駆け引きで良い答えを出したときに、しっかりと技術が伴ってなければいけない。もう少しシュートの意識を全体が強く持っていれば良かったかなと。
想像していたよりは、お互いにチャンスを多く作った試合だった、という印象でしたが、アルアハリはサンフレッチェ広島の前線が5枚になる事への対策として、場合によっては最終ラインに6枚を並べるという戦い方をしてくるなど、やはり攻守のバランスを重視した慎重な戦い方をしてきました。DFラインを少し高い位置に設定していたのは、オークランド・シティ戦で青山や高萩が見せたミドルシュートへの警戒だったのかな、という事と、やはりカウンターでもショートカウンターを狙いたかったのかな、という事と、主にはその2つが理由だったのかなと思います。

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但し、DFラインを高く設定してきてくれていたので、1トップの佐藤寿人やサイドのミキッチや清水、更には、ボランチの青山などが裏へ抜け出す事は比較的容易にやれていて、DFラインを高く設定していた割にはプレスが強くなく、そこを考えてもサンフレッチェ広島が勝てる可能性は充分にあった試合だったと思います。特に、右サイドのミキッチは何度も裏へ抜け出せていて、佐藤寿人が何度もオフサイドを取られていた事に比較すれば、サイドでの裏というのは大きなチャンスだったのですが、この試合のサンフレッチェ広島の攻撃には2つの事が足りていなかったかなと思います。

1つには、サイドの選手がシュートを撃つ事ですね。サイドの選手が得点を取る事、と言っても良いと思います。サイドの選手が裏へ抜け出せた時に、特にPAの近くで抜け出せた時には、そこからクロスを入れる事だけを考えずに、もっとシュートを強く意識して狙っても良かったと思います。それは、もちろん第一にはそのままサイドの選手がシュートを撃って決める、という事を目的としますが、その第二には、そうする事によって相手をサイドへ引き付けて中央の守りを薄くさせる、という目的ですね。そうしないと、アルアハリのDFはゴール前の選手にはしっかり付いていましたから、クロスを入れても、なかなか中央で決めるという事は難しかったように思います。

そして、2つには、やはり「FIFAクラブワールドカップジャパン2012開幕。」というエントリーでも書いたように、決定力、という事ですね。試合後のインタビューでも佐藤寿人が「決定力の差で負けた」と述べていましたが、とにかくCWCのような大会では、チャンスで確実に決められるかどうか、という事が結果を大きく左右し、試合内容よりも、決定力が高いか低いかによって結果が決まってしまう、という事が多いので、そこに対する日本サッカーなり日本人選手なりの意識、もしくは、技術、という事について、もっともっとシビアになって行く必要があると思います。

シュートへの意欲、自分が決めてやろうという責任感、そこも、この試合のサンフレッチェ広島の選手には総じて希薄だったかな、という事も少し感じましたが、それもやはり技術が足りない事による自信の無さから生まれてきているファクターだと思いますので、こういう国際試合でも、確実に決められる、自信を持ってシュートを撃つ事ができる、そういうフィニッシュのところでの技術力を上げる事が、まだまだ日本サッカーもしくは日本人選手には必要だと思います。守備が良くなっても、中盤でのパス回しには力を持っていても、その次には、やはり決定力という事が無いと勝てませんから、そこに対しての厳しさが日本のサッカーにはもっと必要だと思います。

さて、これでアフリカ王者のアルアハリに敗れてしまったサンフレッチェ広島は、南米王者のコリンチャンスとの対戦は叶わず、12日、北中米カリブ海王者のモンテレイに敗れたアジア王者の蔚山現代と5位決定戦を戦う、という事になりました。もちろん、5位決定戦だからと言って意味の無い試合である、という事は無く、当然、アジア王者に勝利する、という事には大きな意味がありますし、また、このアルアハリ戦で出た課題をきちんと意識して戦えるのかどうか、という事も、とても重要な部分だと思います。来年のCWCにはアジア王者として出場する。そのスタートは次の試合から既に切られるものと思います。ちなみに、タイトルは、アルアハリ戦後の佐藤寿人の言葉です。




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