鹿島アントラーズがナビスコ杯を2連覇。ドゥトラとボランチでプレーした柴崎が優勝の立役者。遠藤と増田も良かった。【 清水エスパルス vs 鹿島アントラーズ 】
試合 :ヤマザキナビスコカップ 決勝
開催日:2012年11月3日
結果 :鹿島アントラーズ勝利・優勝
スコア:「1-2」
得点者:柴崎岳(PK) 大前元紀(PK) 柴崎岳

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○ 清水エスパルス

FW:高木俊幸 キム・ヒョンソン 大前元紀
MF:河井陽介 八反田康平
MF:村松大輔
DF:イ・キチェ ヨン・ア・ピン 平岡康裕 吉田豊
GK:林彰洋

FW:高木俊幸 キム・ヒョンソン 大前元紀
MF:小林大悟 石毛秀樹
MF:村松大輔
DF:イ・キチェ ヨン・ア・ピン 平岡康裕 吉田豊
GK:林彰洋

FW:瀬沼優司 キム・ヒョンソン
MF:高木俊幸 石毛秀樹 大前元紀
MF:小林大悟
DF:イ・キチェ ヨン・ア・ピン 平岡康裕 吉田豊
GK:林彰洋

○ 鹿島アントラーズ

FW:大迫勇也
MF:興梠慎三
MF:遠藤康 本田拓也 小笠原満男 柴崎岳
DF:昌子源 青木剛 岩政大樹 西大伍
GK:曽ヶ端準

FW:大迫勇也
MF:ドゥトラ
MF:増田誓志 柴崎岳 小笠原満男 遠藤康
DF:新井場徹 青木剛 岩政大樹 西大伍
GK:曽ヶ端準


清水エスパルスは「4-1-2-3」。鹿島アントラーズは「4-4-1-1」。アントラーズの守備の狙いは、「4-4」の守備ブロックをしっかり作りつつ、相手のCBのところ以外はほぼマンツーマン気味にする事。従って、エスパルスがこのアントラーズの守備を打ち破るためには、数的不利もしくは数的同数のところを個の力などで競り勝つか、もしくは、リスク覚悟でどこかで数的優位を作って攻めきるか、どちらかしかなかったかなと思います。

しかし、エスパルスはなかなかそれができず、少々不可解な判定のPKから1点を取る事はできましたが、また、後半の一時期は大前を中心とした右サイドで威力のある攻撃を見せましたが、それもアントラーズが増田と新井場を入れて修正してくると封じられてしまい、最後は高さのある2トップにした「4-1-3-2」にしてパワープレーによる攻撃をするも実らず、この試合のエスパルスの攻撃はアントラーズの守備の前にほぼ封じられてしまっていたかなと思います。

一方、アントラーズの方の攻撃はと言うと、狙いどころは1ボランチの横のスペース。エスパルスは「4-1-2-3」だったので、その1ボランチの横のスペースで前の2人もしくは上がったSHやボランチが起点となれれば、という事でした。ところが前半は、大迫は少ないながらも何回かはそれをやる事ができていましたが、トップ下の興梠はほとんどそれができていなくて、それがアントラーズの攻撃のブレーキになってしまっていたかなと思います。

しかし後半は、その興梠に代わってドゥトラがトップ下の位置に入り、そのドゥトラが、そこのスペースで起点となったり、そこのスペースを上手く利用してフリーになって相手のCBの横のスペースからDFラインの裏へ抜け出したり、というプレーをやる事によって、そこからはアントラーズの攻撃に大きな可能性というものが見え始めました。監督からの指示だったのかドゥトラの判断だったのか、とにかく、やはりブラジル人はそういう頭脳に優れていますね。

そして、スコア「1-1」の同点で突入した延長前半3分、左SHの位置に途中交代で入っていた増田から右サイドへ効果的なサイドチェンジのパスが出て、西からの縦パスを1ボランチの横のスペースで受けた柴崎がテクニカルなファーストトラップで相手DFラインの裏へと抜け出し、そのままシュートを決めて、アントラーズをナビスコ杯2連覇へと導きました。SHの時の柴崎は少し苦しんでいましたが、ボランチになってからは良かったですね。

アントラーズの1点目も、カウンターからでしたが、柴崎がゴール前へ走り込んで倒されて得たPKで、そのPKも柴崎が自ら蹴って決めましたし、これからボランチの選手として、とても楽しみな選手だなと思います。もう少しフィジカル的な強さや競り合いでのタフさが身に付いてくれば、テクニックやセンスは高いものを感じる選手なので、まだ2014年のW杯への出場も可能性としてはあるかなと思います。扇原や山口あたりと競って成長して欲しいですね。

他にアントラーズで気になった選手は、やはり1トップだった大迫で、ボールを受けるところまでは良かったと思うのですが、その後のプレーですね。以前に、サッカーというのは、どれだけ遠くを見られるのかが重要なスポーツ、という事を書きましたが、効果的なパス出しのコツもそこにあって、近くの選手は相手も見ていますから、可能性がありそうな一番遠くの選手を見る、視野が狭くならずにそれができるようになる、という事が、これからの大迫の大きな課題の1つになるかなと感じました。

そして、残念ながら負けたしまったエスパルスの守備については、「4-3-2(ワイド)ー1」的に下がらないのであれば、どれだけハイプレス&ポゼッションで押し切れるか、という事が守備のポイントだったと思います。しかし、前半の様子を考えると、それがあまりできそうにも無い感じだったので、そうしたら、少し守備的になって相手を引き出すなり、システムを「3-5-2」や「3-6-1」に変更して中盤の数を増やすなり、そういうチームとしての柔軟性があれば、という感じでした。

アントラーズに、3トップの中央のCFだったキム・ヒョンソンが封じられてしまって、それでエスパルスの攻撃は大きく威力を失っていましたから、攻撃面においても、ツインタワーという事よりも、大前と高木を中央に移動させた2トップもしくは2シャドウとか、もう少しチームとしてのバリエーションが必要だったかなと思います。ちなみに、エスパルスで注目されていた石毛については、良いものは持っているとは思いますが、まだまだこれからの選手かな、という印象でした。




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