20周年目のJリーグが抱えている問題点。その改善策の提案とJリーグが将来に目指すべき立場や価値や役割の創設について。世界に一歩先立つ事も必要。
2013年2月23日、今季Jリーグの開幕を告げるゼロックス・スーパーカップが開催され、スコア「1-0」、サンフレッチェ広島と柏レイソルの対戦はサンフレッチェ広島の勝利に終わりました。思い起こせば20年前、Jリーグブームが巻き起こり、海外のスター選手が日本でプレーする姿に心を躍らせたものです。現役のブラジル代表選手が何人もJリーグでプレーしていた。今では夢のような話ですね。その後、日本経済の不況と共にJリーグブームは終焉しましたが、気が付けばJリーグも20歳。つまり、成人した、という事になりますね。

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そして、20歳という節目の年を迎えるにあたり、Jリーグはいくつかの岐路に立たされていると思います。シーズンを現行のままにするべきか、それとも移行するべきか。メリットとデメリットの話は、それぞれどの立場でそれを主張するのかで双方の意見には対立があり、そこはもはや議論を尽くしても平行線のままであると思う。何かが変われば、それによって恩恵を受ける者、それによって恩恵を受けられなくなる者、両者が必ず発生するのであって、トータルスコアとしてどちらがプラスになるのか。そこは実際にやってみて結果が出なければ判明しない話だと思う。

更には、そこにきて、欧州のリーグが現行のJのシーズン制へと移行するかもしれない、という思いもよらぬ話まで耳にするようになり、Jリーグのシーズン移行の話は振り出しに戻ってしまった感もある。もうそうなったとしたら、Jリーグのシーズン移行に関する今までのゴタゴタや熱い議論というのは、全て不毛なモノとなってしまうかもしれない。Jリーグがそうであるように、欧州のシーズン移行が簡単に進むとは思われないが、もしそうなったとしたら、Jリーグのシーズン移行の最も大きな目的が失われる事となり、そのままその話は朝露の如く消えてしまうのだろうと思う。

しかし、シーズン移行が行われないとしても、現行のスケジュールにはいくつかの問題点があり、高温多湿の夏場に多くの試合が開催される事、Jリーグの終盤戦と選手や監督の契約時期が天皇杯の日程と重なってしまう事、特にその2つに関しては解決されるべきだと思う。酷暑での試合経験が中東での同じような環境での試合で役立つ、というのは、今のところそれは感じられていないし、前半期に高いパフォーマンスを見せていたチームが夏場に失速する、という傾向は恒常的に繰り返されていて、選手への肉体的なダメージ、という事も考えれば、もうそろそろそこに改善を求めたいところです。

カップ戦、というのは、どの国においても伝統が有り、しかし、個人的には、それが欧州の主要リーグであったとしても、かなり微妙な存在になりつつあると感じていて、Jリーグは一足先に、そこに新たな価値を創設しても良いのではないかと思う。天皇杯とナビスコ杯。2つのカップ戦が必要なのかどうか。参加できるクラブや方式に違いがある事は、2つのカップ戦がある前提理由にはならないし、Jリーグの終盤戦と選手や監督の契約時期が天皇杯の日程と重なってしまう事は、やはり質の面でマイナスになっていると思う。また、ACLへの出場クラブが、J2やそれ以下のカテゴリーのクラブになってしまったら、という問題もある。

天皇杯の開催時期と方式の変更。そして、もし2つのカップ戦を継続するのであれば、ナビスコ杯をUー23世代による大会にするなど、ベストメンバー規定の事まで含めて、もしシーズン移行がなされなかったとしても、そこはこれから先のために改善しておくべきではないかと思う。カテゴリーの増設やクラブライセンス制度の実施というのは、そことはまた別の問題であり、それ以上かそれと同程度の重要な問題点について、やはり先送りするべきではないと思う。増やすだけではなく、削るべきは削る、統合すべきは統合する、時代に合わなくなったルールは変える、古い価値を新たな価値へと変える。とても重要な事であると思います。

そして、欧州の主要リーグなどに多くの日本人選手が移籍するようになった事。そこも20周年目のJリーグが抱える大きな問題となっており、日本の経済が好転すれば、そこに少しは歯止めがかかるかもしれませんが、果たしてそれが良い事なのか否かというのは、よく考えるべき事であると思う。個人的には、Jリーグはガラパゴス化するよりも、日本人選手の育成や出場機会はきちんと保護しつつ、欧州と南米の間にある1つの大きな勢力としてのリーグとして、世界のハブ空港的なリーグを目指す、という事が良いと思っていて、日本の中のJリーグとして、ではなく、世界の中のJリーグとして、その立場や価値や役割の創設を目指すべきなのではないかと考えています。




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【2013/02/25 11:45】 | Jリーグの話題全般 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
<<長友佑都は右SBと左SBでプレーし後半32分に交代。精度の高い右足でのクロスから価千金の同点ゴールをアシスト。しかし怪我の具合が気になるところ。 【 インテル vs ミラン 】 | ホーム | 金崎夢生、清武弘嗣、酒井高徳、スタメン出場。金崎夢生は前半だけで交代。岡崎慎司は後半28分から途中出場。それぞれに抱える個と組織の課題。 【 シュツットガルト vs ニュルンベルク 】>>
コメント
 現在のようにJ1より、海外のトップリーグでプレーするという流れはしばらく変わらないと思います。ですが、時期を過ぎれば限界が見えてくるはずです。
 何かが足りないと、どうして日本人からトップチームの中心になれる選手が出てこないのか、長くトップでプレー出来ずに、日本に帰ることになるのだろうと。
 一部の選手だけが、海外でプレーしても日本サッカー全体の底上げには繋がらないということに気がつくはずです。
 体操の全日本コーチがかつて、無敵を誇った時期から一時低迷した際に、気がついたのは基礎能力の大切さだと言っていました。低い土台では突出した選手も、低い位置までしか飛べないが、幼い頃から基礎をしっかり身につけて土台が高くなれば、その中から無敵の世界王者が生まれると。
 日本の土台、Jリーグが高くならない事には、世界一の選手やチームは生まれないのだと、真に実感するようになってからが勝負だと思います。今出来る事はしておくべきですが、あせらず長い目で見る必要があると思います。
【2013/02/27 06:04】 URL | maso #-[ 編集] | page top↑
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【2013/02/26 00:26】 | #[ 編集] | page top↑
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