紙一重だったと思う。イグアインが決めていれば・・・、パラシオが決めていれば・・・、しかし、決めたのはゲッツェだった、という事が、まさに天国と地獄の分かれ道になった。どちらのチームも、攻守に賞賛されるべきチームだったと思う。戦い方の違いであり、優劣は感じなかった。メッシを封じたドイツの守備。しかし、メッシも脅威を見せていた。メッシだけではなく、ラベッシのドリブルも効果的だったし、ディ・マリアの代わりとして出場し続けたペレスも、ディ・マリアとは異なる持ち味でチームに貢献する事ができていた。ドイツのプレスに動じない個の力は素晴らしかった。
記事を読む前に、 サッカー人気blogランキング にほんブログ村 サッカーブログ サッカー FC2 Blog Ranking 上記3ヶ所への応援クリックを宜しくお願い致します。 マスチェラーノが中心となった守備は大会屈指だったと思う。GKロメロも素晴らしいパフォーマンスだった。メッシはともかく、個人的には、日本の選手が、アルゼンチンの選手のような個の力を身に付ける事は、全く不可能だとは思わない。育成を正しい方向で進めていれば、早くて10年もしくは15年ぐらいで、4~5人ぐらいのそういうレベルの選手は輩出できると思う。個の力では勝てないから・・・、と決め付けるのでなく、とにかく1対1に強い選手を育てる、という事が必要不可欠。日本のサッカーの確立を云々とは言っても、前提条件を満たしていなければ空論になってしまう。 剛に柔も加えるドイツの育成は実った。それによって、ややDFは強さを失った感じはあるが、今大会のチームの守備も、ノイアーというスペシャルなGKが存在した事によって成立できていた感じは否めないが、攻撃に関しては、かつてよりも確実に上積みされたと思う。その攻撃の能力の高さと多彩さは大会屈指だった。そして、そこには、バイエルン・ミュンヘンでやっているグアルディオラのサッカー、ボルシア・ドルトムントでやっているクロップのサッカー、という2つのサッカーが確実に入り込んでいて、やはり、国内リーグの大切さというのを強く認識させられたとも言える。 ドイツ対アルゼンチン。決勝戦の結果は、スコアレスで延長戦に入り、スコア「1-0」でドイツが勝利した。夢を見るのではなく、できる事を最大限にやったアルゼンチン。育成強化を成功させ、黄金期を復活させたドイツ。メッシ、ノイアー、という、飛び抜けた個を活かした2つのチーム。日本のサッカー界には、アルゼンチンやドイツの表層を真似するのではなく、何がその強さを生み出しているのか、勝つためには何が必要であるのか、そこをきちんと見極めて欲しいと思う。理想は絵に描いた餅であってはならない。何事も安易に決め付けてはならない。賢くなる必要があると思う。 このブログは皆様の応援で継続されています。 記事の内容が「興味深い、賛同できる」と思いましたら、 サッカー人気ブログランキング にほんブログ村 サッカーブログ サッカー FC2 Blog Ranking 上記3ヶ所への応援クリックを宜しくお願い致します。 注意:このブログのエントリー内容を盗用し、少しだけ言葉や内容を変えて自分のブログを書く、という行為はやめてください。また、そういうブログのエントリーを支持したり転載したりする行為も同罪です。
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No title
今晩はbachです。
いい試合でした。勝敗は時の運といいますが幸運にもゲッツェがゴ-ルして今大会が終了しました。ドイツの正確なパス回しとアルゼンチンの適格な守備とカウンタ-という構図でした。両チ-ムとも勝つためや負けないためのいろいろな引き出しが見え隠れする試合でした。自分たちのやりたいサッカ-を状況に応じてどう組み立てていくのか教科書にない判断を代表選手に培っていくことを願っています。 |
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