コロンビア戦選手評価 【 大久保嘉人。本田圭佑。香川真司。岡崎慎司。長谷部誠。青山敏弘。 】
試合 :ブラジルW杯 グループC 第3戦
開催日:2014年6月25日
結果 :コロンビア代表勝利
スコア:「1-4」
得点者:クアドラード(PK) 岡崎慎司 マルティネス×2 ハメス・ロドリゲス

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FW 大久保嘉人
MF 香川真司 本田圭佑 岡崎慎司
MF 長谷部誠 青山敏弘
DF 長友佑都 今野泰幸 吉田麻也 内田篤人
GK 川島永嗣

FW 柿谷曜一朗 大久保嘉人
MF 清武弘嗣 本田圭佑
MF 山口蛍 長谷部誠
DF 長友佑都 今野泰幸 吉田麻也 内田篤人
GK 川島永嗣


大久保嘉人

FWを主導的にした攻撃、という事を、最も実現してくれたのが大久保だった。前田は物静か過ぎた。森本と李とハーフナーにはパフォーマンスが足りなかった。大迫と柿谷が本田や香川や岡崎と対等の立場でプレイする事は難しかった。満足できる程ではなかったが、大久保だけが、性格、能力(パフォーマンス)、経験(実績)、という部分で、FWを主導的にした攻撃、という事を、最も具現化する事ができていた。FWの決定力不足を嘆くに至らないのは、ザックジャパンの1トップはデコイの要素が強く、得点源は2列目の選手とする、という戦い方をしてきたから。しかし、かなり初期の頃に指摘したが、ザックの1トップに関する考え方は古い、という事は言えたと思う。


本田圭佑

なんだかんだで、本田は、1ゴール1アシスト、という結果を残した。直接FKの精度や威力は残念だったが、守備にも献身的であったし、総合的な評価としては、60点から70点ぐらい、だったと個人的には思っている。しかし、本田にやって欲しかった仕事として、そこは3試合通じてやれていなかったと思うのは、戦い方にリズムを作る、という事。ザックジャパンのトップ下は、ボランチの仲間である、と4年間ずっと書き続けてきた。またそれは、近年のサッカーのトレンドの1つでもある。本田が左サイドの低い位置でプレイすれば、香川がどのような動きをしてもバランスは崩れない。本田が右サイド寄りでプレイすれば、岡崎がCFの位置へ上がってもバランスは崩れない。更には、FWの仲間としてプレイするのであれば、マークを剥がして起点を作るために、もっと幅広く動く必要があった。そういうプレイをしてリズムを作る事ができていたら最高だった。


香川真司

W杯というプレッシャーに押し潰されてしまった感は否めない。輝きを見せたシーン(プレイ)もあったが、プレミアでもそうであるように、プレイの強度が不足していた。ボルシア・ドルトムントやマンチェスター・ユナイテッドでプレイする時のように、優秀なファーストディフェンダーで在り続けられなかった事も残念だった。テクニックやフィジカルではなくインテリジェンス。香川のテクニックとフィジカルは充分な水準に達している。インテリジェンスが高ければ、プレッシャーがあっても押し潰されない。インテリジェンスを発揮できれば、余裕が生まれてプレイの強度は上がる。流れに埋もれず、流れを覆す事ができる。そういう選手になる事が、香川のこれからだと思う。


岡崎慎司

周囲が活かしてくれてこその選手であり、それは、ナショナルチームであっても、クラブチームであっても、やはり変わらない。日本代表では活躍できるのにシュツットガルトでは活躍できなかったのはなぜか? マインツでは活躍できるようになったはなぜか? 答えはそこにある。しかし、機能性を失っている中で、岡崎は精一杯のプレイをしたと思う。但し、1得点という結果は残したが、3試合で2つ、失点を呼び込んでしまった判断ミスやボールロストがあったので、それから、3試合を通じて、PA内やフィニッシュのところで、高い質のあるプレイを見せられた回数があまりにも少なかったので、そこは残念だったと言わざるを得ない。個としての課題は多く残ったと言える。


長谷部誠

ボランチというポジションで攻撃を担当するのは、基本的には長谷部だけで良い、という事をずっとずっと言い続けてきた。その役割は遠藤が担ってきたと勘違いされているが、長谷部も遠藤と同じぐらいの数の得点(チャンスも含め)を生み出してきた。ダブルボランチを遠藤と長谷部で組ませるのは攻撃的になるためのオプションとして考え、基本的には、ダブルボランチは守備的な選手+長谷部であるべきだと提案してきた。もちろん、細貝がパフォーマンス的に不十分だった、という事はあったが、山口はアベレージとして及第点のパフォーマンスで在り続けたから、山口と長谷部のダブルボランチで、攻撃の機能性を高めるべきだったと思う。その時間が無かったとも思えない。


青山敏弘

J1リーグ2連覇のサンフレッチェ広島の中心選手であるとは言え、ほとんどザックジャパンでは起用されてこなかった、アジア以外の国との対戦経験が多いとは言えない、W杯には初出場だった、など、様々な事を考えれば、今回の状況下で、コロンビア相手にスタメン起用するというのは、無謀な救世主願望だったと言わざるを得ない。その割にはよく頑張っていたと評価できるが、以前から書いてきたように、まだ守備面での能力不足があったのは明白で、ハメス・ロドリゲスのような選手を封じられるわけがない。攻撃に関しても、縦へのフィードに関しても、長谷部以上のパフォーマンスは見られなかった。青山には、今回の経験を糧にして、大きく成長してもらいたい。



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【2014/06/26 11:45】 | ザックジャパン考察 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
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コメント
「賢く戦う」に大いに賛同…
いつも深夜のコメントで恐縮です。
セオリー(基礎力)と幅の議論を少々…
「日本はフィジカルが弱い。だから、接触を避けるために、ショートパスを多用して攻める」
この考え方は、あるレベルまでは正しいと思いますが、レベルが高くなるとともに、一辺倒では通用しないと思います。
ポゼッションを高めると、相手がリトリートしてしまい、バイタルエリアがかえって堅くなってしまうのは自明の理です。
ディフェンスラインからのビルトアップでも、ポゼッションを優先して確実に回すパターンと、相手の位置取りのスペースを突いて急襲するパターンの両方を採用し、緩急をつけるべきです。
フィジカルで言えば、ネイマールがやや難という指摘がされていますが、ゴールゲッターの役割を確実に果たしています。彼を例にとるならば、ペナルティエリアに入るか入らないかというやや遠目から、素早くかつコースを突いたシュートを打つ技術を磨いている。
このスタイルならば、日本人にも真似できると思う。しかしながら、バイタルエリアを固められてしまっては、それこそメッシが必要となるわけで、バイタルエリアを固めさせない攻め方を日本がするべきだということが導かれます。
ならば、いっそのこと、堅守カウンターの布陣にしてはと思います。堅守カウンターについては、jubeさまが以前から提案されてましたよね。
長文失礼しました。
【2014/06/27 00:52】 URL | ナエトル #-[ 編集] | page top↑
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