ハリルホジッチをスケープゴートにする事はかなり恥ずかしい。
そもそもとして、9人が引いている守りに対して、フィニッシュのところで完全にフリーになれるような崩しが、そんなに多くできるだろうか? 個の決定力不足を得点力不足の原因にしたくない心理は理解できなくもないが、結局はどのシーンを見ても、きちんとミートできていないとか、シュートを枠に蹴れていないとか、GKに向かってシュートを撃ってしまってるとか、それほど高さがあるわけではない相手にヘディングで競り勝てていないとか、瞬間的に相手のマークを剥がせていないとか、そういう事のオンパレードで、それで決定力不足の原因は個の力が云々ではないと言われても、現実逃避しているとしか思えない。

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9人が引いているような守りからどうやって得点を奪うのか、という事の方法論については、当然、監督も選手も知っていて、シンガポール戦でもカンボジア戦でも、それは8割から9割ぐらいきちんと実行されていた。しかし、いくら正しい攻め方をしたとしても、1つ1つのプレイに精度やクオリティを欠けば、そうであればある程、やはり得点数というのは減ってしまう。それから、ハッキリ言わせてもらえば、シンガポールやカンボジアのようなレベルが相手の試合であれば、攻め方が云々とかは全く関係無く、個の力による打開力や決定力や連携力だけで得点を奪ってもらいたい。その方がやはり将来への可能性を感じる。

シンガポールやカンボジアのようなレベルが相手の試合で、監督の采配が云々とか、それぞれの所属チームでは云々とか、フィジカルコンディションが云々とか、集まって練習する時間が云々とか、そういう事を原因にしていたら、いつまで経っても先に進めない。また、そういう相手にも強い自信や勝者のメンタリティを持って戦えないのは個の力が不足しているからであるし、相当な悪い態度や我侭を言わなければ、結果を出していたり、質の高いプレイをしている選手に対して、監督がガタガタと文句を言うはずがない。もちろん、理不尽な監督というのは存在しているが、ハリルホジッチはそういう類の監督ではないと思う。

それに、ハリルホジッチというか、監督に関しては、公式戦で0勝3分1敗という成績になれば、やはりナーバスにならないわけがない。特に、シンガポール戦のドローをずっと引きずっていたとハリルホジッチは言っていたが、その後の国内組だけで挑んだ東アジアカップでも0勝2分1敗という成績だったのだから、日本のサッカーの強さという事に対して、ハリルホジッチが大きく下方修正したとしても当然だと言える。従って、カンボジア相手なのに大きなリスクを冒さない戦い方をしたという批判は、大きく的外れに思える。急に呼んできて、まだ半年ぐらいの監督に、そこまでの理解を求めるのは酷なのではないだろうか。

しかも、そのために、霜田技術委員長がベンチ入りまでしているわけであるし、カンボジア相手ならばもっとリスクを冒した戦い方をしても大丈夫だと言うのであれば、そうである事は選手たちが示さなければならないと思う。攻撃だけではなく、守備でも、カンボジア相手に1対1ではボールを奪い返せなかったシーンも何回かあったし、不要なファールでセットプレイのチャンスを与えてしまったシーンも1回だがあった。ザックジャパンの時には、そういう事から失点を重ねていたわけであるし、縦に速い攻撃も過去の反省から出て来ているわけで、ハリルホジッチをスケープゴートにする事は、かなり恥ずかしい事だと思う。





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