ジーコジャパン選手の総括 ②
前回の続きです。
駒野友一 53点

W杯初戦、加地の交代で突然の出場となったオーストラリア戦は正直かなり不安だったが、ジーコジャパンとして出場機会が少なかった割には、加地と比べても遜色無い働きが出来たことを評価した。

三都主アレサンドロ 52点

ジーコジャパン不動の左サイド。ジーコジャパンの攻撃の軸はアレックスだった。アシストも一番多いはず。しかし、「3-5-2」と「4-4-2」では出来に天地ほどの差があり、「4-4-2」のサイドバックとしてはまったく機能していなかった。常に「3-5-2」のウイングバックとして起用されていたなら合格点をあげられたかもしれない。

田中 誠 52点

W杯最終メンバーに選ばれながらも怪我で離脱した。アトランタ五輪、ジュビロでの実績を見れば日本代表として常に活躍していてもおかしくないが、なぜか代表に呼ばれると怪我で離脱するという不運の選手で、今回も同様だった。ジーコは中澤と宮本を固定のメンバーとして確定していたが、最後まで迷ったのは3人目のDFを坪井にするか田中にするかだった。しかし、どうもジーコのインセンティブは坪井の方にあったように思う。田中は本来3バックの中央を得意とする選手で、ジーコが起用したような右ストッパーしては、強さや高さという面で苦しかった。しかし、不得意なポジションながら無難な守備を見せ、加地とのコンビも良く、守備を安定させていたと思う。田中は「4-4-2」にシステム変更されると自動的に交代させられたが、私はのその起用法に疑問を持っている。田中は4バックのセンターバックとしてでもジュビロで優勝経験があり、もし3から4へ変更するならば、宮本を代えて、田中と中澤のセンターバックの方が安定感があったと思う。ジーコの使い方が良ければもう少し点数があがったのではないだろうか・・・。

玉田圭司 50点

アジアカップでの活躍やW杯ブラジル戦での素晴らしいゴールが印象的だが、怪我やスランプ状態が長く総合的な印象としてはソコソコ。しかし、ジーコジャパンの中で数少ないスピードとドリブルで勝負できる選手としてジーコには信頼が厚かった。松井や佐藤寿人を押し退けてW杯最終メンバーに選ばれたことからもわかる。

久保竜彦 50点

W杯一次予選でジーコジャパンを救うゴールを決めたり、欧州遠征で素晴らしいゴールを決めたり、もし怪我がなければジーコジャパンの主役FWになっていたかもしれない。ジーコは怪我から復帰した久保を最後までW杯最終メンバーに選ぼうと迷っていたが、結局完全復調には至らず、ジーコは久保を断念して巻を選んだ。この判断は正しかったと思う。どんなに素晴らしい才能を持っていても、怪我がちではどうにもならないのは小野と同じだ。

小笠原満男 46点

W杯アジア最終予選ではポイントポイントで活躍していたが、とにかく最後まで「海外組MF」の壁を崩せなかった。たまにチャンスが回ってきても、そのチャンスを活かしきれなかった。海外組MFよりも得点力のあるMFだという評価もあるようだが、なかなか厳しいのではと思う。ジーコの好きな鹿島組でもあり信頼は厚かったが、控え的な印象は拭えない。

遠藤保仁 46点

小笠原と並んで海外組の壁を崩せなかった。攻守にバランスが良く、FKやミドルシュートなどの飛び道具もあり、ジーコの信頼も厚かったが、中田英寿や小野までボランチ起用されると存在感は薄かった。W杯最終メンバーには選ばれたが出場は無かった。大事な場面で活躍するなど、もう少しアピールが強ければ・・・。

坪井慶介 45点

3年間ぐらいは「なぜ選ばれてるのか?」と疑問を抱かずにはいられない出来だったが、坪井も加地と同様、起用され続けることでジーコに育ててもらった選手の一人だ。W杯になると、所属クラブ・レッズでの活躍や好調さもあり、W杯では無難な動きができていた。しかし、足がつって途中退場はいただけない・・・。準備はしっかり出来ていたのだろうか?

稲本潤一 45点

最初は黄金の中盤の一人として、ジーコが最も期待していた選手の一人だったと思うが、怪我とコンディション不良の連続で、所属クラブでも出場機会が少なく、最後までジーコジャパンの中心にはなれなかった。日韓大会では主役を演じた稲本だが今後再び輝きが戻ることはあるだろうか?

巻 誠一郎 45点

ジーコのサプライズとして最終W杯メンバーに選ばれ、ブラジル戦にスタメン出場したが、ジーコジャパンのサプライズにはなれなかった。「高さ」や「ドロ臭さ」という武器があったので期待されたが、世界の壁は厚かったか・・・?

楢崎正剛 43点

日韓大会では川口を押し退けて正GKの座を勝ち取ったが、それ以後のプレーは精彩を欠いていた。

中田浩二 42点

鹿島組選手であり、海外組選手でもあるが、ジーコジャパンでの活躍は乏しい。W杯にも出場したが、日韓大会のようなレギュラーにはなれなかった。

本山雅史 39点

ジーコは、スピード・ドリブル・パス・得点力の全てを備える本山に大きな期待をしていたと思うが、大久保と並んで大きく期待外れだった選手の一人だ。

鈴木隆行 25点

最初はジーコの信頼も厚く期待された選手で、W杯アジア一次予選ではジーコジャパンを救うゴールをあげたが、それ以後はとにかくゴールが遠かった。パフォーマンス的にも上がってこず、いつしかジーコジャパンからは姿を消した。


以上
【2006/07/09 00:52】 | ジーコジャパン考察 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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