齋藤学が高いパフォーマンスと結果を見せる。栗原勇蔵も守備だけではなく攻撃でも良いパフォーマンスを見せる。 【 浦和レッズ vs 横浜F・マリノス 】
試合 :J1リーグ 第17節
開催日:2013年7月17日
結果 :横浜F・マリノス勝利
スコア:「2-3」
得点者:マルキーニョス 那須大亮 槙野智章 齋藤学 栗原勇蔵

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【 浦和レッズ 】

FW:興梠慎三
MF:原口元気 柏木陽介
MF:梅崎司 阿部勇樹 那須大亮 平川忠亮
DF:槙野智章 永田充 坪井慶介
GK:加藤順大

この試合でもそうだったけど、浦和レッズの守備は、横からのボールに弱い、クロスに弱い、という傾向があるように思う。闘莉王がいた時には、闘莉王は横からのボールに強いのでそういう事は無かったが、その闘莉王が抜けてからずっと、永田、槙野、那須、森脇、という選手たちを補強し続けてきたが、まだ、横からのボールに対する守備対応の弱さ、という傾向は解消されていないように感じる。浦和レッズのDFからは、槙野、森脇、という2人の選手が東アジアカップのメンバーに選出されたが、起用されるポジションがもしSBであっても、もう少し横からのボールに対する守備力を上げて欲しいところ。

浦和の選手というのは、クロスが入ってきた時に、足が止まってしまっている選手が多い。更には、クロスが入ってきた時に、人に対して守ろうという意識が低いように思える。闘莉王がなぜ横からのボールに強いのかと言えば、それは、対人に強い、クロスのコースや弾道を予測して先に動いている、という2つの要素があるからで、逆に言えば、その2つの要素を備えていないと横からのボールに対する守備力というのは発揮されないと言える。コンフェデでも、日本人DFのクロスに対する守備力の弱さが3試合全てで露呈されたが、槙野にしても森脇にしても、その課題を克服しないとザックジャパンの救世主にはなれないかなと思う。

それから、浦和レッズの選手は、全体的にミスが多いかなと感じる。ちょっとしたところなのだが、そのちょっとしたミスが1つ1つ積み重なる事で、特に守備面での悪さが出てしまっているように思う。それから、浦和レッズは守備の時には「5-4-1」になるのだが、DFのラインとMFのラインの間、つまり、「5」と「4」の間、そこが、横浜F・マリノスのボランチや下がってプレーする俊輔にプレスをかけようと那須と阿部のボランチが前に出た時に間延びしてまうシーンが何度もあって、横浜F・マリノスの中央の最前線はマルキーニョスだけであったし、3バックの1枚が前に出てバイタルエリアを埋めるようにするとか、もしくは、4バックにするとか、そういう対策が途中からでも必要だったのではないかと思う。

攻撃に関しては、前半17分の横浜F・マリノスのCKからのカウンターは見事だった。前線に残っていた興梠がドリブルで1人かわして前にボールを運び「ため」を作り、左サイドを駆け上がった柏木がその興梠からのパスをワンタッチで落として、最後は走り込んできた那須がシュートを決めた、という攻撃だったが、興梠が、ドリブルで1人かわして前にボールを運ぶ、というプレーをやった事が大きかったと思う。もしここで興梠がドリブルせずに止まって「ため」を作り柏木や那須に横パスやバックパスをする、という事をやっていたら、おそらく横浜F・マリノスは守備対応をしやすくなって、浦和レッズの得点の可能性は低くなっていたように思う。


【 横浜F・マリノス 】

FW:マルキーニョス
MF:齋藤学 中村俊輔 兵藤慎剛
MF:富澤清太郎 中町公祐
DF:ドゥトラ 中澤佑二 栗原勇蔵 小林祐三
GK:榎本哲也

先制点は、右サイドにひらいた栗原からのロングフィードをマルキーニョスが競り、そのセカンドボールを中央にいた斎藤が拾って、その斎藤からのパスを受けた右サイドの兵藤がクロス、最後はマルキーニョスがヘディングでシュートを決める、という綺麗なゴールだった。これを、俊輔=遠藤、斎藤=香川、兵藤=岡崎、マルキーニョス=本田、と置き換えて、こういうイメージの攻撃をザックジャパンにもやって欲しいと思っている。ショートパスだけではなく、ロングフィードを攻撃のスイッチとして、少ない人数だけ(3人だけ)で得点を奪う、という攻撃もできるようになれば、ザックジャパンにもう少し勝負強さが生まれてくるのではないかと思う。

逆転されてしまった後の同点ゴールとなる2点目は、右からのクロスをPA内の左サイドで受けた斎藤が見事なトラップからのシュートを放って決めたものだったが、ボールを受ける前に身体を1回相手に当てて弾いた、というプレーをした事が大きかったと思う。この試合の斎藤は、先制点の起点となるパス、1得点、そして、切れ味鋭いドリブルを何度も見せていて、こういう選手がザックジャパンには欲しい、と思わせるような高いパフォーマンスだった。この試合にはザックが視察に訪れていたが、もし東アジアカップでも、この試合のようなパフォーマンスと結果を出せれば、斎藤は2014年のW杯まで生き残れるかもしれない。

どのような戦い方をするにせよ、現在の日本代表には卓越したドリブラーが必要で、特に、斎藤のようなゴリゴリ感のあるドリブラーというのが必要だと個人的には思っていて、今いるメンバーとは少し違うタイプ、という要素では、柿谷よりも斎藤の方が需要があるかもしれない。そういう意味では、典型的なウイングタイプである宮市亮などにもそういう期待はあるのだが、とにかく、「3-4-3」にするなどのシステム変更でだけではなく、やはり様々なタイプの選手を揃える事で日本代表の攻撃にバリエーションを持たせたいところだと思うし、むしろナショナルチームでは、そちらの方が効果的になるのではないかと思う。

そして、この試合の横浜F・マリノスの守備については、1つはCKからのカウンターを受けての失点、1つはCKからの失点、という事だったが、この試合は浦和レッズも横浜F・マリノスも前半からアグレッシブに戦い過ぎていたかな、という感じはあって、それによって後半はもう全体的に間延びしてノーガードの打ち合いみたいな試合になってしまっていたが、とりあえず横浜F・マリノスの守備については、サイドの守備力の強化、もう少し守備力のあるSBを、という事が必要かなと思う。そして、俊輔が下がって「4-2-1-3」みたいになる時と、斎藤と兵藤が下がって「4-4-1-1」みたいになる時と、そこの切り替えをもっと速くスムーズにできるようにする事がポイントになってくると思う。


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