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得点を奪えなかった原因は攻め方にあらず。縦に速い攻撃の有効性は変わらず。ハリルホジッチのシンガポール戦後のコメントから。
「具体的にいうと逆サイドにダイアゴナルのパスを要求していたが、選手はそれを実現できずに中に入りすぎていた。中を崩すのであれば、ダイレクトで2~3回つながなければならない。ワンタッチの突破は4~5回成功したものの、シュートに正確さを欠いた。最後の仕留めるところでの正確さが足りていなかった。」

「ハーフタイムで選手に伝えたのは、中に攻めすぎているということだ。中から攻めるとフィニッシュが難しくなるし、ダイレクトには行けないだろうと。中を崩すならフリックとか、2~3回のワンタッチを使うしかない。だから、できるだけ外からボールを入れてくれという話をした。特に斜めの、逆サイドへ出すボールを入れてほしかった。昨日の練習でも、逆サイドからセンタリングを入れる練習をしていた。後半、2人のFWを置いて、両サイドからセンタリングを入れて合わせようとした。」

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まず1つ言いたいのは、シンガポールは確かに守備的だったし、「4-5(3ボランチ)-1」の10人が全員で自陣にコンパクトな守備ブロックを作っていたが、前半の守備の設定位置は自陣のミドルゾーンで、つまり、いわゆる「ゴール前に張り付いていた」という守備ではなかった、という事。従って、前半というのは、シンガポールのDFラインの裏には約10~15メートルぐらいのスペースがあって、それが約5~10メートルぐらいになったのは後半になってからだったので、つまり、いわゆる前半は「リトリートして中央を固める守備からどう得点を奪うのか」という状況ではなかった、という事。

そして、実際のところ、前半1分と前半3分にはカウンターができそうなシーンもあったし、前半4分の本田がシュートを放ったシーンは、本田が左サイドの大外の宇佐美に対するパスを選択していれば、宇佐美がDFラインの裏に抜け出てPA内で・・・、というシーンだった。更には、前半8分には槙野からのパスで本田がDFラインの裏へ抜け出そうとしてオフサイド、前半15分には柴崎からのパスを左サイドで受けた宇佐美が縦にドリブルで仕掛ける、前半17分には長谷部がボールを奪って自陣から一気にドリブル、しかし本田へのパスがズレてしまい岡崎へ良いパスが出せず、というシーンもあった。

それから、前半20分には長谷部からの縦気味のクロスに本田がヘディングシュートしたがオフサイド、前半22分には柴崎からのパスで本田がDFラインの裏に走ったが合わず、前半23分には香川がミドルシュートを放ったがDFラインの裏にはスペースがあった、前半24分には本田からのパスで酒井がDFラインの裏へ抜け出してクロス、前半27分には柴崎からのパスを受けた宇佐美がDFラインの裏へ抜け出してシュートを放つもオフサイド、前半34分には本田とのワンツーで柴崎がDFラインの裏を取りクロス、前半42分には長谷部からのパスを岡崎がDFラインの裏で、というシーンもあった。

更にはまだあって、前半44分には柴崎からのパスを左サイドの大外で宇佐美が受けてDFラインの裏を取りマイナスのクロス、前半45分には長谷部からの縦気味のクロスを本田がヘディングでDFラインの裏へとパスを送ったが岡崎には合わず、というシーンもあった。という事で、つまり何を言いたいのかと言えば、前半はDFラインの裏を狙うような縦に速い攻撃で全然良くて、実際にそういう攻めもしていたのだが、オフサイドだったり、パスがズレたり、シュートしてしまったり、クロスが合わなかったり、攻め方の問題ではなく精度や判断の問題だった、という事。まずここは正しく認識して欲しい。

また、前半に関して言えば、ハリルホジッチも多くの人も「中に攻めすぎている」と言っていたが、前半17分にはバイタルエリアで本田からのパスを香川が受けてチャンス、前半21分には香川が縦パスを受けて宇佐美→長谷部でバイタルエリアからシュート、前半30分には本田がバイタルエリアで縦パスを受けたところから宇佐美→岡崎の中央突破でシュート、前半38分には宇佐美がバイタルエリアでボールを受けてチャンス→だが足を滑らせてしまう、という事で、少なとも4回は中央を突く攻撃でチャンスを作ったから、やはり得点を奪えなかったのは「中に攻めすぎている」からではなかったと思う。

そして、後半なのだが、前述したように後半からのシンガポールは守備の設定位置を5~10メートルぐらい下げて、いわゆる「リトリートして中央を固める守備」になったので、確かに「中央に楔のパス」というのは狙わない方が良かった。ただそれでも、太田からのアーリークロスを岡崎がヘディングシュート、低い位置の本田からの縦パスを酒井がDFラインの裏へと走って受けてワンタッチで折り返して宇佐美が、という形でチャンスを作ったように、縦に速く、という攻めはやはり有効だった。更には、大迫がFKを取ったり、本田がシュートを放ったり、中でドリブルやシュートというのも有効だった。

それから、本田の位置についても、日本は前半よりもSBを高い位置に上げていたから、特に右SBの酒井の方をどんどん攻撃参加させていたから、本田が中でプレイするというのは、酒井のためにスペースを空ける、相手のSHやSBを本田が中央に引き付けて右サイドにスペース作る、左からのクロスには本田もターゲットとなる、という意図で正しかったと思う。ではなぜ得点を取れなかったのか? というのは、相手GKがファインセーブを連発、個の決定力不足、個の精度不足、特に守備面で相手はミスをしなかった、幸運にも恵まれなかった、やはり結局はこれで、2番目と3番目を良くするしかない。

そして、最後にもう1つ言いたいのは、「逆サイドにダイアゴナルのパスを要求していたが、選手はそれを実現できずに中に入りすぎていた。」、「特に斜めの、逆サイドへ出すボールを入れてほしかった。昨日の練習でも、逆サイドからセンタリングを入れる練習をしていた」、とハリルホジッチは言っていたが、それはやって(できて)いたのではないか、という事。もちろん、それをやって(できて)いなかったシーンもあったが、個人的に観た限りでは、7割から8割ぐらいそれはやって(できて)いた。従ってやはり、得点を取れなかった原因は、もっとサイドで云々という、攻め方ではなかったと思う。





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【2015/06/21 11:45】 | ハリルジャパン考察 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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