柴崎岳が継承する系譜の悩み。彼らをどのポジション(役割)で起用するべきか?
彼らが存在すると展開力やチャンスメイクの力が上がる。しかし、彼らが存在すると守備力は下がる。そして、トップ下やSHなどの2列目で起用すると突破力や得点力が物足りない。ボランチで起用すると守備力が物足りない。彼らをどのポジションで起用するべきか? その答えは、個として、組織として、という2つの観点からの答えがあると思う。

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個として、という観点で言えば、彼らがどちらの短所を克服するのか、という事がポイントになる。つまり、突破力や得点力という短所を克服すれば、彼らのポジションはトップ下やSHなどの2列目が相応しい。つまり、守備力という短所を克服すれば、彼らのポジションはボランチが相応しい。ちなみに、彼らのような系譜の選手は、必ずどこかのタイミングで、どちらの短所を克服するのか、という問題を抱える事となり、どちらかを克服できるのか、どちらも克服できないのか、という事が、その後のサッカー人生を大きく左右する事も多い。

そして、組織として、という観点で言えば、彼らの他の戦力はどうであるのか、あるいは、彼らの短所を補う構成にするのか、という事がポイントになる。彼らをトップ下やSHなどの2列目で起用すれば、最低限として、他のFWとMFのポジションに2枚は得点力や突破力のある選手が必要になる。彼らをボランチで起用すれば、最低限として、少なくとも他のMFのポジションに受動的な守備力に優れる選手が2枚は必要になる。ちなみに、どちらのタイプの選手を1枚増やして3枚にするかどうかは、どのようなスタイルや戦術を主にするのかによる。

例えば、「4-2-3-1」で、彼らをSHで起用すれば、ダブルボランチの2枚は守備的な選手、そして、当然FWには攻撃的な選手、という事になるから、ベターな選択肢としては、もう一方のSHとトップ下には得点力や突破力に優れた選手、あるいは、もう一方のSHとトップ下には得点力や突破力に優れた選手と受動的な守備力に優れた選手、という事になる。

そして、例えば、「4-2-3-1」で、彼らをトップ下で起用すれば、ダブルボランチの2枚は守備的な選手、そして、当然FWには攻撃的な選手、という事は変わらないが、この場合のベターな選択肢としては、両方のSHには得点力や突破力に優れた選手、あるいは、どちらかのSHには得点力や突破力に優れた選手、もう一方のSHには受動的な守備力に優れた選手、という事になる。

それから、例えば、「4-1-2-3」で、彼らを「2」のところの1枚として起用した場合には、ベターな選択肢としては、「1」のところには守備的な選手を起用し、もう1枚の「2」のところの選手には、得点力や突破力に優れた選手もしくは受動的な守備力に優れた選手のどちらかを起用する、という事になる。ちなみに、この場合には、当然「3」のところには攻撃力のある選手を起用するので、基本的には、「2」と「3」のところは関係していない。

更には、例えば、「4-1-2-3」で、彼らを「1」のところで起用する場合には、ベターな選択肢としては、「2」のところの選手には守備力のある選手を起用する、という事になる。但し、この場合には、アンカーがいない、と考える必要もあるので、3バックにするか、あるいは、どちらかのSBにCBタイプの選手を起用した変則的な4バックにするか、という事をした方が守備は安定する。

ちなみに、例えば・・・、で書いてきた事は、攻撃については全てにおいて優れている、あるいは、攻守両方の能力に優れている、という選手は存在していない、という事を前提としている。それから、相手との力関係、相手の戦い方、試合展開、その試合でどのような結果が必要なのかという条件、そういう事によっても答えは異なってくる、という事も当然ある。従って、彼らのような系譜の選手をどこのポジションで起用するべきか、という事については、そう簡単には決められないし、絶対的な1つの正解があるわけでもない。

但し、当然、攻撃については全てにおいて優れている、あるいは、攻守両方の能力に優れている、という選手は存在していれば、もっと話は簡単になるし、もっと選択の幅は広がってくる事になるから、個として、彼らのような選手が短所を克服し、展開力やチャンスメイクの力もあるし得点力も突破力もある、あるいは、展開力やチャンスメイクの力もあるし守備力もある、そういう選手になってくれれば、彼らをどこのポジションで起用するべきか迷わずに済む。

従って、基本的には、柴崎をどこのポジション(役割)で起用するべきなのか? 柴崎の適正ポジションは2列目(トップ下もしくはSH)なのか3列目(ボランチ)なのか? という事については、柴崎が個として、展開力やチャンスメイクの力もあるし得点力も突破力もある、という選手になるか、展開力やチャンスメイクの力もあるし守備力もある、という選手になるか、どちらの選手になるのか、という事が大きなポイントとなっており、現時点では、どちらにもなっていない、もしくは、どちらにもなれる可能性がある、という事で、明確な答えを出す事は、希望や勘を除外すれば、できない、と言えると思う。





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【2014/10/29 11:45】 | 選手評価 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
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コメント
ガラパゴストップ下
いつも楽しく拝見させて頂いております。

管理人さんの今回の記事は『彼等』や『継承』という言葉を選んでいる事から、柴崎選手どうこうではなく日本サッカーの負の伝統をえぐっている様な感じがしました。

ラモスの晩年から名波、中田英、中村俊輔、小野、遠藤、中村憲剛と日本代表を牽引してきた選手がそろいもそろって展開力はあるけどゴールを決められない。展開力はあるけど受動的守備は出来ない選手逹ばかり。

日本でしか通用しないジャパニーズトップ下にばかりスターが生まれたのは本当に不幸な事です。

しかしながら、本田や香川のような展開力もあるし得点力も高い世界のスタンダードのトップ下が日本にもやっと出てきた事は喜ばしい事です。世界で通用するのは必然でしょうか。

後は展開力もあって受動的な守備ができるボランチがでてくれば世界と戦える日本代表になりそうな気がします。

あえて言えば今のアントラーズ小笠原選手。Jリーグ最強のアンカーだと思います。

年齢がロシアW杯には厳しいですがアジア杯では是非見たい存在です。





【2014/11/01 03:16】 URL | みみお #-[ 編集] | page top↑
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