フィジカルコンディションと左右のウイングバックの攻守におけるプレイのクオリティ。 【 サンフレッチェ広島 vs ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ 】
試合 :ACL 決勝トーナメント ラウンド16 1st.leg
開催日:2014年5月7日
結果 :サンフレッチェ広島勝利
スコア:「3-1」
得点者:石原直樹×2 トミ・ユリッチ 柴崎晃誠

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【 サンフレッチェ広島 】

FW 石原直樹
MF 高萩洋次郎 野津田岳人
MF 山岸智 柴崎晃誠 青山敏弘 柏好文
DF 水本裕貴 千葉和彦 塩谷司
GK 林卓人

FW 佐藤寿人
MF 石原直樹 野津田岳人
MF ファン・ソッコ 柴崎晃誠 青山敏弘 ミキッチ
DF 水本裕貴 千葉和彦 塩谷司
GK 林卓人


【 フィジカルコンディション。 】

以前のエントリーで、サンフレッチェ広島が強さを発揮するために必要な2つの要素は、フィジカルコンディションと左右のウイングバックの攻守におけるプレイのクオリティである、という事を書いたが、まずはフィジカルコンディションが良かった事が勝因の1つだったと思う。フィジカルコンディションの良し悪しは、サンフレッチェ広島の場合は、特にディフェンス面に大きな影響を与えている傾向にあり、3バックと2ボランチの5人がフィジカルコンディションの低下によって反応速度や集中力を落としていると守備力が大きく落ちる傾向にある。しかし、この試合では、そのポジションの5人も含めて、全体的にフィジカルコンディションが良かった。


【 左右のウイングバックの攻守におけるプレイのクオリティ。 】

そして、サイドでの攻防で優位性を保ち続けられた事も、やはり勝因の1つだったと思う。守備に関しては、やや上回っていたかな、という感じだったが、攻撃に関しては、特に右サイドの柏が優位性を保ち続けていた。そういう意味では、前半はスコアレスではあったが、フィジカルコンディション(主に3バックと2ボランチの5人)が良かった事、左右のウイングバックの攻守におけるプレイのクオリティが良かった事、その2つの事があったので、事故のような失点が起こらなければ大丈夫だろう、という印象はあった。という事で、後半6分、右サイドの柏がドリブルで仕掛けてPA内まで切り込み、その柏からパスを石原が決めてサンフレッチェ広島が先制する。


【 「4-1-3-2」気味だったので「1」のサイドに穴。 】

サンフレッチェ広島は、ビルドアップの時には、2ボランチの1枚がDFラインまで下がり、もう1枚のボランチが1人残って中盤の底の位置からボールを配給するやり方をしている。従って、その中盤の底でボールを配給する選手(青山敏弘)を自由にさせたくない、という意図だったのだと思うが、ウェスタン・シドニーは2ボランチの1枚が高い位置で守備をする事が多く、つまり、実際には、「4-4-2」ではなく「4-1-3-2」のようになっていたシーンが多く、しかし、そうなると、「3-4-2-1」の「2」のところでプレイしている高萩と野津田への対応が難しくなってしまい、後半20分のサンフレッチェ広島の2点目はその事によって生まれた。

フリーとなった高萩が左の中盤の高い位置でボールを受け、右から左へとダイアゴナルにPA内へ走った野津田へとパス。そして、野津田のシュートがリフレクトしてゴール正面のマイナスの位置へとボールがこぼれ、それを後ろから来た石原が拾って見事なループシュートを決めた。相手のシステムや戦術にもよるが、相手のボランチをケアするのは基本的には前の選手(2トップならばFWの1枚、トップ下がいるならばトップ下、2シャドウならばそのどちらか)であった方が良く、もしボランチにやらせたいのであれば3ボランチにした方が良いと言える。それから、1ボランチになりがちであるならば、DFラインの選手が積極的に前へ出て対応しないと厳しくなる。


【 セーフティにボールを前に大きく蹴ってしまう事も必要。 】

後半のアディショナルタイム、左サイドからの柴崎のFKが直接ゴールマウスに吸い込まれ、これでスコア「3-1」としたサンフレッチェ広島が勝利を収めた。但し、内容的にもウェスタン・シドニーを上回っていたが、やはり注意したいのは失点を生んでしまったプレイで、相手のハイプレスが効いてボールの繋ぎが危なくなった場合には、セーフティにボールを前に大きく蹴ってしまう事も必要だと思う。Jのクラブというのは、ボールをしっかり繋いで、という意識を強く持っているチームが多く、それ故に、時にセーフティにプレイすべき判断力を欠く事が多いので、やはりそこは改善しておきたい。特に相手がそこを狙ってきている場合には注意しておきたい。




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