大久保嘉人に対する個人的な回顧録と評価。クレバーな選手になった事によって魅力的になった。
正直、プロになってからマジョルカに移籍するまでの間、つまり、2001年から2004年までというのは、個人的には、あまり興味の持てる選手ではなかった。もちろん、その期間にも多くの得点を取っていたし、アテネ五輪代表の選手でもあったから、そうではない選手たちよりは注目していたが、何かが欠けているような気がしていた。そして、それがハッキリと見えたのが、2004年から2006年までのマジョルカ時代で、テクニックやフィジカルというのは、7割から8割ぐらい通用していたと思うのだが、とにかく猪突猛進にゴール前へと突っ込む、直線的な動きでDFラインの裏へと走る、そして、パスと合わない、オフサイドになる、というプレイがとても多く、つまり、クレバーさというのが無かった。

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結局、その状態というのは、2006年から2009年、セレッソ大阪、ヴィッセル神戸、ヴォルフスブルク、とチームを変えながらも続き、このあたりが低迷期だったと言える。それは、やはり海外のリーグでは、そういうクレバーさの無いプレイでは通用しない、それから、Jリーグというのは、2007年もしくは2008年ぐらいまでは、レベルが上がり続けていたので、その流れの中で少し厳しくなってしまった、という事だったと思う。ただ、その低迷期にドン底まで落ちなかったのは、主にFWではなくMFとしてプレイするようになった、という事だと思っていて、やはり、守備での貢献で生き残る、違う景色を見ながらのプレイも経験する、という事は重要で、このあたりには岡崎との共通点があると感じる。

そして、そういう経緯を経て、2013年に川崎フロンターレへと移籍した事によって、というよりも、風間監督のチームに移籍した事によって、明らかに大久保はレベルアップした。それは、ずっと欠けていたクレバーさが身に付いた、という事だと思う。アグレッシブなプレイをする事は大切だが、それが猪突猛進であってはいけない。守備への貢献や運動量というのは大切だが、動き回れば良いという事でもない。緩急や駆け引きというのは重要で、攻守においてスプリントという事がキーポイントであるし、ポジショニングというのは重要で、フリーになる動きが重要で、また、フリーになっていれば動く必要はないし、PA内やPA付近でのシュートというのはパスと変わらない。そのあたりが格段に良くなったと思う。

クレバーな選手になった事によって、結果を出し続ける事ができるようになっただけではなく、今の大久保には魅力を感じる。若い選手が手本にできる選手になった。もちろん、Jリーグという枠の中での風間サッカーの優位性であったり、川崎フロンターレの戦力的な優位性であったり、という事は大なり小なり関係しているので、ACLでどうなのか、代表でどうなのか、という事については、少し疑問符なところもあるが、可能性としては低くないのではないだろうか。ただ、そこはどうであっても、中山雅史や森島寛晃がそうであったように、ベテランになってからでも成長はできる、という事を示してくれた選手として、その価値は高いと言える。現在、J1通算139得点。是非とも200得点まで頑張って欲しい。





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【2015/04/28 11:45】 | 選手評価 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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