小笠原満男を分析
ジーコジャパン時代には、中田英寿、中村俊輔、小野伸二、という大きな壁が立ち塞がり、オシムジャパンになってからは候補にも名前が挙がってきません。イタリアでも苦しい日々を送っているようです。では、小笠原満男がもう一回り成長するにはどうしたらいいのでしょうか? それを考えてみます。

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○ 判断スピードをUP

小笠原のプレーを見ていていつも不満に思うことは「判断スピードが遅い」ということです。小笠原がボールを持つと、そこにボールが収まり、いわゆる「ため」というものができるのですが、状況によっては「流れ」を止めてしまうことがあります。しっかりボールをキープしよう、良い体勢でボールを扱おう、という強い気持ちは理解できるのですが、時には「ボールの勢いを殺さないように」とか「ボールの流れをそのまま利用する」とか、そういうプレーも必要になるのではないかと思います。これは司令塔タイプの選手が一度はハマる罠のようなものなのですが、自分がゲームを作るんだ、という強い気持ちがあり過ぎると、必要以上にボールを持ち過ぎてしまい、結果攻撃の流れを壊していまうことがあります。今は「ため」を作るべき時なのか? それとも簡単にプレーするべき時なのか? その判断を誤らないことに加え、その判断スピードをUPすること、そのことが今の小笠原には一番必要なことだと思います。

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○ シュートのテクニックとパワーをUP

小笠原は点を取る意識の高い、点を取れる、攻撃的MFですが、Jリーグレベルでは通用したシュートテクニックとパワーも、海外に出ると見劣り感があります。FK時のシュートスピードも中村俊輔と比べて遅いように思います。時間的な余裕とスペースが少ない海外では、シュート時の足の振りのスピードと、純粋なシュートスピード&パワーがなければゴールを決めることができません。小笠原がさらなる活躍をする為には、筋力的なパワーアップも必要ではなかと思います。もちろんフィジカルということも含めてです。

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○ 得意のプレーを確立させる

小笠原は中村俊輔や小野伸二などとは異なり、ファンタジスタタイプの選手ではありません。どちらかと言えば機械的に正確なパスを出すなど、現役時代の中田英寿のプレーと似ています。クリエイティブ性や意外性が持味ではないということです。個人的には、小笠原は中村俊輔と同じ、利き足とは逆のポジション、つまり、左サイドが最も活きるポジションだと思っています。ボランチに関しては守備力や運動量という意味で適性があるとは思いません。左サイドでボールをキープし、パスの配給やミドルシュートを狙っていくようなプレイが最も適しているのではないかと思います。例えばデコのような選手になるのが良いと思います。

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先輩だけでなく後輩にもライバルが多いポジションではありますが、小笠原にはまだまだ伸びしろが残っていると思います。しかし、そうのんびりと構えてる時間はありません。セリエAは色々な問題が起きていますし、試合にもなかなか出場できない状態でもあります。個人的には、小笠原は、イタリアから出て、日本に戻って来なくても、どこか環境の良いリーグへ移籍すべきだと思っています


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