ブラジル戦選手評価 【 岡崎慎司。本田圭佑。香川真司。清武弘嗣。遠藤保仁。長谷部誠。 】
試合 :コンフェデレーションズカップ 第1戦
開催日:2013年6月15日
結果 :ブラジル代表勝利
スコア:「3-0」
得点者:ネイマール パウリーニョ ジョー

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日本代表選手評価(10点満点)

FW:岡崎慎司
MF:香川真司 本田圭佑 清武弘嗣
MF:遠藤保仁 長谷部誠
DF:長友佑都 今野泰幸 吉田麻也 内田篤人
GK:川島永嗣

FW:前田遼一
MF:香川真司 本田圭佑 岡崎慎司
MF:遠藤保仁 長谷部誠
DF:長友佑都 今野泰幸 吉田麻也 内田篤人
GK:川島永嗣

FW:前田遼一
MF:乾貴士 香川真司 岡崎慎司
MF:細貝萌 長谷部誠
DF:長友佑都 今野泰幸 吉田麻也 内田篤人
GK:川島永嗣


岡崎慎司:4点

1トップに岡崎というのは、1トップに本田の場合と同じく、やはりW杯仕様の1つになると思う。また、以前のエントリーでも指摘したように、右SHの位置に岡崎を置く布陣はカウンターの時に右サイドの中盤のスペースを起点にもされやすくなってしまうので、そういう意味でもやはり岡崎をCFで起用する事には有効性があると思う。但し、1つとても重要な事は、前田やハーフナーのような選手をCFに置く布陣と、岡崎のような選手をCFに置く布陣とでは、攻撃の方法に違いがある、という事。つまり、CFのポストプレーから2列目の選手などが前を向いて攻める形ではなく、CFを相手のDFラインの裏へと走らせてから2列目の選手などが押し上げて攻める形になる、という事。

ザックジャパンの場合、1トップに岡崎のような選手を置いた形での試合をほとんどやっていない。従って、後半、前田がCFの位置に入ってからの方が攻撃に機能性を見せたが、その形でずっとやってきたのだから、やはりそれは当然の事だと思う。だからこそ、やはり岡崎や本田を1トップに置くような形というのは、対強豪仕様、W杯仕様、という事で必要になる事は最初から強く想定できていた事なので、ずっと、「3-4-3」をやるよりもそういう形での成熟度を高める方に力を注いで欲しい、という事を言い続けてきた。ザックの中では、そういう形はすぐにでもできる、という計算があったのかもしれないが、やはりそこは勘違いしていると言わざるを得ない。ハッキリ言って、日本の選手の柔軟性や応用力というのはザックが思っている以上に高くない。まずはそこをチーム作りの出発点にする必要があると思う。


本田圭佑:4点
香川真司:4点
清武弘嗣:4点

何度も書いてきたが、いつもの「4-2-1-3」に近い「4-2-3-1」と「4-4-2」ではユニットが異なる。「4-2-1-3」では、この試合のスタメンで言えば、ユニットは「香川・岡崎・清武」と「本田・遠藤・長谷部」であるが、しかし、「4-4-2」では、この試合のスタメンで言えば、ユニットは「香川・岡崎・本田」と「遠藤・長谷部・清武」であるか「岡崎・本田・清武」と「香川・遠藤・長谷部」でなければならない。そして、もし「4-4-2」でも、いつものユニットのままでやりたいのであれば、SHには長友や高徳などのSBタイプの選手を使わなければならない、という事。つまり、まずはそこをきちんと浸透させないと、やはり「4-4-2」では機能性が高くならないと思う。

個々のパフォーマンスについては、個の力を上げるだけ、そこに尽きると思う。ネイマールが得点を取った時のシュートと本田が放った2つのシュートの決める難易度は同じぐらいだったと思うので、やはりそこは差になっていると思う。香川はやはりマンチェスター・ユナイテッドでもそうであるように相手が強くなればなるほど輝きを失ってしまう。またやはりSHとしては守備力に不足がある。そして、清武は良かったプレーと悪かったプレーの差がハッキリしていて、そこで評価が分かれたかなと思う。残り1年、その1年だけでは個の力は上がらない、そう考える人もいるかなとは思うが、個人的には決してそうは思わない。ほんの少しのフィジカルの強化、競り合いでのテクニック、ゼロコンマ何秒を速くするオンザボールでのテクニック、オフザボールでの動きの質、それは1年もあれば充分に高める事ができるはず。頑張って欲しいと思う。


遠藤保仁:4点
長谷部誠:5点

遠藤が、4年後には厳しくなっているだろう、という事は最初から想定できていた。そして、長谷部についても、2年ぐらい前からは、もう大きなパワーアップはないかもしれない、という事も想定できていた。しかし、以前のエントリーでも書いたように、 ボランチは「遠藤と長谷部が問題なのでなく遠藤と長谷部以外の選手が問題」なのであり、つまり、日本のボランチには現状として遠藤と長谷部以上の選手がいない、という事が問題である、という事。やはり、時間的な制約が厳しい代表というチームにおいては、期待値の高さだけで選手を起用する訳にはいかないと思う。アジアカップで優勝しなければコンフェデレーションズカップという大会には出場できないし、当然、アジア予選を勝ち抜かなければW杯にも出場できないのであるから、やはりそのタスクを達成するまでは実績重視になるのではないだろうか。

そう考えると、やっと、ここで大きなメスを入れられるタイミングが来た、とも言えると思う。3ボランチ固定に変えるか、急成長を信じて新たなボランチの選手をW杯まで使い続けるか、それとも、他のポジションの選手をボランチにコンバートするか。どちらにしても、W杯でのグループステージの3試合とプラス数試合を想定すれば、全ての試合を固定されたメンバーで戦い続ける事は難しいと思う。更には、個々の選手のレベルアップやチームとしての柔軟性を考えた場合でも、一人の選手に複数のポジションでプレーさせるという事は必要になってくると思う。遠藤と長谷部であっても、もっとピッチコンディションが良ければ、もっとフィジカル的なコンディションが良ければ、この試合以上のパフォーマンスを望めるとは思うが、しかし、やはり、そこに期待して1年間を過ごす、という事はナンセンスなのではないだろうか。


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【2013/06/17 11:45】 | ザックジャパン考察 | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
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コメント
カンパイの後に…
「王国」と称えられ、自らもその名に恥じないプレーでそれを証明し続けるブラジル。FIFAランキングが何位であろうとも、ブラジルのサッカーが世界トップレベルであることは、誰の目にも明か。
その「王国」にチャレンジし、完敗を喫した日本代表。
なぜ下を向く必要があるのか。アジアに君臨する限り、日本はコンフェデ杯に出場する権利があり、またチャレンジするだけのこと。
小生もサッカー関係者の端くれ。世界とのあまりにも分厚い差を目の当たりにし、動揺を隠せません。が、下を向く必要はないと思う。
Jリーグも、はや20年。いや、まだたったの20年。ジーコやラモン・ディアス、リトバルスキーのプレイに憧れ、それに追いつこうと必死に走った20年。
今なら、「王国」をお手本にして、追いかければいい。瞬発的な右足ボレーを決めたネイマールの決定力を。アウベスのクロスにあわせてボックスに入ったパウリーニョの判断力を。オスカルとジョーのたった二人のカウンターの鋭さを。
それから、もう一点、言っておきたい。
「自分たちのサッカーを」とよく聞くが、それはアジアに君臨するスタイルであって、世界仕様ではない。
「自分たちのサッカー」と言うなら、その幅をもっと広くしてもらいたい。少なくとも、守備主体のスタイルも取り入れ、両方のスタイルを自分たちのものにしてもらいたい。
攻撃主体、守備主体の両方のスタイルを、なるべく少ない変化で対応できるシステムを日本代表には導入してもらいたいですね。
【2013/06/18 03:40】 URL | ナエトル #-[ 編集] | page top↑
質問です
はじめまして、いつも愉しく読まさせていただいています。
もしよろしければご回答ください。
香川についてですが、ブラジル戦後半の遅い時間になって最終ラインまで下がりボールを受けに来ていた事がありました。
個人的には高い位置やサイドでの起点が作れない場合は香川には中央の低い位置まで下がるプレーが頻繁に必要だったのではないのだろうかと思います。
又、全体ですがサイドチェンジによるゆさぶりがかなり少なかった様に思います、縦の意識、裏への意識が強すぎたのではないかと思いますがどうでしょう?



【2013/06/18 01:34】 URL | わっちー #-[ 編集] | page top↑
遠藤と長谷部を変えるには個人的には遅過ぎるかなと感じています。やはりもっと早く変えるべきだったんじゃないかなと思います。ただ人材がいないんでしょうがないですよね。しかし強豪国なんかは親善試合で若手を試しながらでも勝てるだけの底力はある。やはりもっと底辺のレベルアップが必須かなと思います。すぐに代表に呼んでもある程度できるくらいの選手を育成していくことが重要かなと思いますね。今いる代表メンバーがレベルアップするだけでなく、やはりもっと下のカテゴリーからレベルをあげていって人材を多く確保することですかね。ただやはりザックは少し決断力と柔軟性に欠ける印象は否めないですね。毎回毎回、大会前に帳尻合わせでしのいでいくというのは進歩が見られないので、予選を若手を試しながら通過するぐらいの余裕が欲しいですかね。逆に主力にはそれを引っ張るくらいの力が欲しいです。
【2013/06/17 13:13】 URL | あげぽよ #-[ 編集] | page top↑
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