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現地メディアによる評価という「ものさし」への懸念。監督や選手の発言が絶対的な真実や正しさであると認識してしまう事への懸念。
海外のリーグで活躍する日本人選手が増加し、最近では、現地メディアによる評価、という記事を目にする事も多くなってきた。個人的には、できるだけそういう記事は見ないようにしているが、それでも、どうしても目に入ってしまう。そして、そういう現地メディアによる評価、というものを見る度に、それが、海外で活躍する日本人選手たちの間違いの無い評価だと勘違いしてしまう人が多くいるのではないか、と危惧してしまう。

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つまり、現地メディアによる評価、というものを、1つの「参考程度」として受け取る事ができる人は問題無いが、それが絶対的に正しいと受け取ってしまう人がいるように思えて、そこに最近は少し懸念を抱くようになっています。実際、「現地メディアによる評価とあなたの評価は全く違う。だからあなたの評価は間違っている。」、という趣旨の事を言われた事もあって、それには言葉を失うしかありませんでした。

現地メディアによる評価には、過大評価、過小評価、そして、明らかに日本人選手を毛嫌いしているとしか思えない評価も存在し、それをまともに受け取ってしまう事は危険だと感じる。また、それを書いている多くの現地の記者や評論家というのは、やはりその国のサッカー観というフィルターを通して日本人選手を見ていると思うので、そこを理解せずにその評価をまともに受け入れてしまう事も危険だと感じる。

やはり、日本人選手への評価というのは、その日本人選手たちを、フラットな目で長年見てきた人による評価の方が過大評価も過小評価も少ないし、また、それぞれの日本人選手が活躍している国のサッカー観をある程度は理解しつつ、日本という国のサッカー観も熟知しているような人による評価の方が偏見も少ないと思いますから、現地メディアによる評価というものを絶対視する事だけは止めて欲しいかなと思います。

そしてそれは、現地メディアによる評価、だけではなく、現地にいる一般の人による評価であるとか、もしくは、現地で試合を観ている人の評価であるとか、そこにも同じような事が言えると思います。ジャーナリズムには「悪しき現場主義」という言葉があり、それは依然として根強く、近くにいればいるほど正しい、信頼できる、もしくは、それによってレポートの信憑性を得ようとする、という事があります。

しかし、個人的にはこれは当たり前の事だと思っているのですが、必ずしも現場にいる人間が正しいという事は無いし、真実を伝えるレポートができているという訳ではないですよね。これは、その発言者の肩書きによって正しいか否かを決める、というぐらい無意味なものだと思います。もちろん、現場主義を全面的に否定する訳ではありませんが、つまり、やはりそれを絶対視する事だけは止めた方が良い、という事ですね。

更には、選手の発言、監督の発言、それが100%真実を言っていると思ってしまったり、その発言からだけで真実を求めようという人もいますが、しかし、監督や選手は必ずしも真実を語らないし、場合によっては思っている事と真逆の事を発言する事もあるし、更には、翻訳の場合には誤訳であったり、ニュアンスの部分が正しく伝わらなかったり、という事も多いように思いますので、そこにも注意して欲しいかなと思います。

選手の発言、監督の発言、それが100%の真実であったり正しさであったり、という事は決め付けずに、本当にそれが真実を語っているのかどうか? 正しい事を言っているのかどうか? その監督や選手の現状の立場であったり、サッカー観であったり、そういう背景にあるものをきちんと考察した上で、その発言が真に意味する事とは何であるのか? その発言をした意図とは何であるのか? そこを見抜く必要があると思います。

そして、最後にもう1つだけ。日本人選手が活躍した時の記事を読むのは楽しい。日本人選手が現地の人に褒められているを見聞きするのは嬉しい。その心情は確かに大いに理解できますし、私もそうではありますが、しかし、そればかりを求めてしまうのは残念に思うところがある。本当にその選手を応援しているならば、常に良い部分も悪い部分も受け入れてこそ、だと個人的には思っています。

また、得点を取った、アシストをした、という結果だけに一喜一憂するのではなく、どういう状況で結果を出したのか? その日本人選手が所属しているチームのシステムやメンバー、対戦相手チームのシステムやメンバー、試合展開、チームとしての総合的な実力差、そういう事もきちんと把握した上で、その結果にどのような価値や意味があったのか? やはりそこまで知ろうとして欲しいと思います。

という事で、もちろん、サッカーをどのような視点で楽しむのかは個人の自由である。他人に指図されるような事ではない。それは大前提ではありますが、しかし、素人であれプロであれ、しっかり真実を得たいと思うのであれば、前述してきたような事に注意してサッカーを見たり語ったりして欲しいかなと思いますし、かなり以前にも書きましたが、メディアを育てたり正しい方向へ導くのはユーザー側である、という意識も強く持って欲しいかなと思っています。




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【2012/10/06 11:45】 | ショートコラム | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
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コメント
こんにちは。いつも楽しく読ませていただいています。

危惧されていることについて、すごく共感します。
まだまだ日本はサッカー報道についてのメディアリテラシーが低いと感じますね(もちろん自分も含めてですが)
その原因の一つとして、個人個人がサッカーを観る目に自信がないから、ということが大きいように感じます。
自分の基準がないから、なんとなく「本場」だからという理由で、その評価が正解であると思い込んでしまう。
本当は現地の記者も人間で、多少なりともバイアスがかかっている。本当は「正解」なんてないはずなのに。

また、それは伝える側にも問題があると思っています。
記事では現地の採点を伝えることに終始して、そこに報じる側の視点というものがない。
それはメディアの怠慢だと思っています。
野球文化?なのかは分かりませんが、どうも数値化できないことについて評価を下すのを避けているような印象を受けます。
極端かもしれませんが、日本で独自に採点してもいいと思います。
もちろん反発や批判はあるでしょうが、そのくらいの気概(といったら大げさですが)を持ってもらいたいと思います。
受け取る側の問題に留まらず、伝える側の問題についても、jubeさんの考えを聞かせていただけると有難いです。

また観る目についてですが、やはり海外選手の中に日本人が混じっていると、どうしてもその選手ばかり見てしまいますね。
難しいですが、一歩引いた視点で客観的に観ないと、過大評価や過小評価に繋がってしまいますね。
駄文長文失礼しました。
【2012/10/09 12:34】 URL | #-[ 編集] | page top↑
基本的には自分の目、判断が重要ですからね。専門家の採点といっても話半分で聞いてればいいのでわ。 自分がプレーヤーだったらまったく見ませんけどね。イチローは自分の記事はまったく見ないらしいですけどね。新聞じたいおそらく読まないのかな(笑)、それはそれでどうかなとは思いますが。おそらく清武もメディアの評価なんて気にもとめないでしょう。重要なのはブレないことですから。
【2012/10/06 16:26】 URL | アゲポよ #-[ 編集] | page top↑
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