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カナダ戦 【 攻撃を機能させるポイントだった乾。後半はアウェイで戦うにはリスクの高いシステム。試合に入れていなかった大津。この試合は、40点から50点、悪くて30点、良くても60点。】
試合 :国際親善試合
開催日:2013年3月22日
結果 :日本代表勝利
スコア:「1-2」
得点者:岡崎慎司 ヘイパー ハーフナー・マイク

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○ 前半 「攻撃を機能させるポイントだった乾」

FW:前田遼一
MF:乾貴士 香川真司 岡崎慎司
MF:遠藤保仁 長谷部誠
DF:酒井高徳 伊野波雅彦 吉田麻也 内田篤人
GK:川島永嗣

前回のエントリーで、まずはこの布陣でのスタメンが良いのではないか、と書いた通りのスタメンでした。清武が万全の状態だった場合に、この布陣のスタメンにしたのかどうかは分かりませんが、ラトビア戦で最も良かった布陣、それから、実績と現在の調子、そこを考えた場合には、香川がトップ下、乾が左サイド、という配置が現実的だったと思います。乾と香川のコンビネーションはやはり良かったですね。

FW:香川真司 前田遼一
MF:
MF:乾貴士 遠藤保仁 長谷部誠 岡崎慎司
DF:酒井高徳 伊野波雅彦 吉田麻也 内田篤人
GK:川島永嗣

それで、この布陣の時に問題だったのは、「4-2-1-3」ではなく「4-4-2」の3ラインのシステムになっていた訳ですが、香川がトップ下である場合には、香川がよりFWに近い感じでプレーするのか、それとも、香川がよりボランチに近い感じでプレーするのか、という2つの選択肢があって、個人的には、香川はよりボランチに近い感じでプレーした方が良いと思っていますが、守備を重視する形での「4-4-2」の方でやるのであれば、香川がよりFWに近い感じでプレーする事にはなりますよね。

しかし、そうなってくると、上図のように、「4ー4」のところと2トップのところと、そこに距離が生まれてしまいがちになるので、そこに、乾、遠藤、長谷部、岡崎、という選手たちの誰かがトップ下的な役割として、中央へ入る、もしくは、前へ上がる、という事をやらないと攻撃の機能性が生まれて来ない訳ですが、つまり「4-4-2」の形から「4-3-1-2」もしくは「4-3-2-1」、という形に攻撃の時にはならないと良く無い訳ですが、そこができていませんでした。

そして、今回のメンバーでは、岡崎はトップ下へ入って仕事をやるような選手ではなく、右サイドからゴール前へ入って行くタイプの選手なので、という事は、乾、遠藤、長谷部、という3人の選手の誰かがそれをやる、もしくは、その3人の選手が代わる代わるそれをやる、という事で良かった訳ですが、カナダがハイプレス気味に来ていたので、ダブルボランチは難しかったと言えますから、そうなってくると、その役割を主にやるべきだったのは乾、という事になりますよね。

フィニッシュはあれでしたが、しかし、乾の個としてのパフォーマンスは良く、また、乾と香川のコンビネーションが良かったので、そこの威力でチャンスは何度も作れていましたが、それでも少し不満を感じるような内容だったのは、「4-4-2」のシステム的な機能性を出せていなかったから、特に攻撃面ではそうだったから、という事ですね。先制点、中盤でボールを奪った形からだったので長谷部がそのまま前へと上がる事ができ、その長谷部のスルーパスで香川が抜け出した、という形からでしたが、つまりはそういう形を受動的にではなく能動的に作る必要があった、という事ですね。

しかし、一方では、守備面では後半よりも前半の方が良くて、ヨルダン戦へ向けての調整試合であった日本の選手たちはあまり激しくフィジカルコンタクトをせず、その事によってタイトさが薄くカナダにポゼッションされてしまう事が多くなってしまってはいましたが、やはりコンパクトな「4-4」の守備ブロックを作った方が守備力は上がるので、前半は守備面での問題点はそれほど無かったかなと思います。本番になればプレスの威力は1つ2つ上げるはずなので、そうであれば問題は無いかなと思います。


○ 後半 「アウェイで戦うにはリスクの高いシステム」

FW:ハーフナー・マイク
MF:香川真司 中村憲剛 乾貴士
MF:遠藤保仁 長谷部誠
DF:酒井高徳 伊野波雅彦 吉田麻也 駒野友一
GK:川島永嗣

後半からは上記の布陣に変更。岡崎は問題無かったので代えたのだと思います。内田に代えて駒野は、長友の代わりとしてどちらが良いのか、高徳と駒野の両方をテストしたかった、という事だったと思います。そして、憲剛を入れつつ香川を残したのは、香川をトップ下にした前半の布陣が良いのか、それとも、憲剛をトップ下にして香川を左サイドに置いた後半の布陣が良いのか、そこをテストしたかったのだと思います。

それで、この布陣の時に問題だったのは、攻撃面ではなく守備面ですね。攻撃面は、「4-4-2」に近い形から、今度は「4-2-1-3」に近い形となって、前半とは異なり、憲剛、遠藤、長谷部、という中盤のトライアングルでゲームを作れるようになり、またそこにサイドの香川と乾も中央へ入って行く事で中盤中央の人数が増えて、その事でも日本のゲームメイクの力が上がり、そうなってくればSBも攻撃参加しやすくなりますから、それで攻撃面では前半よりも後半の方が良くなった、という事ですね。

FW:香川真司 ハーフナー・マイク 乾貴士
MF:中村憲剛
MF:遠藤保仁 長谷部誠
DF:酒井高徳 伊野波雅彦 吉田麻也 駒野友一
GK:川島永嗣

しかし、一方では、守備面では前半よりも後半の方が悪くなりました。なぜかと言えば、前半は「4-4」で守っていたのが、後半は「4-3」もしくは「4-2」で守るようになったからで、場合によってはボランチの1枚も前に上がった「4-1-2-3」にもなりますから、そうなったら「4-1」で守るようになるので、という事ですね。上図のように、「4-2-1-3」になる、という事は、ハイプレスを効かせないと中盤のサイドが穴になりますから、そうなってしまって守備が弱くなった、という事ですね。

アジアカップの時も顕著でしたが、「4-2ー1ー3」にした場合は、攻撃力は上がるが守備力は下がる。左香川、右岡崎、である場合は、岡崎は頑張って守備をしますし、右側のボランチが長谷部なので、「4-2-1-3」にしても右側の守備力はあまり落ちませんが、しかし、香川と遠藤の左サイドは守備力が大きくダウンする。そして、この試合の場合は、左香川、右乾、という配置だったので、左だけではなく右も少し守備力が落ちてしまっていました。

結局、後半13分にCKから同点とされながらも、後半29分にハーフナーの得点で追加点を奪った日本が勝利した訳ですが、日本の攻撃が良くなりつつも守備は悪くなった、それが後半、カナダに押し込まれる時間帯を増やしてしまった原因だったと思います。従った、多方の見方としては、前半よりも後半の方が良かった、という評価をするのかなとは思いますが、しかし、個人的には、この試合は後半よりも前半の方が良かった、という評価をしています。

前半は、守備的な3ラインの「4-4-2」という布陣だったので、これは堅守カウンター狙いのシステムであり、ポゼッション率が低くても問題ではない。いつもの日本らしいサッカーができていなかった、という事は、だから悪いという評価は正しくない。アウェイでの戦いであれば、守備が安定し、相手のミス絡みで得点、という流れはベストでもある。一方で後半は、アウェイの戦い方としては危険な戦い方で、リスクの高い戦い方で、この試合はテストマッチだったのでそうしたのだと思いますが、1点リードの状態で守備的なシステムから攻撃的なシステムへ変える、というのは正しくない。

結果的に、追加点を奪い、ピンチを増やしながらも1つ以上失点しなかったから良かったですが、自ら同点とされる確率を増やしてしまった、場合によっては「2-2」の同点とされてしまったり「2-1」で負ける可能性も前半のシステムよりは高くしてしまった、という事だったと言えますから、アウェイ、ヨルダン戦での戦い方としては、前半の方がベターであり、そういう意味でも、やはりこの試合は後半よりも前半の方が良かった、やはりこの試合は後半よりも前半の方が評価できる、そのように考えています。


○ 後半 「試合に入れていなかった大津」

FW:ハーフナー・マイク
MF:香川真司 中村憲剛 大津祐樹
MF:遠藤保仁 長谷部誠
DF:駒野友一 栗原勇蔵 吉田麻也 酒井宏樹
GK:川島永嗣

後半16分、背中を痛めた伊野波に代わって栗原。後半18分、乾に代えて大津。そして、後半38分、足を痛めた酒井高徳に代わって酒井宏樹。個人的には、CBは栗原と吉田で良いと思っていますし、それから、本当は遠藤に代えて細貝を入れたかったようですが、しかし、駒野の左サイドもテストできる形にはなったので、結果オーライだったかなと思います。そして、大津に関しては、前回のエントリーで、今回の2試合で強いインパクトを残さないと・・・、という事を書きましたが、残念ながらそうはできなかったかなと思います。


○ 総括 「40点から50点、悪くて30点、良くても60点」

という事で、結果は日本の勝利でしたが、ハッキリ言って、このカナダ戦は結果はどうであってもあまり関係無く、それよりも重要だったのは、本田と長友が不在の布陣での連携力はどうだったのか、足元から足元へというサッカーへの偏重へと陥らずに、縦への速さやピッチの広さを使った長い攻撃もできたかどうか、左サイドの守備の弱さを個や組織としてきちんと修正し高める事ができていたかどうか、そして、カウンターに対しての守備、控え組の活躍、という事だったので、そういう部分で言うと、40点から50点、悪くて30点、良くても60点、という試合だったかなと思います。さて、果たしてヨルダン戦はどうなる事か。最低でも引き分けという結果は持ち帰って欲しいですね。




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