得点力と決定力は違う。より重要なのは決定力。
決定力というのは文字通り「決める力」であると思う。
何を決める力なのかと言うと、やはり、シュートを決める力。
300回シュートをして20得点した選手の決定率は「0.06」。
100回シュートをして10得点した選手の決定率は「0.1」。
つまり、その2人の選手を比べてみた場合、
前者は得点力のある選手、後者は決定力のある選手、という事になる。
ちなみに、シュートを決める力、というのを、
チャンスで決める力、と置き換えても同じだと言える。

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従って、なぜアジアカップの準々決勝のUAE戦であったり、
W杯アジア2次予選兼アジアカップ2019予選のシンガポール戦を、
得点力不足ではなく決定力不足だと表現するのかと言えば、
もしその2つの試合で3得点ぐらいしていたとしても、
やはりシュートやチャンスの数に対しての決定率というのは低いから。
おそらくその場合には、得点力はあったが決定力は不足していた、
決定力があれば5点か6点ぐらいは取れていた、と表現すると思う。
つまり、得点力と決定力というのは別物だと言える。

では、なぜ得点力不足よりも決定力不足の方が問題なのか?
それは簡単で、お互いに同じぐらいの数のチャンスを作った場合、
決定力のあるチームの方が多く得点を取れるからであり、
あるいは、5回や6回のチャンスを作って1点しか決められないチームと、
2回や3回のチャンスで1点を決められるチームと、
そのどちらが勝負強いチームなのか、という事を考えればわかる。
いくら作っても、3回チャンスを作ったから1点とみなす、とはならない。
勝敗はチャンスを作った数ではなく得点を決めた数で決まる。

それから、決定力が無いからチャンスを多く作って得点力を上げる、
という事を日本のサッカーはやってきたと思うのだが、
それだと前述した2試合のような結果になってしまう事も少なくない。
10回以上、20回ぐらいチャンスを作って、
1得点や無得点になってしまうような決定力では話にならない。
そもそも、格上と戦う場合には、少ないチャンスしか作れないから、
その少ないチャンスで確実に得点を奪わないと良い結果は得られない。
大舞台での試合では特にそうなると言える。

では、決定力を上げるための方法というのはあるのだろうか?
結局そのためには、個の力を上げるしかなく、残念ながら魔法は存在していない。
足でのシュート技術。頭でのシュート技術。フィジカル・コンタクトの技術。
オフ・ザ・ボールの動きの質や速度。シュートモーションの速さ。
そういうフィニッシュに関わる全ての能力を個が上げなければならない。
最後のところで決められるか否かに組織力というのは関係していない。
従って、まずは得点力と決定力というのは違う、という事を正しく理解して、
より勝負を左右するのは決定力である、という事も強く認識して欲しい。





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