ザックジャパン総括。ミスリードが引き起こした惨敗。
南アフリカW杯終了後、その戦い方について、すぐに否定的な論調が相次いだのには驚いた。グループステージを突破できたのはまだ2回目。しかも1回目は日韓W杯というホームの大会だった。更には、岡田ジャパンは大会直前まで泥沼状態で、そこからの復活劇だったのにも関わらずである。ハイプレス&ポゼッションのサッカーを極めないと日本は世界と戦えない。そういう岡田監督の信念を実現しようと試合を重ねてきたが、ハイプレスを90分間持続させる事はできず、後半になるとスタミナ切れを起こして強豪とは戦えなかった。あるいは、単純な一発のカウンターで失点を重ね、韓国代表のパク・チソンから、今までの日本代表で一番弱い、という厳しい言葉も受けた。

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【 欧州のスタンダードなサッカーを持ち込んではくれたが・・・。 】

つまり結局は、ジーコジャパンの時代まで戻らなくても、南アフリカW杯の前まで戻れば、そこにもザックジャパンはあった、という事が言える。従って、個人的には、南アフリカW杯後の日本代表は、結果も出せた事であるし、身の丈に合った戦い方をする路線を継続し、そこから少しずつ攻撃力を上げて行くような道を進んでくれるだろう、と思っていたのだが、まだ熱の冷めやらぬ内から、あんな戦い方には未来がない、という根拠の無い否定的な論調が相次ぎ、信じられない、という気持ちでいっぱいだった。おそらく、ザックジャパンの選手たちは、この論調にも大きな影響を受けたのではないかと思う。しかしそこには、相手、という観念が完全に欠落していたと言える。

しかし、少しの希望は持っていた。攻撃的なサッカーを好むとは言っても、南アフリカW杯の時のよりもDFラインの位置を高くして戦えるようなチームにしてくれ、という事が日本サッカー協会からのオーダーだったとは言っても、ザックはイタリア人監督であったし、ザックジャパンの初戦であったアルゼンチン戦(スコア「1-0」で勝利)は、コンパクトな「4-4」による守備ブロックからの堅守カウンターサッカーであったから、まさか、3失点しても4得点して勝つ、というチームを作るとは思わなかった。やっと日本にも、欧州のスタンダードなサッカーを持ち込んでくれる、セオリーに忠実な監督が来てくれた、と喜んでいたのだが、やはり4年後の現実は甘くなかった。


【 2つの戦い方を身に付けるチャンスを与えられている日本。 】

守備力は不安定ながらも、攻撃力でアジアカップを優勝してしまった、という事がいけなかったのだろうか? しかし、大会後の長谷部は、「アジアレベルの中でこれだけ苦戦を強いられた。もしくは、場合によっては、一歩間違えば、グループステージ敗退という可能性も大いにあった。まさに紙一重であった。その事は、優勝の歓喜によって、忘れてしまってはならない」、という趣旨のコメントを残しており、ザックもまだ大きく攻撃的なサッカーに舵を切ったようには思えなかった。むしろザックは、「4-2-3-1」であれ「3-4-3」であれ、やはり、堅守からの縦に速い攻撃、という戦い方を構築しようとしていたように思えた。そのあたりの真実をザックに尋ねてみたい。

但し、ザックの真意はどうであれ、アジアのチームとの戦いが主になれば、守備的な戦い方をする相手にどう勝つのか、リトリートする守備をどう崩して得点を奪うのか、ポゼッション率の高いサッカーでいかにカウンターから失点しないようにするのか、という戦い方に長く縛られる事となり、もし切り替える予定であっても、少なくともアジア予選を終えるまでは、欧州や南米の強豪チームと戦うための堅守カウンターサッカーには切り替えられない、という難しさが日本代表にはある。しかしそれは、ポジティブに考えれば、自然な流れの中で、2つの戦い方を身に付けるチャンスを与えられている、と考える事もできるわけで、要は、その柔軟性が有るか無いか、という事なのだと思う。


【 この段階で答えは出ていたとも言える。 】

という事で、まだアジア予選の最中ではあったが、2012年10月、ザックジャパンは欧州の地で、フランス、ブラジル、という欧州と南米の強豪国と戦った。ハイプレスとポゼッション、ショートパス、いわゆる、日本らしいスタイルだと選手たちが言う戦い方で、欧州と南米の強豪国に対してどれだけの戦いができるのか、ザックジャパンがそれを試した最初の機会だった。結果を先に書けば、フランスには「1-0」で勝利、ブラジルには「0-4」で大敗、という結果だった。フランス戦は、ハイプレス&ポゼッションで戦おうとしたが、フランスの圧力に負けて守備的な戦い方となり、しかし、フランスの決定力不足に救けられた、という事もあったが、結果的には、堅守カウンターの戦い方で、日本は勝利を収める事ができた。

そして、ブラジル戦は、最初はブラジルは、日本は守備的に戦うだろうと予想し、攻撃的に戦おうとしたが、その予想に反して日本が攻撃的に戦ってきたので、それならばとすぐに堅守カウンターの戦い方へと切り替え、日本はカウンターから4失点して大敗した。個人的には、誘い込まれただけで、ブラジル相手でも、ある程度は攻撃的なサッカーでも戦えた、とは全く思わなかったのだが、どうやら選手たちはそうは思わなかったようで、やれるという手応えを得たようだった。では、ザックはどう思ったのだろうか? 試合後の会見から読み解くのは難しかったが、まだW杯までは1年半ぐらいの時間が残されていたし、まだ予選も突破していなかったので、この戦い方は変えない、とは言っていた。


【 2013年に入ってから様々な問題が一気に噴出。 】

しかし、2013年に入ってからは、ラトビア戦で岡崎を1トップで起用したり、カナダ戦とオマーン戦では香川をトップ下(あるいはFW)で起用した(フランス戦でも香川を1トップに残す布陣をやった)り、という事が続き、もちろんそれは、前田がまだシーズン前でコンディションが上がっていなかった事、ハーフナーが怪我で代表を辞退した事、それから、本田が不在だった事、などが一番の理由だったとは思うが、おそらくは、この時のザックは、攻撃のバリエーション(パターン)を増やそうとしていたと思う。本田と憲剛がトップ下であれば「4-3-3」に近い形。香川がトップ下であれば「4-4-2」に近い形。それを使い分けられれば、とは思っていたと思う。

ところが、2013年に入ってからのザックジャパンというのは、様々な問題が一気に噴出してきて、セットプレイからの失点が多い、カウンターからの失点が多い、個のミスからの失点が多い、主力として起用してきた選手以外の選手が伸びて来ない、縦に速くという意識がどうしても選手たちに生まれない、「3-4-3」が全くオプションとして機能しない、ザックの守備方法はサイドチェンジに弱い、フィジカルコンディションが悪いとパフォーマンスがガタ落ちする、交代采配が裏目に出る、そういう課題を解決できる糸口が見い出せず、アジア予選は突破したが、コンフェデレーションズカップでは3連敗。特に失点の多さは、どうにかして解決しなければならなくなっていた。


【 個の能力が上がっていけば自然と攻撃的に戦えるようになる。 】

しかし、どうしても堅守カウンターの戦い方には切り替えられない。コンフェデのブラジル戦。堅守カウンターの戦い方をしたがスコア「0-3」で敗戦。敗戦の原因は、堅守カウンターで戦ったからではなかったと思うが、ハイプレス&ポゼッションで戦おうとしたら前回のブラジル戦と同じ結果になったと思うが、結局、今のブラジルと日本の実力差を考えた場合には、攻撃にもパワーを残しておこう、とは考えず、南アフリカW杯の時のように、守備でフルパワーを使うしか、金星どころか引き分けにする事も難しい、という事が現実なのだと思う。受け入れたくない現実ではあるが、結果がそれを明確に示してしまっているので、やはり悔しくても受け入れる事が必要だと思う。

おそらく、そういう戦い方を続けていく中で、個の能力が上がっていけば、そこまで守備にパワーを使わなくても守れる、そこまで守備に人数をかけなくても守れる、そう試合中に感じる瞬間が訪れると思う。そして結局それは、イタリアやメキシコと戦う場合でも同じで、イタリアはフィジカルコンディションがとても悪かったので、ブラジルと比べて強さを感じる相手ではなかったが、それでもスコア「3-4」で負けてしまう、という事が現実であり、メキシコもブラジルW杯で見せている程の強さはまだ発揮していなかったが、それでもスコア「1-2」で負けてしまう、という事が現実であり、まずは守備から入ってどうするのか考えないと、個の力が上がるまで負け続けてしまう。


【 オランダ戦とベルギー戦で得た結果は過大評価されてしまった。 】

コンフェデ後のザックジャパンは、東アジアカップで優勝し、柿谷、大迫、山口、青山、森重、という新戦力を得たが、ウルグアイとの親善試合ではスコア「2-4」と敗戦。しかし、そこからは本田や香川などが高い守備意識を取り戻し、グアテマラにはスコア「3-0」で勝利、ガーナにはスコア「3-1」で勝利。しかし、中盤の選手が守備意識を高くしても、縦に速くという意識がどうしても選手たちに生まれない、ザックの守備方法はサイドチェンジに弱い、カウンターからの失点が多い、という課題は解決できず、欧州のW杯に出場できなかった中堅国が相手であっても、日本に有利な条件が生まれていないと勝てない、という厳しい現実を突き付けられる事になってしまった。

ところが、続くオランダとベルギーとの親善試合で、オランダにはスコア「2-2」の引き分け、ベルギーにはスコア「3-2」で勝利、という結果をザックジャパンは出す。しかし、オランダになぜ引き分けられたのかと言えば、それは課題を克服できたからではなく、「らしく」戦ったからでもなく、デ・ヨングを交代させたオランダが後半になって機能性を大きく落とした事、オランダのDFは主力が不在で若い選手が出場していた事、香川と遠藤を途中投入した交代策が功を奏した事、それが理由だった。しかし、ベルギー戦については、日本の方のフィジカルコンディションが良かった事、ザックの選手起用が冴えた事、という事もあったが、左からも右からも攻められるようになった事、長い縦パスやサイドチェンジも使うようになった事、という2つの良さも生まれていて、守備は相変わらずダメだったが、攻撃には可能性を見せたと言える。


【 ザックジャパンは6人の交代枠が必要なチームに・・・。 】

という事で、そこから4ヶ月ぐらいの間が空き、2014年の3月にニュージーランド戦。この試合は、ニュージーランドが日本対策を間違えた事で、日本が立ち上がりの20分以内に4点を奪う、という展開になったが、ニュージーランドが修正をかけてからは得点を奪う事ができなくなり、それどころか、そこから日本は2失点してしまう、という不安の残る試合となった。課題を克服できない守備。ハマれば高い得点力を発揮できるが、ハマらないと打開力を発揮できない攻撃。しかし、そこを改善させるための時間は残り僅かで、しかもそれは最終メンバー決定後のW杯直前の3試合でやらなければならず、幅を捨ててイチかバチかの勝負に出るしかない、それがザックの決断だった。

W杯直前の3試合。キプロス戦。コスタリカ戦。ザンビア戦。心配されていた怪我明けの3選手、長谷部、内田、吉田、というたちが思った以上に順調であった事は好材料だった。大久保が加わった効果も確かにあった。香川は好調だった。本田もスローペースながらフィジカルコンディションを上げた。そして結果も出た。キプロスにはスコア「1-0」で勝利。コスタリカにはスコア「3-1」で勝利。ザンビアにはスコア「4-3」で勝利。しかし、結果を出せた理由の1つには、交代枠を6人まで使えた、という事があって、W杯の試合では交代枠は3人まで使えないから、果たしてそれで大丈夫なのか、という懸念は強く残った。


【 コンフェデレーションズカップで得るべきだった本当の教訓。 】

さて、とうとう迎えたブラジルW杯初戦。相手はコートジボワール。本田が幸先良く先制点を奪い、ハイプレスを効かせられなかったザックジャパンは、一見すると苦しんでいたようにも見えたかもしれない。しかし、コートジボワールの戦い方は、ハイプレス対策としては効果があったが、堅守カウンターの戦い方には弱い戦い方で、予想に反して守勢を取った日本にコートジボワールは攻めあぐね、前半はスコア「1-0」と日本のリードで終えた。ところが、ハイプレスをやりたい日本は、無理にそれをやる必要はなかったのにやろうとして無駄に体力を消耗させ、わざわざ相手の術中にハマり込んで行き、ドログバの投入でスイッチを入れたコートジボワールに、4分間で2点を奪われて逆転されてしまう。

1点取って守備的にならなければ、ナーバスにならなければ、コンフェデのブラジル戦の教訓を生かせなかった、とザックや選手たちは言っていたが、果たして本当にそうだろうか? むしろ、コンフェデのブラジル戦の教訓を生かせなかった、という意味では、もっと徹底した守備意識が足りなかった、という方だと思う。コートジボワールがハイプレスを無効化する戦い方をしてきて、あれ以上にもっと強引なハイプレスを仕掛けていたら、日本は前半の内に逆転されていた可能性の方が高いと思う。更には、後半になったらもっとバテバテになって、コロンビア戦のような惨敗になっていた可能性もある。敗戦後に選手たちの口から連発された、「らしく」戦えなかったから、という言葉。


【 重要なのは「らしく」戦えたのか戦えなかったのかではなかった。 】

敗戦の理由を、「らしく」戦えなかったから、という事に求めては成長できない。「らしく」戦えなかったのは、自分たちがやろうとしなかったのではなく、相手にやらせてもらえなかったからであり、また、そういう相手にそれでも強引にやろうとすれば、常にコロンビア戦のような結果が待っているだけ。コロンビア戦のコロンビアは2軍もしくは1軍半の選手たちだった事を忘れてはならない。ハメス・ロドリゲスという、たった一人の卓越した個の力を持つ選手に、完全にやられてしまった事を認めなければならない。コートジボワール戦でも、ドログバという、たった一人の卓越した個の力を持つ選手に、完全に流れを変えられてしまった事を認めなければならない。

ギリシャ戦の日本に関しては、何が一番問題だったのかと言えば、リトリートした相手からどうやって得点を奪うのか(もちろん失点しないで)、という事を、ザックジャパンはずっと、多くのアジアとの対戦の中で培ってきたのにも関わらず、その成果を出せなかった、という事。多くの人たちが、初戦で勝てなかった事を惨敗の原因として挙げているが、グループステージを突破したギリシャは初戦のコロンビア戦で敗戦している。しかもスコア「0-3」という完敗だった。コートジボワールは、初戦で日本に逆転勝ちしたが、コロンビアとギリシャに敗れて敗退した。そして、コロンビア戦の日本は「らしく」戦ったが、その結果が1軍ではないコロンビアにスコア「1-4」で惨敗した、という事が事実である。


【 ザックジャパンの惨敗はミスリードが引き起こした惨敗である。 】

自分たちがまだ弱い、という事を認める勇気が必要だと思う。南アフリカW杯のような戦い方をしていたら未来は無い、という根拠の無い戯言にミスリードされてはならない。そういう意味では、そういうミスリードを行った人々というのは、とても罪深いと言える。そして、まだそういう人々は反省も無く、方向性は間違っていなかった、と言い続けているが、日本サッカーの成長を阻害する最大の要素は何であるのか、その正体を見たような気がする。ザックジャパンの惨敗は、ザックの惨敗ではなく、選手たちの惨敗ではなく、日本サッカー界の惨敗である。ミスリードが引き起こした惨敗である。その国のサッカーのレベルは、その国のサッカーを取り巻く人々のレベルと比例する。




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【2014/06/28 11:45】 | ザックジャパン考察 | トラックバック(0) | コメント(10) | page top↑
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【2014/12/28 20:04】 | #[ 編集] | page top↑
No title
いつも楽しく読ませていただいております。

読んでいていつも思うことですが、

「やるべきことをいつやるか?」
「やるべきことをやれているか?」

この2点が日本サッカーの課題だと考えています。
昔、セレーゾが「インテリジェンス」という言葉を多発していましたが、まさにその「インテリジェンス」こそが日本サッカーに足りない点だと考えます。

「自分たちのサッカー」という言葉に酔いしれ、ザッケローニがやりたかったサッカーですら体現できない「インテリジェンス」の低さ。
これがこの結果をうんだのではないかと思うようになりました。

jubeさんがおっしゃられる様に「守備力」も含め、ゲーム運びから「インテリジェンス」が感じられる試合を見れる日本サッカーの時代が到来してほしいです。
今後も更新を楽しみにしています。

【2014/07/01 12:11】 URL | ま! #-[ 編集] | page top↑
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【2014/06/30 23:06】 | #[ 編集] | page top↑
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【2014/06/30 02:35】 | #[ 編集] | page top↑
No title
私は今大会の日本代表を見ていて距離の短さ、長い距離を速く走る力の弱さが目立った気がします。

敏捷性の高さを活かした、コンパクトな守備・攻撃、これが日本らしい世界に通用するスタイルだと言ってきたのだと思いますが、長所と短所をはっきりと区別させるチーム作りは根本的に問題があるという気がしました。

長所がはっきりするほど、相手はそのストロングポイントを潰す、もしくは避ければよいわけで、それはもはや長所とは呼べません。特に、同じような体格の選手が集まる代表では、堅守を崩せない・カウンターに対応できないというような根本的な欠陥を生んでしまう気がします。

そして他のW杯チームを観ると個の力もW杯で戦うには一定レベルの到達していない選手がまだ多い、欧州で日本人が活躍できるのは足元の細かさ・強さや敏捷性が欧州の大型選手を上回るこができるからで、しかしそのことが世界で通用しているという錯覚を生んでいるのではとも思います。

日本人の特性から派生する日本らしいサッカーというのは、そうはいっても、否定できないものだと僕は思いますが、しかし、その中で多様性・対応力をつけるというのが、W杯のような大会を勝ちあがる上で重要な気がしました。
【2014/06/29 04:04】 URL | TK #-[ 編集] | page top↑
No title
最大の要因としてスペインのポゼッションサッカーがトレンドになったことが日本のサッカーをハイプレス&ポゼッションサッカーにしたそもそもの理由だと思っています。
身長が高くないことや敏捷性が高く足元がうまいという点でスペインと日本は似ている、スペインのサッカーを日本も目指すべき、と。
しかし、当然ながら個の能力がスペインの選手と比べ日本はかなり劣っているし、何より守備が下手。人数をかけるだけでボールを奪取する能力に著しく欠けている。それじゃハイプレス&ポゼッションサッカーは出来ないし、ハイプレスが効かなかったときは効くまでやり続けようでは相手より先に足が止まって当然だと思います。

重要なのは管理人さんの仰る通り戦術に幅を持つということで、自分たちのサッカーができなかった理由に個の能力が足りなかったからで終わらせてしまったら日本のサッカーに発展はないと思います。リアクションサッカーと言ってしまうと聞こえは悪いですが、結局相手によって戦い方を柔軟に変えられるチームが強いチームです。サッカーにおいてのリスクマネージメント、基本的な部分をもう一度おさらいして、その上で勝てるチームを作って欲しい。

この4年間は日本サッカーの立ち位置を示してくれたという意味で全く無駄では無かったと思っています。歴代日本代表チームにおいてザックジャパンの攻撃力が一番高かったことは紛れもない事実で、そのチームで勝てなかったのだから戦術の方向転換も致し方ないという考え方になってくれることを期待しております。
【2014/06/28 21:08】 URL | #-[ 編集] | page top↑
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【2014/06/28 14:49】 | #[ 編集] | page top↑
日本がグループリーグ敗退するまで「らしさ」を支持していた人達も、結果を受けて「らしさ」を出させてもらえなかった実力不足という論調が目立ちます。そういう人達はコロンビア戦の前半の戦いは「らしさ」が出ていたと評価しています。
しかし、そこには問題の本質はないと思っていて、わかりやすい「らしさ」は相手に上手く利用されるだけだと思います。
私もコートジボワール戦の前半は日本が意図したかどうかは別にして「らしさ」一辺倒で来なかったことに、コートジボワール側は戸惑っていたと思います。
本当に質の高いチーム同士の戦いにおいては、どちらの流れともいえない探り合いの時間があると思います。それを選手の硬さの1言で片付ける人もいますが、私は違うと思っています。
コートジボワール戦の前半は結果的にそのような状態を生み出していましたが、日本代表は意識的に相手の出方を探るような時間帯が少なく、単調な気がします。
つまりは、相手を観察するということが不足していると思います。
そのことが、選手交代によって相手の流れになるとずるずるとその流れのままになってしまうことや、自分達の選手交代によって自分達の流れを変えられないことにもつながっていると思います。
私も、8年前と今大会が似ているだけではなく、大会直前までは理想にこだわり続けたという点では4年前とも同じことを繰り返しているだけであることを残念に思います。

【2014/06/28 12:56】 URL | #-[ 編集] | page top↑
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このコメントは管理人のみ閲覧できます
【2014/06/28 12:27】 | #[ 編集] | page top↑
No title
いつも興味深く拝見させていただいております。

非常に素晴らしいご意見だと思います。
日本は今「ニュートラルに戦う」ことができていないと感じています。

相手がボールを持てば守備を、自分たちがボールを持てば攻撃を。
サイドから攻められたら1対1で厳しく当たり、中央から攻められればしっかりブロックを作る。
サイドから攻めるのならばドリブルを、中央から攻めるのならばダイアゴナルなパスと裏への抜け出しを。
何より局面局面で相手と味方の数的有利不利を意識してプレーのを判断すること。

上記のことを全く度外視して戦術(自分らしさ)に拘っている。
逆に彼らに聞きたいですね。
世界中のナショナルチームまたはクラブチームでそういった「自分たちのサッカー」をしているところがどれほどあるのか。

もう一つはバルサを筆頭とした攻撃的チームがその戦術を成功させるとき、すべからく中盤の守備がうまく機能していることは日本ではあまりにも取り上げられなさ過ぎている。
チャレンジして、相手にボールを取られた瞬間からプレスをかける、ブロックを作ることを90分間やり続ける体力と集中力あってこそのホゼッションだといい加減気づいてほしいものです。
【2014/06/28 12:23】 URL | あ #-[ 編集] | page top↑
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