フォルランとセレッソ大阪。一番の失敗はJリーグで何をしてもらいたかったのかという事をフォルランにきちんと理解させていなかったからなのではないか。
ディエゴ・フォルランの全盛期は2004年から2010年。リーガエスパニョーラのビジャレアルとアトレティコ・マドリードでプレイしていた時代。2010年の南アフリカW杯で得点王となったのが最後の輝きだった。2011-12シーズンは長友と共にインテルでプレイしたが、インテルでもパフォーマンスの落ちや周囲との噛み合わなさは顕著で、セレッソでのパフォーマンスの低さや周囲との噛み合わなさは、インテル時代と同じだった。2012-13シーズンのインテルナシオナルでどうだったのかはわからない。

このブログは皆様の応援で継続されています。
記事を読む前に、
サッカー人気blogランキング
にほんブログ村 サッカーブログ
サッカー FC2 Blog Ranking
上記3ヶ所への応援クリックを宜しくお願い致します。
おそらく、インテル時代のフォルランを見ていた人たちは、セレッソにフォルランがやってくる、と聞いた時に、あまり大きな期待は持たなかったと思う。欧州や南米のスター選手でも、全盛期を過ぎた選手がJリーグで活躍できていたのは、かなり過去の話。しかも、全盛期を過ぎていても活躍できた選手は、数える程しかない。もちろん、だからと言って、個人的にも、全く期待していなかったわけではない。いや、期待していた、というよりも、活躍してくれたら嬉しい、活躍して欲しいと願っていた、と表現した方が正しいと思う。

なぜならば、それがJリーグ人気の回復に大きく寄与するだろう、と考えていたから。それは、フォルランが活躍して人気になれば、という事もそうだが、フォルランのような選手を獲得した事によってセレッソというチームが強くなれば、他のチームもそれに倣って、少し移籍金や年俸が高額でも、欧州や南米のスター選手を獲得するようになり、その流れが生まれれば、それがJリーグ人気の回復に大きく寄与するだろう、と考えていたから。つまり、フォルランには、Jリーグの人気回復の呼び水になって欲しかった、という事。

しかし、どうやらそういう淡い期待は、取らぬ狸の皮算用で終わってしまいそうだ。それどころか、セレッソはJ2へと降格し、フォルランは今季限りでの退団の可能性が高く、最悪の結果に終わってしまいそうだ。そうなってしまった原因は1つではないと思う。そもそもとして、前述したように、フォルランは全盛期から3年もしくは4年も経過している選手であり、そういう選手がJリーグで活躍できる可能性は低かった。2011-12シーズンのインテルでのフォルランを考えれば、それは予想できる範囲内であったと思う。

それから、セレッソというチーム自体が、ランコ・ポポヴィッチの手腕不足、フォルランと共に活躍が期待されたカチャルの不振と早期退団、柿谷曜一朗のバーゼルへの移籍、山口蛍の怪我による長期離脱、ランコ・ポポヴィッチの後任監督となったマルコ・ペッツァイオリでの不振と同監督の三ヶ月での解任、という感じで、負のスパイラルに嵌ってしまった事もある。悪い流れを断ち切るのは本当に難しい。救世主となる選手や監督が出現しなければ難しい。そして、フロントも優秀でなければ、真に強いチームを作るのは難しい。

ただ、今回のフォルランとセレッソの事を考えた時に、その一番の失敗がどこにあったのかと言えば、個人的には、フォルランにJリーグで何をしてもらいたかったのか、という事を、フォルランにきちんと理解させていなかったからなのではないか、と思っている。フォルランにJリーグでしてもらいたかった事は、セレッソというチームでの優秀なFWである事、だけではない。もっと大きな、Jリーグの人気回復、Jリーグのレベルアップ、という事に寄与してくれる事を期待していたわけで、その事をきちんと伝えていただろうか?

個人的には、フォルランのプレイや態度などを見ていて、そういう思考を持ってやっているとは感じなかった。もちろん、若い選手が多いセレッソというチームにおいて、良い手本となるような、良いアドバイスを与えられるような、そういう選手である事も求められているのは理解していたと思う。しかし、やはりそれよりも、今まで他のチームでやってきた事と同じ、自分の持っているものを発揮して得点を決める、という事の方に、フォルランの思考の重きがあったように感じれた。そして、そこの乖離が、一番の失敗だったと思う。

おそらく、やってもらいたい事は、セレッソというチームでの優秀なFWである事だけではなく、もっと大きな、Jリーグの人気回復、Jリーグのレベルアップ、という事に寄与してくれる事である、という事をきちんとフォルランに伝えて理解させていたら、ここまでの悪い結末には、ならなかったのではないかと思っている。思考の乖離は意思疎通に壁を作ってしまう。意思疎通が潤滑でなければチームワークは育まれない。そうなればフォルランは孤立してしまう。個人的には、そこが、失敗の根幹だったのではないかと思っている。





このブログは皆様の応援で継続されています。
記事の内容が「興味深い、賛同できる」と思いましたら、

サッカー人気ブログランキング

にほんブログ村 サッカーブログ

サッカー FC2 Blog Ranking

上記3ヶ所への応援クリックを宜しくお願い致します。


【2014/12/06 11:45】 | Jリーグ2014 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<香川真司はベンチ入りも出番無し。アギーレジャパンでも参考になるやり方とは? アジアカップはパフォーマンスを取り戻すチャンスに。 【 ドルトムント vs ホッフェンハイム 】 | ホーム | トルシエのフラット3を機能させた中田浩二。手本となるオフザボールの動きを残した柳沢敦。>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
→http://kodahima.blog71.fc2.com/tb.php/3004-8eb87b22
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |