最新版の「3-4-3」によるトータルフットボールと言えるインテル(ワルテル・マッツァーリ)の「3-5(3ボランチ)-1-1」。
【 インテル 】

FW:           パラシオ
MF:           アルバレス
MF:長友佑都 タイデル カンビアッソ グアリン ジョナタン
DF:     ジョズス ラノッキア カンパニャーロ
GK:         ハンダノヴィッチ

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「3-5(3ボランチ)-1-1」は守備重視になる事もできる「3-4-3」だと考えても良いと思うのだけど、ブロックを作る守備やゾーンプレスによる守備などが確立されてきてからは、かつての「3-4-3」のような、10人が間隔を大きくしてピッチに広がり、あらゆる局面で1対1となって、そこでは勝てる事を前提としたような「3-4-3」というのはできなくなって、そして、「3-4-3」によるトータルフットボールというのは、例えばクライフやメッシのようなスーパーな選手がトップ下の位置に(あるいはCFの位置に)存在し、そこで圧倒的なボールキープ力と起点力を発揮しなければ運動量過多の守備的な戦い方になってしまう、という事があるのだが、おそらく最新版の「3-4-3」によるトータルフットボールが「3-5(3ボランチ)-1-1」だと言えるのではないかと思う。

かなり以前に、2ボランチが主流となって「4-4-2」のダイヤモンド型が少なくなり、しかし、それがまた最近は復活してきていて、但し、それはかつてのような「4-1-2-1-2」というダイヤモンド型ではなく「4-3-1-2」という3ボランチ型のダイヤモンド型の「4-4-2」になっての復活である、という事を書いたのだが、やはりそれと同じような事が「3-4-3」にも言えるのではないかと思う。つまり、かつての「3-4-3」は「3-1-2-1-3」であったが、それが3ボランチ型の「3-3-1-3」となり、そこから、結局はスーパーなトップ下(あるいはCF)が存在しなければ守備的になってしまう場合が多い、という事で、「3-3-1-3」→「3-3-3-1」→「3-5(3ボランチ)-1-1」、となって行った、という流れであるように思う。

更にはもう1つ、日本代表も南アフリカW杯でやった「4-5(3ボランチ)ー1」というシステムも多く使用されるようになっており、このシステムは、リトリートするためだけではなく「4-1-4-1」に近い形となってハイプレスを仕掛ける戦い方にも切り替えられるメリットがあるのだが、但し「4-5(3ボランチ)ー1」は「4-5(3ボランチ)ー0-1」という形になってしまやすく、つまりトップ下の位置に選手が不在となってしまいやすいために攻撃面での機能性が大なり小なり落ちてしまう、というデメリットがあって、その流れからもトップ下が存在できるようにした「3-5(3ボランチ)-1-1」に到達する、という事もあるように思う。3バックにすると4バックよりもサイドでの守備の枚数は減ってしまうが、その代わりに中央での守備の枚数は増えるので、それで守る。

更には、1ボランチもしくは2ボランチよりも3ボランチにしているので中盤の底の守備の枚数は増えており、もしサイドを崩されてもDF3+DMF3=6という人数で中央を守れる、という部分で守備に強さが発揮される。場合によってはそこに1枚のウイングバックやトップ下の選手まで加わってきて、1トップの選手以外での全員守備に近い守備が行われ、一方、攻撃面においても、「3-1-4-2」になって攻撃に参加する人数が6枚、そこに1枚の3バックの選手も加われば攻撃に参加する人数は7枚、という事になって、7枚の攻撃参加はほぼ全員攻撃と言えるようになる。Jリーグでも、ミハイロ・ペトロヴィッチのサッカーであったり、横浜・F・マリノスでは中村俊輔がトップ下というよりもボランチのようにプレイしている事が多かったり、やはりそこには1つの流れが存在しているのではないだろうか。



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