ザンビア戦 【 3試合のテストマッチでの満足度は60%ぐらい。 】
試合 :国際親善試合
開催日:2014年6月7日
結果 :日本代表勝利
スコア:「4-3」
得点者:カトンゴ シンカラ 本田圭佑 香川真司 本田圭佑 ムソンダ 大久保嘉人

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FW 柿谷曜一朗
MF 香川真司 本田圭佑 岡崎慎司
MF 遠藤保仁 山口蛍
DF 長友佑都 今野泰幸 吉田麻也 内田篤人
GK 西川周作


【 繰り返される同じパターンでの失点。 】

ザンビアは、攻撃の時には、左右のSHがワイドにサイドの高い位置を取り、あるいは、FWがサイドへ流れたりSBが高い位置へ上がったりしながら、ボールサイドへと全体的に寄せてハイプレスをしてくる日本の守り方に対して、まずは大きなサイドチェンジのパスを、ワイドにサイドの高い位置を取っている選手に入れて無効化してきた。ザックジャパンは、コンフェデレーションズカップのメキシコ戦でも、これでやられている。そして、サイドの高い位置で起点を作れたら、次は中央(バイタルエリア)で日本の守備を脅かし、そこに日本の選手を引き寄せて、大きなスペースが生まれているサイドへと展開。前半9分の失点シーンでは、そこからクロスが入り、最後は内田と西川の連携が上手くいかず、という事だった。

コンフェデレーションズカップのブラジル戦では、次は中央(バイタルエリア)で日本の守備を脅かし、という段階のところでネイマールにスーパーシュートを決められ、更には、日本の選手を中央に引き寄せてからサイドへと展開してクロス、という、この試合の前半9分の失点シーンと同じと言えるパターンからも失点している。他にも、コンフェデレーションズカップのイタリア戦、2013年11月16日のオランダ戦、2013年10月11日のセルビア戦、など、ザックジャパンがこのパターンで失点した回数はとにかく多い。ハッキリ言って、相手にこのパターンの攻撃をされたら、もはやザックジャパンは必ず失点すると言っても過言ではないと思う。それぐらいこのパターンでの失点は恒常化していると言える。

そして、それを少しでも改善するためには、前半9分の失点シーンのように、バイタルエリアで人数をかけて対応した時にボールを奪いきれない、という事をやってはならないし、サイドを起点にされて全体的に押し下げられてしまった時に、中央に寄せられてサイドに大きなスペースを作ってしまった時に、クロスを上げようとしている相手選手に対して、長友と香川がやったような遅い(弱い)寄せをやってはならない、という事になる。DFもしくMFを横に5枚並べる守備をやらないのであれば、中央でだけは絶対にやらせない守備が必要であるし、クロスに対してのPA内でのDFの守備力が低いのであれば、クロスを入れさせない(少なくとも質のあるクロスは入れさせない)守備を徹底するしかない。


【 前半の攻撃はどうだったのか? 】

守備がハマらず、主導権を握れない(リズムをつかめない)日本は、前半28分にもCKから失点。しかし、前半40分、ようやく高い位置でボールを奪う事ができ、日本が1点を返す。ボールを奪ってから、香川が相手のバイタルエリアを大きく左から右へとドリブル。岡崎とのワンツーでPA内の右サイドへと抜け出すと、その香川の中へのパスが相手の手に当たってハンド。そのPKを本田が決めて1点差とした。主導権を握れなくても(リズムをつかめなくても)、あるいは、少しでも相手の動きが緩慢になれば、相手が強豪国だったとしても得点を奪えるのがザックジャパンの最大の強みで、やはり攻撃力(得点力)に関しては、中田英寿、中村俊輔、小野伸二、稲本潤一、という選手たちが中心だった日本代表の時よりも、現在の日本代表の方が高いと言えると思う。


FW 大久保嘉人
MF 香川真司 本田圭佑 岡崎慎司
MF 遠藤保仁 山口蛍
DF 長友佑都 今野泰幸 吉田麻也 内田篤人
GK 西川周作

FW 大迫勇也
MF 香川真司 本田圭佑 大久保嘉人
MF 遠藤保仁 山口蛍
DF 長友佑都 吉田麻也 森重真人 酒井宏樹
GK 西川周作


【 大久保、大迫、森重、酒井宏樹、という途中出場の選手たちが活躍。 】

後半のスタートから、日本は、柿谷に代えて大久保を投入。それでも、やはり主導権を握っていた(リズムを握っていた)のはザンビアの方だったが、PKだったとは言え、得点を取った後からは本田のパフォーマンスが上がり、大久保が入った事で少し攻撃が活性化し、後半12分には本田からのパスでDFラインの裏へと抜け出した香川が決定的なチャンスを作る。更には、後半14分、負傷して動きが鈍くなっていた岡崎に代えて大迫を入れ、今野と内田に代えて森重と酒井宏樹を入れ、大迫を1トップ、大久保を右SH(香川とポジションチェンジして左SHでもプレイ)、左CBを吉田、右CBを森重、右SBを酒井宏樹、という布陣にしてから攻守が活性化。4枚という交代枚数を使ってしまったが、これでやっと日本が主導権を握って(リズム良く)戦えるようになった。

そして、後半28分、遠藤からのパスを左サイドで受けた香川がドリブルで中央へと切り込み、その香川からゴール前へと入ってきた大久保への右足でのクロスが直接ゴールへと吸い込まれ、これで日本がスコア「2-2」の同点へと追い付く。更には、続く後半30分、森重、大久保、酒井宏樹、という3人で右サイドを崩し、最後は森重が相手PA内で華麗なテクニックを見せてラストパス。それを本田が押し込み、これで日本がスコア「3-2」と逆転する。大久保はやはり期待通りのパフォーマンスを見せてくれている。得点は取れていないが大迫もコスタリカ戦に引き続き良いパフォーマンスだった。今野のパフォーマンスが上がらない状況で、森重のパフォーマンスが攻守に良い状態なのはありがたい。酒井宏樹についても、この試合での内田のパフォーマンスを考えると、コートジボワール戦でのスタメンの可能性は高くなったように思う。


FW 大迫勇也
MF 齋藤学 本田圭佑 大久保嘉人
MF 遠藤保仁 山口蛍
DF 長友佑都 吉田麻也 森重真人 内田篤人
GK 西川周作

FW 大迫勇也
MF 齋藤学 本田圭佑 大久保嘉人
MF 山口蛍 青山敏弘
DF 長友佑都 吉田麻也 森重真人 内田篤人
GK 西川周作


【 それでもまだ失点する日本代表。 】

しかし、それでもまだ失点してしまうのがザックジャパンで、後半44分、ボールを奪われたところから一気に持って行かれ、ムソンダという選手にミドルシュートを決められてしまう。リードしている状態でのゲーム運び。前半9分の失点シーンもそうだったが、後一歩の寄せる速さと強さ。この試合は、守備に関しては、これまでのザックジャパンの課題が全て出たような感じで、結局最後は、途中交代で入った青山からの素晴らしい縦パスを、これまた大久保が素晴らしい動きとトラップとシュートで得点を決め、スコア「4-3」として日本代表が逆転勝利を収めたが、やはりコンフェデレーションズカップのイタリア戦の後のような残念な感じになってしまった。これが本番の試合であれば、結果オーライで良かったと言えるが、交代も6人使ってしまい、その交代が逆転劇に大きな意味を持ったのは確かで、特に守備に関しては課題しかなかったと言えるのではないだろうか。


【 本番前の試合は終了。 】

さて、これで本番前のテストマッチは全て終了した。キプロス戦はスコア「1-0」での勝利。コスタリカ戦はスコア「3-1」での勝利。そして、ザンビア戦はスコア「4-3」での勝利。結果的には、3試合全て勝利、という事になったが、その内容を考えてみると、まだフィジカルコンディションやパフォーマンスに不安を抱えているような主力選手が存在していたり、課題の守備面に関しては改善が見られていたとは言えず、満足度としては60%ぐらいだったと思う。吉田は大丈夫そうだが、長谷部と内田に関してはまだ不安であるし、スローペースでパフォーマンスを上げている本田がコートジボワール戦までに更に良くなってくれるのか、そこにも不安は拭えない。プラス材料としては、大久保、大迫、山口、森重、という4人の選手のパフォーマンスが良い事で、香川、長友、という2人についても問題無さそう(攻撃についてのみ)なところだが、とにかく頑張ってもらうしかない。



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【2014/06/07 14:15】 | ザックジャパン試合 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
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コメント
試合開始から、はまらない、とりどころのないハイプレスを繰り返す様子からコンフェデ杯の時に戻ったような気分でした。そして、この自分たちのサッカーというのを貫くつもりだったんだとあらためて認識しました。
恐らく、三試合の中で最も本気で試合に入ったと思います。
このザンビア戦があった上で、どういう戦い方を最終的に本番で選ぶのか。
個人的には守備から入る戦い方を、徹底してほしい。まず、粘り強い全員での守備をして耐えてほしい。
正直、日本をリスペクト、研究してきた相手に対する対応や、三枚の交代枠の中で戦い抜くといったこと等、試してきていないことが多すぎて不安です。
しかし、ここまできたらどうなるか、期待するしかないですよね。
【2014/06/07 14:52】 URL | #-[ 編集] | page top↑
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