう一つだな、元気が無いな、という感じだったのですが、五輪からは一気にコンディションが戻って、攻守に良いパフォーマンスを見せられるようになっていると感じます。それと、やはり清武の良さというのは、左、中央、右、どこでも同じようなパフォーマンスを出せる、という事だなと思います。監督としては、実にありがたい選手ですね。

そして、この選手とは相性が悪そうだな、とか、こういうタイプの選手とは合わなそうだな、とか、そういう事も、今のところは感じた事が無いので、そこも良い部分だなと思います。ザックは、清武の事を、「あの年齢にしては素晴らしいパーソナリティーの持ち主だ」、と評価していましたが、やはりそういう事なのかなと思います。後は、きちんと結果さえ恒常的に出せれば、2014年のW杯で主力、という事も、可能性としては高いのかなと思います。


岡崎慎司:8点

長友と並んで、個としてのパフォーマンスが最も良かったのは、やはり岡崎だったと思います。ドリブルでの突破力が課題だ、サイドからセンタリングを入れるというプレーが課題だ、という事をずっと書いてきた訳ですが、最近はグッとその2つのプレーの質を上げてきていて、更に相手に驚異を与えられる選手になってきたかなと思います。但し、それがあまりシュツットガルトでは上手く発揮できていなくて、そこが少し残念なところですね。

それから、やはり岡崎の場合には、その守備力の高さ、ですよね。前に行く守備もできる、後ろに下がる守備もできる、カウンターを受けそうになった時に、誰よりも早く攻守を切り替えて、相手のボールホルダーを潰してくれる。前線や2列目の選手が、こういう高い守備能力を持っていると、チームの守備力というのはすごく高くなると思います。ただ、中盤の低い位置でボールを受けようという時に、ボールロスする事も多いので、そこだけには注意して欲しいですね。


遠藤保仁:6点
長谷部誠:6点

長谷部については、コンディション面で心配されていましたが、特に問題は無さそうでした。ヴォルフスブルクで試合に出場できていない、しかし、かえってその事が、長谷部にとっては良い休養になっているのかもしれないなと思います。ここ数年は、長期的な休み無しにクラブでも代表でもプレーし続けていて、長谷部は疲れているなあ、という感じで、長期的な休養が必要なのではないか、という事も書き続けてきたのですが、今がその機会なのかなと思います。

遠藤については、攻撃に行きたい、という感じがありありと出ているのですが、それは今の日本代表においては、バランス的にあまり良く無い事なので、それを我慢して、アンカーとしての役割を果たしたり、SBの裏のスペースをカバーしたり、そういう事やってくれていたので、この試合ではとても効いていました。実際のところ、そういう意味では、アンカーがいる3ボランチであった方が、遠藤としてはプレーしやすいのかなとは思います。


長友佑都:8点

1つ、セップレーでの守りのところで大きなミスがあって、そこがマイナスポイントでしたが、そのプレーを除けば、他のプレーに関しては、攻守に素晴らしいパフォーマンスだったと思います。100%というか、120%な長友でしたね。逆に、このあとインテルに戻った時に、疲労は大丈夫だろうかと、心配してしまうぐらいでした。しかし、あのドリブルでの突破力、フィジカルの強さ、何なんでしょうか?(苦笑) あれを見てしまったら、やはりインテルも手放せないだろうなと思います。

それから、1対1での守備対応の強さ、そこも流石という感じでした。勢い余って余計なファールをしてしまうシーンもありましたが、セリエではあれぐらいの激しい守備対応をしないと通用しないし、試合にも使ってもらえないですからね。もちろん、この試合で左サイドの守備が安定していたのは、清武がしっかり戻って守備をしてくれていたり、遠藤がしっかり長友の裏をカバーしてくれていたり、という事もあって、そこはやはり大きなポイントだろうとは思います。


駒野友一 :6点
吉田麻也 :5点
伊野波雅彦:5点
川島永嗣 :8点

駒野は、やはり左よりも右であった方が、守備面では安定しますね。また、UAE戦で、いくつか守備面で悪い部分があって、その反省という部分も作用したのか、とても慎重に丁寧に守備対応していたように感じました。当然、内田という選手がいて、更には、酒井宏樹、酒井高徳、という選手たちも台頭してきましたから、2列目に負けじ劣らじ、SBというポジションも競争が激しくなってきていて、それがベテラン駒野にも、良い刺激となっているのかなと思います。

吉田は、この試合は、CBのところでかなりボールを持てた、ボランチが封じられていたので、CBのところからのパス出しが重要だった、という事もあり、その部分で、吉田にはもう少し良いパス出しというのを期待されていたと思いますが、そこがもう少しだったかなと思います。それと、イラクのFWにマフムードという選手が入ってから、そのマフムードに何度かやられそうになっていたので、そういう選手をきっちり封じ込められるようにならないと、脱アジアレベルのFWと対戦した時には、やはり少し不安かなと思います。

伊野波は、何試合かスタメンで使われてきて、やっとこの試合で馴染んできたかな、という感じで、パフォーマンスとしては及第点と言えたかなと思います。但し、やはり伊野波の場合は、とにかく1対1での競り合いの強さ、そこを高めないと、日本代表でのCBでのスタメンというのは、まだまだ安心して起用できそうにないかなと思います。もっと、体幹の強さ、相手の動きの先を読む能力、競り合いの技術、そういう部分のレベルアップが必要かなと思います。

川島は、2つのファインセーブがあり、それがこの試合の日本を救ったと言えると思いますので、岡崎と長友と並ぶ8点評価としました。特に、カウンターからのピンチとなったシーンでは、これはもう決められたと思ったぐらいで、よくあのシュートに反応できたなと思います。駒野で少し見えにくかったと思うのですが、最後までしっかりシュートを撃つコースを見極めて、そこに川島のGKとしての能力の高さを感じました。まさに最後の砦でした。


* 細貝萌とハーフナー・マイクについては評価省略。




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