ビルドアップ。スタートポジション。どこのエリアでは何枚でプレイさせるのか。 【 柏レイソル vs 川崎フロンターレ 】
試合 :J1リーグ 2ndステージ 第3節
開催日:2015年7月19日
結果 :柏レイソル勝利
スコア:「1-0」
得点者:工藤壮人

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「後半の45分を前半からやりたかった。前半は自分の良い形が見つからなかった。リョウタ(大島僚太)とセンターバックの2人でボールを運べると思っていたし、絶対に1人は空く。相手のウィングが来たり、ボランチが来たら空くのだけど、そのときに横しか向いていないので縦にボールが入らなかった。向こうも中盤が5枚だから縦に入れるのは簡単ではないが、サイドバックから斜めにボールを入れれば簡単に入るので、それがヒントだと思っていた。相手は縦のボールには強いけど、斜め、斜めにボールが入ると付きにくい。それを意図的にやれる回数が少なかった。後半はそれだけで相手の間、間に侵入できていた。システム云々じゃなくて、自分たちで判断して相手の嫌な場所を突いていかないとダメ。後半はシステムを変えたが、前半はセンターバック2人とボランチ1人、後半はセンターバック3人になっただけ。後ろで回す数は変わっていない。頭の中の問題だけな気がする。もちろん、後ろのせいだけじゃないし、前の引き出し方もある。前半は柏が守備を頑張っていたというのもあるし、彼らが後半バテてきたのもある。でも各々が、どこが嫌な場所なのかと考えていれば、後半ぐらいは押し込めるはず。レイソルは引いて守りたくて引いたわけじゃないと思う。後半はダブルボランチと言われていたが、うまくやらないとヨシト(大久保嘉人)が孤立してしまうので、なるべくヨシトの近くにいた。自分が前に出て行く分、シンタロウ(車屋紳太郎)とショウゴ(谷口彰悟)がボールを運べば、相手のウィングが来るから。そうするとコミ(小宮山尊信)とエウソン(エウシーニョ)が空く。そこに相手のサイドバックが来れば、ケンタロウ(森谷賢太郎)とタサ(田坂祐介)が空く。斜めに対して、みんなが走り込んだりする。そうすると真ん中が締まる。今度はエウソンとコミに出して、そこからビッグチャンスが作れていた。それを4枚でもやらないといけない。相手が困ることをしないといけないのに、前半45分は相手が困らないことをやって引っかかっていた。もちろん、後ろだけが悪いんじゃないし、自分自身も決めなくてはいけない場面があった。エウソンがダイレクトで落としてくれるかなと思ったら、トラップした。シュートを打つと思ってゴール前に詰めてみたら、パスが来た。でも、あれを体勢を持ち直してシュートを決め切れないとダメだった。(試合後の中村憲剛のコメント)」


後ろで回す数は変わっていない、と言っているが、実際には、2CB+1ボランチから3CB+2ボランチになっているので、後ろで回す数は3枚から5枚に増えている。もちろん、「4-1-2-3」の「2」のポジションの1枚が加われば枚数は4になるし、2ボランチの1枚が加わらなければ(後半の「3-4-3」の時の話)枚数は4になるが、それでも基本的には前述した通りであったので、なぜ後半になってからビルドアップが前半よりも良くなったのかと言えば、後ろで回す数が1枚もしくは2枚、増えたから。それから、システム云々は関係無い、と言うが、スタートポジションをどのような配置にするのか、どこのエリアでは何枚でプレイさせるのか、というのは影響力が大きくて、自分たちで判断して相手の嫌な場所を突いていかないと、という事についても、そこを理解していないとできない。

ちなみに、レナトが移籍してしまった事によるマイナスというのは、今はやはりあると思う。近年の川崎フロンターレの高い攻撃力というのは、大久保嘉人、中村憲剛、レナト、という3人が軸になって生み出されてきたし、パスサッカーを主体としているチームにおいて、ドリブルでの突破力を持つレナトというのは代えのきかない選手だった。パス&ムーブというのはサッカーにおいて重要な要素であるが、それで何でも解決できてしまうわけではない。どのような守備でもそれで崩せてしまうわけではない。やはり、ドリブルでの仕掛け、というのも重要で、川崎フロンターレでのレナトの存在というのは、その事を如実に示していたと思う。先日のドルトムント戦でも、最も活躍していたのはレナトだった。従って、レナトの抜けた穴をどうするのか、という事についても、風間監督の力が試されてくると思う。


「点の取り方と言いますか、苦しい時間をしのぐ、苦しい時間帯がたくさんある試合は前期は無かったという認識をしているのですが、今日のようなに攻め込まれ、守勢になった中で一番欲しいゴールが取れるということが、これまでなかなか生まれてこなかった。逆にいい時間帯に我々の時間帯に失点するということが続いていました。先日の試合もそうですけども、その苦しい時間帯にこちら側にゴールが入る。崩した形とかではなくて、時間帯、勝負の肝、あやというところに少しずつ挑み始めているのかなと見ています。(そうなった要因はあるのか?)はっきりこれというのは無いですけども、とにかく集中をするというか、簡単に言えばそういうところだと思います。(試合後の吉田達磨監督のコメント)」

「もう少し自分たちの時間を増やしながらプレイをして、フロンターレの嫌がることをできれば良かったと思う。ただ前節に続いて、こういった我慢しないといけない時間を全員でキリ(桐畑)中心に乗り越えて結果を取れたということはチームとして成長している部分ではあると思う。あとは自分たちの時間を長く、攻撃の時間を増やし、守備に回す回数を減らしたい。今は自分たちが先手を取れているから良いけど、先手を取られた時に自分たちの時間を増やさないといけない。勝った時だからこそ、もう一度トレーニングをして質を高めていきたいと思う。(試合後の大谷秀和のコメント)」


吉田監督も、風間監督がやろうとしているようなサッカーを目指していると思うのだが、とにかくそういうサッカーというのは、個々の個の力が相手よりも上でなければできないし、その条件を満たさないで実現できた時があったとしても、それは瞬間的なものであるから、やはりどちらの監督にも、もっと純粋に勝つという事を追求しつつ、自分の理想としているサッカーに寄せて行く、というアプローチの仕方をして欲しい。自分たちの時間を長く、攻撃の時間を長く、守備の時間を少なく、そうできるかどうかというのは相手次第であるとも言えるし、どのような相手にもそれができるように、というのは、過去の歴史を考えてみても、桃源郷のようなものであると思う。また、先手必勝というのは勝負の理であるから、まずはそれができるように、あるいは、まずはそれをやらせないように、という事が重要。





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