プレイバックジーコジャパン ⑯
オシムジャパンはアジアカップ07の出場を決めましたが、その予選の初戦であるインド戦だけはジーコジャパンが戦いました。そのインド戦とボスニア・ヘルツェゴビナ戦です。

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2006年2月22日 アジア大会07予選 日本 VS インド

このインド戦は2007年アジア大会の予選なのだが、今のジーコジャパンにとっての位置づけは、W杯に向けての強化試合の一環となる。今回のシステムは「4-4-2」。GK川口、センターバック宮本・中澤、左サイド三都主、右サイド加地、ボランチ福西・小野、左MF長谷部、右MF小笠原、FW久保・巻、がスタメンとなった。
試合は6-0で圧勝。前半はインドのミスから小野がゴールを奪っただけで終えたが、後半5点を取って6-0とした。インドは案の定守ってきたので、いつもの通り日本は攻めあぐねる展開。インドDFが密集して守るゴール前に精度を欠くセンタリングを再三放り込むが跳ね返えされ、PA付近では細かいパスで突破しようとするがインドDFに引っかかって上手くいかず、ゴールが見えてもシュートせず、ドリブル突破も少なく、ロング・ミドルシュートもなく、シュートを打っても枠に飛ばないか、ヘロヘロシュート。ついでに繋ぎのパスでもミスするなど前半は呆れて何も言えないデキの悪さ。後半になってようやく、前半が0点だとしたら30点ぐらいに改善されて5得点したが、これが2年連続アジア王者の実力かと思うと、アジアの実力を疑ってしまう。
インドや前試合フィンランドのような戦い方をしてくる相手には「ロングシュート」と「ドリブル」をとにかく仕掛けることがセオリーだ。ゴール前DF密集させているとGKがシュートボールを見難いし、ピンボールのように当って入る可能性が高い。相手DFを前にも引っ張り出せる。ドリブルで切り込めばファールを受ける可能性も高い。後半アレックスや小笠原が数本ロングシュートを放ったが明らかに少ない。もし、センタリングからFWの高さを活かしてゴールを奪うつもりなら、点で合わせるような正確なボールを上げなければ、いかにインド相手とはいえゴールは生まれない。インドのような実力の大きく離れた格下相手に苦戦するのは「4-4-2」とか「3-5-2」とかシステムの問題ではなく個人能力問題。これではW杯に向けて暗雲が漂うばかりだ。
フィンランド、インド戦共に実りある強化試合とはならなかったが、次のボスニア・ヘルツェコビナ戦は最後の海外組召集試合。是非とも希望を見出せるような試合を見せてほしいものだ。ジーコジャパンどうした??

日本人選手評価短評(10点満点)

久保:5点:点は取ったが・・・。アシストを待つだけでなく自らもっと仕掛けるべし。
巻  :3点:インド相手にこの結果は不合格。
小笠:4点:切れ無し。
福西:5点:持ち味は出たが相手が相手だけに高評価はできない。
小野:4点:レギュラー取りは厳しいか?
加地:3点:センタリングの精度が低すぎ。ドリブルも相手をかわしきれず。
長谷:4点:もっとアピールしないと厳しい。
中澤:評価するプレーなし。
三都:5点:この試合の中では一番良かったが・・・。
宮本:評価するプレーなし。
川口:評価するプレーなし。
佐藤:5点:初ゴールなる。
遠藤:評価するプレーなし。
茂庭:評価するプレーなし。

そもそも2年連続アジア王者の日本が予選から戦うことがおかしい。まあ、それはさておき、今回「4-4-2」できたことについてだが、ジーコの意図が不明だと言わざるえないだろう。「3-5-2」「3-6-1」「4-4-2」「4-5-1」どれでも臨機応変に対応できると言えば聞こえは言いが、つまりはどれも完成成熟せず中途半端ということ。今はシステムも選手もいろいろ試す時期?本当にそうだろうか?結局W杯でもズルズルこんな状態なのでは?もっと気分が晴れるようなジーコジャパンを見せてくれ!ホント頼みますよジーコさん・・・。

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2006年2月28日 国際親善試合 ボスニア・ヘルツェゴビナ VS 日本

このボスニア戦は「最後の海外組召集試合」ということで注目され、高原、大黒、中村、中田英寿、稲本、中田浩二、松井、という現海外組と日本に復帰した柳沢、小野という現状ベストメンバーとも言える選手を召集したが、スタメンは意外にも海外組だけでまとめず、FW高原・久保、MF中村・小笠原、ボランチ中田英寿・福西、DFアレックス・宮本・中澤・加地、GK川口という「4-4-2」で組んできた。
前半はお互い警戒するような試合展開で、少しの緊張感を保ちながらジャブを繰り出す程度だったが、終了間際CKから高原がヘッドで決めて先制した。しかし、後半ボスニアが攻勢に出てくるとFWバルバレスにPKをとられ(どう見ても足はかかってなかったが・・・)1-1の同点とされた。その後日本もセットプレーから高原が再び惜しいヘッドを放つなどカウンターからチャンスを作ったが決められず、ついには相手セットプレーから逆転を許して2-1となった。後半はボスニアのサイド攻撃からのクロスをフリーでゴール前合わせられる場面が何度もあり3点、4点と取られてもおかしくない状況であった。しかし、後半ロスタイム、追加点を許さなかった日本は中村のセンタリングに中田英寿が頭で合わせて同点ゴールとした。結果2-2の引分けとなった。
さて、この試合、どう評価してよいのか難しいところだ。結果は引分け。最後引分けに持ち込んだことは評価したい。しかし、2失点、さらに3点4点取られてもおかしくない場面があっただけに守備には大きな課題が残った。しかし、日本選手の個々の質は悪くなかったように思う。
高原は、ドイツでよく知られているからなのか、相手にバルバレスがいたからなのか、激しくマークされ警戒されていたが、その中でポストプレーもこなしていたし、得点も取ったことで評価は高まった感がある。中田英寿も守備では相変わらず弱いが持ち味のロングパスからの展開力が発揮され攻撃の起点となっていたし、最後攻撃的MFになってから同点ゴールを決めたことは素直に評価したい。しかし、あのヘディングはヘタウマ?(笑)。
その他にも宮本や福西、小笠原や中村も動きは悪くなかった。特に宮本は今までで最高のデキだったのでは?と思う。サイドからのクロスに対して中の選手をフリーにしてしまう場面もあったが、それをマークする役割は宮本よりも中澤やボランチの選手が担うべきだと思う。やはり、そう考えると、相手が「4-3-3」や「4-5-1」でくる場合には4バックよりも3バックにして5バック的に守り、人に強いセンターバックタイプをゴール前2人揃えた方が守備は安定するかなという気がします。まあ、それだと攻撃力が無くなるということも言えますが、セットプレーが主な得点原のジーコジャパンなら問題ないかなと・・・(笑)
海外組選手最後の召集試合となったボスニア戦だったが、成果があったかどうかは今後に持ち越されそうだ。次の代表戦までには1ヶ月ある。ジーコがどうチームを完成させていくのか注目したい。

日本人選手評価短評(10点満点)

久保:5点:コンディションが上がっていけばW杯でも使えそうだ。
高原:7点:セットプレーでの動きは抜群。ポストプレーでも一番安定している。
小笠:6点:安定感あるが松井や小野、稲本が後ろに控えているだけにどうか?
中村:6点:セットプレーでの精度はさすが。もはや欠かせない。
中田:6点:今までで一番のデキ。小野、稲本とのボランチ争いでは一歩出たか?
福西:6点:ボランチの軸になりつつある。
加地:5点:無難だが・・・。
中澤:5点:早いコンディションアップを望む。
三都:5点:ソコソコ。
宮本:6点:4より3で活きる選手。
川口:4点:ミスは命取り。
小野:4点:運動量が少なく仕事量も少ない。
稲本:4点:持ち味のアグレッシブさが見られず。
柳沢:5点:カウンターが狙える状態ならば活きる。
大黒:特に評価するようなプレー無し。

システムの話だが、今回は「4-4-2」できた。国内組中心なら「3-5-2」、海外組中心なら「4-4-2」。しかし、今回も悪くなかったが結果は出なかった。「4-4-2」の場合、結果が、引分けや負けが多い。もはや、ここまできたら両システムを併用するのがジーコジャパンだと言うしかないだろう。これが吉と出るか凶と出るかはW杯で結果が出るまでわからなくなってきた。吉と出ることを祈るばかりだ・・・。

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【2007/01/20 15:58】 | ジーコジャパン試合 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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