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守備の文化が無いとはどういう事なのか? それから、なぜ必要なのか?
守備の文化が無い、というのは、個の守備能力が低い、という事もそうなのだが、それよりも、勝ちに等しい引き分けや最小失点での負けも含めて、守り勝つ文化が無い、あるいは、守備的な戦い方や守りに入る戦い方を肯定しない、という事であると思う。南アフリカW杯での岡田ジャパンの戦い方を否定する人も多い、協会や選手たちにもそういう傾向が強かった、という事が最たる例であると思うが、他にも、リードしているチームが守りに入った時に、それで同点に追い付かれたり逆転されたりすると、守りに入ったからそうなった、と解説する人が日本には多いと思うのだが、その考え方がやはり違うかなと。

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どういうチームが本当に強いチームなのかと言えば、得点を取ろうとした時に得点が取れる、失点しないようにしようとした時に失点しない、という事ができるチームで、従って、リードしているチームが守りに入り、それで同点に追い付かれたり逆転されたりした時には、守りに入ったからそうなった、と考えるのではなく、守ろうとしたのに守れなかった、と考えるようにして、守ろうとしたのに守れなかった、という事を問題視しないと、やはり守備の文化というのは育まれないと思う。そして、そうやって守備の文化を育まないと、個の守備力、その国のサッカーの守備力、というのは何年経っても上がらない。

それから、風間監督は、ゴール前の正解から逆算しないと得点は取れない、守備からチーム作りを進めるとゴール前で行き詰まる、というような事を言っていたが、守備からチーム作りを進めても、ゴール前の正解から逆算した攻撃というのはできるのではないだろうか? おそらくそれは、ゴール前の正解をどうしたいのか、という考え方の違いだけであると思う。そもそも、ペナルティボックスの三辺から攻める、というのはセオリーであるから、どのような攻め方であっても、そうすべきである、というのは変わらない。また、むしろ、少ない人数で攻めてどう得点を奪うのか、という事をベースにした方が良い。

ポゼッション型の攻撃というのは、密集地帯でも突破して得点を奪える攻撃というのは、相手が守備的でなければ必要無い。それどころか、攻撃的に戦おうとしているチームを守備的にしてしまう、というデメリットが発生してしまう場合もある。ザックジャパンの時の欧州遠征で、日本はフランスに守って守って一発のカウンターという展開で勝利したが、あの時の日本はそういう戦い方をしようとしていたのではない。フランスの攻撃の圧力に負けて、そういう戦い方になってしまったのであって、しかし、結局はそれが勝利の要因だった。もしフランスがもっと日本に攻めさせていたら、結果は違っていたと思う。

更には、その次のブラジル戦というのは、ブラジルは日本が守備的に戦うと思って最初は攻撃的な戦い方で試合に入ったが、その予想に反して日本が攻撃的に戦ってきたので、すぐにブラジルは堅守カウンターの戦い方に切り替えた。そうやって攻撃的に戦ってくる相手には攻めさせて誘い込み、この試合でブラジルはカウンターから4得点を奪った。そして、そういう戦い方も、ブラジルは得意としている。もちろん、もし日本が守備的に戦っていたとしても、コンフェデの時の試合を考えれば負けていた可能性は高いが、アルゼンチンには守備的な戦い方で勝ったし、その時の戦い方をやった方が正解だったと思う。

そして、守備の文化を育み、それによって日本人選手の個の守備力や日本のサッカーの守備力が高くなれば、少ない人数でも守れる=ポゼッション・サッカーや攻撃的な戦い方の威力が増す=格下相手に苦戦する事が少なくなる、強豪相手にも負けない戦いができる=W杯ような大舞台でグループステージを突破したり決勝トーナメントで勝ち進める可能性が上がる、という事になるのではないだろうか。個の守備力や日本のサッカーの守備力を高めるためには、という事に関しては、1対1の対人守備に関して、アタック&カバーの連携に関して、スライディングに関して、ポジショニングに関して、など数多くある。

しかし、なぜ日本人選手の個の守備力や日本のサッカーの守備力がなかなか上がらないのか、前述したような守備に関するプレイがなかなか改善されないのか、というのは、勝ちに等しい引き分けや最小失点での負けも含めて、守り勝つ文化が無い、あるいは、守備的な戦い方や守りに入る戦い方を肯定しない、という事があるからで、そこを変えていかなければ、いくら細かい事を指摘しても、おそらく暖簾に腕押し状態のままであると思う。考え方が正しくなれば、日本にも優秀な指導者は存在していると思うし、日本人選手にもポテンシャルの高い選手は存在しているので、必ずその守備力というのは上がると思う。





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【2015/07/17 11:45】 | ショートコラム | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
<<規律(ルール)を守ると発想力(アイデア)を発揮するは相反しない。 | ホーム | ボランチ俊輔。マリノスの攻撃。レイソルの戦い方。 【 横浜F・マリノス vs 柏レイソル 】>>
コメント
守備の軽視は本当に根付いてしまっていると思います。
風間監督はゴールから逆算して考えていますが、この解釈が通用するのはあくまでも
jリーグのような守備に不備のあるチームが多いからであり、
私はアジアでそして世界で通用するチームを作るには、
ゴールからではなく、ボールを
奪うから逆算したほうがいいのでは無いかと感じました。どこでボールを奪うのかを出発点にして考えた方が良いかなと思います。結果的にこの考えが守備力向上にもつながるかなとも思います。
【2015/07/18 03:53】 URL | #-[ 編集] | page top↑
つまるところ、ブラジル、あるいは世界の頂点に立つチームというのは、駆け引きの文化、状況に対する修正力があるということではないのでしょうか?
そしてそれは守備だけではなく攻撃にも、あるいはサッカー全般の色々な技術につながる要素になっているのではないかと思います

私の仮説なのですが、、駆け引きというのは、端的には「人を疑う」ことから始まる技術であり 逆に言えば、自分の身が安全であればあるほど必要が無くなるものだと思います。

日本は言わずとしれた世界でも有数の安全な国であり、島国という環境の中にいる国でもあります。
さらにその上に近代的、合理的なシステムが乗っかり、人々が生活しているのであり、そういう状況からすれば、駆け引きをする必要性もなく、システムの上で過ごしていれば食いっぱぐれはしないという、官僚型の思考がうまれやすい状況ではあります。

もし、日本がサッカーで頂点に立つような国にしたいと国民が心から望むのなら、上記のような状況の中で、「いかに駆け引きの力を養うのか」、「いかにリスクを負える力を養うのか」を考えることが必要になってくると思います
【2015/07/17 20:22】 URL | 中堅読者 #-[ 編集] | page top↑
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