不気味なメッシ。ヌルヌルしているアルゼンチン。もう1つの勝利の方程式。
南米サッカーの香りが強く漂うチームというのは、特にナショナルチームでは最近あまり見なくなったように感じているのだが、今大会のアルゼンチン代表には、南米サッカーの香りを強く感じる。もちろん、南米サッカーとは言っても、その香りを一括りにはできないのだが、しかし、欧州サッカーの香りを最も感じないのが、今大会ではアルゼンチンであるような気がする。マラドーナが率いた南アフリカW杯の時のアルゼンチンも、それに近い感じはあって、その流れが継続されているような気もするが、もっとそれが洗練されたというのか成熟されたというのか、そんな印象がある。

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メッシは殆ど無駄な動きをしない。しかし動いていないわけではない。高い位置にいる時もあれば低い位置にいる時もあるし、右にいる時もあれば左にいる時もある。きちんと相手や味方の状況によってポジションを変えている。そして、ボールを持てば、精度のあるパスやシュートを繰り出し、一気にギアを上げてドリブルで仕掛ける。アシストや得点という結果も出す。守備についても、やっていないわけではなく、必要な時だけやる、という感じがある。最近は体調不良が続いていて、そういうプレイしかできないのかもしれないが、逆にそれが功を奏しているような印象すらある。

他の選手にしても、ディ・マリアやマスチェラーノのような、アグレッシブなプレイを持ち味としているような選手は異なるが、全体的には7割から8割ぐらいの感じでプレイしている感じがある。しかし、ダラダラしたプレイをしている、という感じではなく、力を出すところと力を抜くところを見極めている感じ。常に集中しているが、常に全力という感じではなく、重要なポイントできちんとプレイできていれば問題無い、という考え方でプレイしているように見える。余裕がある、というよりも、そういう戦い方でギリギリであっても勝てれば良い、という意識統一があるように感じる。

南米サッカーには、攻守において常に全力でプレイする、組織的な破綻を起こさないように常に献身的にプレイする、という勝利の方程式とは相対するような勝利の方程式として、重要なポイントできちんとプレイできていれば問題無い、という、局面で勝ち続けていれば勝てる(得点できるし失点しない)、という感じのサッカーがあって、それが欧州の組織的なサッカーとの融合の過程で消えつつあると感じていたのだが、アルゼンチン代表にはあまりそれを感じない。もちろん、ブラジルやコロンビアにもそういう感じはあるのだが、最もそれを感じられるのはアルゼンチン代表だと思う。

古い、と言われればそうなのかもしれないが、個人的には、古い、というよりも、片隅に追いやられていた、もう1つの勝利の方程式が、相対性の中で存在感を出してきた、という印象を抱いていて、南米という地で行われている大会であるが故に尚更そうなっている、という感じがする。但し、問題なのは、そういうサッカーで現在でも勝てる(優勝できる)のか、という部分で、ブラジルとコロンビアが優勝した場合でも、そういうサッカーでも勝てる、という事の少しの証明にはなるが、やはり最もそれを証明できるのは、アルゼンチンが優勝できた場合であると思う。さて、結果はいかに。




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【2014/07/04 11:45】 | ブラジルW杯 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
<<濃密な90分間。やはり質が高かったフランスとドイツ。 【 フランス代表 vs ドイツ代表 】 | ホーム | 努力も頑張りも正しい方向性へと進んでいなければ多くの場合で報われない。>>
コメント
やはりメッシには全選手、サッカーに関わる全ての人々が無視できないオーラと実績が備わっています。

アルゼンチンはやはりこれを利用するべきと思います。

以前にバルサでのメッシを中心としたチーム作りを載せておられましたが、今回のアルゼンチンは正にそれに近いものになっているのではと思います。

漫画ジャイアントキリングの達海過去編のETUみたいです!
【2014/07/13 14:27】 URL | カンナ #-[ 編集] | page top↑
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